個人投資家の「株で勝つ!」投資手法を徹底解剖!
2013年8月28日 ザイ・オンライン編集部

なぜあの有名個人投資家は
5月23日の株価急落を察知できたのか?

急落直後に逃げるか押し目を拾うかは
出来高を見ていれば判断できた!

 「ただ、その一方で商船や商社など出遅れ系業種の大型株には天井感がなく、新高値を更新していたので保有を続けていました。それらは東証2部より日経平均を見たほうが実態に近いと考えたからです」

 しかし5月23日急落の夜、夕凪さんは、すぐに保有株を売却する決断を下す。その理由は単純明快だ。

 「23日は、アベノミクス相場が始まってから最大の出来高をつけて急落しました。だから、そう簡単に株価は元に戻らないと判断したんです。もし戻ってもその時また買えばいいやと」

 出来高を伴った下落は弱気のサイン、出来高を伴った上昇は強気のサインというのはテクニカル分析の定石だ。それは図を見ても確認できる。5月23日に最高の出来高を付けているのがわかる。

 そして比べてみると面白いのが、4月初旬の下落だ。こちらも結構な下落だが、よく見ると出来高はさほど増えていない。つまりテクニカルの定石に照らせば押し目と判断できた。逆にその3日後は、大陽線とともに出来高が急増しており、上昇の端緒という判断が下せた。株価チャートの出来高の増減にまで着目できれば急落後に対処が可能だったというわけだ。

 ちなみに、今発売中のダイヤモンド・ザイ10月号では、夕凪さんのほかにも優待名人こと桐谷広人さんや元バレーボール日本代表の川合俊一さんなどのアベノミクス相場での株奮闘記やスゴ腕個人投資家たちの秘密の売買テクなどを大公開している。テクニカルアナリストであるインベストラスト代表の福永博之さんの「株価の急落を見抜くサイン」も必読だ。