海外旅行に行ったときにあると便利なのが「プライオリティ・パス」です。「プライオリティ・パス」とは世界120カ国、850カ所以上の空港のラウンジを利用できるパス(カード)です。
「プライオリティ・パス」があれば、高級感漂う空港のラウンジが使い放題に!
「プライオリティ・パス」で利用できるラウンジでは、ソフトドリンクだけでなくアルコール飲料や軽食も無料。また、飲食のほかにもWi-Fi接続やシャワールームも利用できるので、「プライオリティ・パス」さえあれば飛行機の待ち時間を有効活用することができます(設備はラウンジによって異なります)。
もちろん、ビジネスクラスを利用する際や、各航空会社のマイレージプログラムの上級会員の場合には航空会社が用意しているラウンジを利用できるので必要ありませんが、エコノミークラスを利用する場合や搭乗する航空会社とは別の航空会社の上級会員しか持っていない場合などには、「プライオリティ・パス」はとても便利でしょう。
この「プライオリティ・パス」はスタンダード会員、スタンダード・プラス会員、プレステージ会員の3段階にわかれており、年会費や利用回数などが異なっています。
| ■「プライオリティ・パス」の各会員の年会費と利用制限 | |||
| 会員名称 | 年会費 (1米ドル=120円換算) |
会員利用料金/回 (1米ドル=120円換算) |
同伴者利用料金/回 (1米ドル=120円換算) |
| スタンダード会員 | 99米ドル (約1万1880円) |
32米ドル (約3840円) |
1人32米ドル (約3840円) |
| スタンダード・プラス会員 | 249米ドル (約2万9880円) |
10回まで無料、 以降32米ドル (約3840円) |
1人32米ドル (約3840円) |
| プレステージ会員 | 429米ドル (約5万1480円) |
無料 | 1人32米ドル (約3840円) |

プレステージ会員の場合は、年会費が429米ドルと高額ですが、何回利用しても無料。海外出張が多いビジネスマンであれば欲しいアイテムですが、年会費が高いですよね?
しかし、このプレステージ会員に相当する「プライオリティ・パス」が付帯するクレジットカードがあるのです。しかも、通常はプレステージ会員になるには年会費429米ドルが必要ですが、それよりも安い年会費でプレステージ会員に相当する「プライオリティ・パス」が付帯サービスとしてついてくるのです。
では、プレステージ会員に相当する「プライオリティ・パス」が付帯するクレジットカードとは、具体的にどんなクレジットカードなのでしょうか。プレステージ会員相当の「プライオリティ・パス」を最安値で入手できるクレジットカードを紹介していきたいと思います。
お得度は一般カードよりも上!? 年会費1万円で
「プライオリティ・パス」がもらえる「楽天プレミアムカード」
最初に紹介するのは「楽天プレミアムカード」です。
この「楽天プレミアムカード」は「プレミアム」と言ってもプラチナカードではなくゴールドカード。「楽天ブラックカード」がプラチナカード相当といえます。
(楽天ブラックカードの記事はこちら⇒楽天カードの最上位「楽天ブラックカード」入手!あまり知られていない「楽天ブラックカード」のお得すぎる驚異的なサービス内容を一挙公開!)
「楽天プレミアムカード」の年会費は1万1000円(税込)。プレステージ会員相当の「プライオリティ・パス」が付くクレジットカードとしては最安値でしょう。
従って、海外出張が多いようなビジネスマンの場合は、年会費無料の「楽天カード」ではなく「楽天プレミアムカード」をおすすめします。
通常は年会費2万2000円だが、年間200万円以上の利用で半額に!
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」
次に紹介するのが「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」です。
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」はビジネスカードのため、本来は中小企業オーナーや個人事業主向けのクレジットカードですが、実際は普通のサラリーマンでも申込が可能です。
年会費は2万2000円(税込)ですが、年間利用額が200万円以上の場合は、翌年度の年会費が半額の1万1000円(税込)に割引となります。つまり、「楽天プレミアムカード」と同じ年会費になるわけです。
初年度年会費は2万2000円(税込)ですから、トータルで見ると「楽天プレミアムカード」のほうが安くなりますが、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」はプラチナカードなので、コンシェルジュサービスやホテルの優待制度などの付帯サービスも充実しており、それらを考慮すると年間利用額が多い人にとっては「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」のほうが有利でしょう。
また、家族カードの年会費が「楽天プレミアムカード」は5500円(税込)ですが、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」は3300円(税込)ですので、クレジットカードの年間利用額が200万円以上で家族カードが必要な人にとっては、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」が最安値で「プライオリティ・パス」をゲットできるクレジットカードとなります。
家族カードの年会費が無料! 夫婦で海外旅行する機会が多ければ
「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」
最後に紹介するのは年会費2万2000円(税込)の「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」です。
「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」は「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」とは異なり、年間利用額により年会費優遇などはありません。
では、なぜ「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」がおすすめなのでしょうか?
それは「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」の場合は家族カードにも「プライオリティ・パス」が付帯し、さらに家族カードは1枚まで無料だからです。従って、夫婦で海外旅行にくことが多い場合などは、どちらかが「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」を保有して2万2000円(税込)の年会費を支払えば、夫婦でプレステージ会員相当の「プライオリティ・パス」を利用できることになるのです。
「楽天プレミアムカード」を夫婦でそれぞれ保有しても年会費は2万2000円(税込)となり、それぞれが「プライオリティ・パス」を申し込んでも「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」と同じコストになりますが、「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」はプラチナカードですので、やはりコンシェルジュサービスのほか、一人分が無料になるレストラン特典、高級旅館やホテルの特典がある「relux」をさらに5%OFFで利用できる特典などが付帯します。
(関連記事はこちら⇒プラチナカードに付帯の「ダイニングサービス」で超一流店で食事が無料になるサービスを体験!年会費が割安に思えるプラチナカードの選び方!)
