IPO株の銘柄分析&予想

「ステムリム」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の医薬品・医療機器の研究、開発企業との比較や予想まで解説![2019年9月26日 情報更新]

2019年7月5日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 ステムリム
市場・コード/業種 東証マザーズ・4599/医薬品
上場日 8月9日
申込期間(BB期間) 7月25日~7月31日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券大和証券野村證券SBI証券楽天証券岡三オンライン証券DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 930円(-7.00%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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ステムリムが8月9日にIPO(新規上場)!

「ステムリム」の公式サイトより

 ステムリムは、2019年7月5日、東京証券取引所に上場承認され、同年8月9日にIPO(新規上場)することが決定した。

 ステムリムは2006年10月30日に設立された。怪我や病気により損傷し機能を失った生体組織の機能的再生・治癒を促進する、新しい作用メカニズムにもとづく医薬品である「再生誘導医薬」の研究開発を主たる事業領域としている。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ステムリムのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 7月24日
ブックビルディング(抽選申込)期間 7月25日~7月31日
公開価格決定 8月1日
購入申込期間 8月2日~8月7日
払込日 8月8日
上場日 8月9日

ステムリムのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2019年8月2日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券(主幹事証券)
[最短3日で取引可能]
57.7
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大和証券
[最短翌日に取引可能]
7.9
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野村證券 5.2
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SBI証券
[最短翌日に取引可能]
1.6
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楽天証券
[最短2日後に取引可能]
0.3
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岡三オンライン証券
[最短2日後に取引可能]
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DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
みずほ証券 5.2%  
いちよし証券 0.3%  
岡三証券 0.3%  
西村証券 0.1  
※海外販売分 21.4  

ステムリムのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定仮条件の平均価格(※1) 3050
仮条件
[予想PER(※2)
1000~1700円
倍~倍]
公募価格 1000円
初値 930円
初値騰落率 -7.00%
予想トレーディングレンジ(※3) 2000円~4500円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2019年7月22日ザラバの株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】
サンバイオ<4592> 倍(連)
ヘリオス<4593> 倍(連)
J・TEC<7774> 425.0倍

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は赤字予想のため割安度を比較できない

ステムリムの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 5238万2700株(予定)
公開株式数 公募810万株  売出30万株
(オーバーアロットメントによる売出126万株)
想定公開規模(※1) 294.6億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

ステムリムは「再生誘導医薬」開発ベンチャー

 生体内に存在する幹細胞を活性化し、損傷組織の再生を誘導する医薬品・医療機器及び遺伝子治療等製品の研究、開発、製造、販売を行う。開発パイプライン「PJ1」は塩野義製薬<4507>とライセンス契約を締結しており、最も先行する表皮水疱症治療薬「PJ1-01」は第II相医師主導治験を実施中。

 「阪大発ユニコーン」と紹介されるなど比較的注目度が高く、再生医療に対する株式市場の期待も高い。しかし、同社の上場時時価総額は既にマザーズのサンバイオ<4592>並み。現在の市場環境では赤字の開発型バイオベンチャーに対して積極姿勢に傾きづらいだろう。

 公開規模については300億円前後となる見込みで、マザーズ上場案件としては非常に大きい。ベンチャーキャピタル保有株も計1120万4100株(上場時発行済株数の22.3%)と多い。

◆「ステムリム」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
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ステムリムの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 事業収益
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2015/7 268
(―)
▲ 125
(―)
▲ 115
(―)
2016/7 596
(122.1%)
239
201
2017/7 300
(-49.7%)
▲ 157
▲ 123
2018/7 200
(-33.3%)
▲ 327
▲ 323
2019/7予 100
(-50.0%)
▲ 701
▲ 701
2019/4 3Q 100
(―)
▲ 506
(―)
▲ 505
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円/0.00円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

ステムリムの業績コメント

 2019年7月期の業績は、事業収益が前期比50.0%減の1.0億円、経常損失が7.0億円の見通しとなっている。

 同社の事業領域である再生医療業界においては、2014年11月に施行された再生医療安全性確保法及び改正薬事法によって再生医療の産業化促進の基盤が整うなか、引き続き複数の再生医療等製品が承認を受けるなど、再生医療技術に対する社会的な期待と関心はますます高まっている。

 このような環境のもと、同社は、生きた細胞自体を投与する従来型の細胞治療製品とは異なり、細胞の投与を必要とせず、物質=医薬品の投与によって患者自身の体内に存在する幹細胞を活性化し、損傷した組織の再生を促進させる、新しい再生医療製品「再生誘導医薬」の開発を積極的に推進してきた。

