株式投資で儲ける方法&注目銘柄を大公開!

さらなる成長&株価上昇が期待できる「大型増収株」ベスト5! 増収率64%で増益率53%のハーモニック・ドライブ・システムズなど、優良な大型株を分析!

2017年9月7日公開(2022年3月29日更新)
ザイ編集部
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時価総額3000億円以上の大型株で、今後さらなる成長も期待できる「大型増収株」ベスト5を発表! 

ダイヤモンド・ザイの大特集「3年で2倍を狙う!儲かる株ランキング」では、全上場銘柄から「成長性」「割安度」「配当」の3つの視点で7つのランキングを作成している。

今回はその中から、「大型増収株」をピックアップ! 成長性が高い株といえば、通常は中小型株がイメージされるが、大型株の中にもさらなる大幅上昇の可能性を秘めた銘柄はある。そこで今回は、「時価総額3000億円以上」「今期が増収増益予想」などの条件で厳選した、注目の5銘柄を紹介!

誰にもマネできない技術を持つ大企業は、さらに成長する!

 中小型株ほど値動きは軽くないものの、時価総額が3000億円以上の大型株でも、成長性が高い株は大幅上昇する可能性がある。

 そこで、ダイヤモンド・ザイ10月号では、以下の条件でスクリーニングし、上位15位までの「大型増収株」ランキングを作成した(※なお、ランキングの順位は「増収率」で決定)。

[スクリーニングの条件]
(1)時価総額3000億円以上 (2)今期予想が増収増益 (3)前期も増益 
(4)予想売上高営業利益率2ケタ以上 (5)1株純資産マイナスを除く
(6)予想PER100倍以上は除く (7)不動産関連は除く

 ランキング上位に入った企業に関して、グローバルリンクアドバイザーズの戸松信博さんは、「3つのタイプに分けられる」と言う。その3つのタイプとは、以下のとおりだ。

(1)業界でいち早くIT化に着手し、市場を新たに切り開き、独自のストック型ビジネスを構築した企業
(2)M&Aで海外進出を本格化させ、事業基盤を拡大している企業
(3)IoTの進展を背景に、工場などの自動化や旺盛な半導体設備投資の恩恵を享受している企業

 なお、増収率ベスト5に入った銘柄のうち、(1)に当てはまるのが第2位の「スタートトゥデイ(3092)」、(2)に当てはまるのが第3位の「日本ペイントHD(4612)」と、第4位の「関西ペイント(4613)」、(3)に当てはまるのが第1位の「ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)」と、第5位の「東京エレクトロン(8035)」だ。

 戸松さんによると、この3分野はともに「中長期的な成長が期待できる」とのことなので、今後とも動向に注目していきたい。

利益も大きく伸びる「大型増収株ランキング」 ベスト5
順位 増収率 増益率 利益率 最新の
株価
1位  ハーモニック・ドライブ・システムズ(東J・6324)
64.6% 53.6% 24.2%
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ロボットの関節部分のエキスパート。産業ロボットや各種製造装置に組み込まれる精密制御減速装置が主力。売上げ・受注共に過去最高水準。中長期的には介護分野や自動運転、協働型ロボットニーズ増の恩恵を享受する。
2位  スタートトゥデイ(東1・3092)
30.9% 21.7% 32.0%
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【戸松信博さんの分析コメント】
日本最大級のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営。商品取扱高は10年で10倍になり、15期連続で最高益を更新。これまで獲得してきたデータを活用したPBのスタートや物流センターの拡張に期待。
3位  日本ペイントHD(東1・4612)
22.7% 11.7% 14.0%
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【戸松信博さんの分析コメント】
アジアを中心に26の国と地域に展開する世界第4位の総合塗料メーカー。積極的M&Aにより事業を拡大。世界の約3割の塗料を生産する中国で、建築用で20%という圧倒的シェアを握る。コスト削減に取り組む。
4位  関西ペイント(東1・4613)
22.6% 21.8% 10.6%
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【戸松信博さんの分析コメント】
自動車用塗料で国内首位。海外90拠点以上で事業を展開し、インドでの自動車用塗料では50%のトップシェア。6期連続で過去最高益を更新する見通し。欧州、アフリカなどでM&Aによる事業拡大を進める。
5位  東京エレクトロン(東1・8035)
22.5% 38.7% 22.0%
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【戸松信博さんの分析コメント】
世界第4位の半導体製造装置メーカー。幅広い半導体前工程製造装置を取り扱う。データ通信量増大による旺盛なメモリ需要で半導体製造装置売上げは過去最高。IoTの進展で半導体設備投資が旺盛で、受注残高も高水準。

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⇒3年で株価2倍が狙える中小型の「成長株」ベスト10!増収・増益なだけでなく、「売上高営業利益率」が2ケタ以上と効率よく稼いでいる「本命」銘柄とは?

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