会社名 | 【上場延期⇒再上場決定】トライアルホールディングス |
市場・コード/業種 | グロース・5882/小売業 |
上場日 | 4月12日 |
申込期間(BB期間) | 3月27日~3月31日 |
おすすめ証券会社 | 大和証券、SBI証券、CONNECT、auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)、 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★★★(最高★5つ) |
初値(初値騰落率) | -円(-%) |
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
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※2023年4月3日、トライアルホールディングスは昨今の金融機関の破綻等を契機とした混乱が続く中、株式市場に関する動向等を総合的に勘案し、募集株式発行及び株式売出しの中止並びにそれに伴う同社普通株式の東京証券取引所への上場手続きの延期を取締役会において決議しました。今後の上場に向けたスケジュールは未定ですが、新たな情報が公開され次第、記事を更新します。
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※トライアルホールディングスは、2024年2月14日、再度上場承認され、2024年3月21日~3月26日のいずれかの日にIPO(新規上場)することが決定した。詳細はこちらの記事を参照。
⇒「トライアルホールディングス」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のディスカウントストア運営企業との比較や予想まで解説!
トライアルホールディングスが4月12日にIPO(新規上場)!
トライアルホールディングスは、2023年3月8日、東京証券取引所に上場承認され、2023年4月12日にIPO(新規上場)することが決定した。
トライアルホールディングスは2015年9月18日に設立された。「流通小売事業」では、中核事業会社である(株)トライアルカンパニーを中心に、「あなたの生活必需店」をストアコンセプトとした『TRIAL』ブランドのディスカウントストアを全国に展開している。また、「リテールAI事業」では、小売事業者や食品・消費財メーカーに対して、顧客の買い物体験の向上やリアル店舗のオペレーション改善、広告・販売促進活動の効率化等に資するプロダクトやソリューションを提供している。
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
トライアルホールディングスのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 3月26日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 3月27日~3月31日 | |||||
公開価格決定 | 4月3日 | |||||
購入申込期間 | 4月4日~4月7日 | |||||
払込日 | 4月11日 | |||||
上場日 | 4月12日 |
トライアルホールディングスのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■取り扱い証券会社(2023年3月29日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
大和証券(主幹事証券) [最短翌日に取引可能] |
―% | |||||
SBI証券 [最短翌日に取引可能] |
―% | |||||
CONNECT [最短3日後に取引可能] |
-% | |||||
auカブコム証券(旧:カブドットコム証券) [最短翌日に取引可能] |
―% | |||||
※委託販売の配分がなかったため取扱中止 |
―% |
|
||||
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事証券) | ―% | |||||
野村證券 | ―% | |||||
みずほ証券 | ―% | |||||
FFG証券 | ―% |
トライアルホールディングスのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
想定発行価格(※1) | 2000円 | |||||
仮条件 [予想PER(※2)] |
1800~2000円 [27.1倍~30.1倍] |
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公募価格 | ―円 | |||||
初値 | ―円 | |||||
初値騰落率 | ―% | |||||
予想トレーディングレンジ(※3) | 1000~3300円 | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 | |||||
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。 |
■類似会社3社の予想PER(2023年3月22日終値の株価と会社側予想から計算) | ||||||
会社名 ※クリックで最新チャートへ | 予想PER | |||||
【3社平均】 | 14.7倍 | |||||
パンパシHD<7532> | 25.8倍(連) | |||||
MrMax<8203> | 7.2倍(連) | |||||
アークス<9948> | 11.2倍(連) |
予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割高と判断できる。
トライアルホールディングスの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 1億2149万400株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募2380万株 売出185万5600株 (オーバーアロットメントによる売出384万8300株) |
