ダイヤモンドZAi最新記事
【第28回】 2012年7月3日 ザイ編集部

為替ヘッジで高利回りを狙う転換社債ファンドとは?

 欧州債務危機の深刻さが増し金融市場の低迷が続く中で、CB(転換社債型新株予約権付社債)を主な投資対象とするファンドに注目が集まっている。

 CBは普通の債券とは異なり、いつでも株式と決められた株価で交換できる債券

 株価が転換価格を上回った時には、株に転換し売却すれば、値上がり益を取ることもできるし、転換価格を下回って推移している時にはそのまま債券として保有し満期まで持ち続ければ金利を得られる。

 「CBは株価の動きに連動する特性があるので、09年のリーマンショック直後と同じように、現在の株価低迷で価格は低下し利回りが上昇しています。CBの高利回りと値下がりに対する耐性が再び注目され、12年に入ってすでに7本のCBファンドが設定され5本の設定額が100億円を上回っています。CBの利回り自体が5%を超えるものもあり、為替ヘッジ型や通貨選択型の円コースを選べば、為替の影響を低減して高利回りを享受できるのです」(ドイチェ・アセット・マネジメントの藤原延介さん)