個人投資家の「株で勝つ!」投資手法を徹底解剖!
2020年1月21日 ザイ・オンライン編集部

株で1億円以上の資産を築いた“億超え投資家”の4人が
昨年の投資成績を告白! 信用取引や集中投資など、
株初心者は“猿マネ”厳禁の豪快な投資手法を大公開!

株で資産1億円以上を築いた勝ち組投資家4人が、昨年1年間の投資成績を赤裸々に告白! 同時に、1銘柄への集中投資やレバレッジをかけた信用取引の活用など、豪快な投資手法も大公開!

ダイヤモンド・ザイには、スペシャル企画「2020年の勝ち戦略を語る! 億り人の【新年座談会】」を掲載! 資産1億円を超える個人投資家8名に、大儲け狙いの“ドッカン派”4名、配当や株主優待が好きな“コツコツ派”4名で分かれてもらい、2019年の投資成績を振り返るとともに、2020年の投資戦略についても、じっくり語り合ってもらっている。

今回はその中から、ドッカン派の座談会を一部抜粋! 成長株や割安株を狙って、信用取引なども用いながら積極的に投資するドッカン派のメンバーは、今亀庵さん、DAIBOUCHOUさん、DUKE。さん、www9945さんの4名。彼らが2019年にどんなことを考えて投資し、どんな銘柄で成功したか、などを、それぞれの投資手法の解説も交えながら紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい!(※座談会が開催されたのは2019年12月。本文中の※は編集部注)
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株主優待株や増配株で稼ぐ“コツコツ”投資家4人が投資成績や保有銘柄を告白! 投資するタイミングのほか、優待株のメリットや高配当株に潜むリスクなどを解説

WWW9945さんは「神戸物産」への集中投資で大儲け!
DAIBOUCHOUさんは年率40%のプラスで着地!

──まずは、2019年を振り返っていただきたいと思います。みなさんの運用成績はいかがでしたか。

www9945 格安スーパーの神戸物産(3038)が、全体の運用成績に大きく貢献しました。僕は「ピラミッディング」といって、株価が上昇した銘柄に資金を追加投入していく投資手法を活用しています。どの銘柄が上昇するか分からないので、この手法を使っているんですよ。2019年のピーク時には、金融資産の4割が神戸物産になりました。

今亀庵 いつ買って、いつ売ったんですか?

www9945 2018年11月に買い始め、株価が2倍以上になった2019年のお盆から、9月中旬にかけて売却しました。いまは配当が取れる銘柄をメインに幅広く投資しつつ、別の銘柄をピラミッディングしている最中です。
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www9945さん

DAIBOUCHOU 私は、2019年の成績はプラス40%くらいでした。2018年末のクリスマスショックで大暴落したときは、リーマン・ショックみたいになるかと思い、「倉庫株に逃げろ!」というのがテーマだったんです。倉庫株は、日経平均株価に左右されないガチガチのディフェンシブ(※景気の影響を受けにくい株)であるうえに、バリュー株(※割安株)の代表だからです。実際、澁澤倉庫(9304)は、2019年の年初から株価が40%上昇しました。
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DUKE。 年初はみんなが倉庫株って言ってましたね~。

DAIBOUCHOU でも、その後すぐに強気に転じて、ここまでほぼフルポジション(※手持ちの金融資産を使って目いっぱい株を買っている状態)。いまは、200銘柄以上を保有しています。理由は2つあります。まず、日経平均株価のPBRが1倍以下と、指標的に割安だったこと。それともう一つ、私はかぶ1000さん(※バリュー株投資を得意とする有名投資家)の行動を参考にしているんですよ。具体的には、現金比率と四季報に貼ってある付箋の数です。ツイッターに写真を上げてくれるんですが、かぶ1000さんの現金比率が低いときと、四季報の付箋の数が多いときは、相場的に割安なことが多いんです。

www9945 それ、わかります。僕もかぶ1000さんのツイッターの四季報は画像チェックしていますね。付箋がスカスカだな、とか(笑)。

DUKE。 2019年前半は日経平均株価が軟調でしたよね。その中で、DAIBOUCHOUさんの年率40%プラスはすごいですね。

DAIBOUCHOUさん

DAIBOUCHOU でも、私の成績は2019年10月以降はよくありません。というのも、ディフェンシブ株や割安株がメインだからです。www9945さんが大儲けした神戸物産もそうですが、ディフェンシブ株や割安株は、景気が悪くなり、節約志向が高まると注目される。倉庫株もそうですが、こうした株は米中貿易摩擦が先鋭化するなど、景気の不透明感が高まると買われやすいんですよ。逆に、2019年秋以降のように、日経平均株価の上昇局面では買われなくなります。
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今亀庵さんは2018年に10億円損するも2019年に7億円の利益!
DUKE。さんは「新高値銘柄」に投資して1億円の利益を達成

