IPO株の銘柄分析&予想

「セラク」のIPO情報総まとめ!
スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、
他のソリューションサービス企業との比較や予想まで解説![2016年7月6日 情報更新]

2016年5月27日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 セラク
市場・コード/業種 東証マザーズ・6199/サービス業
上場日 7月1日
申込期間(BB期間) 6月16日~6月22日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券大和証券マネックス証券SBI証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ

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【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

セラクのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

 

■スケジュール
仮条件提示 6月15日
ブックビルディング(抽選申込)期間 6月16日~6月22日
公開価格決定 6月23日
購入申込期間 6月24日~6月29日
払込日 6月30日
上場日 7月1日

セラクのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

 

■取り扱い証券会社(2016年6月22日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券(主幹事証券)
[最短5日で口座開設可能]
87.0
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大和証券 4.3
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マネックス証券 0.9
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SBI証券
[最短2日で口座開設可能]
0.9
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みずほ証券 4.3  
岡三証券 1.7  
エース証券 0.9  

セラクのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

 

■価格情報
仮条件
[予想PER(※1)
1360~1500円
14.2倍~15.6倍]
公募価格 1500円
初値 3900
初値騰落率 +160.00%
予想トレーディングレンジ(※2) 1500~5000
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※2 期間は上場後1年を想定。

 

■類似会社3社の予想PER(2016年6月13日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 29.6倍
大和コン<3816> 16.3倍(連)
DIT<3916> 48.1倍(連)
PCI-HD<3918> 24.5倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

セラクの発行株数・単元数・公開規模は?

 

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 325万4000株(予定)
公開株式数 公募40万6000株  売出40万8000株
(オーバーアロットメントによる売出12万2100株)
想定公開規模 12.2億円~13.1億円(OA含む)

セラクはシステム開発会社のマザーズ中型案件

 ソリューションサービスおよびオンサイトサービス(ITインフラ事業、スマートソリューション事業、WEBマーケティングコミュニケーション事業)、農業IoTソリューションサービスを展開する。

 マザーズ上場のシステム開発会社として一定の関心を集めることが見込まれる一方、公開規模は軽量感に乏しい。大型案件が資金を集めた直後だけに、需給環境が厳しいなかでの上場となることにも注意が必要。但し、サービスのテーマ性で人気化する可能性もあるため、今後の動向を注視したい。

 公開規模については13億円前後となる見込み。ベンチャーキャピタル株主は確認されず、同日上場の企業もない。LINE<3938>上場に向けてIPO人気が高まる展開も期待される一方、株式市場の不安定感が再び強まっている点は気掛かり。

 

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セラクの業績データ

 

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2012/8 2,092
(―)
82
(―)
51
(―)
2013/8 3,021
(44.4%)
146
78.4%
78
(52.8%)
2014/8 3,876
(28.3%)
252
(72.4%)
145
(86.1%)
2015/8 5,340
(37.8%)
321
(27.0%)
212
(45.8%)
2016/8予 6,500
(21.7%)
520
(61.9%)
312
(46.8%)
2016/2 2Q 3,005
(―)
247
(―)
162
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:95.88円/9.30円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

セラクの業績コメント

 2016年8月期の業績は、売上高が前期比21.7%増の65.0億円、経常利益が同61.9%増の5.2億円と増収増益の見通しとなっている。

 足元の同社の状況は、エンジニアの採用数が期初予想を下回ったものの、エンジニア1人あたりの売上高及び稼働率が上昇したことにより売上利益とも伸長した。ITインフラ事業では依然としてエンジニアの不足感が強い市場環境を背景に、オンサイトサービスにおける既存案件の深耕(人員増及び単価向上)を図った。

 一方、ソリューションサービスにおいては、官公庁より大型案件を受注したことが売上拡大に繋がった。また、エンジニア向けスキルアップ研修の拡充にも努めた。

 ウェブマーケティングコミュニケーション事業においては、顧客の繁忙期である年度末であることからオンサイト型案件の人員ニーズへの対応により案件開拓が堅調に進んでいることと、採用活動への注力による体制拡大が堅調に推移していることが売上に寄与した。また、新年度以降も継続する安定的なウェブサイト運用プロジェクトの比率が依然高い状態で推移していることや、CRM導入分野においてもニーズが拡大していることにより、高い稼働率を維持した。

 なお、通期計画に対する第2四半期末時点における進捗率は、売上高30.0億円で46.2%、経常利益2.4億円で47.5%となっている。

セラクの詳細情報

 

■基本情報
所在地 東京都新宿区西新宿七丁目5番25号
代表者名(生年月日) 代表取締役 宮崎 龍己(昭和32年2月26日生)
設立 昭和62年12月21日
資本金 9246万円(平成28年5月26日現在)
従業員数 1215人(平成28年4月30日現在)
事業内容 ソリューションサービスおよびオンサイトサービス(ITインフラ事業、スマートソリューション事業、WEBマーケティングコミュニケーション事業)、農業IoTソリューションサービス

 

■売上高構成比率(2015/8期 実績)
品目 金額 比率
ITインフラ事業 3,095 百万円 58.0%
ウェブマーケティングコミュニケーション事業 712 百万円 13.3%
スマートソリューション事業 1,179 百万円 22.1%
その他 352 百万円 6.6%
合計 5,340 百万円 100.0%

 

■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 宮崎 龍己 212万株 65.84%
2 宮崎 浩美 34万6000株 10.75%
3 (株)セラク 23万8000 7.39%
3 (株)宮崎 23万8000 7.39
5 宮崎 仁美 4万8000株 1.49
5 宮崎 ひかる 4万8000 1.49%
5 宮崎 あゆみ 4万8000 1.49%
合計   308万6000 95.84%

