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日経平均株価が2018年に「上昇&下落した理由」を
振り返ろう! 米国の金利上昇や米中貿易摩擦戦争が
原因で、日経平均株価は2回も"3000円超"下落した!

2018年12月21日公開(2018年12月21日更新)
ザイ編集部
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2018年の日経平均株価を左右した「米中貿易摩擦」や「米国の利上げ」などの影響は、2019年も続くのか? 2018年の日経平均株価の上昇イベント、下落イベントをおさらい!

12月21日発売のダイヤモンド・ザイ2019年2月号は、年末年始の恒例企画「2019年『株』大予測&儲け方」を大特集! 投資のプロ100人が日経平均株価、マザーズ指数、NYダウなどの主な株価指数やドル円、ユーロ円などの為替レートの値動きを大予測しているほか、2019年に投資で儲けるための「勝ち戦略」&株価が上がる株や投資信託を掲載している。

今回はその中の「2019年の日本株を大展望!」から一部記事を抜粋して、「2018年の日経平均株価」について振り返ってみよう!

米金利上昇の影響で、高値更新の直後に下落!

 2018年の日経平均株価は、まず1月に幸先よく、2万4000円を26年ぶりに上回ったが、3月に入ると高値から16%下落し、2万347円の安値をつけた。

 「2月に発表された米雇用統計で賃金の伸び率が市場予想を大きく上回ったことで、米国の長期金利が急激に上昇し、日経平均株価は下落に転じました」(野村證券の若生寿一さん)

 そもそも、2017年・夏からの上昇を支えたのは、“緩やかな景気回復”と“低インフレ”だった。しかし、景気に対する過熱感が意識されはじめたことで、株式市場にとって、理想的だった環境が変化したのだ。特に懸念されたのが、米国の金利上昇だ。なぜなら、金利が上がると企業の資金調達コストが上がるから。急激な金利上昇が企業業績に悪影響を与えると投資家が考え、株が売られたのだ。

 3月には、米国が中国を主なターゲットに、鉄鋼とアルミニウムに高関税を課す輸入制限を発動。これに対し中国も報復関税を課すなど、米中貿易戦争の長期化が心配されはじめた。さらに、UBSの居林通さんは、日本企業の成長鈍化も影響していると指摘する。

 「2018年3月期に日本企業の業績がよかったのは、米国の法人税率が引き下げられたことに加えて、中国で設備投資が特需的に増加していたからです。しかし、今期はこの特殊要因がなくなり、米中貿易摩擦の影響で減益になると見ています」

中国の設備投資増加で、関連企業が株価数倍に

 2018年1月までの日本株上昇の牽引役となったのは、中国での設備投資増加の恩恵が大きかった半導体やロボット関連の株だ。例えば、2017年1月から2018年1月までに半導体製造装置メーカーの「東京エレクトロン(8035)」の株価は約2.2倍になり、ロボット関連の「安川電機(6506)」の株価は、なんと約3.3倍になった。

 「中国は“世界の工場”から、“テクノロジーのリーダー”へと産業方針の転換を計画しています。これが半導体やロボット、次世代電気装置などの最新技術への投資を加速させました」(居林さん)

 しかし、2018年に入ると、設備投資関連企業の受注が前年の反動から急激に減少した。ただ、企業業績への懸念が燻る中、4月に、日経平均株価は再び上昇に転じた。その後、中国景気の悪化や中東問題、欧州の景気停滞懸念など悪材料が続出する中、日経平均株価は10月には2万4000円を超え、年初来高値を更新。さまざまな悪材料を吹き飛ばし、大幅上昇したのは、世界ナンバーワンの経済を誇る米国企業の高成長が続いたからだ。

 「米国経済の成長を牽引したのは、大手IT関連企業です。一時は、『アマゾン(ティッカーシンボル:AMZN)』や『アップル(ティッカーシンボル:AAPL)』の時価総額が、1兆ドルを超えるほど、株価も上昇しました。しかし、9月末以降に発表された決算が市場の期待を裏切る結果に。さらに、来期の業績への懸念が広がっています」(大和証券の壁谷洋和さん)

 このため、10月以降は下落基調が続き、株価の値動きも激しくなっている。

 2018年は2017年に株価好調を後押しした材料が剥げ落ちたことで、荒れた相場展開となった。果たして、2019年の株式市場はどうなるのだろうか? ダイヤモンド・ザイ2019年2月号では、先行きの予想に定評があるプロの解説を掲載しているので、2019年の株式投資の参考にしてほしい。

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 今回は、12月21日発売のダイヤモンド・ザイ2019年2月号の特集「2019年『株』全予想&儲け方」から”2018年の日経平均株価の振り返り記事”を抜粋して紹介した。同特集では、投資のプロ100人が日経平均株価、マザーズ指数、NYダウなどの主な株価指数やドル円、ユーロ円などの為替レートの値動きを大予測しているほか、2019年に投資で儲けるための「勝ち戦略」&株価が上がる株や投資信託を紹介している。2019年に株&投資信託で「勝てる銘柄」&「正しい儲け方」が載っているので、年末年始に読んで、2019年の投資戦略を構築してほしい。

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