2014年から始まったNISAとは、「少額投資非課税制度」のことで、毎年100万円を上限に、最長5年間は譲渡益(=売却益)や配当金が非課税になる制度。通常は株式や投資信託の譲渡益や配当金には20%の税金がかかるが、NISA口座を開設して、NISA口座で投資した株式や投資信託の譲渡益や配当金は100%利益として受け取れるという、とてもお得な制度だ。
そして、このお得な制度を利用しようと、2014年中には約800万人がNISA用の口座を開設したと言われている。
では、NISA口座を開設した人はどのような銘柄に投資をしているのだろうか?
今回はSBI証券が発表している「NISA口座の保有残高ランキング」を見ながら、その傾向を見ていきつつ、フィスコの村瀬智一さんに「NISA口座を活用する方法」を聞いてみた。
譲渡益が非課税になるのに、投資先は「安定」した銘柄に集中……。
NISA口座のメリットを本当に享受できるのは「成長」する銘柄だ!
まずは、日本株の「NISA口座の保有残高ランキング」を見ていこう。
◆NISA口座:国内株式保有金額ランキング | ||||
順位 | 会社名(コード) | 業種 | 最新株価 (12/29終値) |
最新株価 チャート |
1位 | みずほフィナンシャルグループ(8411) | 銀行業 | 203.1円 | |
2位 | 武田薬品工業(4502) | 卸売業 | 5062円 | |
3位 | イオン(8267) | 小売業 | 1212.5円 | |
4位 | キヤノン(7751) | 電気機器 | 3890円 | |
5位 | 三井物産(8031) | 卸売業 | 1629.5円 | |
6位 | 三菱UFJフィナンシャルグループ(8306) | 銀行業 | 668.3円 | |
7位 | トヨタ自動車(7203) | 輸送用機器 | 7662円 | |
8位 | 住友商事(8053) | 卸売業 | 1247円 | |
9位 | 三菱商事(8058) | 卸売業 | 2236.5円 | |
10位 | ANAホールディングス(9202) | 空運業 | 300.2円 | |
※ SBI証券で発表された2014/12/19時点のランキング。 |
1位から10位まで、すべて東証1部の、日経225採用銘柄に集中するという結果になっている。この傾向について、村瀬さんは「大きな会社ばかりで、配当利回りや株主優待を狙っているという印象ですね。大企業なら中長期で保有しても安心という考え方なのかもしれませんが、配当利回りが良くても株価が下がってしまったら意味がない」という。
「NISAの『非課税』というメリットを生かすなら、配当に期待するよりも長期的に成長が見込まれる銘柄、今はダメかもしれないけど成長が期待できる銘柄に投資して、最終的に株価が上昇してキャピタルゲイン(=売買差益)を取に行かないとダメ。このベスト10の中で成長が期待できるのは、国が主導している水素自動車を作っているトヨタ自動車(7203)くらいじゃないですかね。キヤノン(7751)も自社株買いや配当増額などをやっていて人気はありますが、いかんせん欧州での売上比率が高く、業績に不安が残ります。武田薬品工業(4502)は安定はしているんですけど、新薬が出しにくくなっている中で、成長が見込めるかというと難しい。イオン(8267)は株主優待で人気なんでしょうけど、セブン&アイHD(3382)との開きを考えると、これも成長期待は薄いでしょう」
確かに、譲渡益や配当金が非課税になるNISAのメリットを最大に生かすなら、わずか2~5%程度の配当利回りに期待して投資して配当金が非課税になることを狙うより、株価が大きく上昇しそうな銘柄に投資して譲渡益が非課税になることを狙ったほうがいい。
つまり、現在の「保有残高ランキング」上位の銘柄は、決してNISA向きとは言えない銘柄なのだ!
では、本当に「NISA」のメリットを生かせる銘柄とは、どのような銘柄だろうか?