 

■その他情報
手取金の使途 (1)ITインフラ受託業務の受託能力増強に係るサーバ等機器の設備資金として、(2)データセンターに係るサーバ等機器の設備資金として、(3)研究開発(みどりクラウド開発、IoT関連システム開発費用)に係る費用等として、(4)自社WEB開発に係るソフトウエア投資として、(5)自社製品の広告・展示会等への出展のための販売促進費として、(6)人員増に伴う研修設備増強や事務所スペース拡張に伴う本社増床費用等として、(7)事業拡大のための優秀な人材の確保等を目的とした採用活動費として、(8)教育研修設備更新(機材・ソフトウエアなど、CAD含む)資金として、(9)支店開設資金として、充当予定。
関係会社
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日
割当先
発行価格

 

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セラクの銘柄紹介

 インターネットを通じた、ITインフラ、ウェブマーケティングコミュニケーション、スマートソリューションの3つのソリューションを提供する事業を行っている。

 提供するサービスは主に、企業が抱えるIT及びインターネットを用いた問題解決策の提案及びその実現を行う「ソリューションサービス」が中心だったが、直接クライアント先で技術提供を行う「オンサイトサービス」のニーズの増加に伴い、それぞれの事業において同社独自の採用、営業、教育体系によりニーズに合わせたIT人材を創出することで、「ソリューションサービス」と「オンサイトサービス」の2つの形態で業務を拡大している。

 同社は、就業意欲が高いIT業界未経験者を中心とした採用を行っている。正社員雇用を前提とした採用を行うことで安定的に人員を確保し、資格取得などの達成基準を設けると共に、技術力のあるエンジニアの一部を個別の案件に割り当てるのではなく、社員の教育担当とする同社独自の教育プログラムにより、未経験であっても入社から約2ヶ月の研修でITエンジニアとしての就業を可能としている。採用、教育、営業の三位一体のビジネスモデルを採用することにより、就業時から段階的にその時のスキルに合った業務内容で就業できる体制を整備している。

(1)ITインフラ事業

 日常使用するパソコンの選定・設定の提案及び設定作業から、企業の情報資産漏洩を防ぐセキュリティ対策、大規模ネットワークの安定稼動を支える運用業務などを提供している。

(1A)ITインフラ事業におけるソリューションサービス

 コンピュータ及びネットワークシステムの設計・構築・運用・保守までITシステムのライフサイクルのどのフェーズでもクライアントのニーズに合ったソリューションを提供する。

(1B)ITインフラ事業におけるオンサイトサービス

 主に企業の情報システムやヘルプデスク部門、SIerに常駐し、クライアント社内外向けのネットワーク及びサーバの設計構築、運用保守業務を行っている。

 ITインフラ分野においては24時間365日安定稼動させることが求められるため、運用保守業務では、特に高度な専門知識までは求められないまでも、技術マニュアルを読みこなした上での障害対応や設定変更などの運用技術力のあるエンジニアが必要となる。

(2)ウェブマーケティングコミュニケーション事業

 コーポレートサイト、ECサイト、プロモーションサイトなど、各種ウェブサイトのデザイン制作、運用等のサービスを提供している。

(3)スマートソリューション事業

 ウェブや携帯電話上で利用するチケット発券システム、顧客管理システム、問い合わせ管理システムなどのウェブシステムを自社サイトで活用したいというクライアントに対して希望の要件を聞き取り、希望に合ったシステム開発を行っている。

(4)その他事業

 その他事業には、通信・ハードウェア分野のオンサイト事業と、IoT分野での新サービスである「みどりクラウド」が含まれる。また、関係会社(非連結)である世科信息技術(瀋陽)有限公司では、中国国内においてシステム開発を行っている。

セラクの投資のポイント

 マザーズ上場のシステム開発会社として一定の関心を集めることが見込まれる一方、公開規模は軽量感に乏しい。6/29上場のソラスト<6197>コメダHD<3543>という大型案件が資金を集めた直後だけに、IPO資金の需給環境が厳しいなかでの上場となることにも注意が必要だろう。但し、企業向けセキュリティ対策や農業IoTソリューションといったサービスのテーマ性で人気化する可能性もあるため、今後の動向を注視したい。

 同社は、パソコンの選定・設定の提案及び設定作業から、セキュリティ対策、運用業務などを提供する「ITインフラ事業」、コーポレートサイト、ECサイトなど各種ウェブサイトのデザイン制作、運用等のサービスを提供する「ウェブマーケティングコミュニケーション事業」、ウェブや携帯電話上で利用するチケット発券システムなどクライアントの希望に合ったシステム開発を行う「スマートソリューション事業」を展開する。また、その他事業として施設園芸農家向け環境モニタリングシステム「みどりクラウド」も手掛ける。

 業績面について、2016年8月期は売上高が前期比21.7%増の65.0億円、経常利益が同61.9%増の5.2億円と増収増益の見通しとなっている。想定仮条件水準の今期予想PERは14~15倍程度で、システム開発会社としては妥当な水準だろう。サイバーセキュリティ関連やIoT関連といったテーマ性から更なる高バリュエーションとなっている類似企業も散見される。

 公開規模については13億円前後となる見込みで、マザーズ上場案件としては中規模となる。ただ、創業家が発行済株式の大半を保有しており、ベンチャーキャピタル株主は確認されない。また、前述のとおりソラストコメダHDといった大型案件を通過した後の上場だが、同日上場の企業はなく、同社上場後は7月15日のLINE<3938>までIPOが空く形となる。LINE上場に向けてIPO人気が高まる展開も期待される一方、足元で株式市場の不安定感が再び強まっている点は気掛かりで、外部環境の変化には注意しておきたい。

 

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2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
341万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1169万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
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