NISA入門

「ジュニアNISA」の予約受付・キャンペーン開始!ジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)のメリットと使い方、ネット証券のサービスを紹介!

2015年11月12日公開(2022年3月29日更新)
久保田正伸
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少額投資非課税制度(NISA)は2014年から開始されたが、2016年4月からは、未成年者少額投資非課税制度(ジュニアNISA)の取引が開始される。それに先立ち、ネット証券各社(カブドットコム証券、マネックス証券、松井証券、楽天証券、SBI証券)では、ジュニアNISA口座の予約申込み受付、未成年口座のキャンペーンなどを開始している。そこでジュニアNISAのメリットや使い方、ネット証券各社のサービスについて紹介しよう。

>>ジュニアNISAの最新情報はこちら!

ジュニアNISAは非課税のメリットを活かし
教育費や子供の資産形成に使いたい

 ジュニアNISAのメリットは、成人向けNISAと同様で、株式投資や投資信託で得られる売却益・配当・分配金が非課税になる点だ。なお、通常口座の場合は20%課税となる。

 ジュニアNISAは、主に子供の将来の資産形成のために創設された。実際にどういった使い方ができるのか、3つの例を紹介しよう。

【1.大学などの教育費】 

 子育てでもっともお金のかかる教育費、特に高額の費用がかかる大学に通う費用をまかなう目的の利用が考えられる。ジュニアNISAは18歳まで払出し制限があり(後ほど詳述)、途中で気軽に資金を引き出せない。いつでも引き出せるまとまったお金は、つい手を出して使ってしまう。その点、ジュニアNISAなら、子供のために強制的に資金を運用できる。

【2.投資教育】

 子供に早い時期から投資について学ばせる目的でも利用できる。ただし、ジュニアNISAは取引主体が親権者となる。親権者が取引を行うのだから、払出しが自由な夫婦のNISA口座を利用する手も考えられる。

 また、未成年自身が運用したいなら、非課税ではないが「未成年口座」を利用する手もある。たとえば、SBI証券の未成年口座では、15歳以上ならば未成年が自分で運用してもいい。ただし、未成年口座が開設できない証券会社もある。

【3.贈与税対策】

 生前贈与は年間110万円までなら贈与税がかからない。そこで、祖父母が孫のために毎年少しずつ贈与していく、といった利用が考えられる。年間110万円以下贈与、年間80万円以内のジュニアNISA投資を組み合わせれば、贈与税と、株や投資信託の税金、ダブルで節税が可能だ(ただし、株価や投資信託の価格変動リスクは伴う)。

 なお、松井証券は、10月31日から未成年口座を対象とした「現金贈与支援サービス」を開始した。松井証券の口座で親権者から未成年者に、会員画面上の操作のみで現金や株式を贈与できる(手数料無料)。さらに、贈与税の申告書類を簡単に作成できる報告書も発行してくれる。

ジュニアNISAでは18歳まで払出しが制限される

 ジュニアNISAと成人向けNISAの違いを【図表1】にまとめた。ジュニアNISAには、運用資金が子や孫に利用されるために作られたルールがある。それが、口座からの出金・出庫が原則的にできない「払出し制限」だ。運用資金は口座名義人が18歳以降に払出しが可能となる。

【図表1】NISAとジュニアNISA
項目
ジュニアNISA
NISA
年齢
0~19歳
20歳以上
年間投資上限
80万円
120万円 *1
投資期間
2016年4月~2023年まで
2023年まで
非課税期間
投資した年から最長5年 *2
運用管理
親権者等
本人
対象商品
上場株式、公募株式投信等
払出し
18歳まで払出し制限
自由
金融機関変更
不可
年単位で可
*1 2015年までは100万円。2016年以降120万円。 *2 ジュニアNISAについては2023年以降に非課税期間が終了する場合、終了時点で時価が80万円分までは20歳まで非課税で保有できる。

 

 細かく言えば払出し制限は、3月31日時点で18歳になっている年の前年の12月末まで。つまり一般的に高校を卒業する年の1月に払出しが可能となるため、たとえば、大学入学でかかる費用に運用資金を充てることができる。

 なお、18歳以前に払出す場合は、ジュニアNISA内のすべての資産を払出す必要があり、過去の取引も含め、ジュニアNISA口座のすべての利益に対して課税される。ただし、災害時などやむをえない場合は非課税での払出しができる。

ジュニアNISAの非課税枠は20歳になるまで有効

 ジュニアNISAでの非課税の投資額は上限が毎年80万円だが、この金額は投資額であり残高ではない点がポイントだ。2016年にA銘柄に60万円投資した例で説明しよう。

(1)60万円投資で残りの非課税枠(残額)は20万円(80万円-60万円)。

(2)その後、2016年内にA銘柄が70万円に値上がりしても残額は20万円のまま。

(3)2016年内にA銘柄を売却しても残額は20万円のまま(非課税枠の再利用はできない)。

(4)残額の翌年繰り越しはできない。残額20万円を2016年内に使わなくても、2017年の非課税枠は80万円と例年どおり。

 株や投資信託は、5年間の非課税期間で継続保有ができる。たとえば、2016年に購入した株の非課税期間は2020年までの5年間となる。非課税期間が終了した場合、翌年(2021年)の非課税枠に80万円を上限として移管できる。

 ジュニアNISA制度は2023年までだが、その後も口座名義人が20歳になるまではすでに投資した分について、毎年80万円を上限として非課税投資を継続できる。また、翌年の非課税投資枠に移管しない場合、課税口座に移管して、保有し続けてもいい。子供が20歳になるとジュニアNISAから成人向けのNISAへ自動的に移行する。

ジュニアNISA予約やキャンペーンはすでに始まっている!

 ジュニアNISA口座を開設する場合、証券会社によっては、親も同じ証券会社に口座を持っていなければならない

 ジュニアNISAの口座開設受付は2016年の1月からだが、予約受付はすでに始まっている証券会社もある【図表2】。2015年10月からマイナンバーの通知が始まったが、マイナンバーはジュニアNISA口座開設でも必要となる。

【図表2】ネット証券各社のジュニアNISAサービスとキャンペーン
1   カブドットコム証券(予約申込み受付中)
【手数料・割引制度】ジュニアNISA制度期間中、ジュニアNISA口座での株式買付手数料無料。ジュニアNISA口座開設者の特定/一般口座の現物株式売買手数料が割引になる「NISA割」適用。NISA割は、割引率は口座保有期間に応じて最大5%。
【キャンペーン内容】未成年口座を開設した未成年とその紹介者が対象。ただし、未成年証券口座の資料請求者(ご紹介者)と、未成年証券口座に登録した親権者(未成年後見人)が異なる場合はキャンペーン対象外。期間内に未成年証券口座の開設が完了し、5万円以上の投資信託、または外国債券の買付で、未成年者とその紹介者それぞれ現金3000円をプレゼント。期間は、2015年10月1日(木)~2015年12月30日(水) 。
証券会社(ネット証券)おすすめ人気ランキング!カブドットコム証券の公式サイトはこちら
2   マネックス証券(資料請求受付中)
【手数料・割引制度】通常手数料
【キャンペーン内容】「未成年口座開設キャンペーン株・投資信託の取引手数料キャッシュバック」実施中。新たに未成年口座(証券総合取引口座・20歳未満)を開設すると、国内株式・外国株式・投資信託の取引手数料を、未成年口座の開設から2015年12月30日(水)(約定日ベース)まで、全額キャッシュバックする。口座開設期間は2015年10月9日(金)~2015年11月30日(月)。
証券会社(ネット証券)おすすめ人気ランキング!マネックス証券の公式サイトはこちら
3   松井証券(受付中)
【手数料・割引制度】ジュニアNISA口座の株式手数料は恒久的に無料
【キャンペーン内容】「未成年口座新規開設キャンペーン」実施中。期間中に新規に未成年口座を開設すると、期間中の未成年口座における現物株式の取引手数料が全額キャッシュバックされる。期間は2015年10月1日(木)~2015年12月30日(水)。
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4   楽天証券(受付中)
【手数料・割引制度】ジュニアNISA口座内での国内株式ネット取引手数料が実質0円となる。投資信託については、特定口座、一般口座、ジュニアNISA口座、共通の手数料。
【キャンペーン内容】なし
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5   SBI証券(書類請求受付中)
【手数料・割引制度】国内株式(売・買)、海外ETF(買)の取引手数料が無料
【キャンペーン内容】2015年11年1日(日)~2015年11月30日(月)までにSBI証券の未成年口座を開設した人限定。2015年11月1日(日)~2015年12月30日(水)までに発生した国内株・外国株・投信の取引手数料を全額キャッシュバックする。
証券会社(ネット証券)おすすめ人気ランキング!SBI証券の公式サイトはこちら

