2021年の最強「おすすめクレジットカード」を決定!
2人の専門家が全8部門で選出した、おすすめクレジットカードとは?
2021年、最強の「おすすめクレジットカード」はいったい何なのか? 還元率や年会費、付帯特典、ステータスなど、クレジットカードを比較する項目はたくさんあり、それらを総合的に判断して、もっともおすすめの「最強クレジットカード」を見つけるのは難しい。
そこでザイ・オンラインでは、連載記事を執筆してもらっているクレジットカードの専門家の2人、岩田昭男さんと菊地崇仁さんに、特徴が異なる8部門について、部門別の「2021年の最強のおすすめクレジットカード」を選んでもらって、「クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2021年版」を決定した!
2021年「最強のクレジットカード」は
クレカ業界の“重鎮”である2人の専門家が選出!

連載記事⇒「クレジットカードの達人に聞け!」
[右]菊地崇仁さん:ポイント交換案内サービス「ポイ探」の代表。自身で約60枚のクレジットカードを保有して、サービス内容、使い勝手を細かく調べている。
連載記事⇒「クレジットカード活用術」
高還元率&特典充実のクレジットカードを選ぶことが
自動的に生活を豊かにする第一歩となる!
そもそも、一般的なクレジットカードの還元率は0.5%だが、今は年会費が無料のクレジットカードでも還元率1.0%を超える、高還元クレジットカードが多く発行されている。さらに、2019年10月~2020年6月末の「キャッシュレス・消費者還元事業(ポイント還元事業)」に続き、2020年9月からは「マイナポイント」が始まったため、還元率が高いクレジットカードや、そのクレジットカードを紐づけた「Suica」や「ICOCA」「nanaco」「WAON」などの電子マネー、「PayPay」や「楽天ペイ」「d払い」などのコード決済を使えば、「楽天ポイント」や「dポイント」「Tポイント」「Pontaポイント」などの共通ポイントを貯めることで、支出の3~5%を還元することは簡単にできるようになっている。
【※関連記事はこちら!】
⇒「キャッシュレス決済」おすすめ比較!「PayPay」や「LINE Pay」「楽天ペイ」など、主要な「スマホ決済」の還元率や利用可能なコンビニ、最新のキャンペーン情報を紹介!
特に、クレジットカードは一度つくってしまえば、あとは買い物のときに使うだけでポイントが貯まるので、高還元で得するクレジットカードを選べば自動的に節約できる仕組みが出来上がるのだ。また、年会費が高くても、付帯サービスでモトを取れるステータスが高いゴールドカードやプラチナカードを使えば、ワンランク上のライフスタイルを楽しむことも可能になる。
しかし、難しいのは「どのクレジットカードを選べばいいか」ということ。還元率の高さや年会費の有無、付帯サービスの充実度、電子マネーとの相性など、クレジットカードを選ぶには比較する項目がとても多く、知識がなければ本当に得をするクレジットカードを選ぶのは難しい。
そこで、ザイ・オンラインでは「クレジットカードおすすめ比較」カテゴリで、さまざまなジャンル別、利用方法別、利用金額別などジャンル別にまとめて掲載しているので、そちらも参考にしてほしい。
◆ザイ・オンライン「クレジットカードおすすめ比較」記事一覧はこちら!
⇒「クレジットカードおすすめ比較」
そして、この「クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2021年版」では、ザイ・オンラインで連載中で、日本を代表するクレジットカードの専門家、岩田昭男さんと菊地崇仁さんの2人に、2021年の年初時点に「最強のおすすめクレジットカードを1枚だけ選ぶとしたら」という条件で「最強クレジットカード」を選んでもらった。
この「クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2021年版」に掲載されている、クレジットカードの専門家2人がおすすめするクレジットカードの中から、自分にピッタリのクレジットカードを選んで使うだけで、2021年は簡単にお得な節約生活が送れたり、豪華な付帯サービスによるワンランク上のライフスタイルを楽しめるはず! ぜひ、あなたのクレジットカード選びの参考にしてほしい。
▼(1)メインカード部門
▼(2)マイル系カード部門
▼(3)ゴールドカード部門
▼(4)プラチナカード部門
▼(5)年会費無料カード部門
▼(6)法人カード・ビジネスカード部門
▼(7)ニューカマー部門
▼(8)スマホ決済+クレジットカード部門
▼【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2021】 まとめ
▲ページトップへ |
「メインカード部門」の最優秀クレジットカードは
2人の専門家の意見が一致して、「楽天ポイント」の
使いやすさ&貯まりやすさが魅力の「楽天カード」に決定!
「メインカード部門」は、この「クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2021年版」の“大賞”とも言えるクレジットカード。クレジットカードの専門家の2人、岩田昭男さんと菊地崇仁さんには、多くの人が「メインカード」として利用するにふさわしい、誰が利用してもお得な、文句なしに優秀なクレジットカードという基準で選んでもらった。
2人の専門家が選んだ、2021年の「メインカード部門」の最優秀おすすめクレジットカードはコレだ!
![]() |
![]() おすすめの「メインカード」 |
![]() おすすめの「メインカード」 |
|
カード名 | 楽天カード | 楽天カード |
カードフェイス | ![]() |
![]() |
関連記事 | ◆「楽天カード」はカード利用額をポイントで支払える“キャッシュバック型カード”としても最強! 効果的に節約できる「ポイントで支払いサービス」を解説! | ◆「楽天ポイント」が“最強の共通ポイント”である理由を解説! 楽天カードや証券、銀行など、楽天グループの循環システムを構築して“最強ポイント”の座は盤石! |
岩田さんが「メインカード部門」で選んだのは、2014年から7年連続となる「楽天カード」。年会費無料で通常還元率が1.0%と高還元なのに加えて、2016年から始まった「SPU(スーパーポイントアップキャンペーン)」が進化し続けており、楽天市場や楽天ブックスで「楽天カード」を使うと還元率が3.0~最大14.0%にも達する。2018年からは「楽天ポイント」をカード利用額に充当できる「ポイントで支払いサービス」が始まり、“キャッシュバック型カード”としても最強クレジットカードに! さらに、従来の「楽天ポイント」で投資信託の積み立て投資も可能なサービスに加えて、2019年10月28日からは国内株の購入もできるようになるなど、進化が止まらない「楽天カード」は、まさにメインカードにふさわしいクレジットカードだ。岩田さんが「楽天カード」を選んだ選考理由は次のとおり。
【※関連記事はこちら!】
⇒「楽天証券+楽天カード+楽天銀行」で積立投資すると、ポイント還元率が1%以上になって得! 獲得した楽天ポイントは、株や投資信託の購入にも活用可能!
■楽天カード | ||
還元率 | 1.0~3.0% |
![]() |
発行元 | 楽天カード | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB、Amex | |
年会費 | 永年無料 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
楽天Edy(還元率0.5%) | |
関連記事 | 「楽天カード」はカード利用額をポイントで支払える“キャッシュバック型カード”としても最強! 効果的に節約できる「ポイントで支払いサービス」を解説! | |
【岩田さんが「楽天カード」をおすすめする理由】
2021年のメインカード部門では、7年連続で「楽天カード」を選出した。
「楽天カード」は、クレジットカード、楽天ポイントカード、電子マネーの楽天Edyの3つの機能を1枚に集約した三位一体型カードとして利便性が高い。通常の還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ポイント加盟店では還元率が3.0%から最大14.0%にもなり、ポイントの2重取り、3重取りが簡単にできるのも特徴。
また、「楽天ペイ」アプリ内の「楽天キャッシュ」に楽天カードでチャージすると0.5%還元+「楽天ペイ(アプリ決済)」で「楽天キャッシュ」から支払えば1.0%還元となり、合計で1.5%の高還元に。さらに、楽天ポイントカード加盟店なら楽天カードか「楽天ペイ」アプリ内のポイントカードページを提示すれば最大で2.5%の超高還元でポイントを獲得できる。すべて同じ楽天ポイントで貯まるので、使い道に困ることもないのがうれしい。そして、2020年5月からはAndroid版の「楽天ペイ」に「Suica」機能が搭載されるなど利便性はますますアップした。
さらに、「楽天ポイント」を支払額に充当できる「ポイントで支払いサービス」や、国内株の購入や投資信託の積み立てに使える「ポイント投資」など、いまでも進化し続ける「楽天カード」は全方位で活躍できるメインカードとして文句なし。
また、菊地さんが「メインカード部門」で選出したクレジットカードは、昨年まで4年連続で選んでいた「楽天ゴールドカード」から、岩田さんと同じ「楽天カード」に変更された。「クレジットカード・オブ・ザ・イヤー2021年版」発表当初は、昨年同様「楽天ゴールドカード」だったが、2021年1月14日に「楽天ゴールドカード」の“サービス改悪”が発表されたことで、年会費2000円(税抜)を払って「楽天ゴールドカード」を選ぶメリットはなくなった、とのこと。それでも「メインカード部門」では「楽天カード」が選出されたわけで、「楽天カード」のメリットの高さが改めて証明された形になった。菊地さんが「楽天カード」を「メインカード部門」に選出した理由は次のとおり。
【※関連記事はこちら!】
⇒「楽天ポイント」が“最強の共通ポイント”である理由を解説! 楽天カードや証券、銀行など、楽天グループの循環システムを構築して“最強ポイント”の座は盤石!
