IPO株の銘柄分析&予想

「カドス・コーポレーション」のIPO情報総まとめ! スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の店舗建築工事企業との比較や予想まで解説![2024年8月1日 情報更新]

2024年6月17日公開(2024年8月1日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 カドス・コーポレーション
市場・コード/業種 スタンダード・211A/建設業
上場日 7月18日
申込期間(BB期間) 7月2日~7月8日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券SBI証券大和コネクト証券(旧:CONNECT)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 3210円(+10.69%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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カドス・コーポレーションが7月18日にIPO(新規上場)!

「カドス・コーポレーション」の公式サイトより

 カドス・コーポレーションは、2024年6月14日、東京証券取引所に上場承認され、2024年7月18日にIPO(新規上場)することが決定した。

 カドス・コーポレーションは1999年2月1日に設立された。地域の街づくりに貢献する企業のひとつとして、地域の価値向上を目指した事業を行っている。具体的には建設事業と不動産事業を2つを柱として事業展開している。

 建設事業として、山口県・広島県を中心に主として流通店舗の設計施工を行っている。土地オーナーとその土地に適したテナント企業を引き合わせ、双方のニーズをつなげることで建築工事の受注に結び付けるビジネスモデル「カドスLANシステム」が強み。不動産事業では、建設事業の営業活動の中で土地オーナーとテナント企業の間に入り、双方のニーズをつなぎ合わせることで案件を成立させる役割を果たしている。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

カドス・コーポレーションのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 7月1
ブックビルディング(抽選申込)期間 7月2日~7月8日
公開価格決定 7月9日
購入申込期間 7月10日~7月16日
払込日 7月17日
上場日 7月18日

カドス・コーポレーションのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2024年7月10日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券(主幹事証券)
[最短即日で取引可能]
91.3
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
0.9%
公式サイトはこちら!
大和コネクト証券(旧:CONNECT)
[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
野村證券 4.3  
大和証券 1.7  
東海東京証券 0.9  
ひろぎん証券 0.9%  

カドス・コーポレーションのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 2850
仮条件
[予想PER(※2)
2850~2900円
7.0倍~7.1倍]
公募価格 2900円
初値 3210円
初値騰落率 +10.69%
予想トレーディングレンジ(※3) 2400~4000
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社4社の予想PER(2024年6月27日ザラバの株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【4社平均】 16.7倍
エムビーエス<1401> 14.2倍
インタライフ<1418> 11.4倍(連)
工藤建設<1764> 20.8倍
大本組<1793> 20.5倍

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社4社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

カドス・コーポレーションの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 94万8000株(予定)
公開株式数 公募19万8000株  売出23万2000株
(オーバーアロットメントによる売出6万4500株)
想定公開規模(※1) 14.1億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

カドス・コーポレーションは中国地方基盤の建設会社

 土地活用の提案から設計・施工までトータルプロデュースすることにより、流通店舗の建築工事を受注する建設事業及び当該店舗等をテナント企業に賃貸する不動産事業を展開する。同社設立から2023年7月期までの新築完工件数の累計は511件(コンビニエンスストア163件(31.9%)、飲食店127件(24.9%)、ドラッグストア86件(16.8%)など)。

 中国地方を中心に展開する建設会社で、スタンダード上場案件であることから地味なイメージが先行するだろう。ただ、予想配当利回りが高めであり、価格設定にも割安感が感じられることから、一定の買いは集まりそうか。業績推移には安定感も感じられることから、下値不安は乏しいだろう。

 発行済株式は代表取締役会長杉田茂樹氏及び本人・配偶者の資産管理会社で9割弱を保有している。

◆「カドス・コーポレーション」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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カドス・コーポレーションの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2020/7 3,531
(-26.9%)
277
(-59.7%)
68
(-79.1%)
2021/7 5,095
(44.3%)
603
117.9%
415
507.5%
2022/7 4,522
(-11.2%)
471
-21.8%
312
-24.6%
2023/7 5,659
(25.1%)
511
8.4%
365
16.9%
2024/7予 6,300
(11.3%)
585
14.3%
385
5.2%
2024/4 3Q 4,654
(―)
415
(―)
272
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:406.12円/85.00円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

カドス・コーポレーションの業績コメント

 2024年7月期の業績は、売上高が前期比11.3%増の63.0億円、経常利益が同14.3%増の5.8億円と増収増益の見通しとなっている。

 建設業界においては、政府による建設投資が堅調に推移しており、民間設備投資についても、個人消費の回復や、インバウンド需要の増加などから、商業施設やホテル建設などに持ち直しの動きが見られるものの、慢性的な技能労働者不足に加え、労務費や資材価格の高騰による建設コストの増加などの悪条件が続き、生産性の向上や収益の確保に向けた施策が必要となっている。

 このような状況の中で、同社は、建設事業における営業戦略として、ドラッグストアをはじめ、食品スーパー、家電量販店、ホームセンター等の大型店舗出店企業に加え、飲食店、コンビニエンスストア等の中・小型店舗出店企業のうち、出店意欲の強い得意先を受注案件獲得のターゲットとする営業活動を継続すると同時に、受注案件の平準化を目的としたテナント情報と土地情報の収集にも注力してきた。

 また、取引先のニーズを最優先しながらも、無理のない安全な工程により工事を進められるよう、営業部門と工事部門の情報交換をはじめとする連携強化にも努め、円滑な工事の進行を推進してきた。さらに、不動産事業においては、収益規模の安定・拡大を図るため、従来の不動産賃貸等に加え、2023年7月期から取り組みを始めた不動産販売にも一層注力してきた。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高46.5億円で73.9%、経常利益4.1億円で70.9%となっている。

カドス・コーポレーションの詳細情報

■基本情報
所在地 山口県山口市小郡黄金町7番17号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 工藤 博丈(昭和45年8月10日生)
設立 平成11年2月1日
資本金 3300万円(令和6年6月14日現在)
従業員数 97人(令和6年4月30日現在)
事業内容 土地活用の提案から設計・施工までトータルプロデュースすることにより、流通店舗の建築工事を受注する建設事業及び当該店舗等をテナント企業に賃貸する不動産事業
■売上高構成比率(2023/7期 実績)
品目 金額 比率
建設事業 4,503 百万円 79.6%
不動産事業 1,156 百万円 20.4%
合計 5,659 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 (株)ネクストライト 24万株 32.00%
1 (株)せんじゅ 24万株 32.00%
3 杉田 茂樹 18万1800株 24.24%
4 カドス・コーポレーション従業員持株会 5万5800株 7.44%
5 工藤 博丈 9600株 1.28
6 杉田 千佳子 8400株 1.12%
7 松本 浩美 6000株 0.80%
8 井上 一志 3000株 0.40%
9 那須 聖 1500株 0.20%
9 井上 裕子 1500株 0.20%
9 杉田 幹雄 1500株 0.20%
合計   74万9100株 99.88%
■その他情報
手取金の使途 不動産事業において使用する賃貸用不動産の取得・建築に係る設備資金、借入金の返済資金として充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
◆「カドス・コーポレーション」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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カドス・コーポレーションの銘柄紹介

 同社は、建設事業と不動産事業の2つを柱とする事業展開を行っている。

(1)建設事業

 同社は、建設事業として、山口県・広島県を中心に主として流通店舗の設計施工を行っている。なお、同社は元請を主としており、実際の施工は同社の協力会社(下請会社)が行っている。

 創業以来、土地の有効活用を希望する土地オーナーの情報、事業に適した用地の情報、新しい事業展開のために拠点を求めるテナント企業の情報を収集してきた。これらの情報をもとに、土地オーナーとその土地に適したテナント企業を引き合わせ、双方のニーズをつなげることで建築工事の受注に結び付けるビジネスモデルを「カドスLANシステム」と呼び、同社にとって強みと言えるビジネスモデルであると考えている。これにより、土地の特性に合わせた最適な事業プランの提案から店舗の設計施工、テナント企業の出店までをトータルプロデュースしている。

 なお、社名の「CADOS」は、「Construct=建設」「Architecture=建物」「Design=設計」「Of」「Survey=測量」の頭文字を組み合わせて命名したものであり、「カドスLANシステム」の「LAN」は、「Land=土地」「Application=活用」「Network=情報網」の頭文字を組み合わせて同社が作った造語である。

 2023年7月期の完成工事高(売上高)は45.0億円、新築工事件数(売上計上分)は34件、新築完工件数(施主引渡分)は23件(ドラッグストア10件(43.5%)、飲食店8件(34.8%)、その他店舗2件(8.7%)、事務所2件(8.7%)、コンビニエンスストア1件(4.3%))であり、売上高のうち、同社のメインターゲットであるナショナルチェーン(山口県隣県以外にも出店しているチェーン店)店舗関連は40.5億円(90.0%)、ナショナルチェーン以外のローカル店舗(地場企業、オフィス・事業拠点など)関連が4.5億円(10.0%)であった。 

