QE3実施は日本株にとってはネガティブだが、
中小型株の短期投資にはチャンスあり!

【第13回】2012年7月9日公開(2012年7月15日更新)
藤井 英敏

 確かに、6日の米国市場は雇用統計の内容がQE3実施に踏み切るには、いかにも中途半端で嫌気されました。

 しかし、オバマ・バーナンキVSロムニー共和党の図式を考慮すれば、7月31日~8月1日のFOMCでは、QE3のみならず、FRBによるなんらかのアシストは十分期待できるとみてよいでしょう。当然それは、米株高・個人消費刺激・雇用回復・長期金利低下につながるものと予想されます。

QE3は日本株にネガティブだが中小型株にチャンスあり

 一方、QE3実施は米株高要因ですが、同時にドル安・円高要因でもあります。

 結局、日本株とっては好悪材料が相殺され、若干ネガティブに作用することでしょう。上がるのはNYダウだけという感じですね。

 それでも、米国がQE3、または、それに準じた追加の金融緩和に踏み切るという期待が燻る間は、世界の株式市場の底割れはなさそうです。

 こんな投資環境で成り上がり投資をするなら、決して、大型株を弄るべきではありません。中小型株を選びましょう。

 株式市場のエネルギーは小さいのです。大きなものは重すぎて上がりません(笑)また、1回のトレードでの値幅も欲張ってはいけません。細かく利益確定することを心掛けましょう。市場に流入している資金の大部分が短期マネーとみておく必要があるからです。

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