今亀庵さん

今亀庵 私は、実は2018年に30億円あった資産のうち、10億円を損しました。2009年から株式投資していますが、年間を通じて損を出したのは初めてです。なので、確定申告で人生初の損失の繰越控除をしました(笑)。株の損失は3年間繰越せるので、それが有効な2021年末までに10億円を取り戻すことが課題なんです。
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DUKE。 損する額もハンパないですね……。

今亀庵 私は値動きが大きい新興株や成長株が投資対象。それに、信用取引でレバレッジをかけていますから、儲かるときも損するときも大きくなっちゃうんですよね。

2018年で10億円の損をするも、2019年に7億円分は回復。

DAIBOUCHOU 2018年秋からの新興市場の下げはキツかったですから、よく3割程度の損で済みましたよ。

DUKE。 損切りはあまりしないんですか⁉

今亀庵 2018年に、一番持っていたジャパンインベストメントアドバイザー(7172)が高値から半値くらいになってしまって……。2019年の初めに、もうダメだと損切りしました。そこからさらに下がったから、損切りしてよかった。乗り換えたギガプライズ(3830)が年初の1000円から5000円になり、これで10億円の損のうち、7億円を2019年のうちに取り戻せました。

DUKE。 それだけ大損しても信用取引はやめない?

今亀庵 やめるつもりはないです(笑)。いまも信用でレバレッジをかけています。

www9945 ですよね。僕も信用取引ですよ。

今亀庵 信用取引は金利がコストとしてかかりますが(※信用取引では証券会社にお金を借りて取引するため、借りるお金について金利を支払う)、www9945さんはどこの証券会社を使ってますか?

www9945 東海東京証券です。制度信用取引の金利が年率0.9%で、日本一安いんじゃないかな。SBI証券なんか2.8%ですから、スーパーぼったくりですよ。いくら売買手数料を引下げても、信用取引の金利は下げませんよね、アヤツらは……。auカブコム証券(旧カブドットコム証券)は、逆に信用取引の金利を上げてきましたからね、これは改悪ですよっ!
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1約定ごと信用手数料(税抜) 金利(買)・貸株料(売)
10万円 30万円 50万円 100万円 制度信用 一般信用*
90円 180円 180円 330円 0.90%/買
1.15%/売
2.20%/買
【東海東京証券のおすすめポイント】
オンライントレードのサービス「ダイレクト信用取引」では、制度信用取引のみの取り扱い。信用売買手数料は、2018年5月から値下げを実施して大幅にランクアップ! さらに、ダイレクト信用取引口座を開設すると、信用取引だけでなく、現物株手数料も業界最安水準になる。買方金利が0.90%(制度)、2.20%(一般・無期限)と一般的なネット証券よりも低金利なのもメリット。
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今亀庵 実は私も東海東京証券です。信用取引では売買手数料よりも信用金利のほうがコストとして大きいので、そちらを優先しています。

www9945 そうそう。コスト負担は信用金利:売買手数料=8:1くらいですね。

DUKE。さん

DUKE。 みんなアグレッシブだな~。僕は「新高値銘柄」に投資する手法(※過去1年くらいのうちで高値を更新した銘柄を狙う。新高値をつけると、株価の上昇に勢いがつきやすい)ですが、2019年の夏までは、資産のうち7割は現金で待機させていました。というのも、新高値をつける銘柄が少なかったから。僕の手法だと、株をお休みするときもあるので、結果的にそうなりました。それが9月以降は、新高値をつける銘柄が多くなり、10月以降はどんどん資金を入れました。2019年前半は儲かっていませんが、それでも9月からの株価上昇で、プラス1億円の結果を出せましたよ。
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 さて、ここまで“ドッカン派”の億超え投資家たちによる、異次元の発言が飛び交った座談会を、前半のみ抜粋して紹介した。座談会の後半では、2020年の相場予測や注目テーマ、それぞれが目を付けている投資対象などにも触れているので、続きはダイヤモンド・ザイでチェックしてほしい!
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