NISA口座の比較&活用術
2013年7月16日 ザイ・オンライン編集部

NISA口座はどこで開設するのがお得か?
~ネット証券のNISAキャンペーンをまとめてみた~

ネット証券各社で、NISA口座開設キャンペーンが続々スタート! でも申請手続きの開始は10月1日から。じっくり検討して選ぼう!!

 年末で終了予定の証券優遇税制に代わって、来年1月からスタートする少額投資非課税制度(愛称:NISA)。ざっくり言うと、年間100万円まで(5年間で総額500万円まで)の投資については最長5年間、配当金や分配金、譲渡益が非課税になるという制度だ。

 この制度を利用するには、専用のNISA口座を開設する必要があるが、NISA口座は一人につき1口座しか開くことができない。また、一度ある金融機関にNISA口座を開設すると、原則として4年間はその口座を使い続けることになる。

 となれば、金融機関としてはとにかくできるだけ多くの投資家に自社でNISA口座を開いて欲しいと思うのは当然なわけで、そんな思惑もあってか、6月以降、各ネット証券ではNISA口座の開設キャンペーンを続々と実施している。

 今回は、各社のキャンペーン内容と共に、NISA口座を開設する前に押さえておきたい重要なポイントを確認しよう。

>>最新のNISA口座のキャンペーンで選ぶ!
 NISAで得する、おすすめの証券会社はココだ!はこちら!

「現金2000円プレゼント」がNISA関連キャンペーンの主流!?

 主なネット証券が現在実施している、NISA口座開設キャンペーンは以下の表のとおりだ。

◎NISA関連キャンペーンを実施中の主なネット証券(2015年7月1日更新)
  期間 条件 特典 公式
サイトへ
1 ◆SBI証券(NISA口座開設早期申込キャンペーン)
実施中~
2015年8月31日まで
期間中に
NISA口座開設を
申し込む
国内株式売買手数料・
海外ETF買付手数料無料
NISA口座開設で
現金1000円プレゼント

NISA口座開設キャンペーン中!SBI証券の公式サイトはこちら!
【備考】8月14日までに口座開設を完了
2 ◆GMOクリック証券
実施中 期間中にNISA
口座開設+
取引1回
NISA口座の売買手数料は
“ずっと0円”
【ZAi限定】
Amazonギフト券
4000円プレゼント
NISA口座開設キャンペーン中!GMOクリック証券の公式サイトはこちら!
3 ◆マネックス証券(NISA口座開設早期申込キャンペーン)
実施中~
2015年7月31日まで
期間中にNISA
口座開設を申し込む
住民票の無料取得代行ト
NISA口座開設キャンペーン中!マネックス証券の公式サイトはこちら!
【備考】7月末までに口座開設を完了
4 ◆カブドットコム証券(NISA口座開設キャンペーン)
実施中~
2015年9月30日まで
期間中に
NISA口座開設の
税務署申請段階まで
進む
現金500円プレゼント、
または住民票取得代行の利用
NISA口座開設キャンペーン中!カブドットコム証券の公式サイトはこちら!
5 ◆SMBC日興証券(NISAスタートキャンペーン)
実施中~
2015年7月31日まで
期間中に
NISA口座開設への
申込み完了
現金2000円プレゼント、
または住民票取得代行の利用
NISA口座開設キャンペーン中!SMBC日興証券の公式サイトはこちら!
【備考】7月末までに口座開設を完了し、当選者への入金は12月中旬を予定
6 ◆楽天証券 (投資信託1000円分プレゼント)
実施中~
2015年12月30日まで
期間中にNISA
口座開設の
手続きを完了
投資信託の買付代金
2000円分プレゼント
NISA口座開設キャンペーン中!楽天証券の公式サイトはこちら!
【備考】11月末までに口座開設を完了し、当選者への入金は12月中旬を予定
7 ◆内藤証券(NISAスタートキャンペーン)
実施中~
2015年9月30日まで
期間中にNISA
口座開設の
手続きを完了
NISA口座で購入した
投資信託の買付手数料を
全額キャッシュバック!
NISA口座開設キャンペーン中!内藤証券の公式サイトはこちら!
8 ◆むさし証券 (NISAスタートキャンペーン)
実施中~
9月30日まで
期間中にNISA
口座開設を申し込み、
12月末までに
口座開設を完了
NISA口座を開設しNISAで
50万円以上株式、
投信を買付けると抽選で
2000円が当たる
NISA口座開設キャンペーン中!むさし証券の公式サイトはこちら!


SMBC日興証券カブドットコム証券内藤証券むさし証券の場合、自社でNISA口座を開設するともれなく現金がもらえる。金額は、カブドットコム証券以外はいずれも2000円。NISA口座開設キャンペーンでもらえる金額は、「2000円」が目安なのかも?

