【今回のまとめ】
1.米国株は最高値に近い水準まで戻った
2.景気は、いわゆるソフトパッチにさしかかっている
3.企業収益は良いが経営者は慎重である
4.中国経済のダウンサイドが懸念されている
5.最も影響を受けるのは中国にエネルギーや素材を輸出している新興国
新高値目前で足踏み
先週はダウ工業株価平均指数が-0.3%、S&P500指数が-0.1%、ナスダック総合指数が+0.5%でした。小型株から構成されるラッセル2000指数が+1.0%と好調だったことからもわかるように、物色は大型株から個別の材料株へと移っています。

ニューヨーク株式市場は1月の下落分をほぼ回復し、いわゆるカップ・ウィズ・ハンドル(紅茶カップとその柄)のパターンを形成しつつあります。ここから上放れれば強いチャート・パターンになるのですが、微妙なところです。
アメリカ経済はソフトパッチに
一方、経済指標を見るとアメリカ経済は、いわゆるソフトパッチ(地面のぬかるんでいるところ)にはまり込んだ様相を呈しています。
下はその一例で、住宅着工件数です。先週発表された1月の数字は88万件と12月の105万件から急減しました。

いうまでもなく、これは厳冬の影響です。
問題はこの減速が単に天候のせいなのか、それとも経済の見通しそのものが暗転しているのか? ということです。この結論は冬が終わってみないとまだわからないと思います。
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