 

 2016年1月から証券会社が税務署へ口座開設の申請を行った後、ジュニアNISA口座が開設される。実際の取引は2016年4月からだ。

 また、証券会社によっては、「未成年口座」のサービスを行っている。2015年中に未成年口座を開設しておくと、ジュニアNISA口座の開設手続きがスムーズになるだろう。すでに未成年口座では、手数料無料などのキャンペーンを行っている証券会社も多い【図表2】。来年の4月からと言わず、すぐに口座開設をして投資教育に利用してもいい。

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2024年にスタートした新制度を解説!
「新NISA」の取扱商品や売買手数料を徹底比較!

※表内のデータは、情報更新時に公表されている「新NISA」の情報をまとめたものです。
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つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
250本 無料 無料 1277本 0〜
0.5%
【SBI証券の新NISA口座のおすすめポイント】
ネット証券大手の一つで、新NISA口座では日本株の売買手数料無料に加えて、米国株式&海外ETFの売買手数料も無料!「つみたて投資枠」対象商品のほとんどの投資信託を取り扱っており、すべてノーロード(購入時手数料が無料)。投資信託の積み立ては「100円」から可能で、少額から始めたい人に対応。「毎月積立」だけでなく、「毎週積立」「毎日積立」も選べる。三井住友カードなどによるクレジットカード決済「クレカ積立」を利用すると、カードの種類やその他の条件によってポイントが貯まる。「投信マイレージ」では保有額に応じたポイントも獲得できる。「成長投資枠」では米国株、中国株、韓国株、ロシア株(受付停止中)、ベトナム株、インドネシア株、シンガポール株、タイ株、マレーシア株など海外株も豊富。単元未満株(1株から日本株が買える)「S株」は東証の全銘柄が対象で、成長投資枠で投資可能。売買手数料はゼロ円だ。「S株」では積立サービス「日株積立」を開始。株数指定(1 株単位)、金額指定(1000円以上、500円単位)で積立ができるようになった。カスタマーサービスセンターは「NISA・投信土日専用デスク」があり、週末も問い合わせに対応しているのも便利。「J.D.パワー2024年NISA顧客満足度調査 」<証券部門>にて、総合満足度ランキング1位を受賞した。
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つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
234本 無料 実質無料 1176本 0.73〜
1.1%
【マネックス証券の新NISA口座のおすすめポイント】
新NISA口座では日本株の売買手数料が無料なのに加えて、米国株、中国株の売買手数料もキャッシュバックで実質無料。マネックス証券は以前から米国株と中国株の取引に力を入れている証券会社で、新NISA口座でも米国株は約5000銘柄、中国株は2600銘柄以上が購入できる。「つみたて投資枠」の対象投資信託のラインナップも豊富。最低購入金額が原則100円で、少額からつみたてNISAを始めることができる。すべての投資信託の販売手数料が無料! 投資信託を保有すると、ほとんどの投資信託で年率0.03〜0.26%の「マネックスポイント」や「dポイント」がもらえる​のも嬉しい。ポイントはAmazonギフト券などに交換できる。しかも、投資信託の積立購入のときに「マネックスカード」や「dカード」で支払うと最大1.1%分のマネックスポイントやdポイントが貯まる単元未満株取引「ワン株」では買付手数料が無料。売却手数料も新NISA口座ならキャッシュバックされるので実質無料だ。2024年3月末から「ON COMPASS」がNISA成長投資枠での利用に対応した。「ON COMPASS」は2023年4月の金融庁公表調査、3年・5年リターンで1位を獲得したおまかせ資産運用サービスだ。
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つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
244本 無料 無料 1144本
【松井証券の新NISA口座のおすすめポイント】
株主優待名人の桐谷さんもおすすめするネット証券の一つ。新NISAでは、日本株や米国株の売買手数料が無料で、取り扱っているすべての投資信託の販売手数料も一括購入・積立購入を問わず0円!「つみたて投資枠」対象の投資信託の取扱本数も豊富だ。投資信託は「100円」から購入可能。積立タイミングは「毎月」「毎日」が選べる。投資信託の保有額に応じてポイントが付与され、dポイントやPayPayポイント、Amazonギフト券との交換が可能。低コストインデックス投信も含めた全銘柄がポイント還元対象となる「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」はお得感がある。投資信託のロボアドバイザー(利用料無料)では、新NISA対応のモデルポートフォリオ「成長投資コース」も用意されている。一般的なサポート電話とは異なり、専門のオペレーターが投資の意思決定を手助けしてくれる「株の取引相談窓口」(完全予約制)や、NISAに関する質問に答える「NISAサポートダイヤル」を開設。利用料は無料で画期的なサービスとなっている。オンラインの口座開設手続きでは、証券口座とNISA口座の同時開設申込ができるため、手間を省いてすばやい口座開設が可能だ。
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【「日本株」も「積立投資」もすべて売買手数料0円!】
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つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
240本 無料 無料 1269本 0.5〜
1.0%

【楽天証券の新NISA口座のおすすめポイント】
NISA口座数が500万口座(2023年11月末時点)で業界NO1。2024年の「J.D. パワーNISA 顧客満足度調査」<ネット証券部門>のランキングにおいて総合1位を受賞した。新NISA口座では日本株の売買手数料が0円なのに加えて、米国株式&海外ETFの売買手数料も無料!「つみたて投資枠」対象商品のほとんどの投資信託を取り扱っており、すべてノーロード(購入時手数料が無料)。投資信託の最低購入金額が「100円」のため、少額から積み立てられる。「つみたて投資枠」では「毎月積立」だけでなく「毎日積立」も選べる。また、ポイントプログラムが充実しており、「楽天カード」で決済する「クレカ積立」にすれば、毎月の積立額に応じて「楽天ポイント」が付与される。また、投資信託の保有額が一定額に達するとポイントがもらえる(一部対象外の商品あり)。積立代金を「楽天ポイント」で支払うことも可能だ。「成長投資枠」で買える海外株は、米国株、中国株、アセアン株。1株単位で売買する単元未満株「かぶミニ」は約1600銘柄の取引が可能。売買手数料は無料だが、リアルタイム取引(約750銘柄が対象)の場合は別途スプレッドが発生する。なお、単元未満株のリアルタイム取引に対応している証券会社はめずらしく希少だ。新NISAや資産作りに迷ったら相談窓口「withアドバイザー」が便利。楽天社員がアドバイスを行っている。現状の積立診断とプラスワン銘柄を提案してくれるロボアドバイザー「かんたん積立診断」も便利。2024年の「J.D. パワーNISA 顧客満足度調査」<ネット証券部門>のランキングにおいて総合1位を受賞した。

