株式投資で儲ける方法&注目銘柄を大公開!
2017年6月28日 ザイ編集部

過去1年で+43%の好調ファンドが買う銘柄に乗れ!
運用会社が提出する「大量保有報告書」でわかった、
勝ち組が大量に買い進める「大化け期待銘柄」を紹介

勝ち組ファンドが投資する銘柄に乗るだけの簡単投資術! 直近1年間の成績が43.1%で「日本株型投資信託」としてはトップの成績を誇る「大和住銀日本小型株ファンド」が自信たっぷりに大量に買い進める、「大化け期待銘柄」を2銘柄紹介!

ダイヤモンド・ザイでは、「株で1億円を作る!」と題し、株価が数倍になる可能性を秘めた銘柄のさまざまな発掘法を特集している。今回はその中から、発行済株式総数の5%超保有で提出する「大量保有報告書」でわかった、最強投資信託の運用会社が今注目する株を公開。運用のプロが目を付けた大化け期待株にどんなものがあるのかチェックしてみよう!

なお、ダイヤモンド・ザイでは、「ひふみ投信」「ひふみプラス」を運用するレオス・キャピタルワークス、「DIAM新興市場日本株ファンド」を運用するアセットマネジメントOne、「大和住銀日本小型株ファンド」を運用する大和住銀投信投資顧問を取り上げているが、ここではそのうちの大和住銀投信のみ抜粋して紹介する。

運用会社が提出する大量保有報告書に注目!

 株式市場には、会社の発行済株式総数の5%を超えて保有した場合には、「大量保有報告書」を提出するというルールがある。つまり、投資信託の運用会社が大量保有報告書を提出した銘柄を調べることで、投資信託のファンドマネジャーが買い進めている銘柄がわかるのだ。

 そこで、直近1年、3年、5年の全期間で成績上位の投資信託が、新たに大量保有報告書を提出した銘柄や、買い増しを報告している銘柄に注目。ダイヤモンド・ザイでは3つの運用会社を紹介しているが、ここではそのうちの一つで、直近1年で43.1%の好成績を叩き出している「大和住銀日本小型株ファンド」の運用会社(大和住銀投信投資顧問)の動向を見ていこう。

 なお、大和住銀投信は、「大和住銀日本小型株ファンド」の他にも多くの投資信託を運用しているため、報告書提出の銘柄がどの投資信託に組み入れられているかは不明だ。ただ、大量保有報告書が提出されている銘柄は、発行済株数が少ない中小型株が多く、業績が拡大中の銘柄も並んでいる。

 「大量報告書を見て、追随して買う投資家が増える傾向があるので、すでに株価が上がってしまった銘柄には要注意です」(マーケットコメンテーター岡村友哉さん)

有名株も並ぶのが特徴! 2017年は「中小型株」が多い

 さて、今回注目した「大和住銀日本小型株ファンド」は名前の通り中小型株に特化したファンドで、直近1年では43.1%上昇し、日本株型で成績トップだ。このファンドが買い進める銘柄がわかれば、株で儲ける大きなヒントになるはず!

 ただ、前述のように大和住銀投信は多くの投資信託を運用し、高配当株型などもあるため、大量保有報告書を提出した銘柄は、成長株ばかりではなく、「日本電子(6951)」や「東映(9605)」など、知名度の高い大型株も並んでいるのが特徴だ。

 ちなみに、直近の2017年5月31日に報告義務が発生した「日本トムソン(6480)」は、半導体製造装置等向けの軸受などを製造。もう1つの「熊谷組(1861)」は、2月16日に新規に大量保有報告書を提出した後、保有比率をアップしている。

大和住銀投信投資顧問が、2016年~2017年に
大量保有報告書を提出した15銘柄をチェック!
取得日 銘柄名(コード・市場・単元 ) 株価 取得日の
終値
PER/PBR 最新の株価
2017年
5/31
 熊谷組
(1861・東1・100株)
345円 344円 --倍
1.60倍
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ます)
2017年
5/31
 日本トムソン
(6480・東1・100株)
609円 608円 19.9倍
0.75倍
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2017年
4/14
 スマートバリュー
(9417・東J・100株)
2027円 1881円 25.9倍
2.53倍
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2017年
3/31
 太平洋工業
(7250・東1・100株)
1463円 1583円 13.0倍
1.04倍
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2017年
3/31
 ダイワボウHD
(3107・東1・1000株)
413円 328円 10.4倍
1.25倍
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2017年
3/31
 セーレン
(3569・東1・100株)
1724円 1661円 15.9倍
1.46倍
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2017年
3/31
 グリーンズ
(6547・東2・100株)
1438円 1453円 10.4倍
4.47倍
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2017年
3/31
 シノケングループ
(8909・東J・100株)
2141円 2102円 4.6倍
1.92倍
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2017年
1/31
 日本電子
(6951・東1・1000株)
588円 568円 40.6倍
1.76倍
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2016年
10/14
 THK
(6481・東1・100株)
3190円 2019円 20.0倍
1.62倍
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2016年
9/15
 三井金属
(5706・東1・1000株)
431円 210円 12.3倍
1.41倍
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2016年
9/15
 沖縄電力
(9511・東1・100株)
2722円 2079円 25.6倍
0.70倍
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2016年
6/30
 東亜道路工業
(1882・東1・1000株)
488円 266円 7.3倍
0.67倍
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2016年
3/31
 NIPPO
(1881・東1・1000株)
457円 1893円 12.4倍
0.56倍
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2016年
3/15  
 東映
(9605・東1・1000株)
1042円 897円 19.6倍
0.90倍
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※株価は 2017年6月7日時点。取得日は報告書の提出義務が発生した日とした。

 なお、これらの銘柄のうち、今後株価の大化けが期待できる銘柄を、マーケットコメンテーターの岡村友哉さんとフィナンテックの松尾範久さんが選んでくれた。 

 まず、フィナンテックの松尾さんが注目したのは、2017年3月23日に上場したばかりの「グリーンズ(6547)」。「グリーンズ」は、「大和住銀日本小型株ファンド」の4月末時点のレポートでは組み入れ比率トップの銘柄だ。ホテルを全国展開しており、着実に成長を遂げている銘柄で、PERもまだ10倍台と割安だ。6月決算銘柄で、第3四半期までの経常利益進捗率は77%で見直し余地もある。

 また、マーケットコメンテーターの岡村さんが注目したのは、バルブ製品で圧倒的シェアを誇る「太平洋工業(7250)」だ。タイヤバルブなど自動車用部品を製造する企業。トヨタの生産水準に左右されるため、日本車の販売見通しへの不安が株価の重しに。ただ、最大の期待材料は、安全性強化のための空気圧監視システム「TPMS」が日本で義務化されるか。欧米では義務化されており、日本でも急ぐべきとの声は強い。

 ダイヤモンド・ザイでは、その他にレオス・キャピタルワークスやアセットマネジメントOneといった人気ファンドが大量保有報告書を提出した銘柄についても紹介しているので、そちらも併せて参考にしてみてほしい。