ネット証券会社の「口座開設」の手続きをしていると、「マイナンバー確認書類の提出」を求められたり、「特定口座」のような初めて聞く用語に出会って戸惑うことがあります。でも心配することはありません! やり方や用語の意味を知れば、決して難しくはありません。
そこで今回は、株初心者のための口座開設までの手順を紹介! 手数料が安くて便利なネット証券に口座を開設するまでの流れと、そのなかで特に多くの人がつまづきやすい「マイナンバー確認書類」の提出、「特定口座」欄の記入の仕方をわかりやすく解説します!
【※関連記事はこちら!】
⇒【2020年版】ネット証券人気ランキングを発表!この1年間で口座開設の申し込み数がもっとも多かったザイ・オンラインで一番人気のおすすめ証券会社を公開!
【目次】ゼロから始める株入門
◆基本編◆
・「株」とは?「株式投資」の基礎知識
・「儲かる株」の探し方(1)
・「儲かる株」の探し方(2)
・「株で儲ける」3つの方法
・ 株式投資でやってはいけないいつの「禁じ手」
◆証券会社・取引ツール編◆
・「証券会社」の選び方&「口座開設」のしかた
・「ネット証券での口座開設」までの流れ
・ ネット証券の注文画面で「株を買う方法」
・「板情報」の見方
★ 人気で選ぶ!みんなにおすすめのネット証券会社
◆株の選び方・ファンダメンタル編◆
・ 基本の指標「PER」をサクッと学ぶ
・ 基本の指標「PBR」をサクッと学ぶ
・「会社の業績」の読み方
・「危ない銘柄」の見抜き方
◆株の選び方・テクニカル編◆
・「株価チャート」の基本的な読み方(1)
・「株価チャート」の基本的な読み方(2)
・「ローソク足」の見方
・「移動平均線」の見方
・「トレンドライン」の見方
・「ダブルボトム」「ダブルトップ」とは?
・「逆三尊(トリプルボトム)」「三尊天井(トリプルトップ)」とは?
・「三角保ち合い」とは?
・「出来高」の読み方
◆株の買い方・売り方編◆
◆株主優待・配当編◆
・「株主優待株」の失敗しない選び方
・「高配当株」の失敗しない選び方
・「配当金」の受け取り方
★ 株主優待名人・桐谷さんのおすすめ銘柄
◆その他◆
・ 株式投資にかかる「税金」は?
・ 株で「損」したときの税金対策
・ 税金がかからない「NISA」「つみたてNISA」とは?
口座開設は超カンタン!
オンライン申込みなら最短1日で始められる!
さっそく、ネット証券に口座を開いてみましょう。まずネット証券のホームページを検索して、そのページを開きます。おすすめのネット証券については、下記の記事を参考にしてみてください。
【※おすすめのネット証券会社は?】
⇒株初心者におすすめの「証券会社」を紹介!
⇒桐谷さんに聞いた!「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」
ネット証券会社のトップページにアクセスすると、「口座開設はこちら」などと書かれていますので、それをクリックして、ホームページの誘導にしたがって必要な情報を入力しましょう。名前、生年月日、性別、連絡先(電話番号、メールアドレス、住所)などを記入します。
SBI証券の口座開設申込フォーム
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以前は郵送で口座開設申込書を取り寄せて、記入・提出を求めるネット証券がほとんどでしたが、最近ではオンライン上で口座開設できるネット証券会社が主流になりました。オンライン上で口座開設の申し込みができれば、最短で翌日から株取引を始めることが可能なネット証券会社(SBI証券や大和証券)もあります。今すぐ株式投資を始めたい人にはこれらのネット証券がおすすめです。
【※関連記事はこちら!】
⇒今すぐ株を買いたい人必見! たった1日で口座開設できるネット証券はここだ!
もちろん、郵送で口座開設申込書をネット証券会社から取り寄せて、口座開設することもできます。ただし、オンラインでの口座開設より手間と時間がかかるため、オンライン上での口座開設をおすすめします!(松井証券やSBI証券などは、プリンターが使える環境であれば、自分で「口座開設申込書」を印刷して申込むことも可能)
口座開設にはマイナンバーの提出が必須!
「個人番号カード」か「マイナンバー通知カード」「免許証」等を準備!
実は口座開設の手続きをはじめる前に、準備しておくべきものがあります。それがマイナンバーを確認できる個人番号記載書類です。2016年1月からは、証券会社で口座開設をする際にマイナンバーの提出が必須になりました。
これから口座開設をするという方は、「個人番号カード」か、「個人番号カード」を持っていなければ「マイナンバー通知カード」と運転免許証などの「本人確認書類」を用意しましょう。
【用意しておくべきマイナンバー確認書類の内容】
(1)個人番号カードを持っている人
⇒「個人番号カード」の表・裏の画像
(2)個人番号カードを持っていない人(マイナンバー通知カードは有り)
⇒「マイナンバー通知カード」+「顔写真つき本人確認書類1種類(運転免許証など)」の画像
⇒「マイナンバー通知カード」+「顔写真なし本人確認書類2種類」の画像
※写真つき本人確認書類:運転免許証、住民基本台帳カード(写真つき)など。
写真なし本人確認書類:健康保険証、年金手帳、印鑑登録証明書、戸籍抄本、住民票の写し。
※マイナンバーの記載された住民票を提出する場合、マイナンバー通知カードのコピーは不要。その代わり、顔写真あり・なしの本人確認書類を1点提出する。
面倒に感じるかもしれませんが、オンライン上でスムーズに口座開設するためにも、事前にスマートフォンやデジカメ、スキャナで本人確認書類を撮影し、画像を用意しておくと便利です。アップロード画面の案内に従い、アップロードすれば、本人確認書類を郵送する必要はなく、これだけで本人確認書類の提出は完了します。この方法を使えば、先程紹介したようにSBI証券や大和証券(専用スマホアプリを利用)では、最短翌日から取引が可能になります。
拡大画像表示
郵送で「口座開設申込書」を受け取った場合は、名前や勤務先等の必要事項に記入・捺印して、「個人番号カード」の両面コピーか「マイナンバー通知カード」と「本人確認書類(運転免許証や健康保険証など)」のコピーを同封して送り返しましょう。
「特定口座」「源泉あり・なし」って何?