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■auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)⇒詳細情報ページへ
つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
238本 無料 無料 1130本 1.0%
【auカブコム証券の新NISA口座のおすすめポイント】​
新NISAでは、日本株や米国株の売買手数料が無料!「つみたて投資枠」の投資信託の種類も多く、「100円」から購入が可能なので投資初心者や資金に余裕のない人でも始めやすい。「au Payカード」で投資信託を積み立てると最大1%のPontaポイントが貯まるほか、投資信託の保有額に応じてもPontaポイントが貯まる(「au ID」の登録が必要)。500円から個別株が買える「プチ株」、プチ株や投資信託を毎月積立投資できる「プレミアム積立」も便利。通常「プチ株」の購入には手数料が発生するが、「プレミアム積立(プチ株)」の場合、買付手数料が無料。なお、NISA口座(成長投資枠)ならスポット取引でも売買手数料が無料となっており、コスト面でもお得だ。新NISA口座の開設者は特定口座での現物株式の取引手数料が最大5%割引になる「NISA割」がある(ただし「プチ株」「プレミアム積立」の場合は通常の手数料が必要)。
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つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
149本 137〜2200円
(約定代金による)
540
【SMBC日興証券の新NISA口座のおすすめポイント】
​​
2023年11月から投資信託情報サービス「日興の投信NISA」を開始。数多くの投資信託のなかからおすすめの21本に絞り込んでいるうえ、「なにごともバランスが大事よ」「私は世界の成長にかける」といったタイプごとに5〜6銘柄をピックアップしてくれるので、自分好みのNISA対応ファンドを選ぶ助けになる。SMBC日興証券では一部の投資信託で買付手数料が必要となるが、積立購入(投信つみたてプラン)の場合は全銘柄で買付手数料が原則無料となるので、上手に活用したい。
また、外国株式は、オンライントレードでは取引できないので注意しよう。単元未満株取引「キンカブ」は「100円以上、100円単位」の金額指定で株が買えるのがメリットで、dポイントでも株式投資ができる。「キンカブ」は売買手数料は無料で、100万円以下の買付ならばスプレッドも0%となっている(100万円超の買付時や売却時はスプレッド0.5~1.0%)。
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つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
91本 実質無料 332本
【岡三オンラインの新NISA口座のおすすめポイント】
2024年1月4日以降、新NISA口座では、日本株の売買手数料が全額キャッシュバックされ、実質無料に(上限なし)。投資信託は従来から購入手数料が無料となる「ZEROファンドプログラム」を行っているため、一括購入、積立買付とも手数料が無料だ。投信積立については、1銘柄あたり毎月100円から。低コストの人気ファンドを数多く取りそろえている。ファンド選びに迷った場合は、各自のリスク許容度に合わせた銘柄と投資割合を提案する「投信ロボ」が心強い。また、投資信託の平均保有残高が1000万円以上(プラチナ)、3000万円以上(プレミアゼロ)の場合は、信用取引の手数料が優遇されたり、IPOの当選確率がアップするサービスも提供している。単元未満株の取引も可能で取扱銘柄数も多いが、売買手数料は約定代金2万円まで220円、3万円まで330円、10万円まで660円(すべて税込)などだ。
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つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
37本 無料 112本
【GMOクリック証券の新NISA口座のおすすめポイント】
新NISA口座なら日本株の売買手数料が無料! 投資信託の取扱本数は多くないもののノーロード投信や信託報酬の低い投信が豊富だ。「100円」から積立が可能なのも魅力。GMOクリック証券は、ここ数年、急激に株式市場での売買代金シェアを増やし、個人投資家の支持を集めている。新NISA対応ではないがFXやCFDなど商品ラインアップが豊富なので、新NISAを入口にさまざまな投資に挑戦したい人におすすめ!
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つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
ETF ETF
サービス手数料:
資産残高の0.693〜0.733%(年率・税込)※
【ウェルスナビ(WealthNavi)の新NISA口座のおすすめポイント】
​​
国内外のETFに分散投資をするロボアドバイザー「ウェルスナビ」はNISA口座にも対応。5つの質問に答えるだけで最適なポートフォリオを提案し、毎月自動的に積立投資をしてくれるので、初心者でも簡単に効率的な運用を実行できる。2024年からの新NISAなら、つみたて投資枠と成長投資枠の両方で資産を購入することで最大で年360万円まで投資可能! 運用コストとしては、一般的な証券会社のような売買手数料ではなく、資産残高に対して決まった割合のサービス利用料を負担する形なので要注意。また、楽天証券と提携した「ウェルスナビ×R」も提供している。その場合、楽天カードや楽天キャッシュを利用し、楽天ポイントを貯めたり、楽天ポイントを利用した購入・積立が可能となる。

※ NISA口座に自動積立だけで入金した場合で試算した手数料。リスク許容度(ポートフォリオ)により異なる。また、各商品の値動きによりポートフォリオのバランスが崩れた場合は、手数料が表記の範囲を超えて変動する可能性がある。
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【新NISAおすすめ比較】ウェルスナビ(WealthNavi)の公式サイトはこちら
※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。※1 年会費無料のクレジットカードの場合。※2 1約定ごとプランで約定金額240万円までの売買手数料。

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