会社名 | シンクロ・フード |
市場・コード/業種 | 東証マザーズ・3963/情報・通信業 |
上場日 | 9月29日 |
申込期間(BB期間) | 9月9日~9月15日 |
おすすめ証券会社 | SBI証券、大和証券、SMBC日興証券、丸三証券 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★★(最高★5つ) |
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
シンクロ・フードのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 9月8日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 9月9日~9月15日 | |||||
公開価格決定 | 9月16日 | |||||
購入申込期間 | 9月20日~9月26日 | |||||
払込日 | 9月28日 | |||||
上場日 | 9月29日 |
シンクロ・フードのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■取り扱い証券会社(2016年9月14日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
SBI証券 [最短2日で口座開設可能] |
6.1% | |||||
大和証券 | 3.5% | |||||
SMBC日興証券 [最短5日で口座開設可能] |
2.6% | |||||
丸三証券 | 0.9% | |||||
野村證券(主幹事証券) | 87.0% |
シンクロ・フードのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
想定発行価格(※1) | 1960円 | |||||
仮条件 [予想PER(※2)] |
1960~2100円 [24.8倍~26.6倍] |
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公募価格 | 2100円 | |||||
初値 | 2970円 | |||||
初値騰落率 | +41.43% | |||||
予想トレーディングレンジ(※3) | 1500円~5000円 | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 | |||||
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。 |
■類似会社3社の予想PER(2016年9月6日終値の株価と会社側予想から計算) | ||||||
会社名 ※クリックで最新チャートへ | 予想PER | |||||
【3社平均】 | 31.7倍 | |||||
カカクコム<2371> | 23.7倍(連) | |||||
ぐるなび<2440> | 26.8倍(連) | |||||
インフォマート<2492> | 44.5倍(連) |
予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より若干割安と判断できる。
シンクロ・フードの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 280万株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募40万株 売出30万株 (オーバーアロットメントによる売出10万5000株) |
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想定公開規模(※1) | 15.8億円(OA含む) | |||||
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。 |
シンクロ・フードは飲食店向けサイト運営の中型案件
主力サイトである「飲食店.COM」を中心とした飲食店出店・開業者及び飲食店運営者と、飲食店に関わる各事業者とを繋ぐメディアプラットフォームの運営を行う。「飲食店.COM」は2016年6月末時点での登録ユーザー数が10万件、サービス提供する不動産事業者や食材仕入事業者等の各事業者が2,913社となっている。
マザーズ上場のインターネット関連案件で、ビジネスモデルも評価されよう。一方で公開規模は軽量感に乏しく、上値を抑える要因となる。
公開規模については10億円台半ばとなる見込み。ベンチャーキャピタル保有株は確認されず、同日上場の企業もないなど需給面はさほど悪くない。しかし、9月のマザーズ上場案件のなかでは公開規模が大きいだけに、敬遠ムードが強まれば影響は大きい。IPO全体の人気度等にも注意を払う必要がある。
◆「シンクロ・フード」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SBI証券[最短2日で口座開設可能] | ||||||
大和証券 | ||||||
SMBC日興証券[最短5日で口座開設可能] | ||||||
丸三証券 | ||||||
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シンクロ・フードの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
|||
2013/3 | 496 (―) |
78 (―) |
48 (―) |
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2014/3 | 553 (11.4%) |
127 (62.5%) |
78 (61.7%) |
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2015/3 | 649 (17.5%) |
187 (46.9%) |
124 (57.8%) |
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2016/3 | 849 (30.7%) |
323 (71.9%) |
209 (68.8%) |
|||
2017/3予 | 1,013 (19.3%) |
341 (5.6%) |
221 (5.3%) |
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2016/6 1Q | 249 (―) |
109 (―) |
69 (―) |
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予想EPS(※) /配当 |
単独:78.93円/-円 | |||||
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。 |
シンクロ・フードの業績コメント
2017年3月期の業績は、売上高が前期比19.3%増の10.1億円、経常利益が同5.6%増の3.4億円と増収増益の見通しとなっている。
足元の「飲食店.COM」においては、積極的なSEO対策やインターネット広告、ユーザーの口コミ等による認知度向上の結果、2016年3月の月間訪問者数は30.6万人(前年同期比19.9%増)となった。
これにより、2016年3月末時点における登録ユーザー数が96千件と順調に増加(前年同期比16.6%増)するとともに、重要な経営指標である有料ユ-ザ-数についても、6千件と順調に増加(前年同期比6.4%増)している。
また、「飲食店.COM」に対してサービス提供する不動産事業者や食材仕入事業者等の関連事業者についても、2,755社(前年同期比19.4%増)と、順調に増加している。
運営サービスにおいても、コンテンツを拡充等、ユ-ザ-の増加に繋がる施策を積極展開。特に、「求人@飲食店.COM」では、スマ-トフォンアプリ「Foodist JOB」のリリ-ス等、求職者からの応募数増加に繋がる施策を展開した結果、求人掲載件数は13,096件となり、運営サービスの売上も伸長している。
なお、通期計画に対する第1四半期末時点における進捗率は、売上高2.4億円で24.6%、経常利益1.0億円で32.0%となっている。
シンクロ・フードの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 東京都渋谷区恵比寿南一丁目7番8号 | |||||
代表者名(生年月日) | 藤代 真一(昭和48年7月5日生) | |||||
設立 | 平成15年4月24日 | |||||
資本金 | 1200万円(平成28年8月24日現在) | |||||
従業員数 | 43人(平成28年7月31日現在) | |||||
事業内容 | 主力サイトである「飲食店.COM」を中心とした飲食店出店・開業者及び飲食店運営者と、飲食店に関わる各事業者とを繋ぐメディアプラットフォームの運営 |
■売上高構成比率(2016/3期 実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
インターネットメディア事業:運営サ-ビス | 618 百万円 | 72.8% | ||||
インターネットメディア事業:出退店サ-ビス | 170 百万円 | 20.1% | ||||
インターネットメディア事業:その他サ-ビス | 60 百万円 | 7.1% | ||||
合計 | 849 百万円 | 100.0% |
■大株主上位4位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | 藤代 真一 | 160万株 | 66.67% | |||
2 | 大須賀 康人 | 40万株 | 16.67% | |||
3 | エイトクラウズ(株) | 30万株 | 12.50% | |||
4 | 藤代 厚子 | 10万株 | 4.17% | |||
合計 | 240万株 | 100.00% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | ①サービスの企画・開発のための人件費及び人材採用費②人員の増強に伴うオフィス増床費用③広告宣伝費に充当予定。 | |||||
関係会社 | - | |||||
VC売却可能分(推定) | -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | -年-月-日 | ||||
割当先 | - | |||||
発行価格 | - |
◆「シンクロ・フード」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SBI証券[最短2日で口座開設可能] | ||||||
大和証券 | ||||||
SMBC日興証券[最短5日で口座開設可能] | ||||||
丸三証券 | ||||||
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シンクロ・フードの銘柄紹介
同社は、主力サイトである「飲食店.COM」を中心として、飲食店出店・開業者及び飲食店運営者と、飲食店に関わる各事業者とを繋ぐマッチングサービスを提供しているメディアプラットフォーム企業である。
