株主優待「1月~12月のおすすめ銘柄」[2024年]

[2022年5月]QUOカード優待株の利回りランキング!優待+配当利回りが5%超えのタマホームなど、5月に確定するQUOカード優待9銘柄の利回り&内容を紹介

2022年5月9日公開(2022年6月30日更新)
ザイ・オンライン編集部
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2022年5月の「QUOカード」の株主優待を徹底調査!
大手コンビニ、ファミレスやドラッグストアなどで使えて
個人投資家に人気の「QUOカード」の株主優待を比較!

 全国共通のプリペイドカードである「QUOカード」は、さまざまな株主優待のなかでも、特に個人投資家からの人気が高い「優待品」だ。

 人気の最大の理由は、幅広い業種の店舗で”金券”として利用でき、利便性が高い点にある。利用可能な店舗は全国約6万店に上り、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといった大手コンビニをはじめ、一部のファミレスやドラッグストア、書店などでも使える。しかも、会計時に1円単位で利用できて、有効期限もないので、株主優待でどれだけ大量にもらっても、利用できずに無駄にしてしまう恐れがない。また、カードタイプで財布に入れておいてもかさばらないため、保管場所に困らないこともメリットと言えるだろう。

 一方、株主優待を実施する企業側にもメリットがある。「QUOカード」なら個人投資家からの注目度が高いことに加えて、優待品の配送費を安く抑えられる点も、企業にとっては魅力的。さらに、消費者にとって身近な商品やサービスを扱っていない企業でも、「QUOカード」に会社のロゴや社名をデザインすれば、優待品として採用しやすい。これらの理由で「QUOカード」を優待品に採用する企業は非常に多くなっているのだ。

 それでは、「QUOカード」がもらえる多くの株主優待銘柄の中から、何を基準に、どの銘柄を選べばいいのだろうか。なかには、人気アニメのキャラクターなどが描かれた限定デザインのカードを用意している企業もあるが、多くは社名やロゴなどがデザインされているだけなので、まずは「利回り」と「最低投資額」で絞り込むのが順当だ。
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「5月に権利が確定する株」の配当利回りランキング! 利回り5.1%の「佐鳥電機」や、利回り4.7%で6期連続増配の「タマホーム」など、おすすめ高配当株を紹介!

 そこで、「2022年5月」に基準日を迎える株主優待銘柄のうち、「QUOカード」を優待品としている全9銘柄の「1年間でもらえるQUOカードの額面」と「年間配当額」、そして「最低投資額」を調査して、「株主優待利回り」や「配当利回り」を算出。「【2022年5月】QUOカードがもらえる株主優待利回りランキング」を作成した(※データは2022年4月27日時点。「QUOカード」がもらえる銘柄であっても、2022年5月の時点で一定期間以上継続保有していないと、株主優待の対象外になる銘柄はランキングに含めていない)。

 なお、このランキングは“1年間でもらえるQUOカードの額面”で計算した「株主優待+配当利回り」が高い順に順位をつけているので、2022年5月の株主優待でもらえる「QUOカード」の額面は、表内のカッコの中を確認してほしい。また、保有株数によって「QUOカード」の額面が変わる銘柄や、長期保有優遇制度を設けている銘柄については、備考欄に記載している。

 この「【2022年5月】QUOカードがもらえる株主優待利回りランキング」を参考にして、「QUOカード」がもらえる高利回りの株主優待銘柄に投資しよう!
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【2022年5月】
「QUOカード」などの金券がもらえる株主優待銘柄の
株主優待+予想配当利回りランキング

順位 最低投資金額
(株価×必要株数)
QUOカード
額面(内訳)
株主優待+
予想配当利回り
株主優待
利回り
予想配当
利回り
1位  タマホーム(1419)【確定月】5月/11月
25万6700円
(2567円×100株)
1000円
(5月500円、11月500円)
5.06% 0.39% 4.67%
【備考】3年以上の継続保有で1000円分に増額。
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2位  ヤマシタヘルスケアホールディングス(9265)【確定月】5月
20万3800円
(2038円×100株)
500円
(5月のみ)
3.34% 0.25% 3.09%
【備考】1000株で1000円分、2000株以上で1500円分。1年以上の継続保有では各2倍、3年以上なら各3倍に増額。
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3位  オオバ(9765)【確定月】5月/11月
38万2000円
(764円×500株)
1000円
(5月のみ)
3.27% 0.26% 3.01%
【備考】1000株以上で2000円分。1年以上の継続保有で、100株で500円分、500株で3000円分、1000株以上で7000円分のQUOカード。11月は5000株以上で1700円相当のチョコレート菓子。
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4位  三機サービス (6044)【確定月】5月
11万900円
(1109円×100株)
1000円
(5月のみ)
3.15% 0.90% 2.25%
【備考】特になし。
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5位  大光(3160)【確定月】5月/11月
7万3000円
(730円×100株)
1000円
(5月500円、11月500円)
2.60% 1.37% 1.23%
【備考】500株で1000円分、1000株で2000円分、2000株以上で3000円分。アミカ商品券を選択すると各2倍。
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6位  ラクト・ジャパン(3139)【確定月】5月
19万6700円
(1967円×100株)
1000円
(5月のみ)
2.39% 0.51% 1.88%
【備考】3年以上の継続保有で3000円相当の商品(6品から選択)。
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7位  岡山製紙(3892)【確定月】5月
8万9300円
(893円×100株)
500円
(5月のみ)
2.35% 0.56% 1.79%
【備考】500株では2000円分、1000株以上で4000円分。
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8位  オータケ(7434)【確定月】5月
16万3400円
(1634円×100株)
1000円
(5月のみ)
2.14% 0.61% 1.53%
【備考】特になし。
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9位  小津産業(7487)【確定月】5月
20万2200円
(2022円×100株)
1000円
(5月のみ)
1.63% 0.49% 1.14%
【備考】200株で2500円相当、500株以上で5000円相当の自社商品詰め合わせ(ティッシュなど)。
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※最低投資額や利回りは2022年4月27日時点。順位は株主優待と配当の合計利回りで決定。

 2022年5月に権利確定する株主優待株は約35銘柄。そのうち「QUOカード」を株主優待品としているのは9銘柄だ。「株主優待+配当利回り」がダントツで高いのはタマホーム(1419)の5.06%で、唯一の利回り5%超えとなっている。続く利回りランキング2位のヤマシタヘルスケアホールディングス(9265)は3.34%、3位のオオバ(9765)が3.27%、4位の三機サービス(6044)が3.15%で、ここまでは「株主優待+配当利回り」が3%超の銘柄だ。
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タマホーム(1419)、6期連続の「増配」を発表! 年間配当は6年で11倍に増加、2022年5月期は前期比15円増の「1株あたり115円」に

 第5位の大光(3160)から8位のオータケ(7434)までは「株主優待+配当利回り」が2%超で、9位の小津産業(7487)のみ1.63%となっている。なお、小津産業は200株保有していると2500円相当の自社商品詰め合わせがもらえて、「株主優待+配当利回り」は1.76%と、100株保有時より少々アップする。必要投資額は2倍になるが、利回りを最優先にするなら200株保有を検討したほうがいいだろう。

 株主優待の獲得に必要な最低株数を保有している場合、1年間にもらえる「QUOカード」の金額は、ヤマシタヘルスケアホールディングス岡山製紙(3892)の2銘柄が500円分で、その他は年間1000円分となっている。ただし、タマホーム大光は、5月と11月の年2回株主優待を実施しているため、5月にもらえる「QUOカード」の金額は500円分になる。

 大光については、「QUOカード」のほか、業務用食品スーパーの「アミカ」で使える商品券を選択することも可能だ。商品券を選んだ場合は「QUOカード」の倍額分がもらえるため、商品券選択時の「株主優待+配当利回り」は3.97%と、「QUOカード」選択時の2.60%よりも大幅にアップする。近くに店舗があるなら「アミカ商品券」を選んだほうがいいだろう。

 株主優待の獲得のために必要な投資額がもっとも少ないのは大光で、7万3000円。次に少ないのが岡山製紙の8万9300円で、この2銘柄のみ10万円以下で「QUOカード」を獲得できる。「QUOカード」は欲しいけれど投資資金は抑えたいという人は、チェックしておこう。

 逆に、もっとも最低投資金額が高いのはオオバで、500株以上が必要になり、投資額は38万2000円だ。ただし、1年間継続保有すると100株でも500円分の「QUOカード」を受け取ることが可能。「100株で1年間保有」のパターンなら、必要投資額は7万6400円で済む。

 長期保有優遇制度があるのは、タマホームヤマシタヘルスケアホールディングスオオバラクト・ジャパン(3139)の4銘柄。このうちヤマシタヘルスケアホールディングスは、1年以上、3年以上と2段階の継続保有特典を用意している。100株保有の場合、もらえる「QUOカード」の金額は保有期間に応じて500円分⇒1000円分⇒1500円分に。「株主優待+配当利回り」も3.34%⇒3.58%⇒3.83%とアップしていく。一方、ラクト・ジャパンは3年以上の継続保有すると、株主優待品が「QUOカード」から自社選定のカタログギフト(6品から選択)に変わる点に特徴がある。

5月に権利を獲得できる「QUOカード」優待銘柄の中で、
「株主優待+配当利回り」が高い上位3銘柄を詳しく解説!

