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今年のクリスマス商戦は、アマゾンとアップルのバトルだけに注目していればいい!

【第237回】 2012年10月29日公開(2013年2月6日更新)
広瀬 隆雄
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【今回のまとめ】
1.米国株式市場は調整局面が続いている
2.冴えない決算が株安の原因
3.アップルとアマゾンの決算も悪かったが、両社の株価は下げ渋っている
4.クリスマス商戦に向けてエキサイティングな新製品がある
5.今年のクリスマスはアマゾンとアップルだけを注視しておけばいい

「惨憺たる決算」を受け、低迷する米国株式市場

 先週(10月22日~26日)の米国株式市場は、ダウ工業株価平均指数が-1.8%、S&P500指数が-1.5%、ナスダック総合指数が-0.6%といずれも下落しました。

 現在のアメリカ株を動かしている最大の要因は、企業業績です。

 これまでに決算発表を済ませたS&P500採用企業のうち、売上高で市場予想を上回った企業はわずか4割にとどまりました。通常であれば6割以上の企業が市場予想を超えることを考えれば、かなり“惨憺たる決算シーズン”だと言えます。

アップルとアマゾンも決算も悪かったが、株価が下がらない理由

 先週はアップル(ティッカー:AAPL)とアマゾン(AMZN)という2つの注目度の高い企業が決算発表し、両社とも市場予想を下回る、悪い決算でした。

 アップルの第3四半期のEPS(1株あたり利益)は、市場予想8.75ドルに対して結果は8.67ドルにとどまりました。アマゾンのEPSは市場予想-10セントに対して結果は-23セントとなっています。

 しかし決算発表後の両社の株価は、意外にしっかりしていました。

 アマゾンの場合、先週金曜日(26日)に大きな陽線を引いています。これはこの先、株価が強含むことを示唆しているように思われます。

 一方、アップルは株価こそ上昇しませんでしたが、大きな下ひげを付けていますので、ここから株価が切り返すかどうかに注目したいと思います。

 両社とも株価が下げ渋っている理由は、クリスマス商戦に向けてエキサイティングな新製品のラインナップを揃えており、次の四半期決算はかなり期待できると投資家が考えているためです。

 アップルの場合は「iPhone5」「iPad Mini」が、アマゾンの場合は「キンドル・ペーパーホワイト」「キンドル・ファイヤHD」が人気商品となっています。

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