 同社で最も開発の進む再生誘導医薬HMGB1ペプチドの開発プロジェクト(PJ1)について、2つの適応症に対する臨床試験が引き続き順調に進捗した。表皮水疱症治療薬の開発プロジェクト(PJ1-01)においては、第II相医師主導治験が大阪大学、慶應義塾大学、東邦大学の3施設で実施され、予定どおり進捗した。脳梗塞治療薬の開発プロジェクト(PJ1-02)においては、本医薬品のライセンス先である塩野義製薬<4507>による第I相臨床試験が終了し、予定どおり第II相臨床試験が開始された。

ステムリムの詳細情報

■基本情報
所在地 大阪府茨木市彩都あさぎ七丁目7番15号
代表者名(生年月日) 代表取締役会長 CEO 冨田 憲介(昭和24年1月8日生)
設立 平成18年10月30日
資本金 8億1247万円(令和1年7月5日現在)
従業員数 20人(令和1年5月31日現在)
事業内容 生体内に存在する幹細胞を活性化し、損傷組織の再生を誘導する医薬品・医療機器及び遺伝子治療等製品の研究、開発、製造、販売
■事業収益構成比率( 2018/7期  実績 )
品目 金額 比率
再生誘導医薬事業 200 百万円 100.0%
合計 200 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 玉井 克人 960万株 21.68%
2 玉井 佳子 540万株 12.19%
3 大久保 俊幸 465万株 10.50%
4 冨田 憲介 345万株 7.79%
5 株式会社SMBC信託銀行 信託口08900027 285万株 6.44
6 みやこ京大イノベーション投資事業有限責任組合 244万3200株 5.52%
7 大阪バイオファンド投資事業有限責任組合 243万3300株 5.49%
8 大和日台バイオベンチャー投資事業有限責任組合 233万3100株 5.27%
9 山崎 尊彦 138万株 3.12%
10 臼井 玲 132万株 2.98%
合計   3585万9600株 80.98%
■その他情報
手取金の使途 (1)「再生誘導医学研究所」及び「動物実験施設」の設立資金、(2)継続して研究開発を行うための運転資金、並びに(3)事業拡大に伴う人件費に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2018年12月28日
割当先 みやこ京大イノベーション投資事業有限責任組合、他5社
発行価格 300円 ※株式分割を考慮済み
◆「ステムリム」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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大和証券[最短翌日に取引可能]
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野村證券
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短2日後に取引可能]
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岡三オンライン証券[最短2日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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ステムリムの銘柄紹介

 同社が創業以来、その実現を目指し研究開発に取り組んできた「再生誘導医薬」は、怪我や病気により損傷し機能を失った生体組織の機能的再生・治癒を促進する、新しい作用メカニズムにもとづく医薬品である。

 再生誘導医薬は、従来型の再生医療/細胞治療とは異なり、生きた細胞の投与を必要とせず、物質=医薬品の投与によって、患者自身の体内に存在する幹細胞を活性化する方法で、より簡便かつ安全に、治療効果の高い再生医療を実現する。再生誘導医薬開発により、生きた細胞製剤では難しい安定した品質による迅速な再生医療を実現する製品供給が可能となることから、広く普及可能な新しい再生医療となり得る。

 再生誘導医薬の投与によって患者の体内で誘導される幹細胞は、血液循環を介して体内を巡り、損傷した組織特異的に集積する。損傷部位に集積した幹細胞は、神経や皮膚、骨、軟骨、筋肉、血管など、様々な種類の組織に分化する能力を有するため、再生誘導医薬という共通のプラットフォームによって、脳梗塞や脊髄損傷などの中枢神経系疾患、心筋梗塞や心筋症などの循環器系疾患、難治性皮膚潰瘍などの上皮系疾患、難治性骨折などの間葉系疾患など、組織損傷を伴う数多くの難病に対して幅広い治療効果をもたらすことが期待される。

 同社で最も開発の進む開発品は、現在、大阪大学医学部附属病院・慶應義塾大学病院・東邦大学医療センターにおいて難治性遺伝性皮膚疾患(表皮水疱症)を対象とした臨床試験(医師主導治験)第II相試験を実施中である。当該開発品をはじめとして、同社はこれまでの研究開発活動を通じて、複数の疾患に対する複数の研究開発パイプライン(医薬品候補群)を保有しており、再生誘導医薬の実現に向けた多面的・多層的な創薬研究開発事業を展開している。

・事業モデル

 同社は、医薬品の研究開発を主たる業務としている。自社研究もしくは大学等研究機関との共同研究を通じて、生体内における組織再生誘導メカニズムの解明と幹細胞の特性解析、幹細胞の制御技術に関する基礎研究を行い、その成果を活用したスクリーニング系によって、再生誘導医薬シーズの探索を行っている。

 同定した候補物質については、自社単独もしくは共同研究を実施した大学等研究機関と共同で特許を出願し、研究開発活動の果実である知的財産の構築を進めている。大学等研究機関と共同で出願した特許については、同社が独占的な実施権の許諾を受け、以後の製品化に向けた研究開発を同社主導で進めている。

 候補物質については、自社もしくは大学等研究機関/パートナー企業と共同で、製造方法の開発、非臨床薬効薬理試験、安全性試験、初期臨床試験等までを実施し、医薬品開発の成功可能性と知的財産価値を高めたうえで、国内・海外の製薬企業に対して、製品の開発権、製造権、販売権等をライセンスアウトすることで、(a)契約一時金、(b)開発の進捗に応じて支払われるマイルストーン収入、(c)製品上市後に売上高の一定割合が支払われるロイヤリティ収入、(b)売上高に対する目標値を達成するごとに支払われる販売マイルストーン収入等を得る事業モデルを採用している。

 また、パートナー企業とは、ライセンス契約に至る前の比較的早期の研究開発段階において、将来のライセンス契約を前提とした共同研究契約を締結することもある。この場合、同社は、パートナー企業から(a)契約一時金、(d)共同研究収入を得ることで、自社の費用負担を低減しつつ、かつパートナー企業の開発リソースも活用することで、研究開発を加速できるメリットを得られる。

ステムリムの投資のポイント

 想定仮条件上限で計算した上場時時価総額は1876億円に上り、一部メディアが「阪大発ユニコーン」と紹介するなど比較的注目度の高いIPOである。再生医療の市場規模は2050年に国内で2.5兆円、世界で38兆円まで拡大すると予測されており、サンバイオ<4592>が今年初めにかけて一時人気化するなど株式市場での期待も高い。

 しかし、同社の上場時時価総額は既にサンバイオ並み。公開規模がマザーズ上場案件としては非常に大きく、ベンチャーキャピタル株主が散見されるため、需給面への不安も強まりそうだ。さらに、現在のマザーズ市況は良好とは言えず、赤字の開発型バイオベンチャーに対して積極姿勢に傾きづらいだろう。2015年上場で公開規模が150億円だったサンバイオは公開価格比-14.5%、直近のバイオベンチャーのIPOでは昨年10月上場のDelta-Fly Pharma<4598>が-8.1%という初値を付けている。

 同社は、怪我や病気により損傷し機能を失った生体組織の機能的再生・治癒を促進する、新しい作用メカニズムに基づく医薬品である「再生誘導医薬」の研究開発に取り組んでいる。再生誘導医薬は、従来型の再生医療/細胞医療とは異なり、生きた細胞の投与を必要とせず、物質=医薬品の投与によって、患者自身の体内に存在する幹細胞を活性化する方法で、より簡便かつ安全に、治療効果の高い再生医療を実現する。

 研究開発パイプラインは、表皮水疱症治療薬「PJ1-01」、脳梗塞治療薬「PJ1-02」、心筋症治療薬「PJ1-03」など。PJ1については2014年11月に塩野義製薬<4507>とライセンス契約を締結している。最も先行するPJ1-01は、現在、大阪大学医学部附属病院・慶應義塾大学病院・東邦大学医療センターにおいて臨床試験(医師主導治験)第II相試験を実施中。

 業績面について、2019年7月期は事業収益が前期比50.0%減の1.0億円、経常損失が7.0億円の見通しとなっている。塩野義製薬から臨床データ使用許諾の対価を得る。ただ、開発型バイオベンチャーとあって業績は赤字で推移しており、現在の市場環境では警戒ムードが広がりやすいだろう。マザーズのサンバイオやヘリオス<4593>もこのところさえない値動きとなっている。

 公開規模については300億円前後となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株も計1120万4100株(上場時発行済株数の22.3%)と多い。これらはロックアップ(上場日後180日間)がかかっているか、上場前の第三者割当等に係る継続所有の確約(上場日後6カ月間)が取られているが、将来的な需給面の懸念材料と捉えられそうだ。目論見書に記載された想定仮条件のレンジの広さも需要への不安を映したものとして警戒される可能性がある。なお、スケジュール的にはお盆休みを挟んだIPO空白期間前の最後の案件となる見込み。

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◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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