ネット証券会社比較
2013年11月29日 久保田正伸

【マネックス証券おすすめのポイントは?】
日本株手数料の低さ、ユニークな投資ツールが
充実しているネット証券大手

マネックスグループ(マネックス証券)は低コストの日本株手数料、ユニークな投資ツールなど、ユーザーフレンドリーなサービスが特色で人気のネット証券大手。2010年12月に香港のBOOM証券グループを買収、2011年6月には米国のトレードステーション社を買収し、世界に拠点を広げている。今回はザイ・オンラインからみたおすすめポイント4つをご紹介しょう!(記事中のデータは2013年11月時点)

マネックス証券【おすすめポイント1】
~少額投資や積立がしやすい

マネックス証券の現物株手数料(取引毎手数料コース)の特徴は、約定金額の低い価格帯で特に手数料が安い点だ。たとえば、10万円、30万円といった約定金額では、大手ネット証券の中で最安となっている【図1】。

【図1】主なネット証券の手数料を比較!
証券会社名 株式売買手数料(金額によって異なる) 公式サイトへ
10万円まで 30万円まで 50万円まで 100万円まで
 マネックス証券 105円
 262円  472円 1575円
マネックス証券の公式サイトはこちら!
 SBI証券  145円  285円  285円 511円
SBI証券の公式サイトはこちら!
 楽天証券 145円
 358円 358円
 639円
楽天証券の公式サイトはこちら!
 カブドットコム証券  189円  378円 567円
 1039円
カブドットコム証券の公式サイトはこちら!
 ライブスター証券  84円  189円  189円 357円
ライブスター証券の公式サイトはこちら!
 GMOクリック証券  105円  260円  260円  470円
GMOクリック証券の公式サイトはこちら!

 上記は「1約定ごと」の手数料プラン。マネックス証券の約定金額100万円は、パソコンから発注した「指値注文」の金額。「成行注文」の場合、または携帯電話からの注文は1050円。

 また、投資信託は1240本ものの取り扱いがあり、中でも1000円から積立できる投資信託は586本ある(2013年11月29日)。自分の投資しやすい金額から毎月積立が可能だ。

 1000円積立といえば、「金」でも可能。2013年5月からは、純金取引「マネックス・ゴールド」がスタートしており、ゴールド、プラチナ、シルバーを取り扱っている。毎月1000円、または1グラムから積立が可能となっている。

マネックス証券【おすすめポイント2】
~特殊注文機能が多彩

 特殊注文機能が多彩で自動売買までできる。リスク対策と利益追求に便利なのが「逆指値」と「ツイン指値」だ。「逆指値」とは、高くなったら買い、安くなったら売る注文方法。

 たとえば、現物株を保有している場合に、売りの逆指値注文を出しておく。想定どおり価格が上昇したら、売り注文は発動せず、利益を伸ばすことができる。もしも予想外に急落した場合には、設定価格で自動損切りとなり、想定外の大きな損失が防げる。また、「ツイン指値」は、指値と逆指値を両方同時に注文する方法だ。

 銘柄乗り換えを行うときに便利な「連続注文」、反対売買の発注まであらかじめ設定できる「リバース注文」機能もある。たとえば、朝A銘柄の買いでリバース注文を出したら、買い約定から利食いまで終了して、帰宅後にお金が増えいているかも!?これが自動売買だ。

 「期間指定注文」は、最大30日(ただし、信用新規注文は最大1週間)まで期間指定ができる。「目安と考えた価格まで下がったら買いたい」とか、「保有株のリスク対策で逆指値を設定する」といった場合に、毎日指値を設定する手間が省ける。

マネックス証券【おすすめポイント3】
株アプリ「マネックストレーダーフォン」は
取引に役立つ実践的なランキングに特徴あり!

マネックス証券の「マネックストレーダーフォン」で注目したいのは、ユニークかつ実践的なランキングの数々。たとえば、よくある「値上がり率、値下がり率ランキング」も、「前日比」だけでなく「10分前比」や「当日始値比」などを見ることが可能だ。 

 
ランキング項目の選択画面。選択中の「気配値値上率(寄り前時間込み)」は、寄付き前にも見ておきたいランキング。   はっきりしていて見やすいチャート画面。テクニカルチャートの指標は、いずれもパラメータ設定が可能。

 

株アプリの
項目
株アプリ詳細 株アプリの
項目
株アプリ詳細
アプリ名 マネックストレーダーフォン
マネックス証券の株アプリ/マネックストレーダーフォンの公式サイトはこちら!
マーケット情報 国内7
対応機種 Android、iPhone、
iPod touch
ランキング 市場別、値上げ・値下げ、気配値、
Gap down・up、出来高急増、
約定回数、移動平均乖離率など
対応取引 現物、信用
(現引・現渡非対応)
銘柄登録
30銘柄×30(900銘柄)/
PC同期△
注文機能 通常、逆指値、
OCO(ツイン指値)/板注文○
ニュース 市況ページ、
個別銘柄ページ
個別銘柄情報 チャート気配値、
株価詳細、ニュース
入出金 ×
チャート 移動平均線、ボリンジャーバンド、
一目均衡表、MACD、RSI、
DMIなど8種/横画面表示○
その他 iPad用は
別アプリになる
※2014年7月現在

 

マネックス証券【おすすめポイント4】
~米国株取扱数が1位

 アップル、グーグル、ツイッターなど何かと話題が多い米国株。また、米国ETFは世界中の金融商品への投資を可能にしている。マネックス証券は、米国株と米国ETFをあわせて、ネット証券で最多の2800超の銘柄を取引できる【図2】。また12月16日からは特定口座での対応も始まるので、確定申告の必要がなくなる点もおすすめだ。

【図2】取扱銘柄数比較

証券会社 米国株 米国ETF ADR 米国REIT
SBI証券 814 131 113 33
マネックス証券 2671 131
楽天証券 1193 131 131

※11月29日現在

 取引手数料は、他のネット証券とは異なる料金体系で、「通常0.4725%、最低手数料5.25ドル、手数料上限21ドル」。他のネット証券と比較しても割安になるケースが多い。

 また、全米No1オンライン証券「トレードステーション証券」と共同開発した取引ツールも無料で提供している。

マネックス証券【おすすめポイント5】
~デイトレから長期投資に使える各種投資ツール

 一般投資家からデイトレーダーまで利用できる投資ツールが多数そろっているので、いくつか紹介しよう。

◆ポートフォリオを育てる~MONEX LAB tools

 金融工学の観点からポートフォリオ形成のアドバイスをしてくれるなど、便利な4種類の「MONEX LAB tools」がそろっている。リスク分散をして長期投資をしたい人におすすめだ。それぞれのツールを簡単に紹介しよう。

・資産推移ビューワー「MONEX VIEW β」
 保有資産の変化を月次・日次グラフで商品別、資産クラス別に表示。

・一括口座管理サービス「MONEX ONE」
 銀行、証券、クレジットカード、ポイントサイトなど、他の金融機関に預けた資産もまとめて一括管理できる。

・資産設計アドバイスツール「MONEX VISION β」
 保有資産を分析するツール。将来のリターン予測、追加購入の提案など、最新の金融工学理論を駆使して資産設計のアドバイスを提供する。

・株式リスク分析ツール「MONEX COMPASS β」
 保有株式、追加購入を検討する株式について、金融工学的な観点からリスク・リターンのバランスをスコアなどで教えてくれる【図3】。

マネックストレーダーの株式リスク分析ツール画面【図3】保有銘柄、追加銘柄についてリスクとリターンのバランスをスコアやグラフで表示する「MONEX COMPASS β」。
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◆アクティブ投資家におすすめ~マネックストレーダー【マネックス】証券

 「マネックストレーダー」は、投資情報から発注まで可能、マネックス証券独自開発の無料取引ツールだ。

 特徴は、テクニカル指標を使った銘柄検索、本格的なプログラムトレード機能、キーボードのみで発注が可能な「ロケット注文」、最長30年分も表示できるチャート【図4】、ブレイクアウト銘柄やストップ高くずれの銘柄などがわかる「イベントビューア」など、他社にはないユニークな機能が盛りだくさんだ。

マネックス証券のマネックストレーダーのチャート画面【図4】マネックストレーダーのチャート機能でトヨタ自動車の30年分のチャートを表示した。
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◆ロボットが投資判断を知らせる~マネックスシグナル【マネックス】証券

 先端の金融工学を用いた分析を行うトレード・サイエンス社が開発したロボットが投資判断を行い、毎営業日メールで配信するサービス。現在、日本株、日経225先物、米国株について、情報配信を行っている。月々の利用料は日本株3150円(初回申込み時は申込月とその翌月が実質無料。月間売買8回以上で半額)、先物500円、米国株525円(前月に1度以上取引で全額キャッシュバック)。

 ロボットは、過去のシミュレーション結果から投資判断を出しており、将来の成績を保証するものではない。気になった方は、最近の成績がマネックス証券のスペシャルサイトで見られるので、チェックしてみよう。

◆負けないことが勝ちにつながる~みまもるくん【マネックス】証券

 2013年から回転売買がしやすくなるなど、信用取引が使い安くなり、人気化している。そんな信用取引のパフォーマンスを向上させる機能が「みまもるくん」(信用取引自動決済発注サービス)だ。

 このサービスの機能はシンプル、いわば「損切り」設定だ。建玉の損失の割合が、事前に設定した損切り決済率に達すると、自動で決済注文が発注される。

 「損切りしたくない」と誰しも思うが、実は設定しておくとパフォーマンスが向上する検証結果がある。マネックス証券が2012年4月~9月の「みまもるくん」を利用している人と利用していない人の損益率を比較したところ、相場下落時の損失が約半分に抑えられた。大きな負けを防ぐことが、トータルでの勝ちにつながるのだ。

マネックス証券【証券情報⇒マネックス証券の紹介ページ】
株式売買手数料(指値) 口座開設
10万円 30万円 50万円
100円 250円 450円
【マネックス証券のメリット】
日本株投資に役立つ「決算&業績予想」、信用取引ではリスク管理に役立つ信用取引自動決済発注サービス「みまもるくん」が便利。米国株は最低手数料5ドル(税抜)からお手軽に投資が可能で、米国ETFを通じて世界中に分散投資できる。投資先の調査、リスク管理、リスク分散など、じっくり腰をすえた大人の投資ができる証券会社と言えるだろう。一方、短期・中期のトレードに役立つツールもそろっている。逆指値ほか多彩な注文方法が利用できる上に、板発注が可能な高機能無料ツール「新マネックストレーダー」が進化中だ。日本株、米国株、先物取引についてロボットの投資判断を日々配信する「マネックスシグナル」も提供しており、スイングトレードに役立つ。
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