(2)不動産事業

 同社の不動産事業は、建設事業の営業活動の中で土地オーナーとテナント企業とのニーズがマッチングしないケースがあることから、同社が両社の間に入り双方のニーズをつなぎ合わせることで案件を成立させている。例えば、土地オーナーの希望は土地の賃貸、テナント企業の希望は建物の賃借の場合では案件は成り立たないが、同社が土地オーナーより土地を賃借し、同社費用で建物を建築のうえテナント企業に土地・建物を賃貸(建貸)することで双方のニーズがマッチングする。また、土地オーナーの中には、テナント企業と直接賃貸借契約を結ぶことに不安を持つ方もいるため、同社が土地オーナーから土地を賃借してテナント企業に転貸することで、テナント企業から店舗施工の受注につながるとともに不動産賃貸収入を得られる場合もある。

 これらのビジネスモデルにより、土地オーナーとテナント企業のマッチングを促進させ、店舗施工の受注成約率を高めるとともに、同社にとって長期安定収入となる不動産賃貸収入を得ている。また、中古の店舗・事務所・ビル等を取得し、必要な改装等を施したうえでの賃貸、出店を予定している企業と土地オーナー間の不動産売買の仲介、保有設備である太陽光発電システムによる売電も不動産事業として展開しているほか、収益規模の拡大を目的とし、採算性を十分に検討したうえでの不動産売買にも着手している。

カドス・コーポレーションの投資のポイント

 中国地方を中心に展開する建設会社で、スタンダード上場案件であることから地味なイメージが先行するだろう。ただ、予想配当利回りが高めであり、価格設定にも割安感が感じられることから、一定の買いは集まりそうか。業績推移には安定感も感じられることから、下値不安は乏しいだろう。一方、公開規模がやや軽量感に欠けることから大幅な初値上昇は期待しにくいとみられる。

 前身となる会社は現代表取締役会長である杉田茂樹氏が1998年山口県山口市において個人開業した「カドス・コーポレーション」。2004年に株式会社化。同社は建設事業(2023年7月期売上高の79.6%)と不動産事業(同20.4%)の2つを柱とする事業展開を行っている。

 建設事業では、山口県・広島県を中心に主として流通店舗の設計施工を行っている。同社設立から2023年7月期までの新築完工件数の累計は511件(コンビニエンスストア163件(31.9%)、飲食店127件(24.9%)、ドラッグストア86件(16.8%)、その他店舗77件(15.1%)、オフィス・事業拠点58件(11.4%))と実績を積み上げており、同社設立から2013年7月期(15年間)の207件に対し、約2.5倍となっている。ナショナルチェーン(山口県隣県以外にも出店しているチェーン店)の件数は404件(79.1%)、ナショナルチェーン以外のローカル店舗は107件(20.9%)。

 不動産事業は山口県及び広島県を中心に事業展開している。2023年7月期末現在の不動産賃貸件数は95件となっており、2013年7月期末時点の不動産賃貸件数52件と比較すると10年間で約1.8倍となっている。なお、2023年7月期末現在の不動産賃借件数は73件。従業員は97名。

 2024年7月期の業績は、売上高が前期比11.3%増の63.0億円、経常利益が同14.3%増の5.8億円と増収増益の見通しとなっている。建設事業の売上高は47.0億円(前期比4.4%増)、不動産事業は16.0億円(同38.4%増)を見込んでいる。不動産事業においては、2023年12月に1.4億円の販売用不動産1物件を販売済である他、2024年5月には2.0億円の販売用不動産1物件を販売済であり、さらに期末までに1.0億円の販売用不動産1物件の販売を見込んでいる。

 想定仮条件水準の2024年7月期予想PERは6~7倍と控えめな水準。配当性向については30%を中期的な目標としている。

 公開規模は10億円台前半とやや軽量感に欠ける大きさ。発行済株式は代表取締役会長杉田茂樹氏及び本人・配偶者の資産管理会社で9割弱を保有している。ベンチャーキャピタル株主は見当たらず、需給面への懸念は乏しい。6月28日上場ロゴスホールディングス<205A>の状況なども参考にしたい。

⇒ロゴスホールディングス<205A>のIPO情報はこちら!

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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
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【2025年2月1日時点】


【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう!
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
松井証券の公式サイトはこちら
マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
マネックス証券の公式サイトはこちら
【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】
マネックス証券の公式サイトはこちら
◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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