フェイスネットワーク、株主優待を廃止も、夜間取引で株価が20％超も急騰！ Amazonギフト券とプレミアム優待倶楽部の優待廃止も増配で配当利回り6％超に

　株式会社フェイスネットワークが「プレミアム優待倶楽部」と「Amazonギフト券」の株主優待を廃止することを、2023年1月31日の15時30分に発表した。

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フェイスネットワークは新築一棟不動産投資の支援などを手掛ける企業。
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 フェイスネットワークの株主優待は、毎年9月末時点の株主を対象に実施されており、従来の内容は「200株以上を半年以上保有する全株主に『Amazonギフト券（Eメールタイプ）3000円分』を贈呈。300株以上を半年以上保有する株主に、保有株数に応じて『プレミアム優待倶楽部』のポイントを贈呈」というものだった。

　しかし、この株主優待は実施済みの2022年9月分を最後に「廃止」される。

　フェイスネットワークが株主優待を廃止する理由は「株主の皆様への公平な利益還元のあり方の観点から、慎重に検討を重ねました結果、今後は業績に応じ、配当による直接的な利益還元に集約することが適切であるとの判断に至り、株主優待制度を廃止することといたしました」とのことだ。

　実際、フェイスネットワークは株主優待の廃止と同時に、2023年3月期（通期）の業績予想の上方修正と、配当予想の修正（増配）も発表。配当予想は、前回予想は42円だったが、修正後は84円予想と一気に倍増。配当利回りも6.08％まで上昇している。

　この発表を受けて、フェイスネットワークの株価はSBI証券のPTS（夜間取引）で一時、発表当日（1月31日）の終値1381円より300円も高い1681円（＋21.72％）を記録している。
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　なお、「プレミアム優待倶楽部」とは、株式会社ウィルズが提供するポイント制の株主優待サービス。「プレミアム優待倶楽部」を導入している企業の株主になると、株主優待で「プレミアム優待ポイント」がもらえて、そのポイントを食品や電化製品、旅行・各種体験など、魅力的な商品と交換することが可能になる。
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廃止されるフェイスネットワークの株主優待の詳細と利回りは？

　フェイスネットワークの2023年1月31日時点の終値は1381円なので、株主優待が廃止されなければ、利回りは以下のようになっていた（※「プレミアム優待倶楽部」のポイントは1ポイント＝1円として計算）。

　（200株保有の場合）
 投資金額：200株×1381円＝27万6200円
 優待品：Amazonギフト券3000円分
 株主優待利回り＝3000円÷27万6200円×100＝1.08％

　（300株保有の場合）
 投資金額：300株×1381円＝41万4300円
 優待品：Amazonギフト券3000円分とプレミアム優待倶楽部5000ポイント
 株主優待利回り＝8000円÷41万4300円×100＝1.93％

 フェイスネットワークの株主優待は、個人投資家に人気の「プレミアム優待倶楽部」と「Amazonギフト券」という非常に魅力的な内容だったが、2022年9月実施分を最後に「廃止」が発表されることに。ただ、同社は同時に大幅な増配を発表しており、前述のように夜間取引で株価は20％超も急騰。明日以降の値動きにも注目が集まりそうだ。
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　フェイスネットワークは、不動産投資の支援などを手掛ける企業。1月31日に上方修正した2023年3月期（通期）の業績予想は、売上高210億円（前回予想から変わらず）、営業利益25億円（前回予想は20億円）、経常利益22億5000万円（前回予想は17億円）、当期純利益15億円（前回予想は11億5000万円）。

■フェイスネットワーク
業種	コード	市場	権利確定月
不動産業	3489	東証プライム	9月末
株価（終値）	必要株数	最低投資金額	配当利回り
1381円	200株	27万6200円	6.08％
【フェイスネットワークの最新の株価・株主優待の詳細はこちら！】
※株価などのデータは2023年1月31日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 ※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資金額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。

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• 1月
• 2月
• 3月
• 4月
• 5月
• 6月

• 7月
• 8月
• 9月
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• 11月
• 12月

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