 さて、ここからは「【2022年5月】QUOカードの優待利回りランキング!」の1~3位までの銘柄について詳しく見ていこう。

 「株主優待+配当利回り」の第1位は、ローコストの注文住宅事業が主力で、ほかに戸建て分譲やマンション分譲なども手掛けるタマホーム(1419)の5.06%だ。利回りの大半は配当によるもので、株主優待利回り自体は0.39%となっている。

 株主優待の内容は、100株以上で一律500円分の「QUOカード」を年2回。3年以上の継続保有で1000円分に増額される。なお、2022年5月期の通期業績は増収増益の見込みで、6期連続となる増配も予定している。
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タマホーム
業種 コード 市場 権利確定月
建設業 1419 東証プライム 5月末・11月末
株価
(終値)
必要株数 最低投資額 株主優待+
配当利回り
2567円 100株 25万6700円 5.06%
※株価などのデータは2022年4月27日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。
※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。

 第2位は、「株主優待+配当利回り」が3.34%のヤマシタヘルスケアホールディングス(9265)。傘下に医療機器卸の山下医科器械などを抱える純粋持株会社だ。100株で500円分、1000株で1000円分、2000円以上で1500円分の「QUOカード」がもらえる。2段階の長期保有優遇制度が特徴で、「QUOカード」の金額が区分ごとに継続保有1年で2倍、3年以上なら3倍に増額される。

 2022年5月期の通期業績は2ケタの減益を見込んでいる。なお、売上については今期から「収益認識に関する会計基準」を適用した関係で、前期比は公表していない。

ヤマシタヘルスケアホールディングス
業種 コード 市場 権利確定月
卸売業 9265 東証スタンダード 5月末
株価
(終値)
必要株数 最低投資額 株主優待+
配当利回り
2038円 100株 20万3800円 3.34%
※株価などのデータは2022年4月27日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。
※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。

 第3位は、調査測量や設計、計画などを手がける建設コンサルタントのオオバ(9765)で、「株主優待+配当利回り」は3.27%。2022年5月期の通期業績は増収かつ2ケタの増益を見込んでいて、前期比8円の増配も予定している。

 株主優待の獲得には最低500株が必要で、500株で1000円分、1000株以上で2000円分の「QUOカード」がもらえる。ほかに、5000株以上を保有していると、11月に1700円相当のチョコレート菓子ももらえる。長期保有優遇制度もあり、1年以上継続保有すると、100株でも500円分の「QUOカード」がもらえて、500株の場合は3000円分、1000株以上なら7000円分に増額される。

オオバ
業種 コード 市場 権利確定月
サービス業 9765 東証プライム 5月末
株価
(終値)
必要株数 最低投資額 株主優待+
配当利回り
764円 500株 38万2000円 3.27%
※株価などのデータは2022年4月27日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。
※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。

 以上、2022年5月の株主優待で「QUOカード」がもらえる銘柄の「株主優待+配当利回りランキング」の上位3銘柄を紹介した。

 「株主優待+配当利回り」が5%超の銘柄を含めて、利回り3%以上が4銘柄あり、10万円以下で購入できる銘柄、長期保有優遇制度を設けている銘柄など、さまざまな条件から自分に合った銘柄を選びやすい5月の「QUOカード」優待。個別の業績や株価動向はもちろん、全体相場の状況なども確認しつつ、目当ての株主優待をしっかりゲットしよう!(構成・文/肥後紀子)
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(米国株CFD)
【SBIネオトレード証券のおすすめポイント】
以前はライブスター証券だったが、2021年1月から現在の名称に。売買手数料を見ると、1日定額プランなら1日100万円まで無料。1日100万円超の価格帯でも大手ネット証券より割安だ。そのうえ信用取引の売買手数料が完全無料と、すべての手数料プランにおいてトップレベルの安さを誇る。そのお得さは株主優待名人・桐谷さんのお墨付き。2023年10月に新取引ツール「NEOTRADER」が登場。PC版は板情報を利用した高速発注や特殊注文、多彩な気配情報、チャート表示などオールインワンの高機能ツールに仕上がっている。また「NEOTRADER」のスマホアプリ版もリリースされた。低コストで日本株(現物・信用)やCFDをアクティブにトレードしたい人におすすめ。また、売買頻度の少ない初心者や中長期の投資家にとっても、新NISA対応や低コストな個性派投資信託の取り扱いがあり、おすすめの証券会社と言える。
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。

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