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5万円台以下で買えて、アナリストが推奨する2銘柄!株価は安値圏だが、業績回復&株価上昇が期待できる日本トムソンとオリエントコーポレーションに注目!

2020年8月24日公開(2022年9月20日更新)
ザイ編集部
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5万円台以下で買えて、業績回復&株価上昇の期待が大きい「5万円株」のうち、特に注目すべきは「日本トムソン(6480)」と「オリエントコーポレーション(8585)」!

発売中のダイヤモンド・ザイ10月号の大特集は、「最強日本株【2020年・夏の陣】」! 日本株市場には、コロナ禍で不透明な相場環境でも、注目すべき有望株がいくつもある。そこで、この特集では「5万円株」「高配当株」「大出世株」「株主優待株」「国内活躍株」「世界進出株」という6つのジャンル別に、アナリストなどの投資のプロが有望株を紹介! さらに「ウィズコロナ時代を勝ち抜くための戦略」や、「今後の日経平均株価の展望」なども取り上げているので、個人投資家なら必見だ。

今回は特集の中から、「5万円株」の注目株を抜粋! ダイヤモンド・ザイ10月号では、注目度が高い順に「総大将」「副大将」「軍師」「戦大将」「武将」とランク付けして10銘柄を取り上げているが、ここではその中から「総大将」と「副大将」に選定された2銘柄を紹介するので、銘柄選びの参考にしてほしい(株価は2020年8月5日終値)。
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日経平均株価の2021年6月までの「値動き」を予測! 4人の専門家の予想の最高値は2万7000円、最安値は1万9500円で、「底堅いが上昇余地も少ない」と分析!

半導体関連で需要が上り調子の「日本トムソン」や、
安値圏からの回復を見込む「オリエントコーポレーション」に注目

 少額の資金で買える手頃な銘柄を探している人には、最低購入額が5万円台以下の「5万円株」がおすすめだ。「5万円株」なら複数の銘柄に分散投資がしやすく、初心者が買うにも適している。ここでは、アナリストなど22名の投資のプロが注目する「5万円株」を2銘柄紹介しよう!

 まずは、もっとも注目度が高い「総大将」に選定された日本トムソン(6480)だ。

 日本トムソンは、1950年創業の工作機械部品メーカーで、半導体製造装置や工作機械の位置決め機構に欠かせない直動軸受の大手。ブランド名「IKO」で知られる。ロボット、建機に多く使われるニードルベアリング(転動体に針状の細いローラーを組み込んだ、回転運動用のベアリング)を日本で初めて開発するなど、技術力の高さに定評がある。

 半導体需要の低迷などで株価の下落が続き、「5万円株」の仲間入りとなったが、金融ジャーナリストの和島英樹さんは、「受注に上向きの兆しが出てきた。半導体関連が上向きなことにも加えて、今後は工作機械向けの回復に期待を持てる。株価は長期低迷中だが、3月の安値290円は強力な支持線になっている。中期狙いで押し目買いが有効」と見ている。

 また、株式アナリストの鈴木一之さんも、「株価はすでに歴史的な底値圏」と分析。「代表的な景気敏感株なので、新型コロナウイルスのワクチン開発など、景気見通しに安心感が出るようなニュースが出れば、上昇するのみでしょう」(鈴木さん)

 続いて「副大将」となったのは、みずほ銀行が筆頭株主の信販大手、オリエントコーポレーション(8585)だ。

 オリエントコーポレーションは年間150万件の利用があるオートローン(自動車ローン)で業界首位。2020年7月に発表された今期第1四半期の決算では、19%の営業減益となり、株価も年初来安値圏にある。

 こころトレード研究所の坂本慎太郎さんは、「新型コロナウイルスの影響による店頭での買い物やリフォームローンの減少、政府のキャッシュレス施策の終了などで、落ち込みが懸念されます。一方で、巣ごもり消費によるネットショッピング需要と、水害などによる自動車の買い替え需要が収益に貢献する可能性もあるでしょう」と分析。実際、会社側は下期での業績回復を見込んでいる。

 また、株式アナリストの佐藤勝己さんは、「株価が年初来安値圏にあるものの、オリエントコーポレーション株は、みずほ銀行が過半近い株式を保有する“親子上場銘柄”。コロナ・ショック後の株価回復が鈍い銘柄は、親子上場解消に向けた株式取得への思惑も高まりやすいでしょう」と話す。

 さて、ここまでアナリストなどの投資のプロが注目する「5万円株」を2銘柄紹介してきた。ダイヤモンド・ザイ10月号では、「5万円株」をあと8銘柄取り上げているので、誌面も併せてチェックしてほしい!
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 今回は、発売中のダイヤモンド・ザイ10月号の大特集「最強日本株【2020年・夏の陣】」から、一部を抜粋してお届けした。

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