IPO株の銘柄分析&予想

「HANATOUR JAPAN」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の旅行会社との比較や予想まで解説![2017年12月26日 情報更新]

2017年11月10日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 HANATOUR(はなつあー) JAPAN
市場・コード/業種 東証マザーズ・6561/サービス業
上場日 12月15日
申込期間(BB期間) 11月29日~12月5日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券SBI証券岩井コスモ証券マネックス証券岡三オンライン証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 2200円(+10.00%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

HANATOUR JAPANのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 11月27日
ブックビルディング(抽選申込)期間 11月29日~12月5日
公開価格決定 12月6日
購入申込期間 12月7日~12月12日
払込日 12月14日
上場日 12月15日

HANATOUR JAPANのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2017年11月29日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券
[最短3日で取引可能]
3.5
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SBI証券
[最短翌日に取引可能]
1.7
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券
[最短3日で取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
岡三オンライン証券
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
みずほ証券(主幹事証券) 91.3  
エース証券 0.9%  
岡三証券 0.9%  
極東証券 0.9%  

HANATOUR JAPANのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 2580
仮条件
[予想PER(※2)
1900~2000円
19.3倍~20.3倍]
公募価格 2000円
初値 2200円
初値騰落率 +10.00%
予想トレーディングレンジ(※3) 2000円~4000円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2017年11月24日ザラバの株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 30.7倍
エボラブルA<6191> 46.3倍(連)
H.I.S.<9603> 18.8倍(連)
KNT-CT<9726> 26.9倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

HANATOUR JAPANの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 1100万株(予定)
公開株式数 公募100万株  売出155万株
(オーバーアロットメントによる売出38万2500株)
想定公開規模(※1) 75.7億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

韓国旅行大手の子会社がマザーズ上場

「HANATOUR JAPAN」の公式サイトより

 訪日外国人向けツアーの地上手配を中心とする旅行事業、貸切バス・免税販売店・ホテル等施設の運営事業を展開する。韓国の大手旅行会社HANATOUR SERVICEが親会社で、取扱旅行客の約8割が韓国から。セグメント別売上高構成比は旅行事業34.6%、バス事業18.4%、免税販売店事業34.4%など。

 2017年1-10月の韓国からの訪日客数は前年同期比40.0%増の583万人で、今年も韓国は中国や台湾と並び日本への旅行者数トップ3の一角を占めている。しかし、公開規模がマザーズ上場案件としては大きく、12月のIPOラッシュのなかでは需給懸念が大きな重しとなりそうだ。

 公開規模については70億円強となる見込み。また、12/15は人気化が見込まれるイオレ<2334>が同時上場するため、初値買い資金分散の影響が想定される。

◆「HANATOUR JAPAN」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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HANATOUR JAPANの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2013/12 617
(―)
268
(―)
190
(―)
2014/12 800
(29.6%)
305
(14.0%)
192
(1.0%)
2015/12 1,498
(87.2%)
587
(92.0%)
422
(119.5%)
2016/12 1,484
(-0.9%)
732
(24.6%)
477
(12.9%)
2017/12予
(―)

(―)

(―)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2015/12 4,620
(―)
1,238
(―)
903
(―)
2016/12 5,111
(10.6%)
1,405
(13.5%)
942
(4.3%)
2017/12予 7,157
(40.0%)
1,660
(18.1%)
1,083
(14.9%)
2017/9 3Q 5,631
(―)
1,389
(―)
913
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:98.45円/-円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

HANATOUR JAPANの業績コメント

 2017年12月期の業績は、売上高が前期比40.0%増の71.5億円、経常利益が同18.1%増の16.6億円と増収増益の見通しとなっている。

 同社グループでは、顧客の満足を最高の価値と考え、国内外のネットワークを活用した情報やサービスの提供、品質の更なる向上に取り組むとともに、ライフスタイルの変化・多様化による顧客のニーズに合わせた旅行商品の開発に努めている。

 同社グループの主軸である旅行事業では、北海道や九州を中心に韓国からのインバウンド旅行者が堅調に推移し、さらに各種チケットの販売が予想以上に伸びている。また、アジア諸国に対する新規エリアの開発、各種チケットの販売チャネルの拡充、個人旅行者向け商品の開発拡大などの施策を継続して実施している。

 また、ベトナムのホーチミンにITシステム開発会社として新たに設立したHANATOUR JAPAN SYSTEM VIETNAM COMPANY LIMITEDを連結の範囲に含めており、同社における各種旅行商品、チケット等の販売チャネル拡充のためのシステム開発やグループ内のITインフラの整備等は順調に進んでいる。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高56.3億円で78.6%、経常利益13.8億円で83.6%となっている。

HANATOUR JAPANの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都港区西新橋三丁目23番5号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 李 炳燦(昭和39年10月27日生)
設立 平成17年9月1日
資本金 1億円(平成29年11月10日現在)
従業員数 新規上場会社155人 連結会社386人(平成29年9月30日現在)
事業内容 訪日外国人向けツアーの地上手配を中心とする旅行事業、貸切バス・免税販売店・ホテル等施設の運営事業
■売上高構成比率(2016/12期 実績)
品目 金額 比率
旅行事業 1,768 百万円 34.6%
バス事業 943 百万円 18.4%
免税販売店事業 1,757 百万円 34.4%
ホテル等施設運営事業 597 百万円 11.7%
その他 45 百万円 0.9%
合計 5,111 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 HANATOUR SERVICE INC. 700万株 70.00%
2 李 炳燦 257万8800株 25.79%
3 金 英南 10万株 1.00%
4 李 相姫 5万株 0.50%
4 李 珉周 5万株 0.50
6 金 東起 3万株 0.30%
7 金 尚昱 2万5000株 0.25%
7 李 光守 2万5000株 0.25%
9 朴 大烈 1万5000株 0.15%
10 金沢 正憲 1万2500株 0.13%
合計   988万6300株 98.86%
■その他情報
手取金の使途 設備投資、子会社への融資、プロモーション費用(旅行事業の海外拠点増設費等)、人材の採用・育成、アウトバウンド事業のための人材投資及び当該事業に係るウェブサイトの購入等に充当する予定
関係会社 HANATOUR SERVICE INC. (親会社) 旅行仲介業
(有)友愛観光バス (連結子会社) バス事業
(株)STAR SHOP&LINE (連結子会社) 免税販売店事業
(株)アレグロクス TMホテルマネジメント (連結子会社) ホテル等施設運営事業
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
◆「HANATOUR JAPAN」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
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HANATOUR JAPANの銘柄紹介

(1)同社の事業の内容

 同社は、韓国からの日本向けインバウンド旅行商品に係る日本国内の各種手配業務、中国、東南アジアからのインバウンド手配業務、旅行販売専用サイトの運営等を中心に以下の事業を展開している。

◯旅行事業

・韓国からのインバウンド手配旅行業
 HANATOUR SERVICE INC.からの送客に対し、現地のホテル、バス、レストラン、観光地等の手配業務を行っている。各地のバス手配、パッケージツアーのみならず、来日個人旅行者、企業の報奨旅行等の受注型企画商品も多数取り扱っている。

・中国、東南アジアからのインバウンド手配旅行業
 アジア各国からのパッケージツアー、来日個人旅行者、企業の報奨旅行、航空券、ホテル等の手配旅行、企画商品を取り扱っている。フィリピン、ベトナム、インド、タイ等の現地エージェントの新規開拓営業に注力している。

・ホテル、旅館等の宿泊のみの商品の手配、販売
 日本全国のホテルの仕入、年間ブロックによる客室を確保し、旅行・宿泊予約専門サイト「ジャパンリョカンネット」を運営している。

・日本現地ツアー、オプションツアー、チケット斡旋販売
 各国に全国の観光地の入場券、交通パス(SUICA、KANSAI THRU PASS、SUNQパス等)、オプショナルツアーを販売している。

◯その他
 沖縄への旅行者向けにレンタカー事業を展開

(2)子会社の事業の内容

 同社の子会社の事業の内容は以下のとおり。

◯友愛観光バス
 バス運行業務。より快適な、より安全な友愛観光バスを目標に、インバウンドを中心とした貸切観光バスの運行及び送迎バスの運行をしている。

◯STAR SHOP&LINE

・免税販売店事業
 免税店「STAR☆SHOP」の運営、小売
 韓国の旅行客に好まれる商品を揃え、韓国市場に特化した免税店を、札幌、大阪、福岡にて運営している。
 また、空港や港、市内に近い場所に位置しているので、団体ツアーの利用に便利な立地で店舗を展開している。

・バス事業
 九州、関西、北海道にて周遊観光バス「くるくるバス」の運営
 個人旅行者をターゲットに、主に九州地域の有名観光地をバスで楽に回るシティ・観光ツアーを運行している。また、大阪地域や北海道の季節限定ツアーも行っている。

◯アレグロクスTMホテルマネジメント

 ホテル等施設運営事業
 「Tmark City ホテル札幌」の運営をしている。

◯HANATOUR JAPAN SYSTEM VIETNAM COMPANY LIMITED

 ソフトウエア開発やWebシステム開発、運用保守管理等を実施している。

HANATOUR JAPANの投資のポイント

 2017年1-10月の韓国からの訪日客数は前年同期比40.0%増の583万人で、今年も韓国は中国や台湾と並び日本への旅行者数トップ3の一角を占めている。今後も東京オリンピックが開催される2020年まで高い伸びが期待される。親会社で韓国証券取引所に上場するHANATOUR SERVICE INC.の株価動向を見ると、北朝鮮情勢を巡る地政学リスクの高まりはさほど影響しないと考えられる。

 しかし、公開規模がマザーズ上場案件としては大きく、12月のIPOラッシュのなかでは需給懸念が大きな重しとなりそうだ。2016年以降のマザーズ上場案件で公開規模が50億円以上だった7社の公開価格に対する初値騰落率は平均+19.0%となっており、PKSHA Technology<3993>を除く6社で見ると+0.7%まで低下する。6社中4社は公開価格を下回る初値形成となった。

 同社グループは、韓国からのインバウンド(訪日外国人)旅行商品に係る日本国内の各種手配業務、中国、東南アジアからのインバウンド手配業務、旅行販売専用サイト等を中心に事業を展開する。韓国の大手旅行会社HANATOUR SERVICEが親会社であり、HANATOUR SERVICEからの送客に対し、現地のホテル、バス、レストラン、観光地等の手配業務を行っている。

 セグメント別売上高構成比は旅行事業34.6%、バス事業18.4%、免税販売店事業34.4%、ホテル等施設運営事業11.7%など(前期実績)。取扱高は190.3億円(同)と拡大が続いている。また、取扱旅行客の約8割が韓国からとなっているが、今後の更なる成長のために、ベトナム、タイ、インドネシアなどの東南アジア諸国、中国及びインドなど新規マーケットの開拓を進めている。

 業績面について、2017年12月期は売上高が前期比40.0%増の71.5億円、経常利益が同18.1%増の16.6億円と増収増益の見通しとなっている。営業利益段階では同46.7%増益を見込む。主軸の旅行事業では、北海道や九州を中心に韓国からのインバウンド旅行者が堅調に推移し、さらに各種チケットの販売が予想以上に伸びているという。ただ、経常利益段階では熊本地震に係る助成金収入や為替差益の前期からの大幅な減少、上場関連費用や支払利息の増加を見込んでいる。

 想定仮条件水準の今期予想PERは25~27倍程度で、KNT-CT HD<9726>などとおおむね同水準となっている。

 公開規模については70億円強となる見込み。HANATOUR SERVICEが発行済株式の7割を保有し、ベンチャーキャピタル保有株は見当たらない。ただ、12/15はインターネット関連のマザーズ小型案件として人気化が見込まれるイオレ<2334>が同時上場するため、初値買い資金分散の影響が想定される。前述のとおり公開規模の大きさも需給懸念につながるとみられ、初値の伸びは期待しにくい。

◆「HANATOUR JAPAN」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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【2025年2月1日時点】


【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
【関連記事】
◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ!
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社!
SBI証券の公式サイトはこちら
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう!
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
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マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆「岡三オンライン証券」の「IPO(新規公開株)」取扱数が急増中で、IPO投資に必須のネット証券へ!岡三証券との連携強化で、全IPOの7割が申込可能に!?
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆1株(単元未満株)から株が買える証券会社を比較! 株初心者でも“少額で株式投資を始められる”証券会社の売買手数料や取扱商品、おすすめポイントを解説!
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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