会社員は「特定口座・源泉なし」が有利な場合も
口座登録申込フォームに記入する際、多くの方が戸惑いがちな項目がもう1つあります。それが「特定口座」の欄です。
選択肢は「特定口座・源泉あり」「特定口座・源泉なし」「一般口座(特定口座を開設しない)」の3つありますが、どのような基準で選択すればよいのでしょうか。
株で利益が出たら税金を支払いますが(利益の20%)、税金の支払い方は証券会社に源泉徴収してもらう方法と、確定申告する方法があります。「面倒くさいことは一切イヤ」と言う人なら、確定申告の必要がない、利益が出るごとに源泉徴収される「特定口座・源泉あり」を選びましょう。
確定申告してもいいなら、「特定口座・源泉なし」を選んでもいいでしょう。まとめて取引明細を送ってくれますから、それをもとに自分で確定申告を行います。
会社員の場合、給与所得以外の収入が20万円以内なら、その分に関しては確定申告(納税)が免除されるという特例があります。給与以外の所得がなければ、株での利益20万円までは実質無税になるわけですが、この特例を利用するなら、必ず「特定口座・源泉なし」を選ばなければなりません。もし「特定口座・源泉あり」を選んでしまったら、この特例を理由に、いったん源泉された税金を返してもらうことはできないからです。
なお「一般口座」の場合は、年間の収支計算をしなければならないうえ、原則として確定申告が必要になります。「特定口座・源泉なし」の場合は、証券会社が代わりに年間の収支計算をしてくれるので少し手間が省けるわけです。
以上のことから、サラリーマンでそれほど大きな売買益が出ないと思われる人は「特定口座・源泉なし」を選ぶのもいいかもしれませんが、それ以外の人は「特定口座・源泉あり」を選ぶのが便利です。
さて、こうして記入した口座開設申込書と本人確認書類を証券会社に提出をすると、証券会社によって異なりますが、だいたい1~2週間後には口座開設は完了。取引に必要なIDやパスワード、入金する時に使う銀行口座が記載された用紙が郵送で送られてくれば、いよいよあなたも投資家デビューです!
口座開設は無料でできますし、口座を開いたからといって、必ずその口座で取引しなければならないというわけでもありません。ですからあまり悩み過ぎずに、いくつかのネット証券会社で口座を開いてみることをおすすめします。
【※おすすめのネット証券会社は?】
⇒株初心者におすすめの「証券会社」を紹介! 人気ネット証券の売買手数料を比較&ネットで簡単にできる口座開設の手順も解説!
⇒桐谷さんに聞いた!「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」
【目次】ゼロから始める株入門
◆基本編◆
・「株」とは?「株式投資」の基礎知識
・「儲かる株」の探し方(1)
・「儲かる株」の探し方(2)
・「株で儲ける」3つの方法
・ 株式投資でやってはいけないいつの「禁じ手」
◆証券会社・取引ツール編◆
・「証券会社」の選び方&「口座開設」のしかた
・「ネット証券での口座開設」までの流れ
・ ネット証券の注文画面で「株を買う方法」
・「板情報」の見方
★ 人気で選ぶ!みんなにおすすめのネット証券会社
◆株の選び方・ファンダメンタル編◆
・ 基本の指標「PER」をサクッと学ぶ
・ 基本の指標「PBR」をサクッと学ぶ
・「会社の業績」の読み方
・「危ない銘柄」の見抜き方
◆株の選び方・テクニカル編◆
・「株価チャート」の基本的な読み方(1)
・「株価チャート」の基本的な読み方(2)
・「ローソク足」の見方
・「移動平均線」の見方
・「トレンドライン」の見方
・「ダブルボトム」「ダブルトップ」とは?
・「逆三尊(トリプルボトム)」「三尊天井(トリプルトップ)」とは?
・「三角保ち合い」とは?
・「出来高」の読み方
◆株の買い方・売り方編◆
◆株主優待・配当編◆
・「株主優待株」の失敗しない選び方
・「高配当株」の失敗しない選び方
・「配当金」の受け取り方
★ 株主優待名人・桐谷さんのおすすめ銘柄
◆その他◆
・ 株式投資にかかる「税金」は?
・ 株で「損」したときの税金対策
・ 税金がかからない「NISA」「つみたてNISA」とは?
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【関連記事】 ◆【松井証券のおすすめポイントは?】1日50万円以下の株取引は手数料0円(無料)! その他の無料サービスと個性派投資情報も紹介 ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! |
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【関連記事】 ◆【ネット証券おすすめ比較】株の売買手数料を比較したらあのネット証券会社が安かった! ◆株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券は? 手数料、使い勝手で口座を使い分けるのが桐谷流! |
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【SBIグループに入ってIPO取扱数も急増!】 | ||||||
※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。 |
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ネット証券最大手で、ザイ・オンラインでも人気NO.1⇒関連記事 | 2017年の秋からIPO取扱数がトップクラスに!⇒関連記事 | 優待名人・桐谷さんも「便利でよく使う」とおすすめ⇒ 関連記事 |