今年5~7月に株主優待を新設した27銘柄の中で、「株主優待+配当利回り」が高い銘柄ベスト5を発表!
株主優待を新設する企業が増えているが、投資家にとって本当にお得な銘柄はどれなのか? そこで8月21日発売のダイヤモンド・ザイ10月号では、5~7月の間に株主優待を新設した銘柄を、「株主優待+配当」利回りの高い順に並べてランキングを作成した。ダイヤモンド・ザイ10月号はベスト10を掲載しているが、ここでは上位5銘柄を抜粋して紹介する。
2017年5月~7月に株主優待を新設した銘柄をチェック!
株主優待の新設ラッシュが続いている。今年の5~7月に新設を発表した企業は27社(記念優待含む)。それを「株主優待+配当」利回りが高い順に並べたのが下の表だ。
株主優待を新設した銘柄の「高利回り順」ランキング ベスト5 | ||||
順位 | 合計利回り | 配当利回り | 株主優待利回り | 最新の株価 |
1位 | 夢展望(東M・3185) | |||
6.35% | 0.00% | 6.35% | ||
【株主優待内容】①自社クーポン②RIZAPグループ商品/100株①または②4000円分、など 5月の、株主優待の新設発表時点から株価は1.6倍になっているが、それでも利回りは6.35%。まだまだ上昇余地ありか? |
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2位 | 日本ギア工業(東2・6356) | |||
5.19% | 0.87% | 4.33% | ||
【株主優待内容】100株:QUOカード1000円 7月末に新設を発表したばかり。同日発表の1Q決算が、期初予想通りとはいえ、大幅な減収減益なのが懸念点か。 |
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3位 | 助川電気工業(東J・7711) | |||
3.48% | 3.34% | 0.14% | ||
【株主優待内容】QUOカード/1000株:3000円、5000株:5000円、1万株:1万円 単元は100株だが、株主優待がもらえるのは1000株から。優待株投資というより高配当株のオマケ的なイメージかも。 |
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4位 | 立花エレテック(東1・8159) | |||
3.22% | 1.98% | 1.24% | ||
【株主優待内容】QUOカード/100株:2000円、1000株:3000円※長期保有優遇あり 3年超保有で額面が、100株で3000円、1000株で5000円に。前者の場合、配当+優待利回りは3.84%に。 |
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5位 | フルテック(東2・6546) | |||
3.21% | 2.29% | 0.92% | ||
【株主優待内容】100株:QUOカード1000円※2017年9月末のみの記念優待 東証2部昇格記念で今年のみ9月末に株主優待を実施。3月末の優待は恒例化。3月、9月の両方を獲得すると利回りは4.12%に。 |
1位の「夢展望(3185)」は、今や傘下入りが発表されるだけで値が噴く「RIZAPグループ(2928)」の関連銘柄。子会社化発表後、一時は10倍まで値を上げたが今は5.6倍程度に落ち着いている。株主優待の利回りは6%超と高いので、上値余地はまだありそうだ。
2位は「日本ギア工業(6346)」、3位は「助川電気工業(7711)」と、今期予想が減収減益の企業が並んだ。株主優待新設の発表後も、株価が振るわないのはそのせいだが、裏返せば今が仕込みどきと言える。ここでは株主優待を新設した27銘柄の中から、「株主優待+配当」利回りが高い上位5位までの銘柄を紹介したが、ダイヤモンド・ザイ10月号では10位まで掲載しているのでチェックしてみてほしい。
今回は利回りが計算できずにランキング圏外となったが、「サンフロンティア不動産(8934)」の新しい株主優待もおすすめだ。今年7月にオープンしたばかりの、日和ホテル舞浜の宿泊券がもらえる。宿泊券を使えない日の設定もあるが、ツイン2名一室朝食付きで、1万円(税抜き)で利用できる(2名分の料金※他の部屋タイプ、人数の価格設定もあり)。舞浜と言えば、あのテーマパークがある場所。定価でなく相場で見ても、この価格は安めだろう。
上場したばかりの「ほぼ日(3560)」も株主優待の新設を発表したが、現状では「自社コンテンツ」とだけ伝えられており、詳細は不明。次の発表を待ちたいところだ。
(※関連記事はこちら!)
⇒【8月の株主優待の内容と優待利回りを調査!】壱番屋や吉野家、コメダなど人気の外食系に加えて、イオンやビックカメラなど小売り系の人気銘柄も充実
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