同じ年会費であれば、付帯サービスを考慮すると「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」を選んだほうがいいでしょう。
プレステージ会員相当の「プライオリティ・パス」でも
その内容は微妙に違う! 同伴者料金と自動継続に注意!
さらに、「プライオリティ・パスが自動付帯」と書かれているクレジットカードの場合でも注意が必要です。それは、クレジットカードによって「同伴者料金」と「自動継続の有無」が異なるからです。
海外出張や海外旅行が1人であれば同伴者料金は気にする必要がありませんが、通常は複数名で利用するほうが多いと思いますので、同伴者料金が「楽天プレミアムカード」より1100円(税込)安い、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」と「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」のほうが有利になる場合もあります。
| ■「プライオリティ・パス」が安くゲットできるクレジットカード3枚を比較! | |||
| 楽天プレミアムカード | セゾンプラチナ・ ビジネス・アメリカン・ エキスプレス・カード |
三菱UFJカード・ プラチナ・アメリカン・ エキスプレス・カード |
|
| 年会費 (税込) |
1万1000円 | 2万2000円 (ただし、前年利用額 200万円以上で 翌年度は1万1000円に) |
2万2000円 |
| 家族カード・ 追加カードの 年会費(税込) |
5500円 | 3300円 |
1人目無料、 2人目以降3300円 |
| 会員レベル | プレステージ会員 | プレステージ会員 | プレステージ会員 |
|
同伴者の料金 (税込) |
1人3300円 | 1人2200円 | 1人2200円 |
| 自動継続の有無 | なし | あり | なし |
また、「プライオリティ・パス」には有効期限がありますが、この有効期限切れのときの対応もクレジットカード会社によって異なります。有効期限が切れる前に新しい「プライオリティ・パス」が送られてくる場合と、自分で再度申し込まないといけない場合の2つあり、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」は自動的に新しい「プライオリティ・パス」が送られてくるのに対し、「楽天プレミアムカード」と「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」は有効期限切れの1カ月前に再度申し込みが必要となります。
もし、海外に行った際に「プライオリティ・パス」の有効期限が切れていたことに気づいた場合、空港ラウンジは利用できなくなってしまうので、意外と「自動継続の有無」は重要になります。
ここまで見てきたことをまとめると、プレステージ会員相当の「プライオリティ・パス」に注目した場合のクレジットカードのおすすめは、以下のようになります。
◆夫婦で海外旅行が多い場合⇒三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード(+家族カードも保有)
◆カードの年間利用額が200万円以上の場合⇒セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
◆それ以外⇒楽天プレミアムカード
「プライオリティ・パス」にデジタル会員証が登場!
ただし、クレジットカードの付帯サービスへの対応は一部のみ
クレジットカードとは直接関係はありませんが、「プライオリティ・パス」については、2015年10月にリニューアルがありました。カード券面も変わり、左の写真のようなシンプルなデザインに切り替わっています。
左が新しい「プライオリティ・パス」。右側の従来のカードよりもシンプルなデザインになった
また、新しく「デジタル会員証機能」が搭載され、スマートフォンのアプリのバーコードを提示するだけでラウンジを利用できるようになり、出張や旅行時に「プライオリティ・パスを忘れた!」という失敗をしづらくなりました。
ただし、「デジタル会員証機能」はプライオリティ・パス社のサイトから申し込んだ場合のみで、今まで紹介してきたクレジットカードに付帯する「プライオリティ・パス」ではまだ利用することができません。現時点で「デジタル会員証機能」を利用できるクレジットカードとしては、筆者が確認している限りでは「三井住友トラストクラブ(旧シティカード)」が発行しているクレジットカードに付帯する「プライオリティ・パス」のみとなっています。
また、「デジタル会員証機能」を利用できる「プライオリティ・パス」会員の場合は、AVISレンタカー、1Golf、Mozio空港送迎サービスでの割引優待も利用できるようになりました。
ただし、これらの付帯サービスは、「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」や「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」には同じような特典が付帯していますので、特に追加サービスとは考えなくてもいいでしょう。
「プライオリティ・パスが付帯」と言っても、それぞれのクレジットカードで同伴者料金などが異なります。本会員だけでなく、家族カードの年会費、同伴者の料金、自動継続の有無などを必ず確認してからクレジットカードを申し込みようにしてください。
【プライオリティ・パスが付帯する、お得なクレジットカードはコレ!】
| ■楽天プレミアムカード | ||
| 還元率 |
1.0~5.0% (通常時は還元率1.0%、楽天トラベル利用時は還元率3.0%、楽天市場・楽天ブックス利用時は還元率5.0%に。なお、楽天トラベル、楽天市場・楽天ブックス利用時の+2~3%分はポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント) |
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| 発行元 | 楽天カード | |
| 国際ブランド | VISA、Master、JCB | |
| 年会費(税込) | 1万1000円 | |
| 家族カード(税込) | あり(年5500円) | |
| ポイント付与対象の 電子マネー |
楽天Edy(還元率0.5%) | |
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