会社名(市場・コード) | インベスターズクラウド |
市場・コード/業種 | 東証マザーズ・1435/建設業 |
上場日 | 12月3日 |
申込期間(BB期間) | 11月16日~11月20日 |
おすすめ証券会社 | SBI証券、大和証券 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★★(最高★5つ) |
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
インベスターズクラウドのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 11月12日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 11月16日~11月20日 | |||||
公開価格決定 | 11月24日 | |||||
購入申込期間 | 11月26日~12月1日 | |||||
払込日 | 12月2日 | |||||
上場日 | 12月3日 |
インベスターズクラウドのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(幹事証券会社)
■幹事証券会社(2015年12月1日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
SBI証券(主幹事証券) [最短2日で口座開設可能] |
87.0% | |||||
大和証券 | 1.7% | |||||
みずほ証券 | 7.0% | |||||
岩井コスモ証券 | 0.9% | |||||
SMBCフレンド証券 | 0.9% | |||||
エース証券 | 0.9% | |||||
藍澤證券 | 0.9% | |||||
水戸証券 | 0.9% |
インベスターズクラウドのIPOは、いくらで買える?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
仮条件 | 1730~1870円 | |||||
公募価格 | 1870円 | |||||
初値 | 3615円 | |||||
初値騰落率 | +93.32% | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
■レンジ予想(2015年11月13日時点) | ||||||
想定仮条件レンジ [予想PER] |
1470円~1670円 [13.3倍~15.1倍] |
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予想トレーディングレンジ(※) [予想PER] |
1500円~4000円 [13.5倍~36.1倍] |
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※期間は上場後1年を想定。 |
インベスターズクラウドの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 748万1600株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募42万株 売出67万株 (オーバーアロットメントによる売出16万3500株) |
|||||
想定公開規模 | 18.4億円~20.9億円(OA含む) |
インベスターズクラウドは
アパート経営プラットフォームを運営する企業
土地情報の提供、デザインアパートの企画、施工、賃貸管理を手掛ける。アドテクノロジーを駆使した集客が大きな特徴で、年間施工数は2009年12月期以降5年連続で2ケタ台の増加率を記録している。
10月後半のマザーズ上場案件が軒並み高初値となったうえ、日本郵政グループの好調な滑り出しも追い風となるだろう。ただ、公開規模がマザーズ上場案件としてはやや大きいことに加え、不動産関連のIPOは初値が伸び悩む傾向がある点にも注意が必要となる。折しもセカンダリーでは不動産関連銘柄が軟調に推移しており、同社の初値形成にどの程度影響するか注視したい。
公開規模については20億円程度となる見込み。株主構成上は目先の需給懸念は小さく、12月最初のIPOとして初値買い意欲が高まる可能性もある。
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SBI証券 | ||||||
大和証券 | ||||||
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インベスターズクラウドの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
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2011/12 | 4,507(―) | 82(―) | 42(―) | |||
2012/12 | 10,140(124.9%) | 870(957.0%) | 486(1031.6%) | |||
2013/12 | 13,862(36.7%) | 898(3.2%) | 536(10.2%) | |||
2014/12 | 14,614(5.4%) | 941(4.7%) | 554(3.4%) | |||
2015/12予 | 19,975(36.7%) | 1,429(51.8%) | 829(49.5%) | |||
2015/9 3Q | 14,016(―%) | 1,168(―%) | 717(―%) | |||
予想EPS/配当 | 単独:110.81円(上場時発行済株式数で試算)/15.00円 |
インベスターズクラウドの業績コメント
2015年12月期の業績は、売上高が前期比36.7%増の199.7億円、経常利益が同51.8%増の14.2億円と増収増益の見通しとなっている。
足元の不動産業界は、不動産投資意欲の高まりや低金利の継続等によって市場動向は回復基調にあるものの、建築費の高騰や更なる消費税率引上げがもたらす影響等の懸念は払拭されていない。
このような環境のもと、同社は、優良な土地情報のマッチング、デザイン性の高いアパートの企画施工、賃貸管理サービスの品質向上に努め、ユーザーやオーナーの満足度を高めることにより、成約数の増加を図ってきた。
また、2015年9月に自社開発したアパート経営プラットフォームを「TATERU」と改称するとともに、アパート経営に関するWEBマガジン「タテマガ」の配信や、アパートオーナーになるための動画学習サイト「タテルスクール」の開設を行っている。
なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高140.1億円で70.1%、経常利益11.6億円で81.7%となっている。
インベスターズクラウドの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 東京都港区南青山二丁目 | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役 古木 大咲(昭和54年9月14日生) | |||||
設立 | 平成18年1月23日 | |||||
資本金 | 1億円(平成27年10月28日現在) | |||||
従業員数 | 210人(平成27年9月30日現在) | |||||
事業内容 | 土地情報の提供、デザインアパートの企画、施工、賃貸管理 |
■売上高構成比率(2014/12期実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
アパート経営プラットフォーム事業 | 14,614 百万円 | 100.0% | ||||
合計 | 14,614 百万円 | 100.0% |
