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「楽天証券」や「SBI証券」など、5つの証券会社が売買手数料を大幅値下げ! 「1日最高40万円」の取引まで無料で売買できるお得なネット証券も登場!

2017年12月28日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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※本記事公開後の2019年12月に、SBI証券、楽天証券、松井証券、岡三オンライン証券が売買手数料の大幅値下げを実施し、各社とも、1日定額制プランなら1日50万円の取引まで売買手数料が無料になった。詳細は、こちらの記事で!
⇒売買手数料の安さで選ぶ!お得な証券会社ランキング(現物取引・1日定額制)


 2017年11月末から年末にかけ、楽天証券SBI証券マネックス証券岡三オンライン証券立花証券の5つの証券会社で、現物取引や信用取引の売買手数料が大幅に引き下げられた。その一方で、売買手数料の安さで定評のあったGMOクリック証券が、2018年1月4日から信用取引手数料を実質値上げすることを発表した。

 2017年9月には、楽天証券SBI証券が、競うように現物取引での1日定額制プランの売買手数料を引き下げたばかり。これらの改定により、ネット証券の売買手数料ランキングは大きく変動した。

 まさに、ネット証券の間で「仁義なき手数料合戦」が勃発していると言えるだろう

【関連記事】
ネット証券の手数料競争が激化し「0円」が常識に!? 楽天証券とSBI証券は、1日10万円までの取引で売買手数料を「無料化」したので、初心者におすすめ

 2017年11月末から翌年1月の間に、売買手数料を改定する証券会社と適用日は以下の表の通りとなっている。

■直近で売買手数料を改定した証券会社
証券会社
(クリックで公式サイトへ)
改定内容 適用日
SBI証券 ・信用取引(1約定ごとプラン)手数料の値下げ 2017年11月27日
・現物取引(1約定ごとプラン)手数料の値下げ
・信用取引(1約定ごとプラン)手数料の値下げ
2017年12月22日
楽天証券 ・現物取引(1約定ごとプラン)手数料の値下げ
・信用取引(1約定ごとプラン)手数料の値下げ
2017年12月25日
マネックス証券 ・信用取引(1約定ごとプラン)手数料の値下げ 2017年11月27日
岡三オンライン証券 ・現物取引(1日定額プラン)手数料の値下げ
・信用取引(1日定額プラン)手数料の値下げ
2017年12月25日
立花証券 ・信用取引(1約定ごとプラン)手数料の値下げ 2017年12月25日
GMOクリック証券 ・信用取引(1約定ごとプラン)手数料の改定
・信用取引(1日定額プラン)手数料の改定
※信用取引の買方金利も改定
2018年1月4日
(※1)
※1 買方金利の改定は、2017年12月27日(水)より適用

 それでは、現物取引/信用取引、1約定ごとのプラン/1日定額プランの組み合わせごとに、手数料がどのように安くなったか、その変更点を見ていこう。

【現物取引・1約定ごとプラン】
楽天証券とSBI証券が、5万円以下の売買手数料を50円と激安に!

 まずは、現物取引の売買手数料の変更点から紹介する。今回、現物取引の売買手数料を変更したのは、楽天証券SBI証券岡三オンライン証券の3社。そのうち、楽天証券SBI証券は、以下のように1約定ごとプランを値下げした。

■SBI証券・楽天証券「現物取引・1約定ごとプラン」の改定内容
証券会社
(クリックで公式サイトへ)
現物取引・1約定の売買代金(税抜)
5万円 10万円 20万円 50万円
楽天証券 139円
50円
139円
90円
185円
105円
272円
250円
SBI証券 139円
50円
139円
90円
185円
105円
272円
250円

 どちらの証券も、1注文の取引額が50万円までの場合、大幅に手数料が引き下げられた。さらに、1約定5万円までの売買手数料を新設したのも特徴だ。

 変更内容だけ見てもどれだけお得になったのか解りにくいので、変更前・変更後の売買手数料を含め、代表的なネット証券の売買手数料でランキングを作成した。

■現物取引・1約定ごとプランの売買手数料ランキング(改定後)

証券会社
(クリックで公式サイトへ)
1約定の売買代金(税抜)
5万円 10万円 20万円 30万円 50万円
1 むさし証券 75円 95円 175円
2 ライブスター証券 80円 97円 180円
3 GMOクリック証券 88円 98円 241円
4 楽天証券 50円 90円 105円 250円
4 SBI証券 50円 90円 105円 250円
6 カブドットコム証券 90円 180円 250円
7 岡三オンライン証券 99円 200円 350円
8 立花証券 100円 150円 225円 325円
9 マネックス証券 100円 180円 250円 450円
10 SMBC日興証券 125円 180円 250円 400円
楽天証券(改定前) 139円 185円 272円
SBI証券(改定前) 139円 185円 272円
※順位は、10万円の場合の売買手数料を基準にしています

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 楽天証券、SBI証券ともに、従来はランキング下位だったのが、今回、売買手数料が引き下げられたことで、順位が大きく上昇した。むさし証券やライブスター証券GMOクリック証券のトップ3社にはわずかに及ばないものの、それらに匹敵する低コストの手数料体系を実現している。

 楽天証券SBI証券は、ネット証券の中では知名度や人気は高いものの、売買手数料の面では一歩遅れている印象だった。しかし今回の手数料改定により、コスト面でも十分魅力的な証券会社になったと言えるだろう。

 さらに注目すべきは、「5万円以下」の取引についての手数料の値下げだ。これまで設定されていなかった、「5万円以下」という枠を楽天証券SBI証券が新設して、その売買手数料を「50円(税抜)」という割安価格に設定した。ランキングを見ても、他の証券会社にくらべて圧倒的に安い。

 売買手数料「50円」は業界最安値で、値下げ幅は約64%。例えば、売買代金が4万5000円の株と3万円の株を取引した際、従来は278円かかっていたところ、今後はわずか100円になった(すべて税抜)。

 今回、楽天証券SBI証券は、特に20万円以下の売買手数料を大きく引き下げてきた。こうした少額取引に対する売買手数料の値下げは、投資初心者など投資資金が少ない人にとって、特にメリットが大きい。

 例えば、資金が20万円しかない中で投資をする際、売買代金が20万円弱の株だと1つの銘柄しか買えず、どうしてもリスクが高くなる。しかし、売買代金が4万円の株を5つ買って分散投資をすれば、仮に1銘柄が暴落しても全体へのダメージは少なく、その分リスクヘッジになるからだ。

 今回の楽天証券SBI証券が現物取引・1約定ごとプランの売買手数料を引き下げたことは、投資初心者や少額投資をする人にとって、追い風となるだろう。

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売買手数料(税込) 投資信託 外国株
すべて0円
※手数料コース「ゼロコース」の場合
2567本 米国、中国
、アセアン
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人気のネット証券で、国内株式の現物取引と信用取引の売買手数料は完全無料(0円)! さらに単元未満株の売買手数料も0円に。株の売買コストについては、同じく売買手数料無料を打ち出したSBI証券と並んで業界最安レベルと言える。投信積立の際、楽天カード(一般カード/ゴールド/プラチナ)を使うと0.5〜1%分、楽天キャッシュを使うと0.5%分の楽天ポイントが付与されるうえ、投資信託の残高が一定の金額を超えるごとにポイントが貯まるので、長期的に積立投資を考えている人にはおすすめだ。また、取引から情報収集、入出金までできるトレードツールの元祖「マーケットスピード」が人気。ツール内で日経テレコン(楽天証券版)が利用できるのも大きなメリットだろう。投資信託数がトップクラスで、米国や中国、アセアンなどの海外株式、海外ETF、金の積立投資もできるので、幅広い資産クラスに分散投資がしやすいのも便利だ。2024年の「J.D. パワー個人資産運用顧客満足度調査<ネット証券部門>」では総合1位を受賞。
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※この表は、2024年11月1日時点の情報に自動更新されているため、記事執筆時の情報とは異なっている場合があります。
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売買手数料(税込) 投資信託 外国株
すべて0円
※取引報告書などを「電子交付」に設定している場合
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韓国、ロシア
、アセアン
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※この表は2024年11月1日時点の情報に自動更新されているため、記事執筆時の情報とは異なっている場合があります。

【現物取引・1日定額制プラン】
岡三オンライン証券が1日20万円まで手数料が無料に!

 現物取引における1日定額プランの売買手数料を値下げしたのが、岡三オンライン証券だ。その内容は下の表の通り。なんと、1日20万円までの取引なら、売買手数料を0円にしてしまった。

■岡三オンライン証券「現物取引・1日定額プラン」の改定内容
証券会社
(クリックで公式サイトへ)
1日の約定代金合計(税抜)
10万円 20万円
岡三オンライン証券 99円 ⇒ 0円 200円 ⇒ 0円

 岡三オンライン証券の売買手数料(現物取引・1日定額制)の値下げと、他の証券会社と比較してみると、次の通りになる。

■現物取引・1日定額プランの売買代手数料ランキング(改定後)

証券会社
(クリックで公式サイトへ)
1日の約定代金合計(税抜)
10万円 20万円 30万円 50万円
1 岡三オンライン証券 0円 350円 500円
2 楽天証券 0円 191円 286円 429円
2 SBI証券 0円 191円 286円 429円
4 松井証券 0円 300円 500円
5 岩井コスモ証券 80円 160円 240円 400円
岡三オンライン証券(改定前) 99円 200円 350円 500円
6 内藤証券 181円 410円
7 立花証券 200円 300円 500円
8 GMOクリック証券 213円 213円 278円 399円
※順位は、10万円の場合の売買手数料を基準にしています

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 これまで、楽天証券SBI証券松井証券の3社が、1日10万円まで売買手数料0円で他社を引き離していたが、岡三オンライン証券は倍の1日20万円まで無料を打ち出した。

 1日20万円まで取引した際、他の証券会社では160円以上のコストがかかる。仮に、月に20日、1日20万円までの売買をした場合、単純計算で3200円もの費用が発生する。しかし、岡三オンライン証券なら0円。「20万円まで無料」のインパクトは大きい。

 しかも、楽天証券松井証券は1日10万円まで売買手数料が0円と言っても、こちらは信用取引と合わせて10万円まで。一方、岡三オンライン証券は、現物取引と信用取引でそれぞれ20万円まで無料となるため、最大で1日40万円の取引まで売買手数料がタダになる。現物取引と信用取引の両方を行う投資家にとって、この違いは大きい。

 ちなみにSBI証券は、現物取引、制度信用取引、一般信用取引がそれぞれ1日10万円ずつまで売買手数料が0円なため、最大取引額としては1日30万円まで無料になる。

 一般的に、1約定ごとプランより1日定額プランのほうが手数料が高いため、1日定額プランは1日に何度も売買するデイトレーダー向けだった。しかし、岡三オンライン証券の場合、20万円までの株だったら、1約定ごとプランよりも1日定額プランのほうが安い。20万円までの小型株を中心に売買する人には、オススメの証券会社と言える。

◆岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券) ⇒詳細情報ページへ
売買手数料(税込) 投資信託 外国株
10万円/日 20万円/日 50万円/日
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
628本
【岡三オンラインのおすすめポイント】
1日定額プランの場合、現物・信用取引がそれぞれ1日最大100万円まで、合計で1日最大200万円までは売買手数料が0円という驚異的な取引コストが魅力。さらに25歳以下なら現物株の売買手数料が完全無料になる! 独自開発のPC向けトレードツール「岡三ネットトレーダーシリーズ」は、取引に特化したライト版、高機能のプレミアム版がある。その他、初心者向け、WEB版などラインナップは万全。ほとんどが無料で利用が可能だ。OCO注文からIFD注文、トレール注文まで、豊富な特殊注文が使えるのもポイントだ。株取引やCFD(くりっく株365)、FX(くりっく365、店頭FX)などの品揃えと工夫が効いたツールの使いやすさからデイトレーダーに人気が高い。また「株式投資情報局」のアナリストレポートが充実しており、中長期志向の投資家にも向いている。
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注)この表は2024年11月1日時点の情報に自動更新されているため、記事執筆時の情報とは異なっている場合があります。

【信用取引・1約定ごとプラン】
5社が競うように売買手数料を引き下げ!

 信用取引の売買手数料に関しても、2017年11月27日にSBI証券マネックス証券が大きく手数料を引き下げたのを皮切りに、楽天証券立花証券岡三オンライン証券を含めた社が値下げを行った。さらに、2018年1月4日より、GMOクリック証券が実質値上げと言える手数料改定を行う。

 まず、信用取引の1約定ごとプランにおける、各証券会社の手数料改定の内容は、以下の通り。

■信用取引・1約定ごとプランの改定内容
証券会社
(クリックで公式サイトへ)
1約定の売買代金(税抜)
10万円 20万円 30万円 50万円 100万円
楽天証券(超割コース) 360円
90円
360円
135円
360円
180円
360円
350円
SBI証券 ※1 143円
⇒95円
90円
143円
⇒140円
135円
191円
⇒190円
180円
360円
⇒360円
350円
マネックス証券 100円
95円
180円
140円
250円
190円
450円
190円
1000円※2
355円
立花証券 175円
50円
175円
(改定なし)
350円
(改定なし)
GMOクリック証券 93円
89円
93円
130円
93円
170円
93円
240円
※1 2段目は2017年11月27日からの手数料、3段目は同年12月22日からの手数料。※2 パソコンから成行注文した場合。

 信用取引でも、現物取引同様、1注文の約定代金が50万円以下の売買手数料が特に大きく引き下げられた。

 中でも楽天証券の「超割コース」は、10万円以下の売買手数料が360円から90円に(ともに税抜)。実に75%も手数料が安くなった。

 手数料改定後における、信用取引・1約定ごとプランの売買手数料ランキングは以下の通り。赤字が今回値下げした手数料、紫字が値上げした手数料だ。

■信用取引・1約定ごとプランの売買手数料ランキング(改定後)

証券会社
(クリックで公式サイトへ)
1約定の売買代金(税抜)
10万円 20万円 30万円 50万円 100万円
1 SMBC日興証券 0円
2 立花証券 50円 175円 350円
3 むさし証券 75円 95円 175円 320円
4 ライブスター証券 80円
5 GMOクリック証券 89円 130円 170円 240円
6 楽天証券 90円 135円 180円 350円
7 SBI証券 90円 135円 180円 350円
8 マネックス証券 95円 140円 190円 355円
9 岡三オンライン証券 99円 150円 300円 500円
9 カブドットコム証券 99円 179円 249円 760円
※順位は、10万円の場合の売買手数料を基準にしています

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 ランキングを見ると、全ての価格帯で売買手数料0円のSMBC日興証券は別格として、1約定10万円以下の場合では、今回値下げを行った立花証券の健闘が目立つ。また、同じく今回値下げした楽天証券とSBI証券も、1約定10万円超〜100万円以下の場合はトップクラスの安さになった

 一方、GMOクリック証券は、1約定10万円以下を除き、ほとんどの価格帯で売買手数料を値上げした。改訂前が一律93円(税抜)と格安だっただけに残念だが、それでもそれぞれの価格帯で低コストをキープしている。

【信用取引・1日定額プラン】
岡三オンライン証券が信用取引でも1日20万円まで無料に!

 信用取引における1日定額プランの売買手数料を引き下げたのは、岡三オンライン証券。以下のように売買手数料を見直した。

■岡三オンライン証券「信用取引・1日定額プラン」の改定内容
証券会社
(クリックで公式サイトへ)
1日の約定代金合計(税抜)
10万円 20万円
岡三オンライン証券 99円 ⇒ 0円 200円 ⇒ 0円

 岡三オンライン証券は、現物取引と同様に、信用取引でも1日の取引が20万円までなら売買手数料0円と、かなりお得になった。少ない資金で小型株を中心に信用売買をしている人にとって、岡三オンライン証券は取引口座の候補となるだろう。

◇ ◇ ◇


 以上、今回は2017年の11月末から行われた、売買手数料の値下げラッシュについて解説した。手数料改定を実施した証券会社を、最後にまとめておこう。

■今回、売買手数料を改定した証券会社
証券会社 改定内容 適用日
SBI証券 ・現物取引(1約定ごとプラン)手数料の値下げ
・信用取引(1約定ごとプラン)手数料の値下げ
SBI証券の公式サイトはこちら
楽天証券 ・現物取引(1約定ごとプラン)手数料の値下げ
・信用取引(1約定ごとプラン)手数料の値下げ
楽天証券の公式サイトはこちら
マネックス証券 ・信用取引(1約定ごとプラン)手数料の値下げ
マネックス証券の公式サイトはこちら
岡三オンライン証券 ・現物取引(1日定額プラン)手数料の値下げ
・信用取引(1日定額プラン)手数料の値下げ
岡三オンライン証券の公式サイトはこちら
立花証券 ・信用取引(1約定ごとプラン)手数料の値下げ
立花証券の公式サイトはこちら
GMOクリック証券 ・信用取引(1約定ごとプラン)手数料の改定
・信用取引(1日定額プラン)手数料の改定
GMOクリック証券の公式サイトはこちら

 ちなみに、GMOクリック証券には、売買手数料を0円にする裏ワザが存在する。売買手数料の安さで証券会社を選びたい人は、こちらの関連記事でそのやり方を解説しているので、読んでみるといいだろう。

【関連記事】
GMOクリック証券を「無料」で利用する裏ワザとは? グループ会社の株主優待を効率よく利用することで、1年間に「最大231回分」の売買手数料が0円に!

 2017年9月末から12月にかけて、日経平均株価は3000円以上も上昇した。しかし、せっかく上昇相場に乗ってトレードで勝っても、売買手数料が高くて利益が損なわれては意味がない。どれだけ売買手数料を抑えられるかは、株で賢く勝つためには重要な要素と言える。

 今回の売買手数料引き下げでは、特に投資資金の少ない人にとってよりお得になる変更が多かった。投資初心者など少ない資金で頑張っている人は、今回の値下げラッシュをきっかけに、よりコストが安い証券会社を探し、乗り換えを検討してみるのもいいだろう。

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米国、中国
【マネックス証券のおすすめポイント】
日本株の取引や銘柄分析に役立つツールが揃っているのがメリット。中でも、多彩な注文方法や板発注が可能な「マネックストレーダー」や、重要な業績を過去10期以上に渡ってグラフ表示できる「マネックス銘柄スカウター」はぜひ利用したい。「ワン株」という株を1株から売買できるサービスもあるので、株初心者はそこから始めてみるのもいいだろう。また、外国株の銘柄数の多さも魅力で、4850銘柄以上の米国株や約2650銘柄の中国株を売買できる。「dカード」や「マネックスカード」で投資信託を積み立てると最大1.1%のポイント還元。さらに、投資信託の保有金額に対し、最大0.26%分(年率)のマネックスポイントが付与されるのもお得だ。なお、2023年10月にNTTドコモと業務提携を発表しており、2024年7月からは「dカード」による投資信託のクレカ積立などのサービスが始まった。
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0円/日 1839本
米国
【auカブコム証券のおすすめポイント】
MUFGグループとKDDIグループが出資するネット証券で、SB証券や楽天証券などと並んで5大ネット証券のひとつ。日本株は、1日定額制なら1日100万円の取引まで売買手数料が無料(0円)!「逆指値」や「トレーリングストップ」などの自動売買機能が充実していることも特徴のひとつ。あらかじめ設定しておけば自動的に購入や利益確定、損切りができるので、日中に値動きを見られないサラリーマン投資家には便利だ。板発注機能装備の本格派のトレードツール「kabuステーション」も人気が高い。その日盛り上がりそうな銘柄を予測する「リアルタイム株価予測」など、デイトレードでも活用できる便利な機能を備えている。投資信託だけではなく「プチ株(単元未満株)」の積立も可能。月500円から株を積み立てられるので、資金の少ない株初心者にはおすすめだ。「J.D.パワー 2024年カスタマーセンターサポート満足度調査<金融業界編>」において、ネット証券部門で2年連続第1位となった。 
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0円/日 112本
(CFD)
【GMOクリック証券のおすすめポイント】
1日100万円まで取引は売買手数料無料! 1約定ごとプランの売買手数料も最安レベルで、コストにうるさい株主優待名人・桐谷広人さんも利用しているとか。信用取引の売買手数料と買方金利・貸株料も最安値レベルで、一般信用売りも可能だ! 近年は、各種ツールや投資情報の充実度もアップ。米国株の情報では、瞬時にAIが翻訳する英語ニュースやグラフ化された決算情報などが提供されており、米国株CFDの取引に役立つ。商品の品揃えは、株式、FXのほか、外国債券やCFDまである充実ぶり。CFDでは、各国の株価指数のほか、原油や金などの商品、外国株など多彩な取引が可能。この1社でほぼすべての投資対象をカバーできると言っても過言ではないだろう。なお、国内店頭CFDについては、2023年末まで10年連続で取引高シェア1位を継続。頻繁に売買しない初心者やサラリーマン投資家はもちろん、信用取引やCFDなどのレバレッジ取引も活用する専業デイトレーダーまで、幅広い投資家におすすめ!
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1約定ごと(税込) 1日定額(税込) 投資信託
※1
外国株
10万円 20万円 50万円 50万円
◆SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)⇒詳細情報ページへ
0円
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0円
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0円
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0円/ 36本
(米国株CFD)
【SBIネオトレード証券のおすすめポイント】
以前はライブスター証券だったが、2021年1月から現在の名称に。売買手数料を見ると、1日定額プランなら1日100万円まで無料。1日100万円超の価格帯でも大手ネット証券より割安だ。そのうえ信用取引の売買手数料が完全無料と、すべての手数料プランにおいてトップレベルの安さを誇る。そのお得さは株主優待名人・桐谷さんのお墨付き。2023年10月に新取引ツール「NEOTRADER」が登場。PC版は板情報を利用した高速発注や特殊注文、多彩な気配情報、チャート表示などオールインワンの高機能ツールに仕上がっている。また「NEOTRADER」のスマホアプリ版もリリースされた。低コストで日本株(現物・信用)やCFDをアクティブにトレードしたい人におすすめ。また、売買頻度の少ない初心者や中長期の投資家にとっても、新NISA対応や低コストな個性派投資信託の取り扱いがあり、おすすめの証券会社と言える。
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。

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