【株主優待】新設＆拡充のベスト10を発表！QUOカードがもらえるエストラストなど4社や優待＋配当利回りが5％超のヤマウラなどがランクイン

直近の半年間で株主優待を新設・拡充させた銘柄の中から、ザイ編集部オススメの10銘柄を紹介！オトク度がアップして個人投資家から熱い眼差しが向けられるのがコレだ！

2015年11月以降に株主優待制度の新設・拡充を発表した株は
お得度がアップし株価上昇＆投資家から注目を集めている

 2015年11月以降に株主優待制度を新設・拡充を発表した注目の10銘柄をザイ編集部がピックアップした。

 1位は東和フードサービス（3329）。株式分割に伴い、株主優待を変更するのはよくあることだが、評価したいのは、従来の株主全員がトクするように株主優待を再設定したこと。旧100株保有の株主は500円の株主優待券を5枚もらえていたのだが、1対2の分割で200株保有になった後は、6枚もらえることに。他の株数でも同様に増やしたうえで新たな最小単元である100株の株主優待も追加した。

 2位は西松屋チェーン（7545）。買物1000円につき1枚使用という制限を撤廃。額面どおりの買物券として使えるようになった。見た目の利回りは変わらないが、株主のメリットは非常に大きい変更だ。

 利便性の面では9位のサンヨーホームズ（1420）も大幅に向上したひとつ。従来500株だった株主優待が100株からになったうえに、株主優待内容もリフォームなどの3000円の割引券だったのがQUOカードと使いやすい金券になった。

■株主優待を新設＆拡充した注目の10銘柄
株主優待銘柄 ／主な株主優待内容	最低購入金額	優待＋配当利回り
【1位】東和フードサービス(3329)／【確定月】4月・10月
【株主優待内容】 優待食事券（500円）100株 3枚、200株 6枚、 400株 12枚、1200株 20枚など	20万1300円	2.24%
【編集部のコメント】 分割に伴い大幅拡充。従来株主が全員トクするようにした点は素晴らしい。
【2位】西松屋チェーン（7545）／【確定月】2月・8月
【株主優待内容】 買物券(500円) 100株 2枚、500株 6枚、 1000株 10枚など	11万6800円	3.34%
【編集部のコメント】 実質10%割引券で使いづらかったが、制限撤廃で買物券として便利に!
【3位】アークランドサービス（3085）／【確定月】6月・12月
【株主優待内容】 食事券(550円) 100株 4枚、1000株 20枚	30万4500円	2.27%
【編集部のコメント】 1対2の分割を行なったが優待内容はほぼ維持で、優待利回りが実質2倍。
【4位】ヤマウラ(1780)／【確定月】９月
【株主優待内容】 長野県の地場商品から選択 100株 2500円相当、1000株 6000円相当など	4万7000円	6.38%
【編集部のコメント】 100株で2000→2500円相当など各株数で金額のアップを発表。
株主優待銘柄／主な株主優待内容	最低購入金額	優待+配当利回り
【5位】エストラスト（3280）／【確定月】2月
【株主優待内容】 QUOカード 100株 2000円分	5万5600円	5.04%
【編集部のコメント】 山口県を中心に、九州の主要都市で展開するマンション開発の企業。
【6位】早稲田アカデミー（4718）／【確定月】3月
【株主優待内容】 100株 QUOカード(1000円分) ※3年超保有で2000円分	9万100円	4.44%
【編集部のコメント】 首都圏地盤の学習塾を経営する。3年超保有で利回りは計5.6%に。
【7位】三機サービス（6044）／【確定月】5月
【株主優待内容】 100株 QUOカード(1000円分)	6万6200円	3.78%
【編集部のコメント】 新設発表直後の急騰で利回りは低下もまだオトクな水準。5月末確定。
株主優待銘柄／主な株主優待内容	最低購入金額	優待＋配当利回り
【8位】エスエルディー(3223）／【確定月】3月
【株主優待内容】 食事券(2000円) 100株1枚、300株 5枚、 500株 10枚	17万3900円	2.30%
【編集部のコメント】 100株以上一律50%引券だったのが金券に変更になり使い勝手が向上。
【9位】サンヨーホームズ（1420）／【確定月】3月
【株主優待内容】 QUOカード 100株 1000円分、500株 3000円分	4万9200円	5.08%
【編集部のコメント】 100株の優待を新設。内容もサービス料割引から金券になりより便利に。
【10位】KDDI（9433）／【確定月】3月
【株主優待内容】 1:商品詰合せ(2500円相当)、2:au端末割引クーポン 100株 1と2 5000円など	29万9550円	4.67%
【編集部のコメント】 従来からのau端末1割引クーポンに加え、食品詰合せのセット追加を発表。
※権利確定日は末日

 こうした株主優待の魅力度をアップする企業は、株主還元に対して積極的な証でもある。こした株主のことをちゃんと考えてくれる株の株主になるのもありだ。

 ところで、4月21日(木)発売のダイヤモンド･ザイ6月号には、大特集｢円高にも負けない！下落にも強い！全25部門･株主優待株買いの174｣を掲載！

 株主優待株を、外食券、金券、米、酒･飲料、レジャー、麺類、寿司、惣菜、デパート、量販店など25部門に分けてランキング。株主優待＆配当の利回りトップは何と14.3％、さらに株主優待名人こと桐谷さんが選んだ桐谷賞にも注目だ。247名様に当たる株主優待品プレゼントも。

 その他、以下の記事など情報満載の一冊となっている。
◆郵政3社株の5月急落説を追う
◆新規公開株入門
◆ネット証券のコスト比較＆NISA口座の開き方
◆AKB48が投資信託を買う
◆年会費無料でポイント＆マイルが貯まる！最強クレジットカード24
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• 1月
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