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2016年3月6日 ザイ編集部

下流老人にならない、老後生活に必要なお金を
作るため30代、40代、50代、60代前半でやるべき
住宅ローンや生活費などのマネープランとは?

20代から60代までのそれぞれの世代ごとに、老後資金を作るために取り組むべき課題がある。自分の年齢と照らし合わせながらこれからできること、そしてやるべきことを頭に叩きこもう。

ステップを間違えなければ
老後のお金は準備できる!

 老後のお金への取り組み方は、「老後までの残り時間」と現在の「ライフステージ」によって変わっていく。

 「不安から貯蓄をしたものの最終的に住宅ローンで消えた、では意味がありません」(ファイナンシャルリサーチ代表・深野康彦さん)

 将来を見据えつつ、冷静に「今やるべきこと」を判断する最初のポイントになるのが30代。ここで老後のお金を貯める余力を残す、住宅費や教育費のプランを組むことができれば、半分成功したといっても過言ではない。逆にこの見込みが甘いと、後で大きなツケを払うことになる。

 40代になると、老後までの時間も20年を切り、仕事や家族の形も落ち着いてくる。この先の収入、教育費や住宅費のメドなど、大きな流れを再調整しよう。

 退職が目前となる50代は、年金生活に向けて生活コストの縮小が非常に大事。一方で、老後の蓄えを作るラストチャンスということも忘れてならない。

 「50代は一番生活費が膨らんでいる時期。デパ地下の食材や外食など、嗜好的な支出を見直せば、月5万円程度はすぐ浮くのでは。この年代の生活コストの縮小は、老後の蓄え作りにも効果絶大と心得て」(生活設計塾クルー取締役・深田晶恵さん)

 60代前半は年金生活への移行期。そして、これまで貯めてきた老後のお金を使っていくわけだが、できれば大きく育っていて欲しいもの。各世代の対処法をしっかり把握して、日々の支出から老後のお金に回す部分を無理なく捻出し、効率よく育ててほしい。