会社名 | CINC(シンク) |
市場・コード/業種 | 東証マザーズ・4378/情報・通信業 |
上場日 | 10月26日 |
申込期間(BB期間) | 10月11日~10月15日 |
おすすめ証券会社 | SMBC日興証券、野村證券、SBI証券、楽天証券、松井証券、岩井コスモ証券、マネックス証券、 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★★(最高★5つ) |
初値(初値騰落率) | 3950円(+28.25%) |
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
CINCが10月26日にIPO(新規上場)!

CINCは、2021年9月8日、東京証券取引所に上場承認され、2021年10月26日にIPO(新規上場)することが決定した。
CINCは2014年4月1日に設立された。ビッグデータとAI・機械学習技術で、顧客のマーケティング課題をデータドリブンに解決し、ビジネスの成果創出を支援している。
主たる事業としては、マーケティング用調査・分析ツール「Keywordmap」シリーズの開発・提供を行うソリューション事業、「Keywordmap」シリーズを用いてDXコンサルティングを提供するアナリティクス事業を展開している。
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
CINCのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 10月8日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 10月11日~10月15日 | |||||
公開価格決定 | 10月18日 | |||||
購入申込期間 | 10月19日~10月22日 | |||||
払込日 | 10月25日 | |||||
上場日 | 10月26日 |
CINCのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■取り扱い証券会社(2021年10月12日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
SMBC日興証券(主幹事証券) [最短即日で取引可能] |
87.9% | |||||
野村證券 | 4.3% | |||||
SBI証券 [最短翌日に取引可能] |
3.5% | |||||
楽天証券 [最短翌日に取引可能] |
0.9% | |||||
松井証券 [最短3日後に取引可能] |
0.9% | |||||
岩井コスモ証券 [最短3日後に取引可能] |
0.9% | |||||
マネックス証券 [最短翌日に取引可能] |
0.4% | |||||
※委託販売の配分がなかったため取扱中止 |
―% |
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||||
いちよし証券 | 0.9% | |||||
東海東京証券 | 0.4% |
CINCのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
想定発行価格(※1) | 2850円 | |||||
仮条件 [予想PER(※2)] |
2850~3080円 [84.7倍~91.5倍] |
|||||
公募価格 | 3080円 | |||||
初値 | 3950円 | |||||
初値騰落率 | +28.25% | |||||
予想トレーディングレンジ(※3) | 2000~4500円 | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 | |||||
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。 |
■類似会社3社の予想PER(2021年10月5日終値の株価と会社側予想から計算) | ||||||
会社名 ※クリックで最新チャートへ | 予想PER | |||||
【3社平均】 | 68.9倍倍 | |||||
ユーザローカル<3984> | 40.7倍 | |||||
KaizenPF<4170> | 107.2倍(連) | |||||
WACUL<4173> | 58.8倍 |
予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割高と判断できる。
CINCの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 332万8000株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募32万8000株 売出50万4400株 (オーバーアロットメントによる売出12万4800株) |
|||||
想定公開規模(※1) | 27.3億円(OA含む) | |||||
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。 |
CINCはデジタルマーケツール・DXコンサル
デジタルマーケティングの調査・分析・運用・改善ツール「Keywordmap」シリーズの開発・販売、DX(デジタルトランスフォーメーション)コンサルティングサービスの提供を行う。ビッグデータとAI(人工知能)・機械学習技術で、顧客のマーケティング課題を解決する。ソリューション事業のストック売上高比率は94%、ARR(年間経常収益)は6.5億円。
マーケティングのDXの流れが追い風として期待され、実際に足元の業績成長率が高い点も好印象。今期予想ベースで高PERの価格設定は、目前に迫った来期の成長期待から許容される余地があるだろう。ただ、公開規模がやや荷もたれ感のある水準。直近の株式相場の大幅下落が影響する可能性もある。
公開規模については20億円台後半となる見込み。株主構成・IPOスケジュールにはさほど懸念がない。
◆「CINC」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SMBC日興証券[最短即日で取引可能] | ||||||
野村證券 | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
松井証券[最短3日後に取引可能] | ||||||
岩井コスモ証券[最短3日後に取引可能] | ||||||
マネックス証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
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CINCの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
|||
2018/3 | 406 (―) |
90 (―) |
56 (―) |
|||
2018/10 | 336 (―) |
38 (―) |
25 (―) |
|||
2019/10 | 764 (―) |
