ダノンによるヤクルト株の買い増しの可能性が注目されている。
ダノンは既にヤクルト本社(2267)の20%の株式を保有する筆頭株主であるが、この持分比率を引き上げないという両者間の契約が来月半ばに切れる。
計数面ではダノンにとって
ヤクルト株の取得は大成功
もともと両者が2004年に合意した内容は、向こう5年間は持分比率を20%よりも引き上げない、その後5年間も実質的な経営権を握るまでには経営権を引き上げないというものであった。2007年に前半の5年間の部分を3年間延長することが合意され、今回切れるのはこの通算8年にわたる「20%は超えない」という部分である。
これが切れれば、ダノンはヤクルト株を実質的な経営権を握らないぐらいまでであれば株式を買い増せることになる。
実質的な経営権とは何パーセントを指すのかについては、両者のこれまでのプレスリリースなどからは具体的な数値は示されていない。

ヤクルトはダノンの連結決算上は既に持分適用企業であり、ヤクルトが利益を上げてくれればその分はダノンの連結決算にプラスに影響してくれる。多少のブレはあるが、ヤクルトはコンスタントに利益をたたき出す企業である。
また、ダノンがヤクルト株を5%から20%に買い増した2003年に比べると、ヤクルトの株価はほぼ2倍になっている。このように、数字面からはダノンにとってヤクルトの株式取得はこれまでのところは成功と言える。
役員の選任議案の賛否に見る
ヤクルト内部者によるダノンへの拒絶反応
一方、昨年の株主総会での取締役選任議案に対する株主による賛成比率の数値が興味深い。同社には15名の役員がおり、うち10名が内部者、5名が社外取締役である。社外のうち、3名がダノンの人間だ。社内10名の役員に関しては、選任への賛成率はみな94.0%であり、社外取締役のうちダノン以外の2人についてもほぼ同じ水準である。
一方、ダノンからの3人に関しては賛成率が88.6%にとどまる。十分に高い賛成率を得ているとはいえ、株主のうち誰かが明らかにダノンからの役員派遣に対して苦々しく思っていることが分かる。おそらく内部者の株主の一部が反対に回った結果であろう。ここからは両社の確執はまだ深いものがあると考えられる。
したがって、今後の両者の関係が友好的な形で発展していくとはなかなか考えにくい。そうすると、今後の考えうるシナリオとしては、究極的にはダノンによる敵対的買収、あるいは、ヤクルトが株式の売却を迫る、のどちらかになると思われる。しかし、この両方ともすんなりとは実現しそうにはない。
シナリオとしては、自社株買いまたは
敵対的TOBなど考えられるが・・・
ヤクルトがダノンに株式の売却を迫った場合だが、先に述べたように株価はダノンが取得したときの倍になっているため、ダノンとしては売却をしやすい状況にはある。しかし、事業戦略上重要であり、かつ、安定的に収益を稼いでくれるヤクルト株を手放すインセンティブはダノン側にはほぼないはずだ。
また、ヤクルトにしてみると最もキレイなのは自社株買いで応じることであるが、ダノンが保有するヤクルト株の時価は1000億円強である。一方、同社が保有する実質的なネットキャッシュ(現預金から有利子負債を差し引いた金額)は300億円程度しかない。よって、なんらかの資金手当てをしない限り自社株買いで全額応じることは難しい。
スズキ-VWに似た構図
敵対的買収はできない
ヤクルトには買収防衛策は導入されていない。ゆえに、ダノンは比較的敵対的買収を仕掛けやすい状況にはある。
しかし、敵対的買収を仕掛けてホワイトナイトが登場すると、買収金額が高くつくだけでなく、場合によってはホワイトナイトにヤクルトを取られてしまう可能性もある。ホワイトナイトに取られても、保有しているヤクルト株式を高値で売却できればいいじゃないかという意見があるかもしれないが、そこはマネーゲームとは異なり、ダノンにとってヤクルトは戦略的にどうしても欲しい企業である。
したがって、やすやすと手放すわけにはいかない。敵対的買収は手っ取り早いが、ダノンにとってのリスクも非常に大きく、これは抜くに抜けない刀だと考えるべきである。それはスズキ-VW(フォルクスワーゲン)の事例からもうかがえる。
軽自動車のスズキは、昨年、同社株の19.9%を保有するVWに戦略的提携の破断を申し入れ、株式の売却を迫った。しかし、VWはそれには応じず、硬直状態が続いている。自主独立を維持したいスズキの状況は、ヤクルトと似ている。
スズキのケースでは、昨年提携解消の動きとなった時点では、スズキの株価はVWが株式を取得した時よりも下がっていたこともあり、VWは株を売るという選択肢は取れなかったはずである。むしろ株価が下がっているならば、スズキに対して敵対的買収を仕掛けるという選択肢も考えられたであろう。
しかし、そういう行動には出ていない。その理由のひとつは、当初は非常に友好的であった関係(少なくとも表面上は)に対して、たった2年弱で敵対的TOBに踏み切るわけにいかないということが考えられる。そして、一番大きな理由としては、まだ日本では敵対的買収の成功事例がほとんど存在しないことであろう。
ダノン、VWともに、事業戦略上どうしても手放したくない株式だからこそ、敵対的買収に打って出にくいという状況なのである。
じわじわと株を買い増す時間稼ぎが
両者にとっては都合のいい落としどころか
このようにヤクルト、ダノン両者にとってやや手詰まり感がある状況での解決策は、これまで同様の時間稼ぎで終わる可能性が少なくない。
ヤクルトにしてみると敵対的買収を仕掛けられるのがもっとも怖い。だからこそ、2004年以降は提携推進室を設けて表面上は関係の修復に動いている。ただ、これはヤクルト側にしてみると、時間稼ぎの側面が大きいであろう。何か提携に向けて前向きな姿勢をポーズとして見せておかないと、いつダノンが敵対的買収を仕掛けてくるかわからないからだ。
一方、提携推進室設置から既に8年が経過し、その間の果実と言えばインドやベトナムでの合弁会社の設立程度であり、ダノンにしてみると、もっと具体的な果実が欲しい、あるいは、いつまでもヤクルトの時間稼ぎに付き合っていられないという状況になっているとしても不思議ではない。
これ以上ダノンを焦らすわけにはいかないため、ヤクルトとしては多少の持分引き上げは飲み込まざるをえない。ヤクルトは既にダノンの持分適用企業である。したがって、多少持分比率を引き上げられたところで、実質的には何も変わらない。
ただ、3割に迫るとダノンから社外役員の人数を増やしてくれという圧力を受けかねないので、できれば20%台半ばあたりで収めたいところである。一方、ダノンにとっては持分割合を増やすことができれば、8年間続いた硬直状態を少し動かすことができる。実態としての果実は大きくはないが、表面上は大きな前進であろう。

今回のニュース、発信元が欧州だったことから考えても、ヤクルトから何らかの果実を引き出そうとしたダノンがメディアに意図的に「敵対的買収の可能性もあり」と刺激的な内容でリークしたと考えるのがしっくりとくる。ヤクルトをビビらせて持分引き上げに合意させようということであろう。投資家としては敵対的買収を期待して焦って同社株に飛びつく必要はなさそうである。
※クレジットカードの専門家2人が選んだ、2023年の最強カードは?
⇒【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】
「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!
全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
▼節約の第一歩はATM&振込手数料が無料のネット銀行選びから!▼ | |
---|---|
![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() ![]() |
【2025年3月17日時点】 ■編集部おすすめのネット銀行はこちら! |
|||
普通預金金利 (年率、税引前) |
定期預金金利(年率、税引前) | ||
---|---|---|---|
1年 | 3年 | 5年 | |
◆SBI新生銀行 ⇒詳細ページはこちら! | |||
0.40% (※1) |
0.80% (※2) |
0.70% | 0.75% |
【SBI新生銀行のおすすめポイント】 「ステップアッププログラム」のステージが「ダイヤモンド」の場合は普通預金金利が0.40%に大幅アップ! しかも「ダイヤモンド」は、SBI証券との口座連携サービス「SBI新生コネクト」またはSBI証券との口座振替契約を利用するだけで簡単に到達でき(※3)、他行あて振込手数料が月10回まで無料になる特典なども受けられてお得! そのほか、新規に口座開設した人限定の「スタートアップ円定期預金」なら、3カ月もの定期預金のと1年もの定期預金の金利が大幅アップ! また、2023年10月2日からは、他行からの振込入金などで現金がもらえる「キャッシュプレゼントプログラム」もスタート。 ※1「ステップアッププログラム」でダイヤモンドの場合の金利。なお、SBI証券との口座連携サービス「SBI新生コネクト」を利用すると翌々月からダイヤモンドに到達可能。※2 新規に口座開設した人限定の「スタートアップ円定期預金(新規口座開設者限定)」適用時の金利。※3 住信SBIネット銀行のハイブリッド預金など、他行の口座連携サービスを利用中でも登録可能。 |
|||
【関連記事】 ■【SBI新生銀行の金利・手数料・メリットは?】SBI証券との口座連携「SBI新生コネクト」の利用で、普通預金金利アップ&振込手数料が月50回まで無料! ■「SBI新生コネクト」を利用すれば、SBI新生銀行の金利や手数料がお得に! SBI証券と口座を連携して、最上位「ダイヤモンド」ステージの特典を活用しよう! |
|||
|
|||
◆あおぞら銀行 BANK ⇒詳細ページはこちら! | |||
0.35% | 0.65% | 0.85% | 0.95% |
【あおぞら銀行 BANKのおすすめポイント】 普通預金金利は0.35%と業界トップクラスなうえに、ほかのネット銀行とは違って「証券会社の口座と連携する」や「給与の振込口座に設定する」といった条件もなく金利0.35%が適用されるのがメリット! また、コンビニATMでは出金手数料が発生してしまうが、郵便局内に設置されている「ゆうちょ銀行ATM」なら365日いつでも手数料無料なほか、一部のファミリーマートなどに設置されている「ゆうちょ銀行ATM」も平日8:45~18:00、土曜日9:00~14:00は手数料無料! |
|||
【関連記事】 ■【あおぞら銀行 BANKの金利・手数料・メリットは?】普通預金金利が「0.35%」と定期預金レベルでお得!ゆうちょ銀行ATMなら、週末でも出金手数料が無料に |
|||
|
|||
◆UI銀行 ⇒詳細ページはこちら! | |||
0.20% | 1.10% (※1) |
0.35% | 0.40% |
【UI銀行のおすすめポイント】 新規口座開設者は1年もの定期預金の金利が1.10%にアップする「3rd Anniversary 新規口座開設者限定!定期預金キャンペーン」が2025年3月31日まで開催中! UI銀行は、2022年に東京きらぼしフィナンシャルグループが新たに開業した銀行で、1年~5年もの定期預金の金利はネット銀行の中でもトップクラスに高いほか、普通預金も口座を保有している人なら誰でも金利0.20%! また、コンビニATMの出金手数料は最大で月20回まで無料、他行あて振込手数料も最大で月20回まで無料でお得! ※1 2025年3月31日までのキャンペーン「3rd Anniversary 新規口座開設者限定!定期預金キャンペーン」適用時の金利。すでに口座を保有している場合は年1.00%。 |
|||
【関連記事】 ■UI銀行は「高水準の金利&お得な手数料」でおすすめのスマホ特化型デジタルバンク!「東京きらぼしフィナンシャルグループ」から誕生した「UI銀行」の魅力を解説! ■【UI銀行の金利・手数料・メリットは?】定期預金&普通預金の金利にこだわる「スマホ特化」の銀行! 他行あて振込手数料が最大で月20回まで無料 |
|||
|
|||
◆東京スター銀行 ⇒詳細ページはこちら! | |||
0.60% (※1) |
1.10% (※2) |
0.85% (※3) |
0.205% |
【東京スター銀行のおすすめポイント】 東京スター銀行を給与(バイトやパートも含む)または年金の受取口座に指定すると、普通預金金利が「0.20%⇒0.60%」に大幅アップするのが大きなメリット! さらに、コンビニATMの出金手数料は、月8回までなら24時間365日いつでも無料なので使いやすい。また、通常の定期預金のほか「スターワン1週間円預金」など、お得な金融商品を数多くラインナップ。 ※1 次の条件のうち“いずれか1つ”を達成した場合の金利。①東京スター銀行を給与振込や年金受取の口座に指定、②資産運用商品を300万円以上保有かつNISA口座保有&投資信託を購入。※2 新規に口座開設した人限定の「新規口座開設優遇プラン スターワン円定期預金」適用時の金利。※3「スターワン円定期預金プラス(インターネット限定)」適用時の金利。 |
|||
【関連記事】 ■【東京スター銀行の金利・手数料・メリットは?】「ATM手数料」や「振込手数料」がお得なネット銀行。さらに、給与振込で普通預金金利が大幅にアップ! |
|||
普通預金金利 (年率、税引前) |
定期預金金利(年率、税引前) | ||
1年 | 3年 | 5年 | |
◆ソニー銀行 ⇒詳細ページはこちら! | |||
0.20% | 0.80% (※1) |
0.40% | 0.50% |
【ソニー銀行のおすすめポイント】 外貨に強いネット銀行。Visaデビット付きキャッシュカードの「Sony Bank WALLET」なら海外事務手数料が0円なので、海外での買い物がクレジットカードよりお得! 優遇プログラム「Club S」のステージなどにより、ATM出金手数料は月4回~無制限で無料、他行あて振込手数料は最大月11回まで無料! 毎月無料で決まった金額を、他行から手数料無料で入金できる「おまかせ入金サービス」も便利。 ※1 2025年3月31日までのキャンペーン「円定期特別金利」適用時の金利。 |
|||
【関連記事】 ■【ソニー銀行の金利、手数料、メリットは?】外貨に強いネット銀行。Visaデビット搭載のSony Bank WALLETならクレジットカードよりお得に海外ショッピングが可能 ■「ソニー銀行」の顧客満足度調査の評価はなぜ高い? 手数料や金利で突出したメリットが見当たらなくてもなぜかユーザーから支持されている理由はどこだ!? |
|||
◆SBJ銀行 ⇒詳細ページはこちら! | |||
最大0.30% (※1) |
1.00% (※2) |
1.30% (※2) |
0.75% (※3) |
【SBJ銀行のおすすめポイント】 ほかのネット銀行と比べても、定期預金金利の高さはトップクラス! さらに、セブン-イレブン(セブン銀行)やミニストップ(イオン銀行)、ファミリーマート(E-net)のATMなら、出金手数料が最低でも月10回まで無料でお得なほか、他行あて振込手数料も最低で月5回まで無料なので、月に何回も振込をする人にもおすすめ! ※1 通常の0.20%分の利息に加えて、月内の最低残高(上限1000万円)に対して0.10%分の追加利息を受け取れる「普通預金プラス」の場合。※2 2025年4月30日までのキャンペーン「スポーツ選手応援定期預金2025」適用時の金利。プロゴルファーの宋永漢(ソン・ヨンハン)選手が対象の大会で1度でも優勝した場合、1年ものは1.30%、3年ものは1.60%、準優勝した場合、1年ものは1.10%、3年ものは1.40%にアップ。※3「100万円上限定期預金<ミリオくん>」の場合。 |
|||
【関連記事】 ■SBJ銀行が業界No.1水準の“定期預金金利”や“手数料の安さ”を維持できる理由とは?「外資系の銀行に預金しても大丈夫?」という疑問や不安をSBJ銀行に直撃! ■【SBJ銀行の金利・手数料・メリットは?】定期預金がお得で、魅力的な商品も多い外資系銀行。ATM手数料や他行あて振込手数料の安さもメリット! |
|||
◆イオン銀行(イオンカードセレクト保有者) ⇒詳細ページはこちら! | |||
0.22% (「イオン銀行Myステージ」の 「ゴールドステージ」の場合) |
0.45% | 0.45% | 0.70% |
【イオン銀行のおすすめポイント】 「イオン銀行Myステージ」で「ゴールドステージ」になれば、普通預金金利が0.22%に! しかも「イオンカードセレクト」で年間50万円以上を利用するなど、一定の条件を達成すると入手できる年会費無料のゴールドカード「イオンゴールドカードセレクト」を保有すれば、無条件で「ゴールドステージ」に到達できる特典が2024年3月にスタート。「ゴールドステージ」になれば、イオン銀行ATMの手数料は24時間いつでも何回でも無料なのはもちろん、他行ATMの入出金手数料と他行あて振込手数料がそれぞれ月3回まで無料になってお得! |
|||
【関連記事】 ■【イオン銀行の金利・手数料・メリットは?】イオン銀行利用者は「イオンカードセレクト」が必須!普通預金金利などがアップしてさらにお得に使える! ■イオンカードを作るなら「イオンカードセレクト」が一番お得! WAONチャージでのポイント2重取り&イオン銀行で預金金利が優遇されやすくなる特典も! |
|||
◆楽天銀行 ⇒詳細ページはこちら! | |||
0.28% (※1) |
0.275% | 0.35% | 0.40% |
【楽天銀行のおすすめポイント】 「楽天証券」との口座連動サービス「マネーブリッジ」を利用すれば、普通預金金利が最大0.28%に大幅アップ! しかも、楽天証券の申し込みページから「楽天証券の口座+楽天銀行の口座」を同時に開設できるので、普通預金金利が高金利な「マネーブリッジ」の利用も簡単! また、「マネーブリッジ」を利用しても特に投資をする必要はないので、とりあえず楽天証券の口座も開設して、楽天銀行の普通預金だけ利用してもOK! ※1「楽天証券」保有者の「マネーブリッジ」適用時。300万円を超えた分の普通預金は金利0.22%の適用。 |
|||
【関連記事】 ■【楽天銀行の金利・手数料・メリットは?】楽天証券との口座連動により普通預金金利がアップ!振込や口座振替などで「楽天ポイント」も貯まる! ■「楽天ポイント」のお得な貯め方を解説!【2024年版】「楽天カード+楽天銀行+楽天証券」など、楽天市場のSPUでお得にポイントが貯まるサービスを活用しよう! |
|||
|
|||
※ 100万円を預けた場合の2025年3月17日時点の金利(年率、税引前)。金利は税引き前の年利率であり、利息には20.315%(国税15.315%〈復興特別所得税含む〉+地方税5%)の税金がかかります。また、最新の金利は各銀行の公式サイトをご確認ください。 |