会社名 | 壽屋(ことぶきや) |
市場・コード/業種 | JASDAQスタンダード・7809/その他製品 |
上場日 | 9月26日 |
申込期間(BB期間) | 9月8日~9月14日 |
おすすめ証券会社 | 大和証券、SMBC日興証券、SBI証券、岩井コスモ証券、岡三オンライン証券、カブドットコム証券、ライブスター証券、楽天証券 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★★(最高★5つ) |
初値(初値騰落率) | 2650円(+32.50%) |
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
壽屋のIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 9月6日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 9月8日~9月14日 | |||||
公開価格決定 | 9月15日 | |||||
購入申込期間 | 9月19日~9月22日 | |||||
払込日 | 9月25日 | |||||
上場日 | 9月26日 |
壽屋のIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■取り扱い証券会社(2017年9月8日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
大和証券(主幹事証券) [最短翌日に取引可能] |
88.7% | |||||
SMBC日興証券 [最短3日で取引可能] |
2.6% | |||||
SBI証券 [最短翌日に取引可能] |
0.9% | |||||
岩井コスモ証券 [最短3日で取引可能] |
0.9% | |||||
岡三オンライン証券 [最短7日後に取引可能] |
―% | |||||
カブドットコム証券 | ―% | |||||
ライブスター証券 [最短3日後に取引可能] |
―% | |||||
楽天証券 [最短2日後に取引可能] |
―% | |||||
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 2.6% | |||||
みずほ証券 | 2.6% | |||||
岡三証券 | 0.9% | |||||
エース証券 | 0.9% |
壽屋のIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
想定発行価格(※1) | 1980円 | |||||
仮条件 [予想PER(※2)] |
1980~2000円 [14.9倍~15.1倍] |
|||||
公募価格 | 2000円 | |||||
初値 | 2650円 | |||||
初値騰落率 | +32.50% | |||||
予想トレーディングレンジ(※3) | 1900円~4000円 | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 | |||||
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。 |
■類似会社3社の予想PER(2017年9月5日終値の株価と会社側予想から計算) | ||||||
会社名 ※クリックで最新チャートへ | 予想PER | |||||
【3社平均】 | 19.6倍 | |||||
ハピネット<7552> | 15.1倍(連) | |||||
バンナムHD<7832> | 20.0倍(連) | |||||
タカラトミー<7867> | 23.8倍(連) |
予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。
壽屋の発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 269万7000株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募30万株 売出30万株 (オーバーアロットメントによる売出9万株) |
|||||
想定公開規模(※1) | 13.7億円(OA含む) | |||||
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。 |
壽屋はフィギュア・プラモデルメーカーのJQ案件

フィギュア、プラモデル、雑貨等を中心としたホビー関連品の企画、製造、販売等を手掛ける。自社開発コンテンツでは「フレームアームズ・ガール」シリーズが好調に推移し、業績に貢献している。海外向けは出荷量・売上金額ともに年々安定した成長を続けている。
アニメやコミック、ゲーム関連の製品は海外で高まるクールジャパン需要に支えられ、今後の成長が期待される分野と言える。但し、前期の減収減益決算から成長期待が高まらない可能性もあるだろう。公開規模は荷もたれ感こそないものの、やや軽量感に乏しい水準となっている。
公開規模については14億円前後となる見込み。既存株主の売り圧力に対する懸念は小さく、9/26に同時上場する企業もない。但し、足元で急速に軟化している中小型株相場の動向を注視しておきたい。
◆「壽屋(ことぶきや)」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
大和証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
SMBC日興証券[最短3日で取引可能] | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岩井コスモ証券[最短3日で取引可能] | ||||||
岡三オンライン証券[最短7日後に取引可能] | ||||||
カブドットコム証券 | ||||||
ライブスター証券[最短3日後に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短2日後に取引可能] | ||||||
⇒IPOで比較した証券会社ランキングはこちら! |
壽屋の業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
|||
2014/6 | 6,151 (―) |
491 (―) |
211 (―) |
|||
2015/6 | 6,449 (4.8%) |
438 (-10.9%) |
272 (29.1%) |
|||
2016/6 | 8,109 (25.7%) |
630 (43.9%) |
398 (46.2%) |
|||
2017/6 | 8,008 (-1.2%) |
435 (-30.9%) |
251 (-36.9%) |
|||
2018/6予 | 8,368 (4.5%) |
550 (26.2%) |
358 (42.5%) |
|||
予想EPS(※) /配当 |
単独:132.74円/-円 | |||||
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。 |
壽屋の業績コメント

2018年6月期の業績は、売上高が前期比4.5%増の83.6億円、経常利益が同26.2%増の5.5億円と増収増益の見通しとなっている。
足元では、同社が属するエンターテイメント業界においては、ヘッドマウントディスプレイ機器の普及が進み、映像による仮想現実の没入体験ができるバーチャルリアリティ技術により新たな市場が創出され、期待と注目がされている。
このような環境の下、同社はフィギュア、プラモデル製品等の企画・開発・販売を行う卸売販売、直営店舗・ECサイトによる製品の販売を行う小売販売に取り組んでいる。卸売販売については、国内市場では同社オリジナルライセンスの「フレームアームズ・ガール」シリーズが好調に推移し業績に貢献した。
また、フィギュアでは「ガールズ&パンツァー劇場版」関連製品、ソーシャルゲーム「艦隊これくしょん」関連製品の売上が好調に推移。
直営店舗、ECサイトによる小売販売については、同社オリジナルライセンスの「フレームアームズ・ガール」シリーズが好調に推移し、業績を大きくけん引した。
また、同社女性向けブランド「esシリーズ」のイベント「esfest」を2016年8月、2017年1月に開催し、盛況な結果となり、イベント関連製品の販売が好調に推移した。
壽屋の詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 東京都立川市緑町4番地5 | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役社長 清水 一行(昭和29年4月3日生) | |||||
設立 | 昭和28年1月7日 | |||||
資本金 | 1億5000万円(平成29年8月23日現在) | |||||
従業員数 | 166人(平成29年7月31日現在) | |||||
事業内容 | フィギュア、プラモデル、雑貨等を中心としたホビー関連品の企画、製造、販売等 |
■売上高構成比率(2016/6期 実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
国内卸売販売 フィギュア | 1,419百万円 | 17.5% | ||||
国内卸売販売 プラモデル | 1,123 百万円 | 13.9% | ||||
国内卸売販売 雑貨 | 803 百万円 | 9.9% | ||||
海外卸売販売 フィギュア | 2,197 百万円 | 27.1% | ||||
海外卸売販売 プラモデル | 222 百万円 | 2.7% | ||||
海外卸売販売 雑貨 | 165 百万円 | 2.0% | ||||
小売販売 | 2,168 百万円 | 26.8% | ||||
その他 | 9 百万円 | 0.1% | ||||
合計 | 8,109 百万円 | 100.0% |
■大株主上位10位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | 清水 一行 | 81万6600株 | 34.07% | |||
2 | 株式会社立飛ホールディングス | 30万株 | 12.52% | |||
3 | 清水 浩代 | 20万7000株 | 8.64% | |||
4 | 壽屋社員持株会 | 12万9000株 | 5.38% | |||
5 | 多摩信用金庫 | 12万株 | 5.01% | |||
5 | 西武信用金庫 | 12万株 | 5.01% | |||
7 | 株式会社山梨中央銀行 | 6万株 | 2.50% | |||
7 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 6万株 | 2.50% | |||
7 | 株式会社商工組合中央金庫 | 6万株 | 2.50% | |||
7 | 株式会社三井住友銀行 | 6万株 | 2.50% | |||
7 | 盧 瑞倫 | 6万株 | 2.50% | |||
7 | CHUN NAM LAM | 6万株 | 2.50% | |||
合計 | 205万2600株 | 85.63% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | ・2018年6月期の新製品の開発に係る製品の試作品を制作するための原型代 ・製品を量産するために必要となる金型代 として充当する予定 |
|||||
関係会社 | - | |||||
VC売却可能分(推定) | -社- 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | 2013年5月29日 | ||||
割当先 | 盧 瑞倫、宮沢模型(株)、(株)スミレ・ジョイント・ロジ、他3社 | |||||
発行価格 | 500円 ※株式分割を考慮済み |
◆「壽屋(ことぶきや)」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
大和証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
SMBC日興証券[最短3日で取引可能] | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岩井コスモ証券[最短3日で取引可能] | ||||||
岡三オンライン証券[最短7日後に取引可能] | ||||||
カブドットコム証券 | ||||||
ライブスター証券[最短3日後に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短2日後に取引可能] | ||||||
⇒IPOで比較した証券会社ランキングはこちら! |
壽屋の銘柄紹介
同社は、フィギュア、プラモデル、雑貨等を中心としたホビーに関わるグッズ(以下、「ホビー関連品」)の企画・製造・販売・サービス活動を主として展開しており、顧客の要望に柔軟に対応できる製販一体型の事業展開を基本としている。
(1)ホビー関連品の企画・製造・販売について
同社では、人気アニメ/ゲーム/映画キャラクター等のホビー関連品(以下、「自社製品」もしくは単に「製品」)について、版元(コンテンツ保有者)から版権(コンテンツの使用許諾・販売権利)の取得、製品の企画立案、製品開発、デザイン業務、製造管理、販売までを一貫して行っている。
自社製品の製造に当たっては、該当製品に係る版権を取得し、製品の企画立案から製品開発、自社内の造形技術者による原型製作及び製品形態のデザイン業務を本社で行った後に、国内外の卸売業者から事前に購入意向を確認し、採算性の判断を行ったうえで生産に移行している。
製造は主に中国の製造会社へ委託しており、ファブレスの生産形態をとっている。製品形態としては、フィギュア、プラモデル、雑貨がある。販売形態としては、卸売業者を中心とした他社への販売のほか、同社が運営する小売店舗、同社通信販売サイト、他社媒体の各種ECサイトでの販売がある。
小売店舗では、自社にて企画・製品開発を行う自社製品だけではなく、他社商品として、玩具(フィギュア)・模型(プラモデル)・キャラクターグッズ・書籍・雑貨・カードゲーム等を含むホビー関連商品を幅広く取り扱っている。顧客ニーズを敏感に読み取り、国内品のみならず海外品を含め、幅広くホビー関連品を取り扱っている。現在はコトブキヤ立川本店・コトブキヤ秋葉原館・コトブキヤ日本橋・コトブキヤエキナカ秋葉原の4店舗を運営している。
また、店舗限定の自社製品も企画・開発・販売し、独自性のある店舗づくりを行っており、インターネットを利用したECサイトであるコトブキヤオンラインショップ(自社運営のECサイト)にて全国販売をしている。
小売店舗及びECサイトにおいては、他社との差別化としてオリジナル特典や直営店舗イベント限定品の開発に注力しており、他社では購入できない商品を付加価値として提供している。
(2)他社版権の使用許諾を受けた製品化について
同社が企画・製造する自社製品は、主には他社が保有するキャラクター等のコンテンツの版権の使用許諾を受け、企画・製造する製品となる。版権使用の許諾を受けるには、版権元へ製品企画を申請し、製品仕様の詳細設計について承認を受け、利用の対価として使用料の支払いを行っている。
他社が保有する版権は無条件で与えられるものではなく、キャラクター等をフィギュアやプラモデルへと立体化した際における再現力、表現力が認められてはじめて版権を獲得することができる。同社では従来、再現力、表現力といったクオリティー重視の製品を企画・製造してきたため、多くの版元(版権保有者)より評価を得て安定的な版権確保を実現している。
(3)海外展開について
自社製品は、国内をはじめ北米、欧州、アジアのディストリビューター(販売代理店、卸売業者)へ販売をしている。
壽屋の投資のポイント
アニメやコミック、ゲーム関連の製品は海外で高まるクールジャパン需要に支えられ、今後の成長が期待される分野と言える。但し、前期の減収減益決算から成長期待が高まらない可能性もあるだろう。公開規模は荷もたれ感こそないものの、やや軽量感に乏しい水準となっている。
今年上場した46社の公開価格に対する初値上昇率は平均+114.2%と好調だが、公開規模が10億円以上20億円未満だった13社を見ると5社は公開価格の2倍に届かなかった。前述したテーマ性から一定の買いを集めるとみられるが、初値急騰までは期待しにくい。
同社はフィギュア、プラモデル、雑貨等を中心としたホビーに関わるグッズの企画・製造・販売・サービス活動を主として展開しており、顧客の要望に柔軟に対応できる製販一体型の事業展開を基本としている。北米・アジアを始めとした世界のマーケットに対し、高品質な商品・サービスの提供、世界各国の顧客ニーズに合わせた商品開発、映画・アニメの公開ムーブメント等に合わせた商品投下に力を入れており、国内市場ではオリジナルライセンスによる商品開発にも注力する。自社開発コンテンツでは「フレームアームズ・ガール」シリーズが好調に推移し、業績に貢献している。
販売形態は卸売業者を中心とした他社への販売のほか、同社が運営する小売店舗、同社通信販売サイト、同社媒体の各種ECサイトでの販売がある。海外向けは出荷量・売上金額ともに年々安定した成長を続けている。
業績面について、2018年6月期は売上高が前期比4.5%増の83.6億円、経常利益が同26.2%増の5.5億円と増収増益の見通しとなっている。ただ、2017年6月期は前の期に映画「スター・ウォーズ」関連商品の販売が増加した反動や、本社移転に伴う減価償却費、自社製品に係るアニメーション映像制作に伴う貸倒引当金繰入及び広告宣伝費を販管費として計上したことなどから減収減益だった。
想定仮条件水準の今期予想PERは14~16倍程度となる。玩具大手のバンダイナムコHD<7832>やタカラトミー<7867>との比較では割安感があり、玩具卸のハピネット<7552>などとおおむね同水準である。
公開規模については14億円前後となる見込み。前述のとおり軽量感はさほど強くないが、ベンチャーキャピタル保有株が確認されないため、既存株主の売り圧力に対する懸念は小さい。また、9/26に同時上場する企業はなく、初値買い資金の分散も想定されない。
9月は同社を含め9社の上場が予定されているが、9/29の3社同時上場を除けばそれほど過密スケジュールとなっておらず、IPO環境は比較的良好だろう。但し、足元で中小型株相場が急速に軟化しているため、動向を注視しておきたい。
◆「壽屋(ことぶきや)」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
大和証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
SMBC日興証券[最短3日で取引可能] | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岩井コスモ証券[最短3日で取引可能] | ||||||
岡三オンライン証券[最短7日後に取引可能] | ||||||
カブドットコム証券 | ||||||
ライブスター証券[最短3日後に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短2日後に取引可能] | ||||||
⇒IPOで比較した証券会社ランキングはこちら! |
[データ提供・銘柄分析]フィスコ
■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
⇒IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2025年2月1日時点】
|
◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
23社 52社 |
19社 52社 |
24社 47社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
397万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
||||
【関連記事】 ◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ! ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
||||
◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
11社 76社 |
21社 91社 |
13社 89社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1367万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
||||
【関連記事】 ◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実 ◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社! |
||||
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。 |
【2025年2月1日時点】
|
◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 54社 |
0社 61社 |
0社 65社 |
100%:1単元1票の平等抽選 | 1200万 ※ |
【ポイント】 ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。 ※口座数は2025年1月末時点 |
||||
【関連記事】 ◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ! 投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実! ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
||||
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 55社 |
0社 70社 |
0社 55社 |
70%以上:1人1票の平等抽選 | 162万 |
【ポイント】 年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。 |
||||
【関連記事】 ◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう! ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! |
||||
◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
1社 50社 |
0社 53社 |
0社 61社 |
100%:1人1票の平等抽選 | 268万 |
【ポイント】 毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。 |
||||
【関連記事】 ◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ! |
||||
【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】 |
◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 49社 |
0社 49社 |
0社 38社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 90%以下:取引実績による優遇抽選 |
46万 |
【ポイント】 以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。 |
||||
【関連記事】 ◆「岡三オンライン証券」の「IPO(新規公開株)」取扱数が急増中で、IPO投資に必須のネット証券へ!岡三証券との連携強化で、全IPOの7割が申込可能に!? ◆「岡三オンライン証券」は1日最大40万円の取引まで「売買手数料が無料」!資金の少ない投資初心者や株主優待狙いの投資家には、圧倒的にお得! |
||||
【ZAi×岡三オンライン証券・期間限定タイアップキャンペーン!】 |
◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 37社 |
0社 44社 |
0社 42社 |
70%:1人1票の平等抽選 30%:優遇抽選 |
− |
【ポイント】 大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。 |
||||
【関連記事】 ◆「スマホ証券」の手数料やおすすめポイントを比較!「LINE証券」「大和コネクト証券」「STREAM」など、株初心者でも使いやすいスマホ特化の証券会社を紹介 ◆1株(単元未満株)から株が買える証券会社を比較! 株初心者でも“少額で株式投資を始められる”証券会社の売買手数料や取扱商品、おすすめポイントを解説! |
||||
◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 35社 |
0社 42社 |
0社 37社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 34万 |
【ポイント】 IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。 |
||||
【関連記事】 ◆岩井コスモ証券はIPO(新規公開株)の引受率がネット証券では最高レベル! 完全平等抽選も採用、資産が少ない個人投資家にも当選のチャンスあり! |
||||
◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 20社 |
0社 26社 |
0社 23社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 178万 |
【ポイント】 五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。 ※2025年2月1日から名称変更。 |
||||
【関連記事】 ◆【三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)のおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率はネット証券トップクラス ◆「au PAY カード」で積立投資すると1%分のPontaポイントが貯まる! つみたてNISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ! |
||||
【クレカ積立の還元率は「最大3%」とネット証券トップクラス!】 |
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。 |