インターネットメディア事業の単一セグメントであるが、提供サービスは多岐にわたる。
飲食店の正社員・アルバイト求人情報サイトである「求人@飲食店.COM」や食材仕入先を探すことができる「飲食店.COM 食材仕入先探し」等から構成される運営サービス。出店開業・改装に際して店舗物件情報を探すことができる「飲食店.COM 店舗物件探し」や店舗のデザイン・施工を行う内装事業者を探すことができる「店舗デザイン.COM」、居抜き店舗の査定・売却及び閉店・退店支援サービスを提供する「居抜き情報.COM」等から構成される出退店サービス。飲食業界向けに参考情報を配信するWebマガジン「Foodist Media」等から構成されるその他サービスに分類している。
店舗物件や食材仕入先、内装事業者の検索・問合せといった、出店開業・運営において必要となるサービスを、ユーザーは無料(一部有料サービスあり)で利用することができる。
【運営Webサイトの各サービスの内容】
同社は、飲食店のライフサイクルにおけるすべてのフェーズにおいてWebサイトを運営し、ユーザーに対してトータルサービスをプラットフォーム上で展開している。
サービス区分は以下のとおり。
○運営サービス
店舗運営業務上、定常的に必要であると想定されるサービス
・求人掲載、求人応募
・食材仕入先探し
・食材発注
○出退店サービス
出店準備時及び閉店・退店時に、主に一時的に必要であると想定されるサービス(定常的に必要なサービスも含む)
・店舗物件探し・立地診断
・厨房備品購入
・内装デザイン・設計施工会社探し
・店舗売却・原状回復業者比較
・事業計画策定
○その他サ-ビス
広告主に対する「飲食店.COM」等のサイト内の広告掲載やメールマガジン広告等、上記以外のサービス
・広告掲載
・メールマガジン広告配信
・プレスリリース配信(出店告知等)
・オウンドメディアによる情報配信(Foodist Media)
・インテリアデザイン業界の求人掲載、求人応募
シンクロ・フードの投資のポイント
マザーズ上場のインターネット関連案件で、ビジネスモデルも評価されよう。一方で公開規模は軽量感に乏しく、上値を抑える要因となる。今年のマザーズ上場案件のうち、公開規模が10億円以上20億円未満だった12社の公開価格に対する初値上昇率は平均+61.8%となっている。
お盆休み明け最初のIPO案件となった8/31上場のデファクトスタンダード<3545>は、公開規模が20.6億円とやや大きかったものの、公開価格を41.1%上回る堅調な初値を付けた。ただ、デファクトスタンダードなどの直近IPO銘柄がセカンダリーでさえない展開となっており、こうした状況が続けば公開規模の大きなIPO銘柄を敬遠するムードが広がる可能性がある。今後の動向を注視したい。
同社は飲食店出店・開業者及び飲食店運営者と、飲食店に関わる各事業者(不動産事業者、食材仕入事業者等)とを繋ぐ「飲食店.COM」をはじめとした、マッチングサービスを提供しているメディアプラットフォーム企業である。
「飲食店.COM」は2016年6月末時点での登録ユーザー数が10万件、サービス提供する不動産事業者や食材仕入事業者等の各事業者が2,913社となっている。提供するサービスは運営サービス、出退店サービス、その他サービスに分類される。
業績面について、2017年3月期は売上高が前期比19.3%増の10.1億円、経常利益が同5.6%増の3.4億円と増収増益の見通しとなっている。前期までは2ケタ増収増益が継続していたが、今期は販管費の増加等もあり利益の伸びが鈍化する印象もある。想定仮条件水準の今期予想PERは24倍~27倍程度で、類似企業と比べて妥当だろう。インフォマート<2492>との比較では更なる評価余地もあると考えられる。
公開規模については10億円台半ばとなる見込みで、マザーズ上場案件としては中型に位置付けられる。ベンチャーキャピタル保有株は確認されず、同日上場の企業もないなど需給面はさほど悪くない。しかし、9月のマザーズ上場案件のなかでは公開規模が比較的大きいだけに、前述したとおり敬遠ムードが強まれば影響は大きい。IPO全体の人気度やマザーズ市場の動向等にも注意を払う必要があるだろう。
◆「シンクロ・フード」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SBI証券[最短2日で口座開設可能] | ||||||
大和証券 | ||||||
SMBC日興証券[最短5日で口座開設可能] | ||||||
丸三証券 | ||||||
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ
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【2024年11月1日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
19社 52社 |
24社 47社 |
26社 80社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
345万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
21社 91社 |
13社 89社 |
21社 122社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1245万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |