会社名(市場・コード) | ツバキ・ナカシマ |
市場・コード/業種 | 東証一部・6464/機械 |
上場日 | 12月16日 |
申込期間(BB期間) | 12月1日~12月4日 |
おすすめ証券会社 | 大和証券、SBI証券、マネックス証券、カブドットコム証券 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★★(最高★5つ) |
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
ツバキ・ナカシマのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 11月30日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 12月1日~12月4日 | |||||
公開価格決定 | 12月7日 | |||||
購入申込期間 | 12月8日~12月11日 | |||||
払込日 | ―月―日 | |||||
上場日 | 12月16日 |
ツバキ・ナカシマのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(幹事証券会社)
■幹事証券会社(2015年12月8日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
大和証券 | 2.6% | |||||
SBI証券 [最短2日で口座開設可能] |
0.5% | |||||
マネックス証券 | 0.5% | |||||
カブドットコム証券 [最短翌日に口座開設可能] |
―% | |||||
野村證券(主幹事証券) | 28.8% | |||||
ゴールドマン・サックス証券 | 4.8% | |||||
UBS証券 | 4.8% | |||||
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 7.4% | |||||
みずほ証券 | 3.1% | |||||
※海外売出し分 | 47.6% |
ツバキ・ナカシマのIPOは、いくらで買える?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
仮条件 | 1500~1650円 | |||||
公募価格 | 1550円 | |||||
初値 | 1620円 | |||||
初値騰落率 | +4.52% | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
■レンジ予想(2015年11月16日時点) | ||||||
想定仮条件レンジ [予想PER] |
1300円~1500円 [11.1倍(連)~12.8倍(連)] |
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予想トレーディングレンジ(※) [予想PER] |
1000円~2000円 [8.5倍(連)~17.1倍(連)] |
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※期間は上場後1年を想定。 |
ツバキ・ナカシマの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 3922万1300株(予定) | |||||
公開株式数 |
公募ー株 売出1926万4700株 (オーバーアロットメントによる売出96万3300株) |
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想定公開規模 | 263.0億円~303.4億円(OA含む) |
ツバキ・ナカシマは、米投資ファンドが大株主の再上場案件
鋼球の製造・販売等を手掛ける。ボールビジネスでは、様々な材質やサイズの高品質精密球を製造販売しており、自動車等の幅広い用途に使用されている。リニアビジネスでは、工作機械の精度を左右する部品としてNC旋盤やマシニングセンタに使用されるボールねじ及び中・大型送風機を製造販売している。
公開規模が非常に大きいうえ、投資ファンドが大株主となっており、需給懸念が強まるだろう。直近のファンド支援による再上場案件では、11/20上場のベルシステム24HD<6183>などが公開価格を下回る初値スタートとなった。
公開規模については300億円前後となる見込み。筆頭株主である米投資会社カーライル・グループのファンドは、上場後も発行済株数の約50%を保有することになる。将来的な売り圧力として警戒視されるだろう。
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ツバキ・ナカシマの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
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2012/3 | 20,952(―) | 2,709(―) | 1,288(―) | |||
2012/12 | 13,839(―) | 1,385(―) | 420(―) | |||
2013/12 | 15,758(13.9%) | 1,861(34.4%) | 600(42.9%) | |||
2014/12 | 17,551(11.4%) | 2,926(57.2%) | 415(-30.8%) | |||
2015/12予 | ―(―%) | ―(―%) | ―(―%) |
■連結業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高(伸び率) | 経常利益(伸び率) | 純利益(伸び率) | |||
2013/12 | 30,248(―) | 5,737(―) | 3,654(―) | |||
2014/12 | 36,049(19.2%) | 6,427(12.0%) | 3,843(5.2%) | |||
2015/12予 | 39,000(8.2%) | 6,300(-2.0%) | 4,600(19.7%) | |||
2015/9 3Q | 29,767(―%) | 5,149(―%) | 3,812(―%) | |||
予想EPS/配当 | 単独:-円 連結:117.28円(上場時発行済株式数で試算)/33.00円 |
ツバキ・ナカシマの業績コメント
2015年12月期の業績は、売上収益が前期比8.2%増の390億円、税前利益が同2.0%減の63億円と増収減益の見通しとなっている。
足元の業績動向について、ボールビジネスでは、中国をはじめとする新興国での成長鈍化はあるが、米国自動車販売は堅調に推移し、欧州自動車ではVW問題による影響が不透明なものの回復傾向が続いた。
また、産業機械の需要も引き続き堅調に推移している。リニアビジネスでは、主要客先である設備投資関連向け受注の減速傾向はみられるものの、下半期には翌期のスマートフォン生産需要に合わせた工作機需要に回復の兆しが出ていることから、前期を上回る収益になることを織り込んでいる。
大型送風機事業では、発電所や製鉄所の稼働に必要な装置としてマクロ経済の動向に影響を受けない安定的な推移を特徴としており、リニアビジネスの業績安定に寄与している。
なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上収益297億円で76.3%、税前利益51億円で81.7%と順調な推移となっている。
ツバキ・ナカシマの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 奈良県葛城市尺土19番地 (最寄の連絡場所:大阪府大阪市中央区本町四丁目2番12号) |
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代表者名(生年月日) | 取締役兼代表執行役 CEO 髙宮 勉(昭和25年10月13日生) | |||||
設立 | 平成19年1月5日 | |||||
資本金 | 158億8424万円(平成27年11月12日現在) | |||||
従業員数 | 新規上場会社453人 連結会社1886人(平成27年10月31日現在) | |||||
事業内容 | 鋼球の製造・販売等 |
■売上高構成比率(2014/12期実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
ボールビジネス | 30,404 百万円 | 84.3% | ||||
リニアビジネス | 5,271 百万円 | 14.6% | ||||
その他 | 374 百万円 | 1.1% | ||||
合計 | 36,049 百万円 | 100.0% |
■大株主上位10位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | CJP TN Holdings, L.P. | 3775万500株 | 89.41% | |||
2 | 近藤 高規 | 112万4800株 | 2.66% | |||
3 | ツバキ・ナカシマ従業員持株会 | 18万9300株 | 0.45% | |||
4 | 山田 賢司 | 3万株 | 0.07% | |||
5 | 髙宮 勉 | 2万5000株 | 0.06% | |||
6 | 張 立 | 2万株 | 0.05% | |||
7 | 小原 シェキール | 1万7000株 | 0.04% | |||
8 | 楢葉 徹雄 | 1万6000株 | 0.04% | |||
9 | 酒井 秀行 | 1万4900株 | 0.04% | |||
10 | 岩井 達雄 | 1万株 | 0.02% | |||
合計 | 3919万7500株 | 92.84% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | - | |||||
関係会社 | TBK HOLDINGS, INC.(連結子会社) その他事業 HOOVER PRECISION PRODUCTS,INC.(連結子会社) ボールビジネス ほか、国内外に12社の連結子会社。 |
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VC売却可能分(推定) | -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | 2014年12月24日 | ||||
割当先 | 髙宮 勉、小原 シェキール、楢葉 徹雄、廣田 浩治、張 立 | |||||
発行価格 | 1450円 |
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ツバキ・ナカシマの銘柄紹介
同社グループは、同社及び国内外の連結子会社14社で構成されている。主な事業として、精密球(ボールビジネス)、ボールねじ及び送風機(リニアビジネス)の製造販売を行っている。日本に加え、米国、ポーランド、中国、インド、台湾、イギリス、タイ及び韓国で製造販売を行っている。
(1)ボールビジネス
ボールビジネスは2014年12月期における同社グループ売上収益の84.4%を占める事業であり、顧客の厳しい要求に合った様々な材質やサイズの20,000種類を超える幅広い高品質精密球を製造販売している。さらに、幅広い範囲の精密球の在庫を十分な水準で保有しているため、通常は短い納期で納入する事ができる。
精密球は主に重要な構成要素としてボールベアリングに使用され、自動車や工作機械のような最終製品の品質や信頼性を確実なものとしている。
同社グループは新素材であるセラミック球の効率的な製造技術を開発した。セラミック球は幅広い用途に最適であり、大きな成長が期待できるものである。通常の鋼球に対して耐久性、省エネ等ほぼすべての能力に大きな利点がある。従来のセラミック球で唯一の弱点であった製造コストを大幅に削減する事に成功している。
また、ボールペンのペン先ボールや光通信用のガラスボールのような非ベアリング用途も製造販売している。
(2)リニアビジネス
リニアビジネスは、主に工作機械の精度を左右する部品としてNC旋盤やマシニングセンタ(MC)に使用されるボールねじ(直動軸受案内)及び中・大型送風機を製造販売しており、2014年12月期における同社グループ売上収益の14.6%を占める事業である。
(3)その他
その他は、2014年12月期における同社グループ売上収益の1.0%を占める事業となっており、不動産の賃貸等を行っている。
ツバキ・ナカシマの投資のポイント
公開規模が非常に大きいうえ、投資ファンドが大株主となっており、需給懸念が強まるだろう。直近のファンド支援による再上場案件では、11/20上場のベルシステム24HD<6183>、7/29上場のデクセリアルズ<4980>などが公開価格を下回る初値スタートとなった。また、昨年4月上場で米投資ファンドのサーベラスが大株主である西武HD<9024>は、今年5月にサーベラスが保有株を売却すると株価が急落した。投資ファンドが大株主のIPO案件に対する警戒感は依然根強いと考えられる。
同社グループは、主に精密球(ボールビジネス)、ボールねじ及び送風機(リニアビジネス)の製造販売を行っている。ボールビジネスでは、様々な材質やサイズの20,000種類を超える高品質精密球を製造販売しており、自動車等の幅広い用途に使用されている。リニアビジネスでは、主に工作機械の精度を左右する部品としてNC旋盤やマシニングセンタ(MC)に使用されるボールねじ(直動軸受案内)及び中・大型送風機を製造販売している。
業績面について、2015年12月期は売上収益が前期比8.2%増の390億円、税前利益が同2.0%減の63億円と増収減益の見通しとなっている。なお、営業利益は同34.1%増の見込み。中国経済の減速の影響等で、第4四半期(10-12月)の予想は第3四半期までの実績と比較して減速を織り込んだものとなっている。想定仮条件水準の今期予想PERは11~13倍程度で、類似企業とおおむね同水準となる。
公開規模については300億円前後となる見込み。米投資会社カーライル・グループのファンドが筆頭株主で、上場時の売出しによる保有株放出後も1961万600株(上場時発行済株数の約50%)を継続保有することになる。180日間のロックアップが設定されているものの、将来的な売り圧力として警戒視されるだろう。12/16に同時上場する企業はないが、12月のIPOラッシュの最中で手控えムードが強まることが想定される。
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【2024年11月1日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
19社 52社 |
24社 47社 |
26社 80社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
345万 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
21社 91社 |
13社 89社 |
21社 122社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1245万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |