住民税などの税金、国民年金、国民健康保険は
「nanaco+高還元クレジットカード」で払え!
必見!マイホーム所有者や自営業者の節税方法
2014年版!高還元クレジットカードを使った最新節税方法教えます
「nanaco」は1枚で10万円まで支払える!
例えば、区役所から「9万5000円」の納付書が届いたとします。
初めて「nanacoカード」を使う場合、パソコンやスマートフォンから「nanaco」のホームページにアクセスして、事前にクレジットカードを登録する必要があります。「nanacoカード」へのクレジットカードによるチャージもホームページ上から行います。
「nanacoカード」1枚で電子マネーとして利用できるチャージ金額は5万円まで。1回のチャージでは2万9000円が上限となりますので、5万円分をチャージするには2万9000円と2万1000円の2回チャージが必要です。ただし、このチャージした分は「センターお預かり分」となっていて、そのままでは利用できません。
この「センターお預かり分」を「nanacoカード」に反映させる(電子マネーとして利用できるようにする)には、セブン-イレブンのレジやセブン銀行のATMで「残高確認」が必要です。この残高確認をして、初めて5万円を利用できる「nanacoカード」となるのです。
しかし、5万円チャージしただけでは9万5000円の支払いには足りません。さらに4万5000円チャージする必要があります。
5万円が電子マネーとして利用できる状態(セブン-イレブンのレジやセブン銀行のATMで「残高確認」をして、センターお預かり分が0円になった状態)で、さらにクレジットカードを使ってチャージすると、また「センターお預かり分」となります。
要するに、1枚の「nanacoカード」には、「電子マネーとして使える5万円」に加え、「センターお預かり分の5万円」の合計10万円チャージができるということです。
この状態の「nanacoカード」と9万5000円の納付書をセブン-イレブンのレジに持っていきます。レジでは納付書のバーコードをスキャンしてもらい、レジ前の画面に表示される「確認」ボタンを押します。

「nanacoカード」を端末にかざすと、「電子マネーとして利用できる」5万円で支払われ、「nanacoカード」の残高は0円になります。しかし、「センターお預かり分」として5万円が残っているので、続いて、店員さんに「残高確認」をするようにお願いします。
残高確認すると、「センターお預かり分」の5万円が「nanacoカード」の電子マネーとして利用できるようになります。その状態で残りの4万5000円を支払います。これで1枚の「nanacoカード」で9万5000円の納付書を支払うことができるのです。
「nanaco」は同時に5枚まで使える!
最大で5枚×10万円の支払いも可能!
では、10万円を超える税金の場合はどうすれば良いでしょうか?
例えば、13万5000円の納付書があったとします。
この場合は「nanacoカード」を2枚用意します。セブン-イレブンでは1回の支払いで使える「nanacoカード」は5枚まで。10万円までは先ほど書いた方法で支払い、さらにもう1枚の「nanacoカード」を利用します。
「nanacoカード」1枚にチャージできるのは10万円まで、セブン-イレブンでは1回の支払いで「nanacoカード」を5枚まで使えるため、理論上は50万円まで支払うことが可能です。
税金の納付書の場合、全納と分割の納付書が同封されていると思いますので、全納で30万円を超えている場合(30万円以上の納付書にはバーコードが付きませんのでセブン-イレブン等のコンビニエンスストアで支払うことができません)は、分割の納付書を使いましょう。
(編集部注:住民税などは役所に相談をすると毎月の支払い額、1回の支払額を調整することも可能です。例えば、合計50万円の場合、5万円×10回に分納することもできるので、複数の「nanacoカード」を利用するのが面倒な場合は、1回の支払い金額が5万円以下となるように納付書を改めて役所で発行し直してもらうことで解決します)
また、1枚の「nanacoカード」には1カ月のチャージ額が20万円までと上限が決まっています。それ以上チャージしようとすると「サーバーエラー:PGSE11」と表示されて、チャージをすることができません。そのため、「nanacoカード」を使いこなすには、複数枚の「nanacoカード」を持っていたほうがいいですね。
「nanaco」にチャージするには
新規登録から利用までに5~11日が必要!
ただし、複数枚の「nanacoカード」を利用する場合の注意点は、異なる「nanacoカード」に同一のクレジットカードを登録できないという点です。
1枚目の「nanacoカード(以下「A」)」に「リクルートカードプラス」を登録した場合、2枚目の「nanacoカード(以下「B」)」には同じ「リクルートカードプラス」は登録できないのです。
解決策としては、2通りの方法が考えられます。
1つは、「B」には「リクルートカードプラス」ではなく、「楽天カード(JCB)」など別のクレジットカードを登録する方法。
2つ目は、一度「A」に登録した「リクルートカードプラス」を削除してから、「B」に「リクルートカードプラス」を登録しなおすという方法です。
少し面倒ですが、どちらかの方法を実行すれば、5万円以上の納付でも得をすることができます。
ただし、「モバイルnanaco」と「nanacoカード」の組み合わせの場合は同一カードを登録可能ですので、Androidスマホを使っている方は簡単にできるはずです。
(編集部注:「nanacoカード」は新規発行から10日後、「モバイルnanaco」は新規入会から4日後にクレジットカードの登録が可能になり、クレジットカードを登録してからチャージできるようになるまでには「24時間」が必要になるので、利用する5~11日前までに準備をしておく必要があります)
ここまで「nanacoカード」を使いこなす方法を書いてきました。いろいろと制限もあり大変ですが、それでも「nanaco」+「高還元クレジットカード」を利用することで、1~2%も節税できるのですから使わない手はありません。
最後にもう一度、「nanaco」にチャージをしてポイントがつく、「高還元クレジットカード」をまとめておきます。「nanaco」を使いこなして、節税したい方はぜひ参考にしてください。
【※編集部 追記】
2020年3月12日から、nanacoチャージに新規登録できるクレジットカードは「セブンカード・プラス」と「セブンカード(新規発行は終了)」だけになりました。詳細は下記の記事をご覧ください。
⇒nanacoチャージでポイントが貯まる、おすすめのクレジットカードは「セブンカード・プラス」
■セブンカード・プラス | ||
還元率 | 0.5~1.0% | |
発行元 | セブン・カードサービス | |
国際ブランド | VISA、JCB | |
年会費 | 永年無料 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、ICOCA、 nanaco | |
■リクルートカードプラス | ||
還元率 | 2.0% |
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発行元 | JCB | |
国際ブランド | JCB | |
年会費(税抜) | 2000円 | |
家族カード | あり(年1000円、税抜) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、nanaco |
■リクルートカード | ||
還元率 | 1.2% | |
発行元 | 三菱UFJニコス、JCB | |
国際ブランド | VISA、JCB | |
年会費 | 無料 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、nanaco、 ICOCA(VISAのみ)、楽天Edy(VISAのみ) |
|
■ライフカード(JCB) | ||
還元率 | 0.5~2.5% (ただし、nanacoチャージでの還元率は0.25%に低下) |
|
発行元 | ライフカード | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB | |
年会費 | 無料 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、ICOCA、 nanaco(nanacoはJCBのみ) | |