個人投資家の「株で勝つ!」投資手法を徹底解剖!
2018年7月3日 ザイ・オンライン編集部

「億り人」になったサラリーマン投資家が学んできた
“株で勝つ10の金言”を公開! 株で資産1億円を超えた
「投資カービィ」さんは、Jリートと米国株に注目!

投資歴18年のサラリーマン投資家・投資カービィさんの投資手法を紹介! 資産1億円超を築いたスゴ技とは⁉

ダイヤモンド・ザイでは「サラリーマンが『億』を作る秘訣とは?」を特集! サラリーマンとして働きながら、株で1億円以上の資産を築いた人、あるいはすでに数千万円の資産を築き、1億円到達を目指す人などを徹底取材している。

今回は、現役サラリーマンながら16年間かけて1億円超の資産を築き上げた個人投資家・投資カービィさんを紹介! 2度の退場の危機をどう乗り越え、どう資産を増やしてきたのか、同じ個人投資家なら参考になるところが多いはずだ。

億超え個人投資家「投資カービィ」さんの投資歴とは?

 日々ツイッターで投資情報を発信し、人気の個人投資家「投資カービィ」さん(ツイッターアカウント⇒@toushi_kirby)。だが、ほんの数年前までは、悩める個人投資家の1人だった。

「450万円を元手に、初取引で『トランス・コスモス(9715)』を空売りしたら、連日ストップ高に。ようやく買い戻して、ドテン買いしたら今度はストップ安を連発。追証がかかり、ほぼ全資産を失いました」

 その後、資産が増えたときもあるが、2008年に再び致命的な損失をくらう。

「最初の危機をナンピンで乗り切り、へんな自信がついた。秋口のリーマンショックでは、どうにもならなくなって投げ売り。8月末の資産は1865万円だったが、10月に最終決済をしたときは392万円。売った日が大底でした」

 心機一転、投資の勉強を本格的に始めたが、最初の3年間は結果が出なかった。

「2012年11月に衆議院が解散した時点で資産は800万円。政権交代に期待して、利回りが高くなっていたJリートの『ユナイテッド・アーバン(8960)』を全力買い。これで2013年の5月には、資産が2462万円まで増えました」

 その後は、勉強した成果が出て、アベノミクスの恩恵も受けながら、順調に資産を拡大。ただ、銘柄選びは抜群でも、利益確定のタイミングが早かったり、資金管理に課題が残り、資産激増とはならなかった。

「『ガンホー(3765)』『スタートトゥデイ(3092)』『共立メンテナンス(9616)』……。どれも利益確定が早すぎて、売ってから数倍に。信用で買った『GMOペイメント(3769)』は一時的な下落で損切り。これも、損切り後に株価は6倍に。それ以来、信用取引を控え、中長期で成長株を持ちたいと思うようになりました」

米国株への長期投資に転換し、一気に資産1億円を突破!

 2016年頃から、米国の成長株に長期投資をするスタイルに転換。

「『エヌビディア(NVDA)』は38ドルで数千株購入(投資額は数千万円)しましたが、その年のうちに100ドルを突破。資産も2016年初は6000万円もありませんでしたが、一気に1億円を突破。今は250ドル前後で、一部利益確定したものの、まだ保有中。買った理由は、実態と世間の評価にギャップがあったから。一般にはグラフィックボードの会社でしたが、水面下でAI、VR、自動運転に積極的にかかわってきていました。これが一気に花開き、市場からも評価されて大化けしました」

 今は株主優待株を除くと、Jリート、米国成長株への投資の2本柱だ。

「資産のうち、Jリートは約25%。利回りが5%以上で、時価総額が1000億円以上から選ぶ。ただし、利回りが8%など高すぎるものは、リスクも高いので避けています」

 資産の約75%は米国の成長株に投資。しばらく日本株を買う予定はないという。

「日本株は景気循環株が多いですが、米国には右肩上がりの企業がたくさんあります。日本の新興株よりは、情報があり身近な銘柄も多い。狙うべきは、月足チャートが右肩上がりで、営業キャッシュフローが前期比で増え続けている銘柄。あとは四半期決算で、売上、EPS(1株当たり利益)、来期ガイダンス(来期以降の業績に対する会社の見解)が市場予想を上回るかどうかをチェック。逆に、これが2期連続で期待外れなら、迷わず損切りするべきだと考えます」

投資カービィさんによる「株で勝つ10の金言」とは?

 最後に、そんな投資カービィさんが負け続けて学んだ、「株で勝つ10の金言」を紹介しておこう。

【金言1】結果が出なくても継続する
⇒勉強を続ければ、いつかチャンスがくる。

【金言2】損切りはコストと割り切る
⇒2四半期連続でダメなら潔くあきらめる。

【金言3】給料から積極的に入金せよ
⇒サラリーマン投資家の武器は入金力にある。

【金言4】投機で一攫千金を狙うな
⇒運のみで儲けても、資産維持は難しい。

【金言5】資金が少ないうちは集中投資
⇒兵力を分散していては大きく増やせない。

【金言6】グロース株を順張りで
⇒個人的には逆張りが好きだが、結論は順張りが正解。

【金言7】複利効果こそが切り札
⇒利益は再投資。長期投資で増やそう。

【金言8】信用取引は勝ちにくい
⇒3%前後の金利は想像以上にきつい。

【金言9】資産が増えたら配当も重視
⇒配当は心の安定剤。新規投入の原資にも。

【金言10】米国株にも積極投資せよ
⇒残念ながら、日本株よりも圧倒的に強い。

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