JASDAQやマザーズに上場する「新興株」で、アナリストなどの相場のプロから“買い”と高く評価されたのは、「ウェルビー(6556)」と「ALBERT(アルベルト・3906)」!
発売中のダイヤモンド・ザイ8月号は、3カ月に一度の恒例の特集「人気の株500+Jリート14激辛診断【2020年・夏】」を掲載! 日本株で注目度の高い人気500銘柄とJリートを、アナリストなどの投資のプロが「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で評価している。
さらに、特集内では「10万円株」「高配当株」「株主優待株」「Jリート」「大型株」「新興株」のカテゴリー別で、注目すべき銘柄を取り上げている。今回はその中から「新興株」をピックアップ。誌面では、投資家から注目されている「新興株」を108銘柄抽出し、それらの“激辛診断”の結果を紹介しているが、ここでは「買い」と診断された2銘柄を抜粋しよう!(※最低投資額などの数字は、2020年6月3日時点。銘柄診断は、アナリストなど19名から構成された「ダイヤモンド・ザイ人気500銘柄分析チーム」が担当)。
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注目すべきは障害者支援事業で増収増益見通しの「ウェルビー」、
データソリューション事業を手掛け、今期好調の「ALBERT」!
2020年2月下旬から顕著だった、新型コロナウイルスの感染拡大による株価の暴落は、3月中旬で底を打ち、大幅反発に転じた。一時は600ポイントを割り込んだ「東証マザーズ指数」も、6月1日には1000ポイント超と大台に乗り、年初来高値を大きく上回っている。
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ダイヤモンド・ザイでは3カ月前にも、この「500銘柄・激辛診断」企画を実施しているが、今回の「新興株」の投資判断は、前回と比べると「強気」が31銘柄から33銘柄に、「弱気」が8銘柄から12銘柄に増えた。一方、「買い」が7銘柄から5銘柄に、「中立」は61銘柄から57銘柄に減少。「売り」の銘柄は、前回同様1銘柄だった。
在宅勤務の増加で需要が増えたクラウドサービス事業や、巣ごもり需要に対応したネットサービスなど、コロナ禍の最中でも成長し、かつ株価に過熱感がない企業が「強気」以上を獲得している。一方、自動車産業に関連する銘柄などは、依然として新型コロナウイルスの影響が続く見込みだ。
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暴落から急反発している銘柄が多いとはいえ、今後も成長するかどうか見極めが肝心となる。ここでは、アナリストなど投資のプロ19人で構成した「人気500銘柄分析チーム」が、「買い」と診断した「新興株」5銘柄のうち、2銘柄を抜粋してみたい。
まずは、障害者就職支援や、児童発達支援を手掛けるウェルビー(6556)だ。
ウェルビーの今期の売上高は、前期比14%増の78.38億円、営業利益は前期比11.1%増の19.52億円を計画している。また、新規出店ペースを維持し、就労移行支援事業所を8センター、療育事業所を5教室開設する予定。新型コロナウイルスの影響で既存事業所の稼働率は落ちているが、オンライン活用などの対策で、今後は復調していくと見られる。長期目線であれば、押し目を積極的に拾うスタンスで臨みたい。
続いて紹介するのは、ALBERT(アルベルト・3906)だ。
ALBERT(アルベルト)は、ビッグデータの分析でデータソリューション事業を展開する企業。トヨタ自動車(7203)など、大手企業との資本業務提携で、一気に注目される存在になった経緯がある。今期は、売上高が前期比24.8%増の29億円、営業利益は前期比53%増の2.9億円を計画している。外部調査委員会を設置しての社内調査に1.9億円の費用計上を見込むが、一過性の費用である(※同社は、「データサイエンティスト育成事業」に関わる取引の売上高計上の妥当性などについて、実態を把握するために外部調査委員会を設置して調査していた。5月に調査結果を発表済み)。株価は2019年4月をピークに調整が続いてきたが、業績好調を背景に見直しの動きが加速しそうだ。
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さて、ここまで注目の「新興株」を2銘柄紹介してきた。ダイヤモンド・ザイ8月号では、「新興株」以外に「10万円株」「高配当株」「株主優待株」「Jリート」「大型株」といったジャンルで、「買い」「強気」の銘柄を公開しているので、投資先選びの参考にしてほしい。
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ほかにも、新型コロナウイルスの影響で状況が一変した「上場全3772銘柄の最新【理論株価】」や、「人気の米国株100激辛診断」「成功サラリーマンに聞く【投資信託積立】Q&A」「甘いシニア婚の甘くない現実」「自腹でガチンコ投資!【AKB48】株ガチバトル」など、読みごたえのある特集を多数掲載!
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