IPO株の銘柄分析&予想

「キッズスター」のIPO情報総まとめ! スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の子供向けプロダクト開発・運営企業との比較や予想まで解説![2024年9月30日 情報更新]

2024年8月23日公開(2024年9月30日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 キッズスター
市場・コード/業種 グロース・248A/情報・通信業
上場日 9月26日
申込期間(BB期間) 9月9日~9月13日
おすすめ証券会社 SBI証券SMBC日興証券岩井コスモ証券松井証券楽天証券岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 2210円(-1.37%)
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キッズスターが9月26日にIPO(新規上場)!

「キッズスター」の公式サイトより

 キッズスターは、2024年8月23日、東京証券取引所に上場承認され、2024年9月26日にIPO(新規上場)することが決定した。

 キッズスターは2014年10月20日に設立された。同社はインターネットメディア事業として、主にファミリー向けデジタルコンテンツの開発及び提供をしている。スマートデバイスを通じて、社会との繋がりを作り、子どもたちが楽しみながら「社会体験(ごっこ遊び)」ができるソリューションとして、アプリサービスの「ごっこランド」を提供している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

キッズスターのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 9月5
ブックビルディング(抽選申込)期間 9月9日~9月13日
公開価格決定 9月17日
購入申込期間 9月18日~9月24日
払込日 9月25日
上場日 9月26日

キッズスターのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2024年9月9日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
1.8
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SMBC日興証券
[最短即日で取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券
[最短翌日に取引可能]
0.4
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短翌日に取引可能]
0.4%
公式サイトはこちら!
楽天証券
[最短翌日に取引可能]
0.4%
公式サイトはこちら!
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
岡三証券(主幹事証券) 93.0  
野村證券 1.8  
極東証券 0.4%  
丸三証券 0.4%  
三田証券 0.4%  

キッズスターのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 2560
仮条件
[予想PER(※2)
2100~2560円
48.6倍~59.3倍]
公募価格 2560円
初値 2210円
初値騰落率 -1.37%
予想トレーディングレンジ(※3) 1300~3200
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2024年9月5日ザラバの株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 152.0倍
カラダノート<4014> 38.8倍
ベビカレ<7363> 406.9倍
Gモンスター<157A> 10.3倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

キッズスターの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 250万株(予定)
公開株式数 公募70万株  売出-株
(オーバーアロットメントによる売出10万株)
想定公開規模(※1) 20.5億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

キッズスターはくふうC子会社の「ごっこランド」開発・運営

 ファミリー向け社会体験アプリ「ごっこランド」の開発・運営及びイベントの企画・運営、子ども向けプロダクトを通じた、企業・団体の事業開発支援を手がける。「ごっこランド」は、累計670万ダウンロードを記録。月間のプレイ回数は2000万回を超えて、利用されている。

 主力サービスの「ごっこランド」は国内にとどまらず、海外人気も高まってきており、将来的なAI活用の展望などには成長期待を感じる。ただ、公開規模に荷もたれ感があり、価格設定には強気さもみられる。親子上場という不人気要素も気がかり。

 公開規模は20億円前後と荷もたれ感のある大きさ。親会社のくふうカンパニーとその代表取締役穐田誉輝氏は上場後も発行済株式総数の6割程度を保有する予定で親子関係は維持される見通し。

◆「キッズスター」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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キッズスターの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2020/12 425
(69.0%)
72
(40.9%)
81
(103.8%)
2021/12 478
(12.6%)
92
28.5%
61
-24.6%
2022/12 564
(17.9%)
104
12.7%
75
23.0%
2023/12 764
(35.5%)
155
48.7%
109
45.4%
2024/12予 898
(17.4%)
163
4.7%
108
-1.6%
2024/6 2Q 402
(―)
54
(―)
34
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:43.20円/-円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

キッズスターの業績コメント

 2024年12月期の業績は、売上高が前期比17.4%増の8.9億円、経常利益が同4.7%増の1.6億円と増収増益の見通しとなっている。

 コロナ禍における巣ごもり需要の影響もあり、「ごっこランド」の利用者数の底上げが発生。前期末時点において、「ごっこランド」の累計ダウンロード数は630万を記録し、月間のプレイ回数は2000万回超となった。今期は更なる増加を見込んでいる。

 また、「ごっこランド」の出店企業は、かつてはファミリー層向けにサービスを展開している企業の出店要望が強い傾向だったが、「ごっこランド」の認知度向上を背景に、近年はBtoBビジネス展開企業、特に広報活動、インナーブランディング及びSDGs等の社会的活動としての取り組み等、出店目的に広がりが見えている。今期末における出店数は、一定の退店を見込みながら88店(前期末比15店増)を計画している。

 なお、通期計画に対する第2四半期末時点における進捗率は、売上高が4.0億円で44.9%、経常利益は0.5億円で33.7%となっているが、期初策定の計画に対しては売上高が計画比102.0%、経常利益が同103.2%と概ね想定通りに進捗しているという。

キッズスターの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都渋谷区神泉町9番5号
代表者名(生年月日) 代表取締役 平田 全広(昭和48年6月10日生)
設立 平成26年10月20日
資本金 9000万円(令和6年8月23日現在)
従業員数 57人(令和6年7月31日現在)
事業内容 ファミリー向け社会体験アプリ「ごっこランド」の開発・運営及びイベントの企画・運営、子ども向けプロダクトを通じた、企業・団体の事業開発支援
■売上高構成比率(2023/12期 実績)
品目 金額 比率
インターネットメディア事業 764 百万円 100.0%
合計 764 百万円 100.0%
■大株主上位6位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 (株)くふうカンパニー 86万7800株 48.21%
2 穐田 誉輝 70万株 38.89%
3 平田 全広 10万株 5.56%
4 松本 健太郎 5万株 2.78%
4 金城 永典 5万株 2.78
6 PKSHAアルゴリズム2号有限責任事業組合 3万2200株 1.79%
合計   180万株 100.00%
■その他情報
手取金の使途 (1)人件費及び手数料等の資金、(2)開発活動に関する外部リソース活用費用、(3)販売促進費、広告宣伝費及び、(4)その他企業運営全般に関する使途を予定
関係会社 (株)くふうカンパニー (親会社) 毎日の暮らし事業/ライフイベント事業/投資・インキュベーション事業/その他
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
◆「キッズスター」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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キッズスターの銘柄紹介

 2013年にアイフリークモバイル<3845>の知育アプリ事業部門にて、同社の主力サービスである「ごっこランド」の配信を開始。2014年にクックパッド<2193>の100%出資を受けて同社が設立し、アイフリークモバイルより知育アプリ事業部門を事業譲受した。2016年、MBOによりクックパッドから独立。2021年よりくふうカンパニー<4376>傘下に入る。

 同社はインターネットメディア事業として、主にファミリー向けデジタルコンテンツの開発及び提供を行う。同社の事業軸となっている社会体験アプリ「ごっこランド」では、スマートデバイスを通じて、社会との繋がりを作り、子供たちが楽しみながら「社会体験(ごっこ遊び)」ができるソリューションを提供している。

 ごっこランド」には、子供たちの「社会体験(ごっこ遊び)」が可能となる企業・自治体の魅力が豊富に詰まっている体験型のデジタルコンテンツが存在する。子供たちが楽しみながら社会性を育むための重要な体験を創出すると共に、親も含めて、企業ブランド、製品及び各自治体の理解を深めることができ、ファンの創出に繋いでいくことを可能にしている。

 ビジネスモデルは、子供ユーザーの利用を無料とする一方、企業・団体から、出店料を収受している。ユーザーは、子供向け職業疑似体験型の知育ゲームを通じて、無料かつ楽しく遊びながら「お仕事」を学ぶことが可能であり、未就学児でも遊べるように、シンプルな操作が特徴となっている。「ごっこランド」の配信開始以来、累計670万のダウンロード数を記録し、かつ、月間のプレイ回数は2000万回を超えている。また、「ごっこランド」への出店数は、2024年6月末において78店に上る。

 今年7月より、「ごっこランド」のリアル展開の第1弾として、大規模なモールや商業施設におけるファミリー向けイベント「ごっこランドEXPO」を開催し、アプリで慣れ親しんだ世界観を、全国各地で体験できる場所の創出を開始した。現時点では出店企業及び開催施設の双方から収益を得るビジネスモデルとなっている。

 また、「ごっこランド」の海外版である「Gokko World」を展開するにあたり、2023年8月に、第1弾として、ベトナム版の配信を開始した。アプリユーザーと出店企業の増加が大いに期待されるアジアを中心に「Gokko World」の展開に注力している。ベトナム版の配信開始以降、2024年6月末時点で78万の累計ダウンロード数を記録し、2024年内に120万を超える進捗で推移している。今年6月よりベトナム版の法人向け営業を開始し、日系の大手食品メーカーの出店の合意を得ている。

 そのほか、周辺サービスも展開。2021年4月より「ごっこランド」の新設カテゴリーとして、地域体験ガイドブック「ジモトガイド」を開始。子供目線で見つけた地域の魅力が詰まったデジタルガイドブックを提供するサービスとなっており、掲載する各地方自治体や地場の協賛企業から掲載料を収受している。また、同社がこれまで培ってきた子供向けアプリの企画・開発のノウハウを、事業開発支援・受託開発「サービスデザイン」として提供しているほか、同社が独自に企画、開発を行ったユーザー課金型のBtoCサービスも行う。NTTドコモ運営の「dキッズ」では同社が3種類の知育アプリを開発・提供しており、UU数に応じてNTTドコモから成果報酬を収受している。

キッズスターの投資のポイント

 主力サービスの「ごっこランド」は国内にとどまらず、海外人気も高まってきており、将来的なAI活用の展望などには成長期待を感じる。ただ、公開規模に荷もたれ感があり、価格設定には強気さもみられる。親子上場という不人気要素も気がかり。スケジュール面でも9月26日は最大で4社同時上場予定となっていることから、初値買い資金分散の影響も受けやすいとみると、初値人気は高まりづらいか。既存株主に対するロックアップ条件も気になるところ。

 同社はインターネットメディア事業として、主にファミリー向けデジタルコンテンツの開発及び提供を行う。現在同社の事業軸となっているアプリ「ごっこランド」は、2013年5月のサービス開始以来、多くのユーザー及び企業に支持され、累計670万ダウンロードを記録。月間のプレイ回数は2000万回を超えて、利用されているファミリープラットフォームとなっている。今後、中長期的には、AIに知見を有する外部のパートナー企業との連携も含め、AIロボットとの対話や「ごっこランド」内の利用状況から、子供が夢中になっている事柄についてデータ化し、親世代ユーザー自身も認識していない子供が夢中になれる事柄を届けることで、子供の特性や長所を見出せるようなサービスの提供を検討している。

 大株主6位はAI企業のPKSHA Technology<3993>が運営するベンチャーキャピタルとなっている。2023年12月期は全社売上の11.1%がトヨタ自動車<7203>向け。従業員は57名。

⇒PKSHA Technology<3993>のIPO情報はこちら!

 業績面について、2024年12月期の業績は、売上高が前期比17.4%増の8.9億円、経常利益が同4.7%増の1.6億円と増収増益の見通しとなっている。本年7月より開始した「ごっこランド」のリアル版である「ごっこランドEXPO」は年内に4箇所以上の開催を予定している。また、他企業との共同した取組みである事業開発支援・サービスデザインについては、大手自動車メーカーと同社との間における共同開発の取組みが進行し、上期に売上高を計上した。本取組みは現在も進行中のため、第3四半期以降についても、売上高の計上を予定している。

 想定仮条件水準の今期予想PERは60倍前後とある程度成長期待が織り込まれた水準とみられる。なお、今年2月にくふうカンパニー<4376>からPKSHA運営VCへ株式譲渡された際の価格は3100円とされている。

 公開規模は20億円前後と荷もたれ感のある大きさ。親会社のくふうカンパニーとその代表取締役穐田誉輝氏は上場後も発行済株式総数の6割程度を保有する予定で親子関係は維持される見通し。ただ、穐田氏の保有する70万株(上場時発行済株式総数の28.0%)は公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除される。また、PKSHAアルゴリズム2号有限責任事業組合は今年2月に株式譲渡が行われたばかりでパートナー企業運営VCのため売り急ぐことは考えにくいが、特にロックアップは設けられていないようだ。

◆「キッズスター」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
⇒IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!

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IPOスケジュール一覧[2025年]
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【2025年2月1日時点】


【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
【関連記事】
◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ!
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社!
SBI証券の公式サイトはこちら
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ! 投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実!
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう!
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
松井証券の公式サイトはこちら
マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆「岡三オンライン証券」の「IPO(新規公開株)」取扱数が急増中で、IPO投資に必須のネット証券へ!岡三証券との連携強化で、全IPOの7割が申込可能に!?
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◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆「スマホ証券」の手数料やおすすめポイントを比較!「LINE証券」「大和コネクト証券」「STREAM」など、株初心者でも使いやすいスマホ特化の証券会社を紹介
◆1株(単元未満株)から株が買える証券会社を比較! 株初心者でも“少額で株式投資を始められる”証券会社の売買手数料や取扱商品、おすすめポイントを解説!
大和コネクト証券の公式サイトはこちら
◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆岩井コスモ証券はIPO(新規公開株)の引受率がネット証券では最高レベル! 完全平等抽選も採用、資産が少ない個人投資家にも当選のチャンスあり!
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
注目の証券会社!

【SMBC日興証券】
IPOの主幹事数が業界トップクラスで
2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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