2022年に“株価10倍(テンバガー)”も夢じゃない「10倍株」2銘柄を紹介! アナリストが注目するのは半導体製造装置の「ローツェ」と、転職サイト・ビズリーチの「ビジョナル」!
発売中のダイヤモンド・ザイ2022年3月号の大特集は「利上げにもインフレにも負けない!【最強 日本株】」! この特集では「王道株」「高配当株」「5万円株」「急回復株」「10倍株」「株主優待株」という6つのジャンル別に、アナリストが選んだ”最強”の日本株を紹介! さらに、ストラテジストなどによる「2022年の日経平均株価の予測」や「今後の日本株市場で勝つための投資戦略」も取り上げているので、投資の参考になるはずだ。今回はこの大特集から、最強の「10倍株」2銘柄を公開!
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半導体製造に不可欠の装置を手掛ける「ローツェ」と、
「ビズリーチ」が想定以上に伸びる「ビジョナル」をチェック!
コロナ禍が始まって、早くも2年が経過。人々のライフスタイルや価値観の変化を業績に結びつけられる企業と、そうでない企業の差が広がり始めている。どんな環境下においても、時代の流れを味方につけ、業績を急拡大させる銘柄は誕生するもの。そして、そんな銘柄の中から株価が大化けする「10倍株」が生まれるのだ。
ただし、株式市場は玉石混交。本当に成長力が高く、業績を伸ばす銘柄を見つけるのは難しい。そこで、ここからはアナリスト18人に選んでもらった、成長力の高い「10倍株」候補を2つ紹介しよう(※株価や配当利回りなどのデータは2022年1月5日時点のもの。2022年1月半ば以降、株価は大きく変動しているため、投資する際は最新情報の確認を)。
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まずは、半導体関連銘柄のローツェ(6323)だ。
ローツェは、半導体向けのウエハやガラス基板の搬送装置を製造する企業。旺盛な半導体需要はしばらく続くとみられ、関連銘柄は引き続き注目される。ローツェの主力製品であるウエハ搬送装置は、半導体製造工程でなくてはならない装置だ。顧客は台湾のTSMCや韓国のサムスン、米国のアプライド・マテリアルズなど。半導体ウエハ搬送装置では世界3位で、今期も最高益更新の見込みとなっている。
「独自のクリーン搬送技術による製品開発力や、グローバルネットワーク体制に強みがあり、海外での売上が約9割を占める。早い段階から進出した生産拠点のベトナム工場を強化」(グローバルリンクアドバイザーズの戸松信博さん)している点にも注目だ。
株式アナリストの鈴木一之さんは「半導体ウエハ搬送装置は、他社に比べて真空を保持する技術に長け、人気が高い。強気で臨みたいところ」と高く評価。また、DZHフィナンシャルリサーチの小松弘和さんも「半導体需要は続くと見込まれる。2021年には1万円の大台を突破したこともあり、株式分割への期待も」としている。
次の「10倍株」候補はビジョナル(4194)だ。
ビジョナルは、即戦力採用に特化した転職サイト「ビズリーチ」や、20代の転職サイト「キャリトレ」、採用・人材管理クラウドサービス「HRMOS」を手掛ける企業。マザーズに上場して1年未満で、すでに主力の一角となるほどの存在感を見せている。
コロナ禍で一時停滞した企業の採用活動は2021年春以降、急回復しており、採用支援市場も回復傾向が続く。また、採用から入社後の活動までの情報を一元化・可視化して人材活用を支援する「HRMOS」は、利用企業が順調に増加。「『ビズリーチ』の伸びは想定以上。決算ごとに評価を高めています」と、フィスコの小林大純さんはその成長性に太鼓判を押す。
「採用シーズンに向けてマーケティング投資を拡大予定。主力の『ビズリーチ』事業が予想を上回るペースで進捗していることもあり、今期業績予想を上方修正しています」(フィスコの白幡玲美さん)
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