村瀬さんが大きな成長が期待できる銘柄として例に挙げたのが「サイバーダイン(7779)」だ。
「将来性に期待するなら、例えば、ロボットスーツを作っているサイバーダインのような銘柄ですね。まだ全然赤字ですが、医療用として欧州で承認される話もありますし、いずれは日本でも承認される可能性が高い。また、人手不足の建設現場でも採用される可能性は高いですし、先日はオムロン(6645)と共同で産業用ロボットにも進出することが発表されたばかり。これまでの医療分野だけでなく、もっと幅広く社会インフラや産業ロボットなど、明らかに市場が広がっているので、もし実現すれば株価は大きく反応するです」
そして、今は株価が低迷しているが、復活すれば大きな上昇が見込める銘柄として「ソニー(6758)」にも注目。
「ソニーはこれ以上ないほどに落ちましたし、整理も進んでいて、私は2015年以降は復活してくる可能性があると見ています。プレイステーション4がそれなりに順調ですし、先日はメガネにつけるウェアラブルモニターを発表しました。このウェアラブルモニターはゲームだけでなく工場や物流の中で検査をする際などにも便利で、利用範囲が拡大する気がします」
ほかには、「米・国防省やボーイングなどがパーツを使用しているIHI(7013)なども成長が見込めます。また、2014年には地銀の統合などがありましたが、金融再編の流れの中であおぞら銀行(8304)なども株価上昇の可能性がある。セクターでは東京オリンピックに向けて、不動産やインフラ関係にも注目」という。
しかし、NISAにメリットを感じて、初めて投資に挑戦するような初心者にとっては、3000社を超える上場企業の中から個別銘柄を選ぶのは難しいかもしれない。
そんな人におすすめなのは、2014年に新設された「JPX日経インデックス400」という株価指数への投資だ。簡単に言えば「JPX日経400」とは、「どれだけ効率よく利益を生み出しているか」がわかる「ROE(株主資本利益率)」の高さなどを考慮して選ばれた優良な400銘柄のみで構成されたもの。
「『JPX日経インデックス400』はROE、つまり成長性を加味している株価指数で、随時銘柄を入れ替えていて、安定的な成長株のファンドのようなイメージ。この株価指数の登場によって、配当の増配、自社株買い上場企業もROEを高めようという努力が見られます。アマダ(6113)などは利益を100%、株主に還元すると打ち出していますが、今後、そういう企業は増えてくるでしょう」
「JPX日経インデックス400」に連動するETF(上場投資信託)や投資信託などへの投資が可能になので、個別銘柄を選べないという人は検討してみてもいいだろう。
投資信託でも配当重視で毎月分配型が人気だが、
株式と同じく基準価格が上昇する投資信託を選ぼう!
次は、投資信託の「保有残高ランキング」を見てみよう。
◆NISA口座:投資信託保有残高ランキング | ||||
順位 | ファンド名 | 積立 | ノーロード | 詳細へ |
1位 | 損保J日本興亜-好配当グローバルREIT プレミアム・ファンド 通貨セレクトコース |
★ | ★ | |
2位 | 楽天-楽天USリート・トリプルエンジン (レアル)毎月分配型 |
★ | ||
3位 | 国際-ワールド・リート・オープン (毎月決算型) |
★ | ★ | |
4位 | ニッセイ-ニッセイ日経225 インデックスファンド |
★ | ★ | |
5位 | 三井住友TAM-SBI資産設計オープン (資産成長型)(愛称:スゴ6) |
★ | ★ | |
6位 | SBI-グローバル・リート・ トリプル・プレミアム・ ファンド(毎月分配型) |
★ | ★ | |
7位 | 三井住友TAM-SMTグローバル株式 インデックス・オープン |
★ | ★ | |
8位 | レオス-ひふみプラス | ★ | ★ | |
9位 | 日興-ラサール・グローバル REITファンド (毎月分配型) |
★ | ||
10位 | インベスコ-インベスコ オーストラリア 債券ファンド(毎月決算型) |
★ | ||
※ ※ SBI証券で発表された2014/12/19時点のランキング。 |
投資信託でも配当期待の「毎月分配型」がベスト10の中で6つもランクインしている(1、2、3、6、9、10位が毎月分配型)。しかも、上位3位まではすべて海外のリートに投資する投資信託となっている。
NISA口座で投資信託に投資する際にも個別銘柄同様、非課税というNISAのメリットを最大限生かすなら、本来は「成長性」に期待するべきだ。
しかし、実は2014年のNISA口座の「保有残高ランキング」で、「成長性」ではなく「安定性」が重視された銘柄が上位にランクインしているのには、仕方ない側面もある。というのも、金融庁の6月時点の調査によると、NISA口座を開設した人数の年齢別の割合は以下のようになっているからだ。
●20歳代=3.5%
●30歳代=8.2%
●40歳代=13.2%
●50歳代=16.8%
●60歳代=28.2%
●70歳代=22.2%
●80歳以上=8.0%
つまり、NISA口座開設者の75.2%が50歳以上で、60歳以上でも58.4%と、その多くは「資産を安定的に運用したい」と考える、比較的年齢層が高い投資家が多いのだ。
高齢者であれば、(それが合理的かどうかはさておき)将来「成長」が期待できる銘柄に投資して株価上昇によって得られる譲渡益が非課税になるよりも、「安定」した銘柄に投資してすぐに受け取れる配当が非課税になるほうを選択するのは理解できないわけではない。
ただ、20~40歳代の投資初心者はこれらの「保有残高ランキング」の上位だから、という理由で銘柄を選ばないほうが、NISAのメリットを最大限に生かせる可能性があるので、注意が必要になるだろう。NISA口座で投資信託に投資するにしても、前述の「JPX日経インデックス400」に連動する投資信託のように、「成長」が期待できる銘柄を選ぶように心がけよう。
次のページでは、NISA口座で買われている「米国株式・ETF」と「中国株式・ETF」のランキングを紹介する。
»【毎週更新!】みんなが買っているNISAランキングはコチラ! |
>>2015年に初めてNISA口座を開設する場合はこちらを参照!
⇒NISA(ニーサ)とは? NISA口座選び4つのポイントと使い方、ネット証券会社のNISA口座も紹介!
>>2015年からNISA口座の金融機関を変更する場合はこちらを参照!
⇒「NISA口座の金融機関を変更したい!」2015年から可能となる、NISA口座の金融機関変更の方法と手続きとは?
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2024年12月7日時点】 2024年にスタートした新制度を解説! 「新NISA」の取扱商品や売買手数料を徹底比較! ※表内のデータは、情報更新時に公表されている「新NISA」の情報をまとめたものです。 |
||||
■SBI証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
||
投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
250本 | 無料 | 無料 | 1281本 | 0〜 0.5% |
【SBI証券の新NISA口座のおすすめポイント】 ネット証券大手の一つで、新NISA口座では日本株の売買手数料無料に加えて、米国株式&海外ETFの売買手数料も無料!「つみたて投資枠」対象商品のほとんどの投資信託を取り扱っており、すべてノーロード(購入時手数料が無料)。投資信託の積み立ては「100円」から可能で、少額から始めたい人に対応。「毎月積立」だけでなく、「毎週積立」「毎日積立」も選べる。三井住友カードなどによるクレジットカード決済「クレカ積立」を利用すると、カードの種類やその他の条件によってポイントが貯まる。「投信マイレージ」では保有額に応じたポイントも獲得できる。「成長投資枠」では米国株、中国株、韓国株、ロシア株(受付停止中)、ベトナム株、インドネシア株、シンガポール株、タイ株、マレーシア株など海外株も豊富。単元未満株(1株から日本株が買える)「S株」は東証の全銘柄が対象で、成長投資枠で投資可能。売買手数料はゼロ円だ。「S株」では積立サービス「日株積立」を開始。株数指定(1 株単位)、金額指定(1000円以上、500円単位)で積立ができるようになった。カスタマーサービスセンターは「NISA・投信土日専用デスク」があり、週末も問い合わせに対応しているのも便利。「J.D.パワー2024年NISA顧客満足度調査 」<証券部門>にて、総合満足度ランキング1位を受賞した。 |
||||
【関連記事】 ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! ◆【SBI証券のNISA「つみたて投資枠」のメリットは?】「つみたて投資枠」対象の投資信託の取扱数が250本と金融機関の中でも充実しているのがSBI証券の魅力! ◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実 |
||||
■マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
||
投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
234本 | 無料 | 実質無料 | 1179本 | 0.73〜 1.1% |
【マネックス証券の新NISA口座のおすすめポイント】 新NISA口座では日本株の売買手数料が無料なのに加えて、米国株、中国株の売買手数料もキャッシュバックで実質無料。マネックス証券は以前から米国株と中国株の取引に力を入れている証券会社で、新NISA口座でも米国株は約5000銘柄、中国株は2600銘柄以上が購入できる。「つみたて投資枠」の対象投資信託のラインナップも豊富。最低購入金額が原則100円で、少額からつみたてNISAを始めることができる。すべての投資信託の販売手数料が無料! 投資信託を保有すると、ほとんどの投資信託で年率0.03〜0.26%の「マネックスポイント」や「dポイント」がもらえるのも嬉しい。ポイントはAmazonギフト券などに交換できる。しかも、投資信託の積立購入のときに「マネックスカード」や「dカード」で支払うと最大1.1%分のマネックスポイントやdポイントが貯まる。単元未満株取引「ワン株」では買付手数料が無料。売却手数料も新NISA口座ならキャッシュバックされるので実質無料だ。2024年3月末から「ON COMPASS」がNISA成長投資枠での利用に対応した。「ON COMPASS」は2023年4月の金融庁公表調査、3年・5年リターンで1位を獲得したおまかせ資産運用サービスだ。 |
||||
【関連記事】 ◆NISAのクレジットカード積立は「dカード積立」がおすすめ! ポイント還元率は業界トップクラスの1.1%で、「dカード GOLD」ならお得な付帯サービスも満載 ◆【マネックス証券の「つみたて投資枠」のメリットは?】「つみたて投資枠」対象の投資信託が234本もあり、初心者も安心の資産設計アドバイスツールが使える! ◆【マネックス証券の特徴とおすすめポイントを解説】「単元未満株」の売買手数料の安さ&取扱銘柄の多さに加え、「米国株・中国株」の充実度も業界最強レベル! |
||||
【クレカ積立のときのポイント還元率が業界トップクラス!】 | ||||
■松井証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
||
投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
244本 | 無料 | 無料 | 1145本 | − |
【松井証券の新NISA口座のおすすめポイント】 株主優待名人の桐谷さんもおすすめするネット証券の一つ。新NISAでは、日本株や米国株の売買手数料が無料で、取り扱っているすべての投資信託の販売手数料も一括購入・積立購入を問わず0円!「つみたて投資枠」対象の投資信託の取扱本数も豊富だ。投資信託は「100円」から購入可能。積立タイミングは「毎月」「毎週」「毎日」が選べる。投資信託の保有額に応じてポイントが付与され、dポイントやPayPayポイント、Amazonギフト券との交換が可能。低コストインデックス投信も含めた全銘柄がポイント還元対象となる「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」はお得感がある。投資信託のロボアドバイザー(利用料無料)では、新NISA対応のモデルポートフォリオ「成長投資コース」も用意されている。一般的なサポート電話とは異なり、専門のオペレーターが投資の意思決定を手助けしてくれる「株の取引相談窓口」(完全予約制)や、NISAに関する質問に答える「NISAサポートダイヤル」を開設。利用料は無料で画期的なサービスとなっている。オンラインの口座開設手続きでは、証券口座とNISA口座の同時開設申込ができるため、手間を省いてすばやい口座開設が可能だ。 |
||||
【関連記事】 ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! ◆【松井証券「つみたて投資枠」のメリットは?】「つみたて投資枠」対象の投資信託を244本も用意!ロボアドバイザーが投資初心者の資産設計をサポート ◆【松井証券のおすすめポイントは?】1日50万円以下の株取引は手数料0円(無料)!その他の無料サービスと個性派投資情報も紹介 |
||||
【「日本株」も「積立投資」もすべて売買手数料0円!】 | ||||
■楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
||
投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
241本 | 無料 | 無料 | 1285本 | 0.5〜 1.0% |
