「ダイナース・プレミアム」会員なら非日常を味わえる
ハイグレードなコンサートやグルメを堪能できる
まず、これはよく知られていることですが、「ダイナースクラブ」のクレジットカードには利用限度額が設定されていません。これは上級カードに限らず、「ダイナースクラブ」の一般カードでも同じです。
もちろん、数百万円、数千万円という高額の決済を行う場合には審査もあるようですが、信用力の高い人であれば、事前連絡をしておくとスムーズに決済されるようです。
そのため、「高級車を『ダイナース・プレミアム』の一回払いで買った」などの話は、たまに耳にします。過去には一軒家を買った人もいるそうです。「ダイナースクラブ」のクレジットカードのポイント還元率は0.4%前後と低めではあるものの、一軒家を買ったらいくらポイントが貯まるか、つい計算しないではいられません(ちなみに、購入した家が7000万円だとしたら、還元率0.4%で、ポイントは28万円分も貯まります!)。
「ダイナース・プレミアム」では、特典として多彩で高品質なサービスの提供も行っています。一流のオペラや歌舞伎はもちろん、美術・パフォーマンスなどの催事、フランス料理やイタリア料理などのダイニングまで、さまざまなイベントへの招待状が届きます(もちろん、お金はかかりますが)。「ダイナース・プレミアム」を保有すると、日常とは異なる世界が待っている、と言っても過言ではないでしょう。
この特典を実際に利用して、私は世界的に有名なテノール歌手プラシド・ドミンゴ氏のコンサートに行くことができましたし、「レストランウィーク」にはさまざまな料理に舌鼓を打つことができました。ちなみに「レストランウィーク」とは、フランスやイタリアなどの大使館とその国の料理を出すレストランが提携し、期間中は限定のコースをお値打ち価格で提供するというものです。各国の食文化を幅広く普及させることが主な開催理由です。
参加するのは超有名店ばかりで、しかも値段が安いため、期間中は予約が殺到し、なかなか席をとれないそうです。しかし、「ダイナースクラブ」の会員なら先行予約ができますし、会員限定のウェルカムドリンクまで用意されて、至れり尽くせりでした。
イベント以外では、「コンシェルジェ」が利用できるのも「ダイナース・プレミアム」の大きな特徴です。「プラチナカード」以上の上級カードにはコンシェルジェが付くのが普通ですが、なかには付いていないクレジットカードもあります。利用したことのない人は「別にコンシェルジェなんていらない」と思うかもしれませんが、コンシェルジェは本当にありがたい存在なので、コンシェルジェサービスのない上級カードは選ぶべきではないと思います。
コンシェルジェは、まるで「アラジンと魔法のランプ」に出てくるランプの魔人のように、会員のさまざまな要望を聞いてくれます。例えば、旅行をしたければ、航空チケットの手配からホテルの予約まで行ってくれるので、非常に助かります。
私も以前、サンフランシスコでの急な取材が入ったとき、コンシェルジェに飛行機と宿の予算を伝え、予約をしてもらいました。このとき、米国はクリスマスシーズンで、自分で探してみたときには飛行機やホテルはほぼ予約が取れない状況でした。それでも、コンシェルジェは何事もなかったように素早く予約をしてくれたので助かりました。
「ANAカード」の最上位「ANAカードプレミアム」なら
入会・継続・搭乗でボーナスマイルがざくざく貯まる!
