個人投資家の「株で勝つ!」投資手法を徹底解剖!
2017年8月28日 ザイ・オンライン編集部

資産4億円超のスゴ腕投資家・かんちさんが実践する、
「IRイベント」で10倍株を発掘するマル秘ワザ公開!
名証の「IRエキスポ」で見つけた10倍株候補とは?

資産4億円超の億トレーダーが教える、IRイベントで10倍株を見つけるマル秘ワザを紹介!

普通の会社員や主婦でも、株で億の資産を築いている人は意外と多い。そこでダイヤモンド・ザイの特集「株で億を作るマル秘ワザ!」では、成功している個人投資家が実践する銘柄選びや売買のテクニックを公開している。

今回はそのなかから、株主優待株や小型成長株への投資で資産4億円超を築いたスゴ腕投資家・かんちさんが教える「IRイベントで10倍株を発掘するマル秘ワザ」をピックアップして紹介しよう!

名古屋証券取引所のIRエキスポで、
公開情報では分かりにくい気になる点や懸念点を質問!

 IRイベントといえば、多くの個人投資家がいっぱいいるなかで、企業の説明をひたすら聞くというイメージがある。億超え投資家はそんなIRイベントをどう活用して、10倍株発掘に役立てているのか。株式投資で資産4億円超を築いた、個人投資家・かんちさんのIRイベント活用術の一端を覗いてみよう!

 「特に注目するのは成長余地が大きい小型株です。さらに上場して間もない、初出展の企業は要チェック。上場効果が気になりますし、IRに力を入れるのも高ポイント。株主総会より気軽で、地方の企業ならブースに社長がいて直に考えを聞けることもあります」(かんちさん)

 IRイベントの活用術をこのように語るかんちさんと、ダイヤモンド・ザイ編集部のホリグチ部員の2人が向かったのは、2日間で8000人以上が来場する、名古屋証券取引所主催のIRイベント「名証IRエキスポ」。

 「個別に質問できる企業ブースがきちんとあり、おすすめです」(かんちさん)

 とはいえ、約100社が出展しているなか、やみくもに企業のブースを訪ねるだけでは、10倍株を発掘するのは難しい。そこでIRイベントに参加する際は、下記の「かんちさん流10倍株発掘のための3つのポイント」を事前にチェックしておきたい。

<かんちさん流10倍株発掘のための3つのポイント!>
【ポイント1】事前に決算短信などの公開情報をチェック!(時間をロスしないため!)
【ポイント2】成長が期待できる中小型の企業を回る!(大型株より上昇期待大のため!)
【ポイント3】特に上場効果が出たIPO株は要注目!(成長が軌道に乗ったため!)

 これら3つのポイントをおさえたうえで、かんちさん注目の3つの企業のブースを訪ねてみよう!

 まずは全国でホテルを運営する2017年3月上場の「グリーンズ(6547)」。同社のホームページでは、「株主還元方針を検討中です」との記述があり、その点をかんちさんが聞いたが、返ってきたのは以下のような的を射ない答えばかり。

Q. 株主還元は配当中心ですか、株主優待も検討していますか?
A. 検討を重ねていますが、インサイダー情報になってしまうので詳しいお話はできかねます。

Q. では株主優待には前向きですか? 定額の値引券がいいのですが。
A. スミマセン……。インサイダー情報になってしまいますので、ご意見として承ります。

<かんちさんの投資判断は?>
頑なに答えないが、逆に株主優待新設が近いかも。様子見!

 「ホームページの記述と合わせて考えると、株主優待新設が近いと思います。その際は、割引券ではなく、定額の値引券なら、人気も高く株価上昇が期待できそうです」(かんちさん)

 次は、名証IRエキスポは初出展の2016年11月に上場した「岐阜造園(1438)」。株主還元では配当を重視する方針を取っているが、成長性が見通せないため、かんちさんは「岐阜造園」の株は未保有だった。しかし、以下の質問をしたことで高利益率と成長性に納得し、購入を検討することに!

Q. 成長イメージが持てない……。第2四半期の業績の上ブレはなぜ?
A. 人次第の面もあるが上場効果も出ている。独立系ゆえに利益率は他社の2倍。進捗はほぼ想定通り。

Q. (2020年代初めのオープンを目指すと言われる)ジブリパークとの関連や、地元以外の地域への進出は?
A. 情報収集はしている。営業所を出してまず関東へ注力、その後さらなる関西への展開もありうる。

<かんちさんの投資判断は?>
利益率が高い上に、ジブリパークという材料もあり、購入を検討!

 続いては、2017年2月に上場した「安江工務店(1439)」。ドミナント戦略を敷き、売上げの半分がリピート顧客と堅い顧客網も持つ。かんちさんは「安江工務店」の株を保有中だが、ブースには何と社長が。業績推移と中期経営計画で気になった点を質問。丁寧な回答に納得し、判断は保有継続だ。

Q. 4年で売上げ2倍の中期経営計画は強気すぎでは?
A. M&Aや企業アライアンスも活用していく。4年前の売上げは今の半分で今のペースなら達成可能。

Q. (年度の)業績にバラツキがあるのは?
A. 消費税の反動減と、前年の出来過ぎなどが理由。ただ、直近の安定成長が実力値だと考えている。

<かんちさんの投資判断は?>
安定して成長が見込め、保有継続!

 かんちさんがIRイベントをきっかけに購入した株のなかには、その後数倍になったものもある。値上がり株をこうした「実地」で探すのもアリなのだ。

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