楽天証券でもNISA口座開設で現金1000円がもらえるが、この「1000円」はあくまで「投信の買付代金として」。他の用途には使えないのが、他社の現金プレゼントとの違いだ。

 一方、キャンペーン期間は各社でまちまち。現金プレゼントを行なっている中では、むさし証券が、NISA口座の開設手続きが始まる10月以前にキャンペーンの締切を設定している。

 ほかにも、マネックス証券が早期口座開設のキャンペーンを行なっているが、こちらは抽選で100名に現金10万円をプレゼント。「10万円」は魅力的な金額だが、あくまで「抽選」なのでそこは十分気を付けたい。

 前述のとおり、口座開設の正式な手続きが始まるのは今年10月からで、制度のスタートは来年1月から。この先、今は実施していないネット証券も含めて、新たにNISA口座開設キャンペーンが実施される可能性も十分にある。気になるネット証券については、キャンペーン情報にも目を配っておこう。

NISA口座開設は、取扱い商品&手数料をよく確認してから!

 さて、ここまでNISA口座開設キャンペーンについて見てきた。とはいえ、キャンペーンだけでNISA口座を開く金融機関を決めてしまうなどということは、もちろんオススメできない。

 最初に述べたように、NISA口座は一度開設すると4年間は他の金融機関に変更できないためだ。口座開設の際には、どの証券会社や銀行が自分に合っているのかを慎重に見極める必要がある。

 NISA口座を開く金融機関を選ぶ際のポイントとしては、大きく2つが挙げられる。

●その1:「NISA口座で」取引できる商品を確認する

 NISA口座を利用できる主な金融商品は次のとおりだ。

・上場株式
・外国上場株式
・公募株式投資信託
・外国籍公募株式投資信託
・上場投資信託(ETF)
・上場不動産投資信託(REIT)

 ただし、すべての金融機関のNISA口座で、これら全部を扱うというわけではない。たとえば、銀行のNISA口座では日本株(ETF・REITを含む)や外国株は扱わないため、NISA口座で株取引をしたいなら選択肢は証券会社に限られてくる。

 また証券会社であっても、通常外国株は扱っていないというところもあり、そうした証券会社の場合はNISA口座でも外国株は扱わない可能性が高い。

 さらに注意したいのは、普段はその証券会社で扱っている商品でも、それがそのままNISA口座で取引できるとは限らないこと。取引したい商品があるからそのネット証券を選んだのに、「実は扱っていなかった」では意味がない。

 そうした事態を避けるには、各ネット証券の公式サイトなどで「NISA口座で扱う商品・サービス」の一覧を確認することが重要になる。投信や外国株については、銘柄ごとの扱いの有無も知りたいところだ。ただ7月11日現在、まだ多くのネット証券が、自社のNISA口座で取り扱う商品・サービスを明確には表示していない。

●その2:「NISA口座での」取引手数料を確認する

 NISA口座で取引した場合にも、株の売買手数料や投信の購入手数料はかかってくる。非課税メリットを高い手数料で台無しにしないためにも、ネット証券で口座開設を検討するときと同様、NISA口座選びの際にも手数料には気を配りたい。

 ふだんから、各ネット証券の手数料などをこまめにチェックしているのでどこが安いかよく知っている、という人も思い込みは厳禁。NISA口座での取引手数料は、通常とは異なる場合があるためだ。

 たとえば楽天証券では、NISA口座内の株取引は約定金額に関わらず、一律1回105円(税込)。ちなみに、1約定ごとに手数料がかかるコースの場合、通常は約定金額10万円まで145円、20万円まで194円、50万円までは358円…(いずれも税込)となっている。

 他のネット証券でも、今後「NISA口座の手数料は別途定める」という例が出てくる可能性もある。取扱い商品と同様に、こちらも各社のサイトなどで正式な情報を必ずチェックしよう。

>>最新のNISA口座のキャンペーンで選ぶ!
 NISAで得する、おすすめの証券会社はココだ!はこちら!

商品・サービスが出揃ってから口座を申し込むのがオススメ!

 今の段階では、口座開設キャンペーンを実施していたり、NISAの特設ページを設けているようなネット証券でも、NISA口口座で利用できる商品・サービス(たとえば、外国株の取扱い銘柄やNISA口口座内での投信積立ての可否など)や、NISA口座での手数料体系を明記しているところはまだ多くない。

 情報が出揃うのは、これからNISA口座の正式申込みがスタートする10月にかけてだろう。慌てる必要はない。まずは各社のサイトをこまめにチェックして、今後発表されるNISA口座での商品・サービスや手数料の情報をしっかり比較検討した上で、(可能ならキャンペーンも利用して)ベストなNISA口座選びを目指そう!