IPO株の銘柄分析&予想

「ポピンズホールディングス」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の在宅サービス、保育・学童施設運営企業との比較や予想まで解説![2020年12月24日 情報更新]

2020年11月16日公開(2022年9月20日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 ポピンズホールディングス
市場・コード/業種 東証一部・7358/サービス業
上場日 12月21日
申込期間(BB期間) 12月4日~12月10日
おすすめ証券会社 大和証券SBI証券SMBC日興証券DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 2679円(-6.00%)
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ポピンズホールディングスが12月21日にIPO(新規上場)!

「ポピンズホールディングス」の公式サイトより

 ポピンズホールディングスは、2020年11月16日、東京証券取引所に上場承認され、2020年12月21日にIPO(新規上場)することが決定した。

 ポピンズホールディングスは2016年10月3日に設立された。「在宅サービス事業(ナニー及びベビーシッター、介護、家事支援)」、「エデュケア事業(保育・学童施設の運営)」、「その他サービス事業(教育研修・調査事業、人材紹介・派遣事業、高齢者向けデイサービス施設等の運営事業)」を行っている。 

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ポピンズホールディングスのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 12月2日
ブックビルディング(抽選申込)期間 12月4日~12月10日
公開価格決定 12月11日
購入申込期間 12月14日~12月17日
払込日 12月18日
上場日 12月21日

ポピンズホールディングスのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2020年12月14日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
大和証券(主幹事証券)
[最短翌日に取引可能]
91.3
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
4.3
公式サイトはこちら!
SMBC日興証券
[最短3日で取引可能]
1.7
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
みずほ証券 2.6  

ポピンズホールディングスのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 2850
仮条件
[予想PER(※2)
2650~2850円
[25.4倍~27.3倍]
公募価格 2850円
初値 2679円
初値騰落率 -6.00%
予想トレーディングレンジ(※3) 1900円~3500円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2020年12月1日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 17.7倍
JPHD<2749> 21.4倍(連)
グローキッズ<6189> 13.6倍(連)
テノ.<7037> 8.2倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割高と判断できる。

ポピンズホールディングスの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 978万株(予定)
公開株式数 公募110万株  売出215万株
(オーバーアロットメントによる売出48万7500株)
想定公開規模(※1) 106.5億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

ポピンズホールディングスはシッター派遣・保育施設運営など

 ベビーシッター派遣等を中心とした在宅サービス事業及び保育・学童施設等の運営を行うエデュケア事業等を展開する。「ポピンズ ナニーサービス」は過去10年で会員数が約5倍に増え、2019年には1万4929人。「ポピンズシッター」はオンライン型ベビーシッターサービスで、利用登録者数が月間約400名増加。

 東証1部への直接上場に必要な時価総額250億円をクリアするのにぎりぎりの価格設定となっており、公開価格決定まで動向を注視する必要があるだろう。「子育て支援」という政策の追い風は期待されるものの、他の保育関連銘柄との比較で割安感は乏しい。

 公開規模については100億円強となる見込み。東証1部上場案件としてなら比較的小さいが、個人投資家に需給懸念を意識させるには十分な大きさ。12/21はいつも<7694>が同時上場する。

◆「ポピンズホールディングス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
大和証券[最短翌日に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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ポピンズホールディングスの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2016/12 119
(―)
119
(―)
73
(―)
2017/12 833
(600.0%)
325
(173.1%)
219
(200.0%)
2018/12 883
(6.0%)
295
(-9.2%)
147
(-32.9%)
2019/12 1,454
(64.7%)
440
(49.2%)
300
(104.1%)
2020/12予
(―)

(―)

(―)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2018/12 17,127
(―)
998
(―)
222
(―)
2019/12 21,548
(25.8%)
1,360
(36.3%)
900
(305.4%)
2020/12予 22,814
(5.9%)
1,533
(12.7%)
1,020
(13.3%)
2020/9 3Q 16,835
(―)
1,086
(―)
722
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:104.29円/35.00円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

ポピンズホールディングスの業績コメント

 2020年12月期の業績は、売上高が前期比5.9%増の228.1億円、経常利益が同12.7%増の15.3億円と増収増益の見通しとなっている。

 同社グループが事業展開しているベビーシッター業界、介護業界、保育業界においては、対面のサービス提供であることから新型コロナウイルス感染症によるサービス利用の停止・自粛の影響を大きく受けている。在宅サービス事業(チャイルドケアサービス事業)においては、自治体からの要請による保育園休園や登園自粛の影響で、多くの働く保護者が育児をしながらの在宅勤務を余儀なくされることとなり、政府による5月末までの緊急事態宣言の延長を受け、困難を感じている多くの保護者に対し、既存の顧客へのサービス提供及び新規の顧客からの入会受付を順次再開する方針を公表した。

 その後、緊急事態宣言が解除されて以降は、業績へのマイナス影響は緩和に向かったが、7月以降、感染拡大の第二波影響が深刻化するなどの懸念が一時的に高まった結果、保護者からのサービス利用状況の回復スピードが再び抑制された。しかし、9月以降は新型コロナウイルス感染症の感染者数も東京都内の1日あたり新規陽性者数(7日間移動平均)が安定的に200人を下回って推移するなど、その懸念は落ち着きつつあり、業績へのマイナス影響も徐々に緩和された。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高168.3億円で73.7%、経常利益10.8億円で70.8%となっている。

ポピンズホールディングスの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都渋谷区広尾五丁目6番6号
代表者名(生年月日) 代表取締役会長 中村 紀子(昭和24年5月26日生)
設立 平成28年10月3日
資本金 9000万円(令和2年11月16日現在)
従業員数 新規上場会社40人 連結会社2806人(令和2年10月31日現在)
事業内容 ベビーシッター派遣等を中心とした在宅サービス事業及び保育・学童施設等の運営を行うエデュケア事業等
■売上高構成比率(2019/12期 実績)
品目 金額 比率
在宅サービス事業 3,220 百万円 14.9%
エデュケア事業 17,411 百万円 80.8%
その他 916 百万円 4.3%
合計 21,548 百万円 100.0%
■大株主上位8位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 株式会社スピネカ 396万株 48.29%
2 轟 麻衣子 172万株 20.98%
3 中村 紀子 152万株 18.54%
4 軣 怜大 30万株 3.66%
4 軣 有紗 30万株 3.66
6 森 榮子 24万株 2.93%
7 杉本 五十洋 12万株 1.46%
8 中村 靖 4万株 0.49%
合計   820万株 100.00%
■その他情報
手取金の使途 同社の基幹システム開発資金、借入金の返済資金、連結子会社である(株)ポピンズおよび(株)ウィッシュへの投融資資金として充当する予定
関係会社 株式会社ポピンズ (連結子会社) 在宅サービス事業、エデュケア事業、その他
株式会社ポピンズシッター (連結子会社) 在宅サービス事業
株式会社保育士GO (連結子会社) その他
株式会社ウィッシュ (連結子会社) エデュケア事業、その他
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
◆「ポピンズホールディングス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
大和証券[最短翌日に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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ポピンズホールディングスの銘柄紹介

 同社グループ(同社及び同社の関係会社)は、同社、連結子会社((株)ポピンズ、(株)ポピンズシッター、(株)ウィッシュ、(株)保育士GO)、非連結子会社Poppins U.S.A., Incorporatedの計6社(2020年11月16日時点)により構成されており、「在宅サービス事業(ナニー及びベビーシッター、介護、家事支援)」、「エデュケア事業(保育・学童施設の運営)」、「その他サービス事業(教育研修・調査事業、人材紹介・派遣事業、高齢者向けデイサービス施設等の運営事業)」を行っている。

1. 在宅サービス事業

(1)チャイルドケアサービス事業(ナニーサービス)

 「ポピンズ ナニーサービス」は、ナニーを派遣する事業であり、『働く女性の支援』という想いを掲げて立ち上げた同社グループの創業以来の事業である。ナニーとは、英国では国家資格となっており、おむつ交換や授乳などの基本的な身の回りの世話はもちろん、送迎や教育、しつけなどを親に代わって行う子育てのプロフェッショナルである。ポピンズナニーサービスは顧客のニーズに応える24時間365日、当日オーダーに100%対応できるよう取り組んでいる。その結果、過去10年でナニーサービスの会員数は約5倍に増えている。

(2)チャイルドケアサービス事業(ベビーシッターサービス)

 ポピンズシッターは、スマートフォンやPCからベビーシッターを検索、プロフィールや写真・動画、評価・口コミなどを参考に、利用者に合ったベビーシッターを選んで必要な時間単位での予約が可能となっている。登録ベビーシッターは、保育士・幼稚園教諭・助産師・看護師などの有資格者と保育・子育て経験者などから構成されており、厳しい選考を経て研修を受講している。ポピンズシッターは、公益社団法人全国保育サービス協会に加盟する唯一のオンライン型ベビーシッターサービスであり、ナニーサービスと並び、内閣府ベビーシッター割引券の利用が認められているほか、東京都港区や渋谷区をはじめとする31自治体のベビーシッター助成の対象としても認定されている。現在、月間約400名の利用登録者が増加している。