99 (―) |
74 (―) |
|||
2020/10 | 934 (22.3%) |
39 (-60.5%) |
11 (-84.6%) |
|||
2021/10予 | 1,234 (32.1%) |
161 (307.8%) |
112 (879.6%) |
|||
2021/7 3Q | 932 (―) |
162 (―) |
107 (―) |
|||
予想EPS(※) /配当 |
単独:33.65円/0.00円 | |||||
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。 |
CINCの業績コメント

2021年10月期の業績は、売上高が前期比32.1%増の12.3億円、経常利益が同307.8%増の1.6億円と増収増益の見通しとなっている。
同社が展開するサービスを取り巻く環境は、インターネット、スマートフォン、SNSの普及によりデジタルチャネルでの購買が一般化し、企業のマーケティング活動のデジタルシフトが加速することが予想され、同社が事業を展開するDX(デジタルトランスフォーメーション)コンサルティングや「Keywordmap」シリーズ等のデジタルマーケティングを支援するサービスへの需要は引き続き拡大傾向にあり、堅調な成長を続けている。
ソリューション事業においては、営業部員の増員及びオウンドメディア「Keywordmap Academy」を活用したマーケティング施策などが功を奏し、新規獲得案件が増加した。また、カスタマーサクセスチームの人員増加や活用ノウハウの共有が進んだことで、カスタマーロイヤリティが向上し、解約案件が減少した。また、「Keywordmap for SNS」の販売体制が整備されたことにより、新規案件の獲得が順調に推移している。
アナリティクス事業においては、営業部員の増員及びウェビナーやSNSを活用したマーケティング施策が順調に推移したことにより新規獲得案件が増加した。また、コンサルタントやデータアナリストの人員増加や育成が進んだことで、解約案件が減少した。
なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高9.3億円で75.5%、経常利益1.6億円で100.6%となっている。
CINCの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 東京都港区赤坂一丁目9番13号 | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役社長 石松 友典(昭和55年5月13日生) | |||||
設立 | 平成26年4月1日 | |||||
資本金 | 1000万円(令和3年9月22日現在) | |||||
従業員数 | 新規上場会社87人 連結会社-人(令和3年8月31日現在) | |||||
事業内容 | デジタルマーケティングの調査・分析・運用・改善ツール「Keywordmap」シリーズの開発・販売、DXコンサルティングサービスの提供 |
■売上高構成比率(2020/10期 実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
ソリューション事業 | 469 百万円 | 50.2% | ||||
アナリティクス事業 | 464 百万円 | 49.8% | ||||
合計 | 934 百万円 | 100.0% |
■大株主上位4位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | 石松 友典 | 129万株 | 43.00% | |||
2 | 株式会社CZ | 81万株 | 27.00% | |||
3 | 株式会社平企画 | 46万5000株 | 15.50% | |||
4 | 平 大志朗 | 43万5000株 | 14.50% | |||
合計 | 300万株 | 100.00% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | (1)サービス開発費、(2)設備投資、(3)人材投資、(4)借入金返済に充当する予定 | |||||
関係会社 | - | |||||
VC売却可能分(推定) | -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | -年-月-日 | ||||
割当先 | - | |||||
発行価格 | - |
◆「CINC」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SMBC日興証券[最短即日で取引可能] | ||||||
野村證券 | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
松井証券[最短3日後に取引可能] | ||||||
岩井コスモ証券[最短3日後に取引可能] | ||||||
マネックス証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
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CINCの銘柄紹介
同社は、ビッグデータとAI(人工知能)・機械学習技術で、顧客のマーケティング課題をデータドリブンに解決し、ビジネスの成果創出を支援している。主たる事業としては、マーケティング用調査・分析ツール「Keywordmap」シリーズの開発・提供を行うソリューション事業、「Keywordmap」シリーズを用いてDX(デジタルトランスフォーメーション)コンサルティングを提供するアナリティクス事業を展開している。
ソリューション事業では、「Keywordmap」及び「Keywordmap for SNS」を主軸に、マーケティングにおける調査、分析、運用を支援するソフトウェアの開発・販売を行っている。「Keywordmap」シリーズは、同社が運営するクローラー(※1)や、データサービスプロバイダー(※2)を通じて取得したビッグデータを、自然言語処理(※3)・機械学習・深層学習技術(※4)と統計学を用いて解析を加えながら、分析用のデータを提供するプロダクトである。各サービスの内容は以下のとおり。
・Keywordmap:世界最大級である約2,800万以上の検索キーワードの日本語データベースをもとに市場分析から競合調査、改善点抽出まで、Web戦略で次の打ち手に必要となる調査分析の効率化支援ツール
・Keywordmap for SNS:消費者のインサイト分析(※5)、アカウントの傾向把握、投稿管理といったソーシャルメディアマーケティングに必要な情報の抽出とアカウント運用の最適化を実現する業務効率化支援ツール
「Keywordmap」シリーズは、マーケターのプロとして業務を推進するアナリティクス事業のコンサルタント及びデータアナリストに日々活用されており、彼らの声を新サービスの開発や新機能開発に取り入れることで、「Keywordmap」シリーズはよりユーザーに使いやすい実践的なツールへと日々進化を遂げている。そして、「Keywordmap」シリーズが進化することで、同社が提供するコンサルティングサービスの質も高められ、両事業において良いシナジーが生まれている。