|||||
想定公開規模(※1) | 590.1億円(OA含む) | |||||
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。 |
トライアルホールディングスは「TRIAL」ブランド
のディスカウントストア全国展開
小売、物流、金融・決済、リテールテックなど、各事業を中心とした企業グループの企画・管理・運営(純粋持株会社)を手掛ける。『TRIAL』ブランドのディスカウントストアは全国に274店舗展開。2015年に導入開始したスマートショッピングカート(SSC)は2022年12月末時点で120店舗(1万1560台)導入。
「TRIAL」ブランドの店舗で知名度が高く、無人店舗開店などのユニークな取り組みがメディアに取り上げられるなど話題性もある。株価バリュエーションはディスカウントストア関連としてはやや高め。スケジュール面では、4/12はispace<9348>が同時上場する。
公開規模については500~600億円台となる見込み。公開株の一部を海外販売する予定。
◆「トライアルホールディングス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
大和証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
CONNECT[最短3日後に取引可能] | ||||||
auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)[最短翌日に取引可能] | ||||||
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トライアルホールディングスの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 営業収益 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
|||
2020/3 | 2,547 (―) |
1,565 (―) |
1,812 (―) |
|||
2021/3 | 8,940 (251.0%) |
6,864 (338.6%) |
6,509 (259.2%) |
|||
2021/6 | 486 (―) |
18 (―) |
406 (―) |
|||
2022/6 | 1,901 (―) |
145 (―) |
641 (―) |
|||
2023/6予 | ― (―) |
― (―) |
― (―) |
■連結業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
|||
2021/6 | 531,796 (―) |
9,548 (―) |
5,618 (―) |
|||
2022/6 | 597,653 (12.4%) |
12,687 (32.9%) |
7,135 (27.0%) |
|||
2023/6予 | 665,826 (11.4%) |
13,475 (6.2%) |
8,072 (13.1%) |
|||
2022/12 2Q | 336,327 (―) |
7,519 (―) |
4,185 (―) |
|||
予想EPS(※) /配当 |
単独:-円 連結:66.44円/15.00円 | |||||
※ 予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。 | ||||||
※2021/6期は2020/7/1~2021/6/30同社グループの連結経営指標(非監査) |
トライアルホールディングスの業績コメント
2023年6月期の業績は、売上高が前期比11.4%増の6658.2億円、経常利益が同6.2%増の134.7億円と増収増益の見通しとなっている。
同社グループの事業領域である食品小売業界においては、世界情勢や円安の影響を受けて原材料や燃料等の高騰による物価上昇の影響を受け、消費マインドの低下等が続いている一方で、ディスカウントストアの需要は高まっている。
ウィズコロナの環境下、同社グループは「テクノロジーと、人の経験知で、世界のリアルコマースを変える。」というビジョンを実現すべく、ディスカウントストアの新規出店を加速させるとともに、リテールAIデバイスを活用した顧客利便性の高い店舗づくりに努めている。また、同社グループでは、あなたの「生活必需品」をコンセプトとして、24時間営業により「欲しいものが、いつでも買える」、EDLP(Every Day Low Price)の価格戦略により「欲しいものが、いつでも安い」を実現し、顧客の生活を応援している。
なお、通期計画に対する第2四半期末時点における進捗率は、売上高3363.2億円で50.5%、経常利益75.1億円で55.8%となっている。
トライアルホールディングスの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 福岡県福岡市東区多の津一丁目12番2号 | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役社長 亀田 晃一(昭和39年3月22日生) | |||||
設立 | 平成27年9月18日 | |||||
資本金 | 1億円(令和5年3月8日現在) | |||||
従業員数 | 新規上場会社48人 連結会社6021人(令和5年1月31日現在) | |||||
事業内容 | 小売、物流、金融・決済、リテールテックなど、各事業を中心とした企業グループの企画・管理・運営(純粋持株会社) |
■売上高構成比率(2022/6期 実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
流通小売事業(グロサリー) | 189,328 百万円 | 31.7% | ||||
流通小売事業(デイリー) | 106,366 百万円 | 17.8% | ||||
流通小売事業(フレッシュ) | 138,642 百万円 | 23.2% | ||||
流通小売事業(生活) | 75,909 百万円 | 12.7% | ||||
流通小売事業(ハード) | 58,504 百万円 | 9.8% | ||||
流通小売事業(アパレル) | 16,285 百万円 | 2.7% | ||||
流通小売事業(その他) | 11,703 百万円 | 1.9% | ||||
リテールAI事業 | 432 百万円 | 0.1% | ||||
その他事業 | 478 百万円 | 0.1% | ||||
合計 | 597,653 百万円 | 100.0% |
■大株主上位10位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | (株)ティー・エイチ・シー | 6600万株 | 67.67% | |||
2 | (株)Heroic investment | 937万4200株 | 9.61% | |||
3 | 永田 久男 | 196万3800株 | 2.01% | |||
4 | (株)PALTAC | 120万株 | 1.23% | |||
5 | サントリー(株) | 100万株 | 1.03% | |||
5 | 三井食品(株) | 100万株 | 1.03% | |||
5 | ヤマエ久野(株) | 100万株 | 1.03% | |||
8 | 加藤産業(株) | 60万株 | 0.62% | |||
9 | 北尾 吉孝 | 40万株 | 0.41% | |||
9 | SBI Ventures Two(株) | 40万株 | 0.41% | |||
9 | フクシマガリレイ(株) | 40万株 | 0.41% | |||
合計 | 8333万8000株 | 85.45% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | (株)トライアルカンパニー、(株)Retail AI及び(株)Retail SHIFTへの投融資資金として充当する予定 | |||||
関係会社 | (株)トライアルカンパニー (連結子会社) 流通小売事業 (株)トライアルストアーズ (連結子会社) 流通小売事業 (株)トライアルフィナンシャルサービス (連結子会社) 流通小売事業 他、連結子会社20社、持分法適用関連会社3社 |
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VC売却可能分(推定) | -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | -年-月-日 | ||||
割当先 | - | |||||
発行価格 | - |
◆「トライアルホールディングス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
大和証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
CONNECT[最短3日後に取引可能] | ||||||
auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)[最短翌日に取引可能] | ||||||
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トライアルホールディングスの銘柄紹介
同社グループは持株会社制を導入し、純粋持株会社である同社並びに各事業を担う連結子会社24社及び関連会社3社(2023年1月末時点)から構成されており、「流通小売事業」、「リテールAI事業」等の事業を営んでいる。同社は、中期経営計画及び年度事業計画に基づき、グループ各社の自主性を尊重するとともに、事業の発展及び経営改善に積極的に協力し、関係会社の育成を促進して企業グループとしての経営効率の向上を目指すことを目的として指導及び助言を行うことを基本方針としている。
[流通小売事業]
(1)多様な店舗フォーマットとワンストップショッピングを可能にする豊富な商品ラインナップ
中核事業会社である(株)トライアルカンパニーを中心に、「あなたの生活必需店」をストアコンセプトとした『TRIAL』ブランドのディスカウントストアを全国に展開している。店舗フォーマットはメガセンター、スーパーセンター(SuC)、smart及び小型店の4種のフォーマットで、商圏人口や立地、店舗面積等に応じて様々なエリアに出店ができるマルチフォーマット戦略を軸に、市場のニーズに応じた店舗開発に取組んでいる。
また、商品ラインナップは、生鮮食品などの食品を強みとして、日用消耗品などの生活必需品から家電製品や、アパレル用品及びホビー用品などの非食品まで、豊富な品揃えを特徴としている。
営業時間は原則24時間としており、何でも・いつでも・欲しいものがお得に買えるワンストップショッピングストアとして、利便性や価格優位性を特徴としている。また、同社グループ内に弁当・惣菜製造や生鮮食品の加工を行うプロセスセンターやセントラルキッチン、飲料製造工場を有しており、商品製造のノウハウを増強している。
ナショナルブランド商品を調達して販売するスタイルが主流である一方、プライベートブランド(PB)商品も展開している。PB商品においては、ミネラルウォーターやお茶などの飲料や菓子類及びフリースなどのアパレルが人気商品である。いずれも低価格と高品質であることが、人気の理由である。
(2)ローコストオペレーションを確立したユニークな店舗運営
1992年にトライアル1号店となる南ヶ丘店(福岡県大野城市)を開店して以来、同社は約30年におよぶディスカウントストアの運営ノウハウを蓄積しており、同社グループにてアライアンス先との物流網の共有化を通じた自社物流による最適化等、効率的な仕入れの確立と徹底したコスト管理、最適化した物流網の整備、後述するリテールテックを活用した省力化によって、ローコストオペレーションを実現している。
また、同社はグループ内に店舗の設計や建築を担う子会社を有しており、新規出店時における新築コストを抑えることができるほか、居抜きによる出店も活用しており、新規出店時による一時的なコスト増加についても低位に抑える戦略が確立されている。同社グループはEDLP(Every Day Low Price)を価格戦略における基本方針としている。EDLPが実現できる背景はEDLC(Every Day Low Cost)、すなわちローコストオペレーションである。生鮮食料品などの生活必需品を中心に、競争力のある価格提案を行い、欲しいものがいつでも安い、地域一番の生活必需店として、顧客に寄り添った店舗運営を確立している。
[リテールAI事業]
小売事業者や食品・消費財メーカーに対して、顧客の買い物体験の向上やリアル店舗のオペレーション改善、広告・販売促進活動の効率化等に資するプロダクトやソリューションを提供している。同社では実店舗の運営で発生する現場のニーズを速やかに開発に活かすことができ、また、開発した技術を速やかに現場で実証実験できる体制が最大の特徴であり、実際の小売店舗という現場や流通サプライチェーンのステークホルダーの営業活動などの場面で実活用できるプロダクトやソリューションを開発する「オペレーション・ドリブン」のコンセプトのもと、流通小売事業と連携を図りながら、実店舗で実利用され、効果を生み出すことのできるプロダクトを開発している。
トライアルホールディングスの投資のポイント
「TRIAL」ブランドの店舗で知名度が高く、無人店舗開店などのユニークな取り組みがメディアに取り上げられるなど話題性もある。公開規模は昨年のソシオネクスト<6526>(768.0億円)にせまる大きさとなっている。なお、公開株の一部を海外販売する予定であり、その販売比率に注目したい。株価バリュエーションはディスカウントストア関連としてはやや高め。スケジュール面では、4/12はispace<9348>が同時上場する。
⇒ソシオネクスト<6526>のIPO情報はこちら!
⇒ispace<9348>のIPO情報はこちら!
1974年に家電製品販売業として福岡県で創業した「あさひ屋」が同社の母体である(株)トライアルカンパニーの前身。流通小売事業では、「あなたの生活必需店」をストアコンセプトとした『TRIAL』ブランドのディスカウントストアを全国に展開。全国に274店舗展開しており、店舗フォーマット別の店舗数は2022年12月末時点で、メガセンター24店舗、スーパーセンター(SuC)176店舗、smart67店舗、小型店7店舗となっている。
1992年にトライアル1号店を開店以降、時代に合わせた戦略の推進を通じて、22期連続増収を達成。2021年6月期~2022年6月期は既存店の改造によって生鮮や総菜など「食」を強化した繁盛店作りにリソースを投じたことから、戦略的に新規出店数を抑制してきたが、2024年6月期以降は日本全国に店舗網拡大のペースを加速する予定。なお、2015年には会計手続きを省力化するスマートショッピングカート(SSC)の導入を開始し、2022年12月末時点で120店舗(1万1560台)導入(うち、他社小売企業において3店舗(155台))されている。従業員は連結で6,021名。
業績面について、2023年6月期の業績は、売上高が前期比11.4%増の6658.2億円、経常利益が同6.2%増の134.7億円と増収増益の見通しとなっている。流通小売事業では、既存店は241店舗(前期比7店舗増)、今期新店13店舗(同6店舗増)、今期改装店30店舗の見通し。リテールAI事業においては、スマートショッピングカートについて今期中に主要な店舗への導入を完了させつつ、外部顧客へはサブスクリプションモデル等での販売を計画している。
想定仮条件水準での今期予想PERは28~31倍程度と、類似企業と比較してやや高水準となっている。ただ、「リテールDX」関連というのが意識されれば更なる株価上昇も許容される可能性はあるか。
公開規模については500~600億円台となる見込み。発行済株式の大部分は代表取締役会長とその親族の資産管理会社が保有し、180日間のロックアップがかかっているため需給面への懸念は乏しいだろう。前述の通り、4/12は宇宙関連初のIPOとなるispaceが同時上場するため、初値買い資金分散の影響はありそうだ。
◆「トライアルホールディングス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
大和証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
CONNECT[最短3日後に取引可能] | ||||||
auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)[最短翌日に取引可能] | ||||||
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ
■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
⇒IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2024年11月1日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
19社 52社 |
24社 47社 |
26社 80社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
345万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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【関連記事】 ◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ! ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
21社 91社 |
13社 89社 |
21社 122社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1245万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |