2021年、世界的に活躍する日本の注目株を紹介! 世界で戦える高い技術力を持つ「ソニー(6758)」と「トヨタ自動車(7203)」は、業績も好調で株価の上昇に期待!
発売中のダイヤモンド・ザイ2021年3月号の大特集は「最強日本株【2021年版】」! 日本株市場には、コロナ禍で不透明な相場環境でも、注目すべき有望株がたくさんある。そこで、この特集では「国内活躍株」「海外進出株」「5万円株」「株主優待株」「高配当株」「10倍株」という6つのジャンル別に、有望株を紹介! さらに、エコノミストやストラテジストによる「2021年の日経平均株価の予測」や「2021年の日本株攻略法」も取り上げているので、個人投資家なら必見だ!
今回はこの大特集から、「世界進出株」に関する記事を抜粋! ダイヤモンド・ザイ2021年3月号では、注目度が高い順にランク付けして12銘柄を取り上げているが、ここではその中からランク1位と2位の銘柄を紹介するので、銘柄選びの参考にしてほしい(株価は2021年1月5日終値)。
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GAFAMに匹敵する圧倒的なブランド力で伸びる「ソニー」と、
コロナ禍の打撃から業績を急回復させた「トヨタ自動車」に注目!
ダイヤモンド・ザイ2021年3月号では、世界的に活躍する企業を「世界進出株」と命名。国際的なマーケットにおいては、GAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)などの米国企業が技術革新を牽引しているが、日本にも、世界に誇る技術を誇る企業が多数ある。ここからは、アナリストなど33名の投資のプロが特に注目した「世界進出株」を2銘柄紹介しよう!
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一つ目は、世界最強レベルのブランド力を誇るソニー(6758)だ。
ソニーは世界で活躍する有力株の筆頭で、AV機器、カメラ、スマホ、ゲーム、半導体、音楽、映画、銀行、保険と幅広い分野で活躍するマルチプレーヤーだ。売上高に占める海外比率は70%と高く、「ユーザーの囲い込みをグローバルで進行中」(TIW・藤根靖晃さん)。なかでも、イメージセンサーでは世界シェアトップ。映画や音楽、ゲームのコンテンツ部門でも世界を席巻している。
アナリストの評価も高く、藤根さんは「米国のGAFAMに対抗できる唯一の日本企業。PS5が大きく貢献し、最高益の更新が見込めるなか、株価も上昇が期待できる」と分析。経済ジャーナリストの和島英樹さんも「ブランド力は日本企業で最強レベル。イメージセンサーで世界シェアトップ。PS5のほか、自動運転やIoT向けのセンサーにも期待」と話す。
通期計画を上方修正し、今期は3%増収、37%最終増益を見込む。「米国の配信大手を買収してアニメを強化。エムスリーとの提携による医療事業会社への支援も注目されやすく、成長期待は大きい。株価は1万円を超えて、新たな上昇局面に」(ラカンリチェルカ・村瀬智一さん)と、今後も好調が予想される。
続いて紹介するのは、言わずと知れた、日本を代表する大型株のトヨタ自動車(7203)だ。
2019年の世界販売台数ランキングによると、トヨタ自動車はフォルクスワーゲンに次いで第2位。売上高に占める海外比率は45%と高い。今期の序盤は新型コロナの感染拡大の影響を受けていたが、第2四半期に入って急回復。もともと主力市場である米国や中国などで好調な販売が続いて、通期計画を大幅に上方修正した。
自動車業界は環境問題で逆境が続くが、トヨタ自動車は環境に配慮したハイブリッド車や、燃料電池車で先行。「電動車専業のテスラを除く世界主要メーカーで唯一、2025年の欧州燃費規制をクリアできる実力者。2021年に開催予定の東京オリンピックでは、全固体電池を搭載した新型車の発表が見込まれ、次世代自動車の本命企業への返り咲きが期待できます」(TIW・藤根靖晃さん)。
経済ジャーナリストの和島英樹さんも「バッテリー性能を大幅に向上させる全固体電池を搭載したEV(電気自動車)の開発で先行。EVのゲームチェンジャーになる可能性大。燃料電池車の先駆者でもあり、環境対応に優れています。『ESG(環境・社会・ガバナンス)』を重視した買いも期待」と分析する。
さて、ここまで「世界進出株」を2銘柄紹介した。世界的に評価される製品を展開する「世界進出株」はほかにもあるので、ぜひチェックしてほしい。
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国内で活躍する企業や海外に羽ばたく企業など注目株が目白押し!
ダイヤモンド・ザイ2021年3月号をチェック!
今回は、発売中のダイヤモンド・ザイ2021年3月号の大特集「最強日本株【2021年版】」から、一部を抜粋した。
なお、ダイヤモンド・ザイ2021年3月号の巻頭特集は「スゴ腕ファンドマネージャー4人が語る2021年の儲け方」。この特集では、長期的に好成績を上げている投資信託のファンドマネージャー4人に取材。2021年の注目テーマや注目企業、銘柄の選び方、運用時に注意していることなどを聞いているので、投資の参考にしてみよう。
ほかにも「スマホやパソコンでラクラク作成【確定申告】2021年3月提出分」「2021年【絶対定価で買わない!】宣言」「人気の毎月分配型投資信託100本の【分配金速報】」「葬儀のおかね・高くなるカラクリは?」「ビットコイン価格が3年ぶりに最高値更新!」など、注目の特集が満載!
さらに、別冊付録で「桐谷広人さん、はじめて【米国株】を買う」も付いてくる! 意外にも、これまで米国株に投資していなかった株主優待名人の桐谷さんが、ついに米国株デビュー! 実際に桐谷さんが買った銘柄や、初心者がぶつかりやすい米国株のQ&Aも紹介するので、2021年は桐谷さんと一緒に米国株を始めてみよう!
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