アナリティクス事業では、「Keywordmap」シリーズを活用し、ビッグデータの解析を基盤としたマーケティングソリューションを提供している。同社のデータアナリストが「Keywordmap」シリーズが保有するビッグデータを中心に、多量かつ多様なデータを、定量的・客観的に調査・分析し、クライアントの市場における需要・供給の状況や、競合他社の戦略について的確に把握することで、クライアントのデジタルマーケティングの戦略立案・施策実行・効果測定までを統合的にサポートしている。
自社ツール「Keywordmap」シリーズは同社のアナリティクス事業本部の生産性向上にも寄与している。「Keywordmap」シリーズを活用することで、コンサルティング及び分析、クリエイティブ制作ディレクションなどの業務フローが統一され、高品質なアウトプットを効率的に提供できるほか、人材の育成期間も短縮できている。
例えば、膨大なデータを取り扱うデータアナリストの業務は、サービスの品質に大きな影響を与えるが、「Keywordmap」シリーズを活用することで、同社ではほぼ未経験の状態でデータアナリストを採用し、早期の戦力化を実現できている。これにより、コンサルティング事業にありがちな人材育成の遅延を要因とする事業成長の鈍化を回避し、順調な事業成長を実現している。
(※)1. クローラー…一定範囲のウェブサイトに対してルールに基づきサイト内を周期的に巡回してデータを収集する機能
2. データサービスプロバイダー…Twitter等のデータを有償提供している企業
3. 自然言語処理…人間が日常使っている"言葉"をコンピュータで処理できるようにする一連の技術
4. 深層学習技術…コンピュータ上に人間の脳の仕組みを模し、コンピュータ自らがデータの特徴を発見できるようにする技術
5. インサイト分析…潜在的な欲求、購買行動を促す隠れたニーズの分析
CINCの投資のポイント
マーケティングのDX(デジタルトランスフォーメーション)の流れが追い風として期待され、実際に足元の業績成長率が高い点も好印象。今期(2021年10月期)予想ベースで高PERの価格設定は気になるが、目前に迫った来期(2022年10月期)の成長期待から一段の上昇は許容される余地があるだろう。
ただ、公開規模がやや荷もたれ感のある水準。同規模のマザーズIPOでは、9/29のプロジェクトカンパニー<9246>(公開規模32.8億円)が公開価格比+32.1%という初値を付け、今回は9月後半ほどIPOも立て込んでいない。とはいえ、直近の株式相場の大幅下落がIPOにも影響する可能性はあるため注意したい。
同社は、ビッグデータとAI(人工知能)・機械学習技術で、顧客のマーケティング課題を解決し、ビジネスの成果創出を支援している。マーケティング用調査・分析ツール「Keywordmap」シリーズの開発・提供を行うソリューション事業(前期実績で売上高の50.2%)と、「Keywordmap」シリーズを用いてDXコンサルティングを提供するアナリティクス事業(同49.8%)を展開。
「Keywordmap」シリーズは、同社が運営するクローラー(一定範囲のウェブサイトに対してルールに基づきサイト内を周期的に巡回してデータを収集する機能)や、データサービスプロバイダーを通じて取得したビッグデータから分析用のデータを提供するプロダクト。今第3四半期時点で同事業のストック売上高比率は94%、ARR(年間経常収益)は6.5億円。アナリティクス事業では、同社のデータアナリストがデジタルマーケティングの戦略立案・施策実行・効果測定までを統合的にサポートする。従業員は87名。
業績面について、2021年10月期は売上高が前期比32.1%増の12.3億円、経常利益が同307.8%増の1.6億円と増収増益の見通しとなっている。セグメント別売上高は、ソリューション事業が同33.5%増の6.2億円(社内取引含む)、アナリティクス事業が同32.5%増の6.1億円。売上原価、販管費とも2割ほど増えるが、これをこなして大幅増益となる見込み。
想定仮条件水準の今期予想PERは82~88倍程度。前述のとおり目前に迫った来期の成長期待から一段の上昇が許容される可能性もあるが、類似の分析ツール・DXコンサルを手掛けるWACUL<4173>などの株価が直近下落し、PER水準を切り下げているのは気掛かり。
公開規模については20億円台後半となる見込み。石松友典社長と平大志朗副社長が発行済株式の全てを保有(資産管理会社含む)し、短期的に売り手となりそうな株主はいない。また、10月はIPOが少ないため、個人投資家の取引参加意欲が高まる可能性もあるだろう。それでも、足元のIPO環境と公開規模の荷もたれ感を考慮すれば、初値を大きく飛ばすとまでは考えにくい。
◆「CINC」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SMBC日興証券[最短即日で取引可能] | ||||||
野村證券 | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
松井証券[最短3日後に取引可能] | ||||||
岩井コスモ証券[最短3日後に取引可能] | ||||||
マネックス証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ
■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
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※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2025年2月1日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
23社 52社 |
19社 52社 |
24社 47社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
397万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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【関連記事】 ◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ! ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
11社 76社 |
21社 91社 |
13社 89社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1367万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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【関連記事】 ◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実 ◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社! |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。 |
