個人投資家の「株で勝つ!」投資手法を徹底解剖!
2017年9月2日公開(2017年11月29日更新)
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ザイ・オンライン編集部

200万円⇒1億5000万円まで増やした投資術を公開!
「株主優待目当て」で上がる株価を利用した売買や、
第1四半期や中間決算の「進捗率」に注目して稼げ!

元手の200万円を1億5000万円まで増やした個人投資家の、株の売買テクニックを大公開!

ダイヤモンド・ザイでは、特集「普通の会社員や主婦が成功した株で億を作るマル秘ワザ!」で、8人の個人投資家にそれぞれの勝ちワザを聞いている。彼らは元々はごく普通の会社員や主婦だが、仕事や家事の合間にコツコツ投資の研究をし、大成功をつかみ取っているのだ。

今回は、そんな8人の中の一人である、個人投資家・Bコミさんの記事を抜粋して紹介。Bコミさんは、株のディーラーやファンドマネージャーだった経歴を持つ元プロ投資家で、その幅広い投資テクニックを使って20年の間に200万円の資金を1億5000万円まで増やしたスゴ腕。ここでは、Bコミさんの株主優待を逆利用した投資テクニックや注目銘柄を紹介するので参考にしてほしい。

株主優待の利回りが高い銘柄を
権利確定3カ月前に買い、株価上昇を待つ!

個人投資家、Bコミさん

 株取引で簡単に稼げる手法はないか──。ディーラーやファンドマネージャーを経験し、短期売買から長期運用まで幅広いテクニックを持つBコミさんに聞いてみたところ、真っ先に出てきたのが、株主優待目当てで上昇する株価を利用して売買するという手法だ。

 やり方は、いたってシンプル。

 株主優待の利回り(1株当たりの優待額÷株価)が高い銘柄は、株価の動きに規則性があるため、底値で買い、高値で売るということがやりやすい。株主優待を目当てに株を買う人が一定数存在するので、その裏を掻くテクニックだ。

 「銘柄選びのポイントは、優待利回りが高い人気の株主優待銘柄。7%以上あると理想ですが、優待利回りが低くても、みんなが欲しがる株主優待がもらえる銘柄も候補です。優待利回り23%の『フォーシーズホールディングス(3726)』や、8%の『イデアインターナショナル(3140)』は人気の株主優待銘柄の代表格です」

 次に重要なのは売買のタイミング。株主優待をもらうには「権利付最終日」に株を保有していることが条件。よって、株主優待の人気が高い銘柄は、この日に向かって上昇し、権利落ち後に急落するパターンを繰り返す。

 そこで、権利確定日の3カ月前には株を買っておき、権利付最終日前に売ってしまう。昔は1カ月前に買えばよかったが、この手法が流行るようになり、今では1カ月前だとすでに株価が高値圏になってしまうことが多い。3カ月前が買いどころだ。

 この手法では株主優待はもらえないが、「売却益」という実利はしっかり取れる。上のチャートの「ホットランド(3196)」でいえば、3月に12万円で買い、たこ焼きが食べられる1500円の食事券はあきらめて、6月半ばまでに15万円で売れば、3万円の売却益を得られた。

 気を付けたいのが、「権利付最終日」は、権利確定日の3営業日前(土日祝日を除く)であること。8月末が権利確定日であれば8月28日(月)になる。

 「ただ、この手法は、株式相場がいいときには効果がありますが、下落時には向きません。また、空売りできない非貸借銘柄は、このパターンになりづらいので対象から外しましょう

第1四半期の利益の進捗率が
30%以上あれば「買い」の対象に

 さらに、もう一つのワザも教えてもらった。それが業績進捗率のチェックだ。上場企業は四半期(3カ月)ごとの業績開示を義務づけられている。通期計画に対し、利益が第1四半期で25%、第2四半期で50%……と進捗すれば、計画を達成できる。

 「第1四半期の進捗率が30%以上あれば、決算期末までに上方修正して株価も上昇する可能性が高い。それを狙います」

 外食や小売企業だと、毎月、既存店売上高の情報も開示しているので、狙うべき銘柄を見つけやすい。既存店売上高が100%を超え続けていれば、四半期決算のタイミングで、進捗率が高い傾向にある。

 先の「ホットランド」でいえば、第1四半期で、営業利益の進捗率は38.5%、当期利益では60%にのぼる。このままいけば、期末に上方修正する可能性が高そうだ。

 いったん権利確定前の高値で利益確定しても、「業績進捗率」で見ればまだ株価が上がりそうなので、権利落ち後に株価が急落したタイミングが再度の買い場になる。

 「このように複数のテクニックを使いこなせるようになると、勝率が高まります」

 「株式優待目当てで上昇する株価を利用して売買する」「業務進捗率のチェック」、これら2つのワザは、シンプルで分かりやすいだけに、覚えておいて損はない。

株主優待株に典型的な株価の動きをする、
「権利落ち」のタイミングが狙い目の銘柄は?

 最後に、Bコミさんがいま注目している銘柄を一つ教えてもらった。株主優待銘柄の「シベール(2228)」だ。

 「シベール」は焼き菓子やケーキ、パンなどの製造・小売を行う企業。株主優待では、ラスクをもらうことができる。過去の規則的な株価の動きは、株主優待銘柄らしい典型的なパターンといえる。2月末と8月末の権利落ちが買いの狙い目だ。

(※関連記事はこちら!)
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