(3)シルバーケアサービス事業

 1996年にスタートした高齢者在宅ケア事業は、介護保険サービス及び介護保険適用外のVIPケアサービスを提供している。主に会員制のVIPケアサービスに力を入れており、介護保険適用外の在宅ケアサービスを希望される顧客に、介護や看護の有資格者のみでなく、高齢者心理、ホスピタリティ、料理、秘書など様々なスキルセットを持つ人材を、同社にて登録・研修し、顧客のニーズに応えるサービスを提供している。また、法人向けの介護コンサルティングサービスも行っている。

2. エデュケア事業(保育・学童施設の運営)

 同社グループのエデュケア事業は、「認可保育事業」と「認可外保育事業」の2つに分かれており、様々なニーズに応えた施設サービスを展開している。同社のエデュケア事業の特徴は、三大都市圏(東京・大阪・名古屋)以外の地方主要都市(札幌、仙台、福岡等)も含め、保育施設から学童施設まであらゆる形態の施設をフルラインで運営しており、保護者の多様なニーズに応えられる点にある。

3. その他サービス事業

 同社グループがこれまで培ってきた乳幼児教育ノウハウや海外の最先端の教育施設等との親密なネットワークを活かした国内研修、海外研修、及び調査・研究事業のサービスを提供している。

ポピンズホールディングスの投資のポイント

 公開規模は東証1部上場案件のなかで見ると比較的小さいが、個人投資家に需給懸念を意識させるには十分な大きさ。そもそも東証1部への直接上場に必要な時価総額250億円をクリアするのにぎりぎりの価格設定となっており、他の保育関連銘柄との比較で割安感に乏しいこともあり、公開価格決定まで動向を注視する必要があるだろう。

 「子育て支援」という政策の追い風は期待されるものの、昨今の新型コロナウイルス感染拡大で保育所運営会社の株価は上値が重く、同社の初値にも影響を与える可能性がある。ただ、ベビーシッターサービスは需要が増えてきており、今後の市場拡大も見込まれるため、中長期的な成長に期待する見方も出てきそうだ。

 同社グループは、「在宅サービス事業」(前期実績で売上高の14.9%)、「エデュケア事業」(同80.8%)、「その他サービス事業」(同4.3%)を展開する。在宅サービス事業では、ナニー及びベビーシッターを中心とした在宅保育サービス、高齢者向け在宅ケアサービス、家事支援サービスを提供。「ポピンズ ナニーサービス」(ナニー派遣)は過去10年で会員数が約5倍に増え、2019年には1万4929人となっている。「ポピンズシッター」はオンライン型ベビーシッターサービスで、利用登録者数が月間約400名増加している。

 エデュケア事業では保育・学童施設の運営を行っており、2020年10月末のグループ運営施設数は、認可保育所67、認証保育所36、認定こども園1、事業所内保育所87(うち企業主導型47)、学童・児童館89、その他42。事業領域の拡大やデジタルトランスフィーメーションにも取り組む。従業員は連結で2,806名。

 業績面について、2020年12月期は売上高が前期比5.9%増の228.1億円、経常利益が同12.7%増の15.3億円と増収増益の見通しとなっている。セグメント別売上高は在宅サービス事業が同18.1%減の27.6億円、エデュケア事業が同9.9%増の191.3億円など。エデュケア事業では認可保育所7施設をはじめとする合計20 施設の新規開設を予定している。幼児教育無償化の影響もあって保育所需要は引き続き堅調。前期実施した企業買収も通期で業績寄与してくる。

 想定仮条件水準の今期予想PERは26~28倍程度。類似の保育関連銘柄はおおむね10~20倍となっており、割高と受け止める向きも少なからずあるだろう。期末配当は1株当たり35.0円の予定で、安定した配当を継続して実施していくことを基本方針としている。

 公開規模については100億円強となる見込み。中村紀子会長と轟麻衣子社長、資産管理会社で発行済株式の大半を保有しており、ファンドの出資は見当たらない。ただ、12/21はEC支援のいつも<7694>が同時上場するため、成長イメージを重視する個人投資家の初値買いはいつもに向かいやすいかもしれない。

◆「ポピンズホールディングス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ!
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SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社!
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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松井証券の公式サイトはこちら
マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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