最下層からの成り上がり投資術!
【第76回】 2013年9月17日 藤井 英敏

いまからでも遅くはない
「含み資産相場」に乗っていけ!

 また、各種報道によれば、政府・与党が消費増税による景気腰折れを回避するため9月中に策定する経済対策の素案では、規模は5兆円で、「近い将来に法人税を5~10%軽減」と明記したということです。

 固定資産税を5年間軽減することや、iPS細胞を活用した再生医療など革新的な研究開発支援に予算を重点配分することなども列挙したそうです。この「将来の法人税率引き下げを視野に入れた」5兆円の経済対策も、日本株を強力に下支えする見通しです。

東京五輪銘柄の物色はまだまだ続く

 足元の東京株式市場では、1964年以来56年ぶりとなる東京五輪の開催を材料にした物色が活況です。

 競技を行う関連施設やインフラの整備、不動産価格の上昇と、それに伴う含み益の増加、来日する観光客の増加などでメリットを享受するとみられる銘柄群に資金流入が加速しています。

 ど真ん中のセクターはゼネコンですが、隠れ五輪銘柄、出遅れ五輪銘柄を探す動きは今後も続く見通しです。つまり、当面の市場では五輪関連の循環物色が展開される公算が大きいとみておくべきでしょう。

 ところで、ここにきて、株式市場では、(イ)羽田空港から東京都心にかけての鉄道網の整備でメリットを受ける企業群と、(ロ)「東京湾再生官民連携フォーラム」関連で、東京湾岸に含み益の大きい不動産を保有する企業群、への関心が一段と高まっているようです。