というわけで、私自身、日々「ブラックカード」のサービス品質の高さを実感しています。もちろん、「そうはいっても年会費が高すぎる」という意見もあるでしょう。しかし、それだけのお金を出して有能な私設秘書(コンシェルジェ)を雇っている、上質なサービスを買っていると思えば、決して高くない……と私は感じています。
さて、「ダイナース・プレミアム」もいいのですが、その他にも私がおすすめしたい「ブラックカード」があります。それが「ANAカードプレミアム」です。
ANAカードは、「ANA一般カード(「ANA VISA Suicaカード」など)」→「ANAゴールドカード」→「ANAカード プレミアム」の順で、段々とグレードがアップしていきます。グレードが上がるたびに搭乗時のボーナスマイル、マイル移行手数料、付帯保険、空港施設利用などのサービス内容が優遇されていく仕組みです。
■ANA VISA Suicaカード | ||
還元率 | 1.5%(※ 1マイル=1.5円換算。「10マイルコース」申込時) | |
発行元 | ANAカード | |
国際ブランド | VISA | |
年会費(税込) | 初年度無料、2年目以降2200円(マイル移行手数料は年6600円) | |
家族カード | なし | |
おすすめポイント | マイル移行手数料は割高だが、モバイルSuicaの年会費無料やSuicaチャージでのポイント付与はメリット大 | |
さて、その「ANAカードプレミアム」ですが、国際ブランドによって次の4種類に分かれます。
◆ANA VISAプラチナ プレミアムカード
◆ANA JCB カードプレミアム
◆ANAダイナースプレミアムカード
◆ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」は「プラチナ」という名前がついていますが、年会費が8万8000円(税込)である点を考えれば、「ブラックカード」として扱って問題ないでしょう。このうち、「ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」は2014年末に発行されたばかりの比較的新しいクレジットカードです。
各カードのスペックは以下のようになっています。
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「VISA」や「JCB」と比較すると、「アメックス」と「ダイナースクラブ」の「ANAカードプレミアム」は年会費が倍くらい違いますが、それは「ダイニングサービス」や「プライオリティ・パス」など、一部のサービスが充実していること、さらに「アメックス」と「ダイナースクラブ」のステータス性が付加されることが主な要因です。
次ページからは、4種類の「ANAカードプレミアム」に共通する主なメリットを紹介しましょう。「ANAカード」の一般カードなどと比較すると、旅行によく行く人にはお得な内容になっています。
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【2024年11月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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【関連記事】 ◆【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!(最優秀メインカード部門) ◆「楽天ポイント」が改悪続きでも“最強のポイント”である理由を専門家が解説!「楽天カード」などだけでなく、無料でポイントを獲得できるサービスが魅力! ◆「楽天カード」よりも「楽天プレミアムカード」のほうが得をする“損益分岐点”が判明! 楽天市場で年36万円を利用しない限り、年会費無料の「楽天カード」で十分! |
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◆イオンカードセレクト |
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0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
WAON モバイルSuica SMART ICOCA (モバイルSuicaと SMART ICOCAへの チャージ分は還元率0.25%) |
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【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利がアップするので、「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! しかも「イオンカードセレクト」で年間50万円以上を利用すれば、年会費無料のゴールドカード「イオンゴールドカードセレクト」が手に入り、無条件で「イオン銀行Myステージ」が「ゴールドステージ」に! なお、2024年10月1日~12月8日に入会すると、カード発行後1カ月間は対象のイオンモール専門店での買い物が5%OFF(請求時)になるキャンペーンを開催中! |
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【関連記事】 ◆イオンカードを作るなら「イオンカードセレクト」が一番お得! WAONチャージでのポイント2重取り&イオン銀行で預金金利が優遇されやすくなる特典も! ◆【イオン銀行の金利・手数料・メリットは?】イオン銀行利用者は「イオンカードセレクト」が必須!普通預金金利などがアップしてさらにお得に使える! |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
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0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
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【関連記事】 ◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは“プラチナ”を超える“ゴールド”! 日本初のゴールドカードを受け継ぐ「新生ゴールド」を解説! ◆【アメリカン・エキスプレス・カードを一覧で比較】アメックスが発行する15枚のカードの年会費や特典、還元率を比較して、自分にピッタリの1枚を探そう! ◆アメックスの新規入会キャンペーンをまとめて紹介!「アメリカン・エキスプレス」の入会特典で、ポイントやマイルをお得に獲得しよう! |
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