会社名 | ヴィス |
市場・コード/業種 | 東証マザーズ・5071/建設業 |
上場日 | 3月25日 |
申込期間(BB期間) | 3月9日~3月13日 |
おすすめ証券会社 | 大和証券、SBI証券、SMBC日興証券、マネックス証券、岩井コスモ証券、auカブコム証券(旧:カブドットコム証券) |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★★(最高★5つ) |
初値(初値騰落率) | 754円(-8.05%) |
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
ヴィスが3月25日にIPO(新規上場)!

ヴィスは、2020年2月19日、東京証券取引所に上場承認され、2020年3月25日にIPO(新規上場)することが決定した。
ヴィスは1998年4月13日に設立された。デザインを切り口として企業の抱える課題を解決するオフィスコンサルティングサービスを提供している。
オフィス空間のデザインの提供を柱として、企業ロゴや会社案内と行った印刷物等のグラフィックデザイン、企業のコーポレートサイトやリクルーティングサイトといったWEBデザイン等も併せて提供することで顧客の企業価値の向上を図るデザイナーズオフィス事業を行っている。
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
ヴィスのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 3月5日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 3月9日~3月13日 | |||||
公開価格決定 | 3月16日 | |||||
購入申込期間 | 3月17日~3月23日 | |||||
払込日 | 3月24日 | |||||
上場日 | 3月25日 |
ヴィスのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■取り扱い証券会社(2020年3月17日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
大和証券(主幹事証券) [最短翌日に取引可能] |
91.3% | |||||
SBI証券 [最短翌日に取引可能] |
1.7% | |||||
SMBC日興証券 [最短3日で取引可能] |
0.9% | |||||
マネックス証券 [最短翌日に取引可能] |
0.9% | |||||
岩井コスモ証券 [最短3日で取引可能] |
0.9% | |||||
auカブコム証券(旧:カブドットコム証券) [最短4日後に取引可能] |
―% | |||||
※委託販売の配分がなかったため取扱中止 |
―% |
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みずほ証券 | 1.7% | |||||
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 1.7% | |||||
エース証券 | 0.9% |
ヴィスのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
想定発行価格(※1) | 820円 | |||||
仮条件 [予想PER(※2)] |
820~900円 [12.4倍~13.7倍] |
|||||
公募価格 | 820円 | |||||
初値 | 754円 | |||||
初値騰落率 | -8.05% | |||||
予想トレーディングレンジ(※3) | 750円~1500円 | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 | |||||
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。 |
■類似会社3社の予想PER(2020年3月4日ザラバの株価と会社側予想から計算) | ||||||
会社名 ※クリックで最新チャートへ | 予想PER | |||||
【3社平均】 | 16.2倍 | |||||
明豊ファシリ<1717> | 13.1倍 | |||||
イトーキ<7972> | 20.9倍(連) | |||||
乃村工<9716> | 14.7倍(連) |
予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より若干割安と判断できる。
ヴィスの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 815万2300株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募130万株 売出65万株 (オーバーアロットメントによる売出29万2500株) |
|||||
想定公開規模(※1) | 18.4億円(OA含む) | |||||
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。 |
ヴィスはオフィスデザインのマザーズIPO
オフィス空間の設計デザイン・施工を行うデザイナーズオフィス事業等を展開する。IT企業を中心にベンチャー企業をはじめとする中小企業から大手上場企業までを幅広く展開し、5,000件を超える実績・ノウハウがある。テナント賃貸やレンタルオフィス、コワーキングスペースを提供するVISビル事業も準備中。
IPOで人気の業態とは言えないが、堅調な企業のオフィス需要に加え、「働き方改革」を背景にしたオフィス環境の変化に取り組む企業の増加が追い風として意識されるだろう。株価3ケタという値ごろ感も個人投資家の物色意欲を刺激する可能性がある。
公開規模については18億円前後となる見込み。軽量感があるわけでないが、既存株主の売り圧力は小さいだろう。3/25に同時上場する企業もないが、不安定な株式相場は懸念材料。
◆「ヴィス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
大和証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
SMBC日興証券[最短3日で取引可能] | ||||||
マネックス証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岩井コスモ証券[最短3日で取引可能] | ||||||
auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)[最短4日後に取引可能] | ||||||
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ヴィスの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
|||
2016/3 | 4,603 (―) |
307 (―) |
212 (―) |
|||
2017/3 | 5,861 (27.3%) |
525 (70.5%) |
359 (69.3%) |
|||
2018/3 | 7,173 (22.4%) |
654 (24.6%) |
451 (25.3%) |
|||
2019/3 | 8,670 (20.9%) |
914 (39.8%) |
626 (38.8%) |
|||
2020/3予 | 9,154 (5.6%) |
837 (-8.5%) |
537 (-14.2%) |
|||
2019/12 3Q | 6,666 (―) |
622 (―) |
407 (―) |
|||
予想EPS(※) /配当 |
単独:65.87円/13.20円 | |||||
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。 |
ヴィスの業績コメント

2020年3月期の業績は、売上高が前期比5.6%増の91.5億円、経常利益が同8.5%減の8.3億円と増収減益の見通しとなっている。
国内におけるオフィスビル賃貸市場においては、主要都市での業容・人員拡大による館内増床や拡張移転の動きがみられ、空室率は引き続き低水準を維持している。
また、政府が推進する「働き方改革」を受けて、オフィス環境の変化に積極的に取り組む企業も増え、今後もオフィスを単なる働く場所ではなく、様々な効果を生み出す場所として捉える企業が増えていくと考えられる。都心では東京オリンピックに向けて新たなオフィスビルの竣工も控えており、オフィス需要・供給ともに引き続き堅調に推移する見通しである。
このような経済環境のもと、同社においては、既存顧客へのフォローや新規顧客の開拓を継続するとともに、デザインやレイアウトによって業務効率や従業員満足度が高められるデザイナーズオフィスを提供することで、「働き方改革」への関心の高まりに対応した新しいオフィスづくりに貢献している。
なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高66.6億円で72.8%、経常利益6.2億円で74.3%となっている。
ヴィスの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 大阪府大阪市北区梅田三丁目4番5号 | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役社長 中村 勇人(昭和35年7月18日生) | |||||
設立 | 平成10年4月13日 | |||||
資本金 | 2500万円(令和2年2月19日現在) | |||||
従業員数 | 186人(令和2年1月31日現在) | |||||
事業内容 | オフィス空間の設計デザイン・施工を行うデザイナーズオフィス事業等 |
■売上高構成比率(2019/3期 実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
デザイナーズオフィス事業 | 8,646 百万円 | 99.7% | ||||
VISビル事業 | 23 百万円 | 0.3% | ||||
合計 | 8,670 百万円 | 100.0% |
■大株主上位5位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | (株)クレド | 363万株 | 52.97% | |||
2 | 中村 勇人 | 290万400株 | 42.33% | |||
3 | ヴィス従業員持株会 | 12万株 | 1.75% | |||
4 | 大滝 仁実 | 10万950株 | 1.47% | |||
4 | 金谷 智浩 | 10万950株 | 1.47% | |||
合計 | 685万2300株 | 100.00% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | (1)VISビル事業の新築建物建設費用等に関する設備資金、(2)業務関連システムの導入費用、(3)借入金返済資金に充当する予定 | |||||
関係会社 | - | |||||
VC売却可能分(推定) | -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | -年-月-日 | ||||
割当先 | - | |||||
発行価格 | - |
◆「ヴィス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
大和証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
SMBC日興証券[最短3日で取引可能] | ||||||
マネックス証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岩井コスモ証券[最短3日で取引可能] | ||||||
auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)[最短4日後に取引可能] | ||||||
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ヴィスの銘柄紹介
同社は、「はたらく人々を幸せに。」というフィロソフィーのもと、デザインを切り口として企業の抱える課題を解決するオフィスコンサルティングサービスを提供しており、オフィス空間のデザインの提供を柱として、企業ロゴや会社案内といった印刷物等のグラフィックデザイン、企業のコーポレートサイトやリクルーティングサイトといったWEBデザイン等も併せて提供することで顧客の企業価値の向上を図るデザイナーズオフィス事業を行っている。
(1)デザイナーズオフィス事業
同社のデザイナーズオフィス事業は、IT企業を中心にベンチャー企業をはじめとする中小企業から大手上場企業までを幅広く展開している。
デザイナーズオフィス事業では、顧客のオフィスの移転や改装のニーズに対し、オフィス空間の設計デザインから施工までをワンストップで提供するほか、設計デザイン等部分的にも顧客のニーズに応じて、柔軟に提供している。仕事環境の課題を可視化するため、経営層に対するインタビュー、従業員へのヒアリングを基に職場環境の調査(ワークプレイスサーベイ)を行い、はたらく人々にとって快適で効率性の高いオフィスを提供している。
オフィス空間のデザインやレイアウトの提案、機能性・デザイン性を考慮した家具・什器の選定(ファニチャーコーディネート)、インフラ整備といったサービスなど、移転・改装に関わる計画・予算・スケジュールをマネジメントし、プランニングから施工までを一連のサービスとして提供している。
(2)VISビル事業
VISビル事業は、現在準備中の事業であり、当事業を展開するために大阪府大阪市中央区に建物付き土地を取得している。なお、2019年3月期末において既存の全入居者の退去が完了している。
事業内容としては、スタートアップ企業向けのテナント賃貸やレンタルオフィス、テレワーカーやフリーランスのワーカー向けのコワーキングスペースを提供することを計画している。従来のテナントオフィスの区画を契約するというビルサービスだけではなく、コワーキングスペースやイベントの開催などを通じて「企業と企業、企業と個人が出会い、新たな価値を創出する場」を提供することにより、顧客の成長を支援して行く。
なお、顧客のニーズや経済情勢等によっては事業内容を変更する可能性がある。
ヴィスの投資のポイント
IPOで人気の業態とは言えないが、堅調な企業のオフィス需要に加え、「働き方改革」を背景にしたオフィス環境の変化に取り組む企業の増加が追い風として意識されるだろう。公開規模はさほど軽量感があるわけでないが、既存株主の売り圧力は小さいとみられ、株価3ケタという値ごろ感も個人投資家の物色意欲を刺激する可能性がある。
3月はIPOラッシュの様相を呈しているものの、3/25に同時上場する企業はない。2019年以降、非インターネット/IT系で公開規模10~20億円のマザーズIPOを見ると、餃子居酒屋運営のNATTY SWANKY<7674>が公開価格比+20.2%、光回線サービス等の東名<4439>が+27.8%とおおむね2~3割高の初値を付けている。
同社は、オフィス空間のデザインの提供を柱として、企業ロゴや会社案内といった印刷物等のグラフィックデザイン、企業のコーポレートサイトやリクルーティングサイトといったWEBデザイン等も併せて提供することで顧客の企業価値の向上を図るデザイナーズオフィス事業を行っている。
前期実績で売上高の99.7%を占めるデザイナーズオフィス事業は、IT企業を中心にベンチャー企業をはじめとする中小企業から大手上場企業までを幅広く展開している。顧客のオフィスの移転や改装のニーズに対し、オフィス空間の設計デザインから施工までをワンストップで提供するほか、設計デザイン等部分的にも顧客のニーズに応じて、柔軟に提供している。
5,000件を超える実績・ノウハウがある。VISビル事業は、スタートアップ企業向けのテナント賃貸やレンタルオフィス、コワーキングスペースを提供する計画。1月には大阪府大阪市でVISビルの建設工事を開始した。
業績面について、2020年3月期は売上高が前期比5.6%増の91.5億円、経常利益が同8.5%減の8.3億円と増収減益の見通しとなっている。東京都心を中心に新たなオフィスビルの竣工も控え、引き続きオフィス移転や増床の需要は堅調に推移するとみられている。一方で売上原価や販管費も増え、減益となる見込み。
想定仮条件水準の今期予想PERは12~13倍程度となる。コンストラクションマネジメントの明豊ファシリティワークス<1717>やディスプレイ大手の乃村工藝社<9716>と比べ特段違和感のない水準。なお、同社に先立ち3/17に新規上場するドラフト<5070>も類似企業として挙げられるだろう。期末配当は1株当たり13.2円を予定。配当性向20%を基準にしているという。
公開規模については18億円前後となる見込み。中村勇人社長とその資産管理会社が発行済株式の95.3%を保有しており、ベンチャーキャピタル株主は見当たらない。また、前述のとおり3/25に同時上場する企業もない。ただ、新型肺炎の感染拡大を受けて株式相場の不安定感が強まっている点は懸念材料となる。
◆「ヴィス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
大和証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
SMBC日興証券[最短3日で取引可能] | ||||||
マネックス証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岩井コスモ証券[最短3日で取引可能] | ||||||
auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)[最短4日後に取引可能] | ||||||
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ
■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
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※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2025年2月1日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
23社 52社 |
19社 52社 |
24社 47社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
397万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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【関連記事】 ◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ! ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
11社 76社 |
21社 91社 |
13社 89社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1367万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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【関連記事】 ◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実 ◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社! |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。 |
【2025年2月1日時点】
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◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 54社 |
0社 61社 |
0社 65社 |
100%:1単元1票の平等抽選 | 1200万 ※ |
【ポイント】 ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。 ※口座数は2025年1月末時点 |
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【関連記事】 ◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ! 投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実! ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
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◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 55社 |
0社 70社 |
0社 55社 |
70%以上:1人1票の平等抽選 | 162万 |
【ポイント】 年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。 |
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【関連記事】 ◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう! ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! |
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◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
1社 50社 |
0社 53社 |
0社 61社 |
100%:1人1票の平等抽選 | 268万 |
【ポイント】 毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。 |
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【関連記事】 ◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ! |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 49社 |
0社 49社 |
0社 38社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 90%以下:取引実績による優遇抽選 |
46万 |
【ポイント】 以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。 |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 37社 |
0社 44社 |
0社 42社 |
70%:1人1票の平等抽選 30%:優遇抽選 |
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【ポイント】 大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。 |
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【関連記事】 ◆「スマホ証券」の手数料やおすすめポイントを比較!「LINE証券」「大和コネクト証券」「STREAM」など、株初心者でも使いやすいスマホ特化の証券会社を紹介 ◆1株(単元未満株)から株が買える証券会社を比較! 株初心者でも“少額で株式投資を始められる”証券会社の売買手数料や取扱商品、おすすめポイントを解説! |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 35社 |
0社 42社 |
0社 37社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 34万 |
【ポイント】 IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。 |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 20社 |
0社 26社 |
0社 23社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 178万 |
【ポイント】 五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。 ※2025年2月1日から名称変更。 |
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【クレカ積立の還元率は「最大3%」とネット証券トップクラス!】 |
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。 |