【楽天証券の新NISA口座のおすすめポイント】 |
||||
【関連記事】 ◆楽天証券が投資信託の積立時の「楽天カード」決済&積立額の1%分のポイント還元を開始! ポイントの再投資も可能で、最強の「つみたてNISA」口座が誕生 ◆【楽天証券のNISA「つみたて投資枠」のメリットは?】「つみたて投資枠」対象の投資信託が241本と豊富!積立額に応じポイント還元&ポイントで投資も可能! ◆【楽天証券の特徴とおすすめポイントを解説!】売買手数料が安く、初心者にもおすすめの証券会社! 取引や投資信託の保有で「楽天ポイント」を貯めよう |
||||
【楽天カード+楽天キャッシュで月15万円の投信積立までポイント還元!】 | ||||
■auカブコム証券(旧:カブドットコム証券) ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
||
投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
239本 | 無料 | 無料 | 1137本 | 0.5% |
【auカブコム証券の新NISA口座のおすすめポイント】 新NISAでは、日本株や米国株の売買手数料が無料!「つみたて投資枠」の投資信託の種類も多く、「100円」から購入が可能なので投資初心者や資金に余裕のない人でも始めやすい。「au Payカード」で投資信託を積み立てると0.5%のPontaポイントが貯まるほか、投資信託の保有額に応じてもPontaポイントが貯まる(「au ID」の登録が必要)。500円から個別株が買える「プチ株」、プチ株や投資信託を毎月積立投資できる「プレミアム積立」も便利。通常「プチ株」の購入には手数料が発生するが、「プレミアム積立(プチ株)」の場合、買付手数料が無料。なお、NISA口座(成長投資枠)ならスポット取引でも売買手数料が無料となっており、コスト面でもお得だ。新NISA口座の開設者は特定口座での現物株式の取引手数料が最大5%割引になる「NISA割」がある(ただし「プチ株」「プレミアム積立」の場合は通常の手数料が必要)。 |
||||
【関連記事】 ◆【auカブコム証券の特徴とおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率は最大1%とネット証券トップクラス ◆「auカブコム証券+au PAY カード」で積立投資すると最大1%のPontaポイントが貯まる! つみたてNISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ! ◆【auカブコム証券のNISA「つみたて投資枠」のメリットは?】「つみたて投資枠」対象の投資信託は239本と豊富で、現物株の取引手数料が最大5%割引になる特典もあり! |
||||
■SMBC日興証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
||
投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
149本 | 137〜2200円 (約定代金による) |
− | 540 | − |
【SMBC日興証券の新NISA口座のおすすめポイント】 2023年11月から投資信託情報サービス「日興の投信NISA」を開始。数多くの投資信託のなかからおすすめの21本に絞り込んでいるうえ、「なにごともバランスが大事よ」「私は世界の成長にかける」といったタイプごとに5〜6銘柄をピックアップしてくれるので、自分好みのNISA対応ファンドを選ぶ助けになる。SMBC日興証券では一部の投資信託で買付手数料が必要となるが、積立購入(投信つみたてプラン)の場合は全銘柄で買付手数料が原則無料となるので、上手に活用したい。 また、外国株式は、オンライントレードでは取引できないので注意しよう。単元未満株取引「キンカブ」は「100円以上、100円単位」の金額指定で株が買えるのがメリットで、dポイントでも株式投資ができる。「キンカブ」は売買手数料は無料で、100万円以下の買付ならばスプレッドも0%となっている(100万円超の買付時や売却時はスプレッド0.5~1.0%)。 |
||||
【関連記事】 ◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ! ◆IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と、多くの割当が期待できる主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣! |
||||
■岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
||
投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
91本 | 実質無料 | − | 332本 | − |
【岡三オンラインの新NISA口座のおすすめポイント】 2024年1月4日以降、新NISA口座では、日本株の売買手数料が全額キャッシュバックされ、実質無料に(上限なし)。投資信託は従来から購入手数料が無料となる「ZEROファンドプログラム」を行っているため、一括購入、積立買付とも手数料が無料だ。投信積立については、1銘柄あたり毎月100円から。低コストの人気ファンドを数多く取りそろえている。ファンド選びに迷った場合は、各自のリスク許容度に合わせた銘柄と投資割合を提案する「投信ロボ」が心強い。また、投資信託の平均保有残高が1000万円以上(プラチナ)、3000万円以上(プレミアゼロ)の場合は、信用取引の手数料が優遇されたり、IPOの当選確率がアップするサービスも提供している。単元未満株の取引も可能で取扱銘柄数も多いが、売買手数料は約定代金2万円まで220円、3万円まで330円、10万円まで660円(すべて税込)などだ。 |
||||
【関連記事】 ◆【証券会社比較】岡三オンラインの「現物手数料」「信用取引コスト」から「取扱商品」、さらには「最新のキャンペーン情報」までまとめて紹介! ◆「IPO(新規上場)が当選しやすくなる」証券会社の選び方を伝授! 優先すべきは、当選するまで資金が不要な岡三オンライン証券、野村證券などの4社だ! |
||||
■GMOクリック証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
||
投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
37本 | 無料 | − | 112本 | − |
【GMOクリック証券の新NISA口座のおすすめポイント】 新NISA口座なら日本株の売買手数料が無料! 投資信託の取扱本数は多くないもののノーロード投信や信託報酬の低い投信が豊富だ。「100円」から積立が可能なのも魅力。GMOクリック証券は、ここ数年、急激に株式市場での売買代金シェアを増やし、個人投資家の支持を集めている。新NISA対応ではないがFXやCFDなど商品ラインアップが豊富なので、新NISAを入口にさまざまな投資に挑戦したい人におすすめ! |
||||
【関連記事】 ◆GMOクリック証券のおすすめポイントはココだ!コストが激安な上にツール、情報も充実して大手ネット証券に成長 ◆GMOクリック証券の株アプリ/株roid / iClick株を徹底研究!適時開示情報やアナリストレポートも過去90日分が読める! |
||||
■ウェルスナビ(WealthNavi) | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
||
ETF | ETF | |||
サービス手数料: 資産残高の0.693〜0.733%(年率・税込)※ |
− | |||
【ウェルスナビ(WealthNavi)の新NISA口座のおすすめポイント】 国内外のETFに分散投資をするロボアドバイザー「ウェルスナビ」はNISA口座にも対応。5つの質問に答えるだけで最適なポートフォリオを提案し、毎月自動的に積立投資をしてくれるので、初心者でも簡単に効率的な運用を実行できる。2024年からの新NISAなら、つみたて投資枠と成長投資枠の両方で資産を購入することで最大で年360万円まで投資可能! 運用コストとしては、一般的な証券会社のような売買手数料ではなく、資産残高に対して決まった割合のサービス利用料を負担する形なので要注意。また、楽天証券と提携した「ウェルスナビ×R」も提供している。その場合、楽天カードや楽天キャッシュを利用し、楽天ポイントを貯めたり、楽天ポイントを利用した購入・積立が可能となる。 ※ NISA口座に自動積立だけで入金した場合で試算した手数料。リスク許容度(ポートフォリオ)により異なる。また、各商品の値動きによりポートフォリオのバランスが崩れた場合は、手数料が表記の範囲を超えて変動する可能性がある。 |
||||
【関連記事】 ◆【2024年最新版】「ロボアドバイザー」の機能や利用料、特徴を比較!証券会社のサービスから独立系業者まで紹介 |
||||
※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。※1 年会費無料のクレジットカードの場合。※2 1約定ごとプランで約定金額240万円までの売買手数料。 |