【2025年2月1日時点】
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◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 54社 |
0社 61社 |
0社 65社 |
100%:1単元1票の平等抽選 | 1200万 ※ |
【ポイント】 ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。 ※口座数は2025年1月末時点 |
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【関連記事】 ◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ! 投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実! ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
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◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 55社 |
0社 70社 |
0社 55社 |
70%以上:1人1票の平等抽選 | 162万 |
【ポイント】 年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。 |
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【関連記事】 ◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう! ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! |
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◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
1社 50社 |
0社 53社 |
0社 61社 |
100%:1人1票の平等抽選 | 268万 |
【ポイント】 毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。 |
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【関連記事】 ◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ! |
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【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】 |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 49社 |
0社 49社 |
0社 38社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 90%以下:取引実績による優遇抽選 |
46万 |
【ポイント】 以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。 |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 37社 |
0社 44社 |
0社 42社 |
70%:1人1票の平等抽選 30%:優遇抽選 |
− |
【ポイント】 大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。 |
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【関連記事】 ◆「スマホ証券」の手数料やおすすめポイントを比較!「LINE証券」「大和コネクト証券」「STREAM」など、株初心者でも使いやすいスマホ特化の証券会社を紹介 ◆1株(単元未満株)から株が買える証券会社を比較! 株初心者でも“少額で株式投資を始められる”証券会社の売買手数料や取扱商品、おすすめポイントを解説! |
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 35社 |
0社 42社 |
0社 37社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 34万 |
【ポイント】 IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。 |
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【関連記事】 ◆岩井コスモ証券はIPO(新規公開株)の引受率がネット証券では最高レベル! 完全平等抽選も採用、資産が少ない個人投資家にも当選のチャンスあり! |
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 20社 |
0社 26社 |
0社 23社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 178万 |
【ポイント】 五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。 ※2025年2月1日から名称変更。 |
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【関連記事】 ◆【三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)のおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率はネット証券トップクラス ◆「au PAY カード」で積立投資すると1%分のPontaポイントが貯まる! つみたてNISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ! |
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【クレカ積立の還元率は「最大3%」とネット証券トップクラス!】 |
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。 |