■大株主上位9位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | 古木 大咲 | 550万4000株 | 67.23% | |||
2 | 石井 啓子 | 128万株 | 15.63% | |||
3 | 古賀 聡 | 6万4000株 | 0.78% | |||
3 | 森山 正隆 | 6万4000株 | 0.78% | |||
3 | 山本千賀子 | 6万4000株 | 0.78% | |||
3 | 塚本 啓太 | 6万4000株 | 0.78% | |||
7 | 秦 武司 | 9600株 | 0.12% | |||
8 | 菅下 清廣 | 8000株 | 0.10% | |||
9 | ブルーストーンキャピタル(株) | 4000株 | 0.05% | |||
合計 | 706万1600株 | 86.25% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | 事業拡大のための広告宣伝費や人件費等の運転資金に充当する予定 | |||||
関係会社 | - | |||||
VC売却可能分(推定) | -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | 2014年11月23日 | ||||
割当先 | 秦 武司、菅下 清廣、ブルーストーンキャピタル株式会社 | |||||
発行価格 | 1043円 ※株式分割を考慮済み |
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インベスターズクラウドの銘柄紹介
「ネット×リアルの新しい不動産サービスを」という経営理念を掲げ、自社開発したアパート経営プラットフォーム「TATERU」の運営を通じて、土地情報の提供から、デザインアパートの企画、施工、賃貸管理までワンストップサービスの提供を行っている。
TATERUの特徴は、(1)アドテクノロジー(インターネット広告における配信技術や広告流通技術)を駆使した集客によるインバウンドセールス、(2)土地情報の入手とマッチング、(3)デザインアパートの企画、施工、(4)賃貸管理、の4つの分野において、自社開発したシステムを構築・運用している点にある。
また、特にインバウンドセールスと土地のマッチングにより、同社が土地を在庫として保有せずに収益を獲得できる取引モデルを継続的に成立させており、この仕組みが、同社のコアコンピタンスとなっている。
(1)アドテクノロジーを駆使した集客によるインバウンドセールス
集客にはプライベートDMP(データマネジメントプラットフォーム)を用いて、月間平均800件以上(2015年1月から9月までの実績)の反響(同社へ資料請求等のコンタクトしたこと)を獲得している。具体的には、同社のインターネット広告に対する反響データや、成約実績、購買動向等を分析することにより、効果的かつ効率的な広告配信を行っている。
このアドテクノロジーを駆使した集客により、無作為な営業電話や飛び込み営業などのアウトバウンドセールスではなく、アパート経営に関心を有するユーザーに対してのみ営業活動を行うインバウンドセールスの展開が可能となっている。
(2)土地情報の入手とマッチング
同社は、約12,000件の情報提供元(2015年9月末時点)より入手した土地情報を同社のシステム「ESTATE」にて管理をしている。また、この土地情報の提供元である不動産会社と良好な関係を築くことにより、全国10都市(東京、千葉、埼玉、神奈川、福岡、愛知、大阪、京都、兵庫、仙台)における最寄駅から徒歩15分圏内のアパート経営に適した土地情報を常時ストックしている。
(3)デザインアパートの企画、施工
同社では、「1棟として同じデザインアパートを作らない」ことを基本方針とし、同社内に専門のデザイナーを配置し、デザイン性にこだわりを持ったアパートを企画、施工している。このデザイン性の高さからも、オーナー及び入居者の満足度を高めることができ、結果として高い入居率の維持が可能となっている。
(4)賃貸管理
アパートを購入したオーナーに代わり、入居者との賃貸借契約の締結、家賃の回収代行、アパートの清掃、修繕等の賃貸管理業務を請け負い、その管理料を収受している。8,000室超の戸数(2015年9月末時点)を管理することにより、賃貸管理のノウハウを蓄積している。また、特に関東圏でのリーシング業務(入居者募集業務)においては、賃貸店舗「チンタイズ」を運営し、入居率の向上に努めている。「チンタイズ」においては、同社施工物件に加え、他社物件の仲介も行っている。
インベスターズクラウドの投資のポイント
10/23上場のGMOメディア<6180>が公開価格の約2.0倍となる初値を付けたことを皮切りに、10月後半のマザーズ上場案件は軒並み高初値となった。11/4上場の日本郵政グループ3社が好調な滑り出しとなったことも追い風となるだろう。
ただ、公開規模がマザーズ上場案件としてはやや大きいことに加え、不動産関連のIPOは初値が伸び悩む傾向がある点にも注意が必要となる。折しもマンション傾斜問題や、タワーマンション購入による節税対策への監視強化といった報道が伝わり、セカンダリーでは不動産関連銘柄が軟調に推移しているだけに、同社の初値形成にどの程度影響するか注視したい。
同社は、自社開発したアパート経営プラットフォーム「TATERU」の運営を通じて、土地情報の提供からデザインアパートの企画、施工、賃貸管理まで、ワンストップサービスの提供を行っている。アドテクノロジーを駆使した集客が大きな特徴と言える。年間施工数は2009年12月期以降5年連続で2ケタ台の増加率を記録しており、9月末時点において同社が施工したアパートの累計数は1,076件に達している。
業績面について、2015年12月期は売上高が前期比36.7%増の199.7億円、経常利益が同51.8%増の14.2億円と増収増益の見通しとなっている。賃貸集合住宅市場の好調が追い風となり、業績の拡大が続いている。仮条件水準での今期予想PERは13~15倍程度で、類似企業と比較しても割高感はない。
公開規模については20億円程度となる見込み。今年マザーズに上場した公開規模15億円以上25億円以下の6社では、公開価格に対する初値上昇率は平均53.3%となっている。株主構成を見ると、代表取締役の古木氏が発行済株式の約3分の2を保有しているほか、その他もほぼ役職員・関係者とみられる株主が保有しており、目先は需給面の懸念は小さいと考えられる。12月最初のIPOとして投資家の初値買い意欲が高まる可能性もある。
◆「インベスターズクラウド」IPOに申し込める おすすめ証券会社◆ |
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SBI証券 | ||||||
大和証券 | ||||||
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ
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【2024年12月2日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
19社 52社 |
24社 47社 |
26社 80社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
345万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
21社 91社 |
13社 89社 |
21社 122社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1245万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |