IPO株の銘柄分析&予想

「コマースOneホールディングス」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のECプラットフォーム関連企業との比較や予想まで解説![2020年5月22日 情報更新]

2020年3月4日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 【上場延期⇒再上場決定】コマースOneホールディングス
市場・コード/業種 東証マザーズ・4496/情報・通信業
上場日 4月9日
申込期間(BB期間) 3月24日~3月30日
おすすめ証券会社 大和証券松井証券SBI証券DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) -円(-%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

その他のIPO銘柄の情報はこちら!

※2020年3月31日、コマースOneホールディングスは「新型コロナウイルスの世界的な感染拡大及び国内においても収束が見通せない状況並びに原油価格の急落等を受けた最近の株式市場の動向等諸般の事情を総合的に勘案し」た結果、募集株式発行並びに株式売出しを中止し、それにともなう上場手続きの延期を発表しました。今後の上場に向けたスケジュールは未定ですが、新たな情報が公開され次第、記事を更新します。
   ↓↓↓
コマースOneホールディングスは、2020年5月22日、再度上場承認され、2020年6月26日にIPO(新規上場)することが決定した。詳細はこちらの記事を参照。
「コマースOneホールディングス」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のECプラットフォーム関連企業との比較や予想まで解説!

コマースOneホールディングスが4月9日にIPO(新規上場)!

「コマースOneホールディングス」の公式サイトより

 コマースOneホールディングスは、2020年3月4日、東京証券取引所に上場承認され、2020年4月9日にIPO(新規上場)することが決定した。

 コマースOneホールディングスは2006年8月1日に設立された。ECサイト運営を支援するサービスをSaaS(Software as a Service)形式にて提供するECプラットフォーム事業を国内中堅・中小ECサイト運営企業向けに展開している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

コマースOneホールディングスのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 3月23日
ブックビルディング(抽選申込)期間 3月24日~3月30日
公開価格決定 3月31日
購入申込期間 4月2日~4月7日
払込日 4月8日
上場日 4月9日

コマースOneホールディングスのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2020年3月24日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
大和証券(主幹事)
[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
みずほ証券  
いちよし証券  

コマースOneホールディングスのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1690
仮条件
[予想PER(※2)
1180~1350円
18.0倍~20.6倍]
公募価格
初値
初値騰落率 %
予想トレーディングレンジ(※3) 1000円~2500円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2020年3月18日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 26.4倍
GMOペパボ<3633> 12.2倍(連)
テモナ<3985> 51.5倍(連)
Eストアー<4304> 15.6倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

コマースOneホールディングスの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 385万1700株(予定)
公開株式数 公募24万株  売出38万4200株
(オーバーアロットメントによる売出9万3600株)
想定公開規模(※1) 13.2億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

コマースOneホールディングスは
ECプラットフォーム関連事業を展開

 ECプラットフォーム関連事業を展開する。連結子会社の(株)フューチャーショップでは、ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」の提供を行っており、2019年3月末時点で2,400以上の店舗での利用実績がある。(株)ソフテルでは受注在庫管理ソフトウェア「通販する蔵」などを提供し、(株)TradeSafeではトラストマークの認証業務等を行う。

 時流に乗るECプラットフォーム企業のIPOであり、公開規模もさほど荷もたれ感のない水準となっている。一方、現在のIPO環境では公開規模10億円レベルでも初値を大きく伸ばすのは難しい。同社は純投資目的とみられる株主が散見され、上場後の株式需給にも不安がある。

 公開規模については10億円台前半となる見込み。4/9はステムセル研究所<7096>が同時上場するため、初値買いの分散も想定される。

◆「コマースOneホールディングス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
大和証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短3日後に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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コマースOneホールディングスの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2016/3 93
(―)
3
(―)
23
(―)
2017/3 213
(128.6%)
123
(3651.5%)
129
(447.6%)
2018/3 123
(-42.2%)
28
(-77.1%)
68
(-47.0%)
2019/3 242
(96.4%)
161
(471.1%)
225
(227.3%)
2020/3予
(―)

(―)

(―)
2017年9月1日付で会社分割を実施し、純粋持株会社体制へ移行
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2018/3 1,665
(―)
280
(―)
232
(―)
2019/3 1,952
(17.2%)
357
(27.6%)
294
(26.5%)
2020/3予 2,144
(9.8%)
361
(1.0%)
252
(-14.4%)
2019/12 3Q 1,604
(―)
338
(―)
234
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:65.43円/-円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

コマースOneホールディングスの業績コメント

  2020年3月期の業績は、売上高が前期比9.8%増の21.4億円、経常利益が同1.0%増の3.6億円と増収増益の見通しとなっている。

 インターネット通信販売領域においては、国内BtoC-EC市場は、急激な市場規模の拡大には一服感はあるもののEC化率の継続的な上昇と相まって継続的な成長を見せている。また人材不足などにより、前年度より引き続いて宅配・物流領域での課題はあるものの、SNSの活用やスマートフォン経由の取引が増加するなど、引き続き国内EC市場全体は堅調に成長を続けている。

 加えて2020年春には次世代移動通信システムである5Gの国内でのサービスも開始される予定で、ECにおけるスマートフォン活用の可能性はますます大きくなることが予想される。EC業界を取り巻く環境変化は著しく、また競合他社の攻勢も激しくなっている。

 それらに迅速にかつ的確に対応していくことが同社グループにとって大きな課題となっている。このような状況のなか、主要な事業子会社である(株)フューチャーショップ及び(株)ソフテルの2社においてそれぞれのGMV、契約件数、1契約当りGMVは順調に拡大しており、業績は堅調に推移している。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高16.0億円で74.8%、経常利益3.3億円で93.6%となっている。

コマースOneホールディングスの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都千代田区四番町6番地 東急番町ビル
代表者名(生年月日) 代表取締役 岡本 高彰(昭和43年8月26日生)
設立 平成18年8月1日
資本金 1億円(令和2年3月4日現在)
従業員数 新規上場会社4人 連結会社113人(令和2年1月31日現在)
事業内容 ECプラットフォーム関連事業
■売上高構成比率(2019/3期 実績)
品目 金額 比率
ECプラットフォーム事業 1,952 百万円 100.0%
合計 1,952 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 岡本 高彰 122万1900株 33.83%
2 Asian Asset Acquisition Pte., Ltd. 90万3000株 25.00%
3 株式会社フューチャースピリッツ 54万1500株 14.99%
4 株式会社オプトホールディング 42万9000株 11.88%
5 星野 裕子 19万6200株 5.43
6 越智 哲生 8万4000株 2.33%
7 北川 輝信 7万5000株 2.08%
8 熊谷 儀七 6万8100株 1.89%
9 NIFSMBC-V2006S3投資事業有限責任組合(SMBC VC) 3万6000株 1.00%
10 オリックス株式会社 3万株 0.83%
合計   358万4700株 99.25%
■その他情報
手取金の使途 (株)フューチャーショップの新機能拡充及び(株)ソフテルの「通販する蔵」カスタマイズの効率化などの機能拡充のためのソフトウェア開発資金、事業拡大に係るグループ人材開発、残額を金融機関に対する借入金の返済資金に充当する予定
関係会社 株式会社フューチャーショップ (連結子会社) ASPカートを中心にECインターフェース構築・運用アプリ ケーションサービスをSaaS方式で提供
株式会社ソフテル (連結子会社) ECサイトの多店舗バックヤードを一元管理するシステムを顧客ニーズに合わせてカスタマイズしクラウドサービスで提供
株式会社TradeSafe (連結子会社) ECサイトの認証サービス及びデータ解析に基づく経営補助ツールの提供
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
◆「コマースOneホールディングス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
大和証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短3日後に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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コマースOneホールディングスの銘柄紹介

 同社グループ(同社及び同社の関係会社)は、同社が持株会社として連結事業子会社である(株)フューチャーショップ、(株)ソフテル、(株)TradeSafeの3社を統括している。各連結事業子会社は、ECサイト運営を支援するサービスをSaaS形式にて提供するECプラットフォーム事業を国内中堅・中小ECサイト運営企業向けに展開している。

 各連結事業子会社の運営する事業は、ECサイト運営支援という観点で密接につながっており、また一部各社で類似したサービスも提供しているという背景から、同社グループの運営する事業はECサイト運営事業者に必要なサービスをワンストップで提供する「ECプラットフォーム事業」の単一セグメントとしている。

(1)フューチャーショップ

 フューチャーショップでは、中小・中堅企業を中心としたECサイト運営事業者向けにSaaS型にてECサイト構築プラットフォーム「futureshop」の提供を行っており、2019年3月末時点で2,400以上の店舗での利用実績がある。当サービスは月額利用料2万2000円をベースとして、多様化する消費者嗜好をとらえたECサイト構築ができるようにSaaS型プラットフォームでありながらECサイトの要素一つひとつを「パーツ」単位に分割し各パーツを組み合わせた表現を可能にし、デザインのカスタマイズ性、更新性を高めた。加えて導入後に、コンバージョン率やリピート率を高めるためのデータ解析やカスタマーサポートを通じたサイト改善提案を実施することで、ECサイトの流通額拡大に寄与している。

(2)ソフテル

 EC用の多店舗の受注在庫などを一元管理できるパッケージソフトウェア「通販する蔵」を中心に、「出店する蔵」「レジする蔵」「ロジする蔵」といったECサイト・POS・物流管理の各システム連携を備えたカスタマイズを、サーバー内に契約顧客専用のアクセス先を設定するプライベートクラウド型での提供を行っている。

(3)TradeSafe

 トラストマークの認証業務のほか、ECサイト構築における助言を行っている。なおTradeSafeは国際提携であるWorld Trustmark Allianceに加盟し、1999年のOECDのガイドラインに沿った「トラストマーク運営事業者のためのガイドライン」をもとに加盟企業共通審査を行っている。ECサイトの法令順守状況、運営事業者の実在性、サイト運営のクオリティ等を総合的に検証の上認証を付与している。

 また、2013年12月より自社開発のEC受注状況分析ツール「ECnote」をリリースして販売を開始した。当グループのソフテルをはじめ複数のECバックヤード管理システム供給業者により取り扱われている。

コマースOneホールディングスの投資のポイント

 時流に乗るECプラットフォーム企業のIPOであり、公開規模もさほど荷もたれ感のない水準となっている。ECプラットフォーム企業のIPOでは、昨年10月上場したBASE<4477>が公開価格比-6.9%という軟調な初値を付けた。ただ、これは100億円を超える公開規模や赤字ベンチャーに対する警戒感が背景にあったと考えられる。その後の株価は大きく値上がりする場面もあり、ECプラットフォーム企業の人気の高さが窺える。

 一方、現在のIPO環境では公開規模10億円レベルでも初値を大きく伸ばすのは難しい。同社は純投資目的とみられる株主が散見され、上場後の株式需給にも不安がある。今期業績予想も成長企業として評価するにはやや物足りない印象。

 同社グループは、ECサイト運営を支援するサービスをSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)形式にて提供するECプラットフォーム事業を国内中堅・中小ECサイト運営企業向けに展開している。連結子会社の(株)フューチャーショップでは、ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」の提供を行っており、2019年3月末時点で2,400以上の店舗での利用実績がある。

 月額利用料2万2000円をベースとして、ECサイトの要素一つひとつをパーツ単位に分割し各パーツを組み合わせた表現を可能にし、デザインのカスタマイズ性、更新性を高めている。加えて導入後にサイト改善提案を実施することで、ECサイトの流通額拡大に寄与している。

 (株)ソフテルでは、EC用の多店舗の受注在庫などを一元管理できるパッケージソフトウェア「通販する蔵」を中心に提供している。(株)TradeSafeでは、トラストマークの認証業務のほか、ECサイト構築における助言を行っている。代表取締役の岡本高彰氏はオプト(オプトHD<2389>)出身。

 業績面について、2020年3月期は売上高が前期比9.8%増の21.4億円、経常利益が同1.0%増の3.6億円と増収増益の見通しとなっている。2018年9月に新CMS(コンテンツ管理システム)機能として導入した「commerce creater」の効果が期待されるという。ただ、人件費や上場関連費用の増加により営業利益は同9.4%減の2.8億円となる見込み。

 想定仮条件水準の今期予想PERは24~27倍程度となる。類似企業のなかでもBASEは赤字段階、テモナ<3985>は利益水準が落ち込む局面にあり、比較対象としづらい。その他と比べると割安な印象は乏しい。

 公開規模については10億円台前半となる見込み。第2位株主は投資会社(90万3000株保有、上場時発行済株数の23.4%)となっており、上場日後90日経過または公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除される。また、4/9はステムセル研究所<7096>が同時上場する(ロコガイドは上場取り止め)ため、初値買いの分散も想定される。

◆「コマースOneホールディングス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
大和証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短3日後に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
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