■楽天カード | ||
還元率 | 1.0~3.0% |
![]() |
発行元 | 楽天カード | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB、Amex | |
年会費 | 永年無料 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
楽天Edy(還元率0.5%) | |
関連記事 | 「楽天カード」はカード利用額をポイントで支払える“キャッシュバック型カード”としても最強! 効果的に節約できる「ポイントで支払いサービス」を解説! | |
【菊地さんが「楽天カード」をおすすめする理由】
メインカード部門では、当初「楽天ゴールドカード」を選出していたが、2021年1月14日に「楽天市場でお買い物するとポイントが+4倍」という「楽天ゴールドカード」の特典が2021年3月31日で終了すると発表された。この「サービスの改悪」によって、「楽天ゴールドカード」の年会費2000円(税抜)の元が取れなくなったと判断したため、メインカード部門を「楽天ゴールドカード」から「楽天カード」に変更した。
「楽天ポイント」は使い勝手がほぼ“現金化”しており、「使いやすさ+貯まりやすさ」ではNo.1のポイントに進化している。楽天市場や楽天ブックスではポイントが+2倍(=合計還元率は3%)の「楽天ポイント」を獲得でき、毎月開催される「お買い物マラソン(ショップ買い回り)」や、「0と5のつく日(+2倍)」「18日(+1~3倍)」「サッカーや野球チームの勝利(+1~3倍)」など、さまざまなイベントを活用しながら楽天市場や楽天ブックスで買い物をすると、常時15%近い還元率で買い物をすることが可能になる。
現在はAndroid限定だが、「楽天ペイ(アプリ決済)」で「Suica」を発行することができて、「Suica」チャージ時に0.5%の楽天ポイントが貯まり、貯まった楽天ポイントをSuica加盟店で利用できるサービスも始まっており、楽天のヘビーユーザーだけでなく、誰でもお得&便利に使えるようになっている。iPhoneの「楽天ペイ(アプリ決済)」でも「Suica」を発行できるようになれば、さらに利用者が増えそうだ。
岩田さん、菊地さんが2人揃って「メインカード部門」に選出した「楽天カード」は2020年6月に会員数が2000万人を突破した超人気クレジットカード。楽天市場や楽天ブックス利用時に還元率がアップする「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」のほか、「楽天ポイント」を「楽天カード」の利用額に充当できるサービスや「楽天ポイント」で投資信託の積み立てができたり、2019年10月28日からは国内株も購入できるようになったりと、今でもサービスを改善し続けているのも人気の秘密だろう。「楽天ペイ」に紐づければ還元率1.5%になるほか、「楽天Edy」へのチャージでもポイントが貯まるので、メインカードとして利用するのに十分なスペックを備えている。
「メインカード部門」は、岩田さんと菊地さんの2人とも「楽天カード」を選出する結果となったが、ここ数年、高還元クレジットカードのサービス改悪が続く中で、「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」を導入・拡充していることを考えれば、3年連続の結果も妥当と言えるだろう。2021年4月以降、「楽天ゴールドカード」の「SPU」が改悪されたことは残念だが、それでも“クレジットカードの専門家”2人が揃って「メインカード部門」で「楽天カード」を選出することになったわけで、楽天グループ、恐るべしだ。
【※関連記事はこちら!】
⇒「楽天ポイント」が“最強の共通ポイント”である理由を解説! 楽天カードや証券、銀行など、楽天グループの循環システムを構築して“最強ポイント”の座は盤石!
続いては、クレジットカードを利用すると航空会社のマイルが貯まる「マイル系クレジットカード部門」を発表。「マイル系クレジットカード」は使い方次第では還元率が5.0%、10.0%など、通常のポイントとは比較にならないくらいアップするのが魅力だが、2020年は旅行に行くことが困難になり、「マイル系クレジットカード」のメリットを生かすことが難しくなった。はたして、そんな中でも専門家がおすすめするお得な「マイル系クレジットカード」とは?
▼(1)メインカード部門
【楽天カード】
▼(2)マイル系カード部門
▼(3)ゴールドカード部門
▼(4)プラチナカード部門
▼(5)年会費無料カード部門
▼(6)法人カード・ビジネスカード部門
▼(7)ニューカマー部門
▼(8)スマホ決済+クレジットカード部門
▼【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2021】 まとめ
▲ページトップへ |
「マイル系カード部門」の最優秀クレジットカードは
16社のマイルに交換可能な「アメックス・スカイ・トラベラー」と
高級ホテルでもメリットが大きい「SPGアメックス・カード」に決定!
「マイル系カード部門」では、特典航空券に交換できる「マイル」が貯まるクレジットカードの中から、ANAやJAL、ユナイテッド航空、デルタ航空など、「主要な航空会社のうち、どの航空会社のマイルを貯めるのがいいのか」という観点も含めて、もっともおすすめのクレジットカードを選んでもらった。
【※関連記事はこちら!】
⇒マイルの貯まりやすさで選ぶ!高還元でマイルが貯まるおすすめクレジットカード!
2人の専門家が選んだ「マイル系カード部門」のおすすめクレジットカードはコレだ!
![]() |
![]() おすすめの 「マイル系カード」 |
![]() おすすめの 「マイル系カード」 |
|
カード名 | アメリカン・エキスプレス・ スカイ・トラベラー・カード |
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード |
カードフェイス | ||
関連記事 | ◆「アメックス・スカイ・トラベラー・カード」は、高還元&無期限で貯めたポイントを、航空会社16社のマイルに自由に交換できる“最強のマイル系カード”! | ◆SPGアメックスは、アメリカン・エキスプレス発行のカードの中で、専門家がイチオシする最強カード!カードの達人が「アメックスの魅力と活用法」を解説 |
岩田さんが「マイル系カード部門」で選んだのは、2015~2020年に引き続き、ポイントを16社の提携航空会社のマイルに自由に交換できる「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」だ。
【※関連記事はこちら!】
⇒アメックスの新規入会キャンペーンをまとめて紹介!【2021年1月最新版】「アメリカン・エキスプレス」の入会特典で、ポイントやマイルをお得に獲得しよう!
■アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード | ||
還元率 | 1.5% (※1マイル=1.5円換算。対象航空会社の航空券購入は4.5%) |
![]() |
発行元 | アメリカン・エキスプレス | |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス | |
年会費(税抜) | 1万円 | |
家族カード(税抜) | あり(年会費5000円) | |
おすすめポイント | 対象航空会社27社で航空券を購入するとポイントが3倍に! さらに、ポイントの有効期限は無期限で、提携航空会社16社のマイルに自由に交換が可能なので、利用する航空会社がさまざまで、マイルの使い道も決まっていないマイル初心者にもおすすめのマイル系カード! | |
関連記事 | ◆「アメックス・スカイ・トラベラー・カード」は、高還元&無期限で貯めたポイントを、航空会社16社のマイルに自由に交換できる“最強のマイル系カード”! ◆「アメックス・スカイ・トラベラー・カード」は高還元+無期限+航空会社が自由に選べる、最強マイル系クレジットカードとして達人も太鼓判! |
|
【岩田さんが「アメックス・スカイ・トラベラー・カード」をおすすめする理由】
「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」を6年連続で選んだが、最強のマイル系クレジットカードとしての地位は盤石だ。
「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」は、JALやANA、デルタ航空など、対象航空会社27社の航空券を対象航空会社のウェブサイトなどから直接購入するとポイントが3倍(100円=3ポイント)貯まり、1000P=1000マイル単位で移行が可能。貯めたポイントは、16社の提携航空会社のマイルに自由に、無期限で移行できるので、旅行好きにはおすすめのマイル系クレジットカードといえる(マイルを交換できる提携航空会社の数も少しずつ増えている)。
新規入会すると入会ボーナスポイントがもらえるほか、ファーストフライト・ボーナスポイントがつくなど、ボーナスポイントも手厚くなっている。ポイントをマイルに交換できる提携航空会社からJALが抜けた穴は大きいが、それでも世界の主要な航空会社のマイルに自由に交換できるので、商社や外資系のビジネスマンなど、世界を駆け回る人は重宝するはず。また、貯めたポイントには、有効期限がないので、2020年のように気軽に旅行ができない環境でもじっくりマイルを貯められて、自分の都合の良いときに、都合のいい提携航空会社のマイルに交換できるので便利だ。
一方、菊地さんが「マイル系カード部門」でおすすめカードに選んだのは、6年連続となる「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(SPGアメックス・カード)」。ポイントをマイルに交換すると高還元になり、航空会社40社以上のマイルにも交換できるほか、岩田さんが選んだ「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」と同様、ポイントの有効期限がなく、じっくり貯められるのが大きなメリット。また、貯めたポイントは「スターウッドホテル&リゾート」や「ザ・リッツ・カールトン」を含めた「マリオット・インターナショナル」の系列ホテルの宿泊にも使えるほか、「マリオット・インターナショナル」の会員プログラム「Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)」のゴールド会員資格が得られるなど、岩田さんが「プラチナカード部門」で選出していることからもわかるとおり、充実した付帯サービスも「SPGアメックス・カード」の魅力。さらに、「マリオット・インターナショナル」の系列ホテルのうち、5万ポイント以下で宿泊できるホテルで使える「無料宿泊特典」が毎年もらえるので、年会費3万1000円(税抜)のモトが簡単に取れると評判のお得なクレジットカードだ。
■スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード (SPGアメックス・カード) |
||
還元率 | 1.875% (※1マイル=1.5円換算。貯めた6万ポイントを一度にマイルに移行した場合) |
![]() |
発行元 | アメリカン・エキスプレス | |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス | |
年会費(税抜) | 3万1000円 | |
家族カード(税抜) | あり(年1万5500円) | |
おすすめポイント | 「SPG」のゴールド会員資格が得られるほか、国内15のホテル内のレストラン、バーの料金が15%オフ(アルコール除く)に。100円で3ポイント貯まるポイントは40社以上のマイルに無期限で、自由に移行でき、6万ポイント=2万5000マイルに。また、カード更新時に毎年「無料宿泊券」がもらえる! | |
関連記事 | ◆SPGアメックスは、アメリカン・エキスプレス発行のカードの中で、専門家がイチオシする最強カード!カードの達人が「アメックスの魅力と活用法」を解説 ◆「SPGアメックス」がさらなる進化で“神”カードに!? マリオットホテルのスターウッドホテル買収により、世界No.1ホテルチェーンでも得する最強カードに! |
|
【菊地さんが「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(SPGアメックス・カード)」をおすすめする理由】
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大で、航空業界が大きく揺れた一年だった。世界中で移動が制限されたことで飛行機に乗ることが減り、貯めたマイルも使い道がなくなった。
このことを考えても、マイル系クレジットカードでは「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(SPGアメックス・カード)」がベストだろう。
「SPGアメックス・カード」を利用すると、世界的なホテルチェーン「マリオット・インターナショナル」の会員プログラム「Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)」のポイントが100円につき3ポイント貯まり、貯まったポイントは40 社以上の航空会社のマイルに「6万ポイント⇒2万5000マイル」で交換できる。特に「Marriott Bonvoy」ではポイントの獲得や利用でポイント数が増減すれば有効期限が延長されるため、有効期限が短い「マイル」として貯めるよりも安心だ。新型コロナウイルスの感染拡大が収束し、再び世界中に旅行ができるようになったときに「Marriott Bonvoy」のポイントをマイルに交換すればいいので、航空会社のクレジットカードでマイルを貯めるよりも「SPGアメックス・カード」で「Marriott Bonvoy」のポイントを貯めておくのがいいだろう。
また、「SPGアメックス・カード」なら「Marriott Bonvoy」のゴールド会員資格が手に入り、チェックアウト時間の延長や空室状況次第で部屋のアップグレードなどのサービスが受けられる。さらに、年に1回、カードの更新時に年会費を支払った際には1泊分の無料宿泊特典がもらえるので、コロナ禍でもマイルを貯めるのであれば「SPGアメックス・カード」がベストな選択と言えるだろう。
次は、「ゴールドカード部門」を発表。岩田さんと菊地さんはどちらも2020年に続いて「年会費が無料(もしくは条件つきで無料)ながら、お得な付帯サービスが受けられるゴールドカード」を選ぶ結果となっている。
▼(1)メインカード部門
【楽天カード】
▼(2)マイル系カード部門
【アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード、
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード】
▼(3)ゴールドカード部門
▼(4)プラチナカード部門
▼(5)年会費無料カード部門
▼(6)法人カード・ビジネスカード部門
▼(7)ニューカマー部門
▼(8)スマホ決済+クレジットカード部門
▼【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2021】 まとめ
▲ページトップへ |
「ゴールドカード部門」の最優秀クレジットカードは
コストパフォーマンスが最強の「エポスゴールドカード」と
預金金利がアップする「イオンゴールドカードセレクト」に決定!
「ゴールドカード部門」では、年会費やサービス内容、ステータスを総合的に判断し、「お得なゴールドカードはコレ!」と言える、もっともおすすめのゴールドカードを選んでもらった。
【※関連記事はこちら!】
⇒【ゴールドカードおすすめ比較】ゴールドカードのお得さで選ぶ!サービス充実の「おすすめゴールドカード」はコレ!
2人の専門家が選んだ「ゴールドカード部門」のおすすめクレジットカードはコレだ!
![]() |
![]() おすすめの 「ゴールドカード」 |
![]() おすすめの 「ゴールドカード」 |
|
カード名 | イオンゴールドカードセレクト | エポスゴールドカード |
カードフェイス | ||
関連記事 | ◆イオンカードを作るなら「イオンカードセレクト」が一番お得! WAONチャージでのポイント2重取り&イオン銀行で預金金利が優遇されやすくなる特典も! | ◆「エポスカード」はマルイ以外でもメリットあり!年会費無料+高還元の「エポスゴールド」、高還元+サービス充実の「エポスプラチナ」も魅力! |
菊地さんが「ゴールドカード部門」で選んだのは「エポスカード」のゴールドカード、「エポスゴールドカード」だ。「エポスカード」というとどうしても“マルイのクレジットカード”という印象が強いが、実はマルイ以外で使ってもメリットが多く、「エポスゴールドカード」は年会費無料で使えるのに加えて、還元率アップや優待サービスなども充実しているのが特徴だ。また、「エポスカード」を発行する丸井グループが2018年に設立した「tsumiki証券」では「エポスカード(ゴールド、プラチナ含む)」で積立投資ができ、年間投資額に応じてボーナスポイントが獲得できるのでお得度もアップしている。
【※関連記事はこちら!】
⇒「エポスゴールドカード+tsumiki証券+株主優待」を組み合わせれば、年間5000ポイント以上が自動的に貯まる! 効率的な“ポイ活”方法をわかりやすく解説!
■エポスゴールドカード | ||
還元率 |
0.5~10% (通常時にマルイで提示して現金決済だと還元率0.5%、クレジット決済で還元率1%。年4回の「マルコとマルオの7日間」開催時は還元率10%。一般店舗は還元率0.5%) |
|
発行元 | エポスカード | |
国際ブランド | VISA | |
年会費(税抜) | 5000円 (ただし、インビテーションからの申込は永年無料。また、年50万円以上利用で次年度以降永年無料) |
|
家族カード | ― | |
お得な 優待サービス |
ポイントの有効期限が無期限になるほか、よく利用する店舗や公共料金を3つ選べて、その還元率が1.5%になる「選べるポイントアップショップ」特典つき! また、ビッグエコーなどの室料30%オフ、ロイヤルホストや居酒屋チェーンで飲食代10%オフなど、全国1万店舗以上の飲食店、レジャー施設を割引価格で利用可能。 | |
関連記事 | ◆「エポスカード」はマルイ以外でもメリットあり!年会費無料+高還元の「エポスゴールド」、高還元+サービス充実の「エポスプラチナ」も魅力! ◆「エポスゴールドカード+tsumiki証券+株主優待」を組み合わせれば、年間5000ポイント以上が自動的に貯まる! 効率的な“ポイ活”方法をわかりやすく解説! |
|
【菊地さんが「エポスゴールドカード」をおすすめする理由】
一度でも年間50万円以上を利用するか、インビテーションから申し込んだ場合、年会費無料で利用できる「エポスゴールドカード」が2021年も最強のゴールドカードだと考える。
「エポスゴールドカード」は格安ゴールドカードとは異なり、「空港ラウンジ」の利用や最大2000万円の海外旅行傷害保険も自動付帯という、通常のゴールドカードと同レベルの特典が付帯しているにもかかわらず、年会費が無料になるという非常にお得なゴールドカード。
通常還元率は0.5%だが、年間利用額に対するボーナスポイントが優秀で、50万円以上を利用すると2500ポイント、100万円以上を利用すると1万ポイントを獲得でき、通常の0.5%のポイントを合わせると、最大還元率は1.5%までアップする。
「エポスカード(ゴールド、プラチナ含む)」で積み立て投資ができる「tsumiki証券」では、毎月5万円までの積立投資が可能となり、投資信託の購入時にはエポスポイントは貯まらないが、年間投資額に応じて5年目には最大0.5%のエポスポイントが貯まるようになる。さらに、投資信託購入分も年間利用実績に含まれるため、毎月5万円を積立投資するだけで年間利用額は60万円に達するので2500ポイントを獲得可能。積み立て投資以外に40万円以上を利用すると年間利用額が100万円に到達するため、固定費などをエポスゴールドカードで支払うだけでボーナスポイントの1万ポイント獲得でき、還元率は1.5%になる。通常、「エポスポイント」の有効期限は2年だが、「エポスゴールドカード」ならポイントの有効期限がなくなるのも○。
2020年12月には「tsumiki証券」で貯まったエポスポイントで投資信託に投資できるサービスもスタートし、さらに魅力的なゴールドカードになっている。
一方、岩田さんが「ゴールドカード部門」で選んだのは、「イオンカードセレクト」のゴールドで、招待制で入会できて年会費が無料の「イオンゴールドカードセレクト」だ。「イオンゴールドカードセレクト」を保有していると、「イオン銀行 Myステージ」の「シルバーステージ」に到達しやすく、普通預金金利が通常の30倍=0.03%と、メガバンクの定期預金金利よりも高くなるというメリットも。さらに、クレジットカードや「WAON」の利用額によっては普通預金金利が最大0.10%までアップする。
【※関連記事はこちら!】
⇒【イオン銀行の金利・手数料・メリットは?】イオン銀行利用者は「イオンカードセレクト」が必須!簡単に普通預金が定期預金並みの金利0.05%にアップ
■イオンゴールドカードセレクト | ||
還元率 | 0.5~1.0% |
![]() |
発行元 | イオンクレジットサービス | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB | |
年会費 | 無料 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、ICOCA、WAON | |
関連記事 | イオンカードを作るなら「イオンカードセレクト」が一番お得! WAONチャージでのポイント2重取り&イオン銀行で預金金利が優遇されやすくなる特典も! | |
【岩田さんが「イオンゴールドカードセレクト」をおすすめする理由】
やはり2021年も「イオンゴールドカードセレクト」を選出した。
「イオンゴールドカードセレクト」は、誰でも持てるわけではない「招待制」だが、ゴールドカードにもかかわらず、年会費は無料。「直近1年間のイオンカードセレクトのショッピング利用が100万円以上」など、招待の基準がある程度は公開されているので手に入れやすいのもありがたい。
「イオンゴールドカードセレクト」の最大のメリットは、全国のイオンにある「イオンラウンジ」が使えることで、ラウンジ内ではドリンクが無料で飲めるほか、新聞・雑誌・ホームページ閲覧が可能。さらに、「イオンゴールドカードセレクト」なら最高5000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯のうえ、国内6空港のラウンジも利用できるなど、年会費無料とは思えないほどのサービスが魅力だ。
全国のイオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリュなどの対象店舗では200円で2ポイントの「ときめきポイント」が貯まるほか、毎月20日と30日の「お客さま感謝デー」には全国のイオンなどで5%割引など、通常の「イオンカードセレクト」のサービスももちろんついている。また、カード保有+ネットバンキングへの登録という条件を満たすだけで「イオン銀行 Myステージ」で「シルバーステージ」になり、普通預金金利が0.03%という高金利になるというのも大きなメリットと言えるだろう。
次に紹介するのは、付帯サービスが充実している「プラチナカード部門」。ステータスだけでなく、豪華な特典が利用できる高いコストパフォーマンスにも注目!
▼(1)メインカード部門
【楽天カード】
▼(2)マイル系カード部門
【アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード、
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード】
▼(3)ゴールドカード部門
【イオンゴールドカードセレクト、エポスゴールドカード】
▼(4)プラチナカード部門
▼(5)年会費無料カード部門
▼(6)法人カード・ビジネスカード部門
▼(7)ニューカマー部門
▼(8)スマホ決済+クレジットカード部門
▼【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2021】 まとめ
▲ページトップへ |
「プラチナカード部門」の最優秀クレジットカードは
超高級ホテルに無料で泊まれる「SPGアメックスカード」と
ポイント特化型の「三井住友カード プラチナプリファード」に決定!
「プラチナカード部門」では、年会費や付帯サービスの充実度、ステータスを総合的に判断し、もっともお得なクレジットカードを選んでもらった。なお、カード名に「プラチナ」とはつかないが、年会費が3万円程度のプレミアムカードも選考対象とした。
【※関連記事はこちら!】
⇒【プラチナカードおすすめ比較】プラチナカードの年会費、付帯サービスを比較して選ぶ!お得な「おすすめプラチナカード」はコレだ!
2人の専門家が選んだ「プラチナカード部門」のおすすめクレジットカードはコレだ!
![]() |
![]() おすすめの 「プラチナカード」 |
![]() おすすめの 「プラチナカード」 |
|
カード名 | スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード |
三井住友カード プラチナプリファード |
カードフェイス | ||
関連記事 | ◆「SPGアメックス」がさらなる進化で“神”カードに!? マリオットホテルのスターウッドホテル買収により、世界No.1ホテルチェーンでも得する最強カードに! | ◆「三井住友カード プラチナプリファード」のメリットとデメリットを解説! 年会費や特典、付帯保険などを「三井住友カード プラチナ」と比較して魅力を検証! |
岩田さんが「プラチナカード部門」で選んだのは、7年連続で「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(SPGアメックス・カード)」となった。「SPGアメックスカード」は、「シェラトンホテル」や「ウェスティンホテル」などの高級ホテルを展開している「スターウッド・ホテル&リゾート(SPG)」とアメリカン・エキスプレスとの提携クレジットカードで、ホテル宿泊でとてもお得な特典があるほか、菊地さんが「マイル系カード部門」で選出しているように、実は高還元率でマイルが貯まるクレジットカードでもある。
■スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード (SPGアメックス・カード) |
||
還元率 | 1.875% (※1マイル=1.5円換算。貯めた6万ポイントを一度にマイルに移行した場合) |
![]() |
発行元 | アメリカン・エキスプレス | |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス | |
年会費(税抜) | 3万1000円 | |
家族カード(税抜) | あり(年1万5500円) | |
おすすめポイント | 「SPG」のゴールド会員資格が得られるほか、国内15のホテル内のレストラン、バーの料金が15%オフ(アルコール除く)に。100円で3ポイント貯まるポイントは40社以上のマイルに無期限で、自由に移行でき、6万ポイント=2万5000マイルに。また、カードの更新時に毎年「無料宿泊券」がもらえる! | |
関連記事 | ◆SPGアメックスは、アメリカン・エキスプレス発行のカードの中で、専門家がイチオシする最強カード!カードの達人が「アメックスの魅力と活用法」を解説 ◆「SPGアメックス」がさらなる進化で“神”カードに!? マリオットホテルのスターウッドホテル買収により、世界No.1ホテルチェーンでも得する最強カードに! |
|
【岩田さんが「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(SPGアメックス・カード)」をおすすめする理由】
7年連続で「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(SPGアメックス・カード)」を選んだ。
旅行系のサービスが充実したカードは多いが、「SPGアメックス・カード 」は世界1300軒以上のホテルを展開する「スターウッド・ホテル&リゾート」とアメリカン・エキスプレスが提携し、ホテル滞在に重点を置いた初めての本格派カード。
しかも、2016年4月にはザ・リッツ・カールトンなどを擁する大手ホテルチェーン「マリオット・インターナショナル」と「スターウッド・ホテル&リゾート」が統合して世界最大のホテルチェーンが誕生したことで、「SPG」だけなく「マリオット リワード」のゴールド会員資格が得られて、チェックアウトの延長や部屋のアップグレード(空室状況による)などのサービスが受けられるようになり、最強のホテル系クレジットカードになった点も評価できる。
また、2018年7月からは、カード更新時にもらえる「無料宿泊特典」が「スターウッド・ホテル&リゾート」のホテルだけでなく、「マリオット」でも利用できるようになり、「無料宿泊特典」によって実質的な年会費は1万円を切るほど安くなるメリットがさらに大きくなった。「無料宿泊特典」1泊5万ポイントのポイント制で、シーズンによっては東京ディズニーリゾートに近接する「シェラトン・グランデ・トーキョー・ベイ・ホテル」でも使えるので、家族や恋人と一緒に楽しめるのは魅力的だ。
一方、菊地さんが2015~2017年まで「プラチナカード部門」で選出していて、「殿堂入り」となっているのは「JCBザ・クラス」。JCBの最高峰クレジットカードで、2017年に「JCBプラチナ」が登場したことで「ブラックカード」という位置付けになったが、年会費5万円(税抜)でも十分にモトが取れるお得なクレジットカードだ。
■JCB ザ・クラス | ||
還元率 | 0.5~2.5% |
![]() |
発行元 | JCB | |
国際ブランド | JCB | |
年会費(税抜) | 5万円 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
おすすめポイント | 「JCBゴールド」「JCBゴールド ザ・プレミア」利用者に招待状が送られるプラチナカード。年会費5万円だが、毎年もらえる「メンバーズセレクション」では2万5000円以上の商品もあり、実質年会費は2万5000円程度。東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンの中にある専用ラウンジを利用できるほか、海外・国内旅行傷害保険も補償金額や家族特約などが最高レベルなので、年会費5万円のモトはすぐに取れるはず。 | |
関連記事 | クレジットカードは還元率だけで選ぶな!(前編)プラチナやブラックなどのハイクラスカードを目指す近道は「育成型クレジットカード」の活用にあり! | |
【菊地さんが「JCBザ・クラス」をおすすめする理由】
2017年に「JCBプラチナ」が誕生したことで、はっきりと「ブラックカード」という位置づけになった「JCBザ・クラス」。
しかし、2020年には一時、新型コロナウイルスの影響で「JCBザ・クラス」の最大の特典である、東京ディズニーリゾート内の「JCBラウンジ」の利用ができない事態になった。そもそも東京ディズニーランドや東京ディズニーシーのチケットを取ることも大変な状況となったので仕方ないが、最大の特典が使えなくなったとはいえ、それでも「JCBザ・クラス」の使い勝手はいい。コロナ禍の影響でコンシェルジュデスクも在宅ワークとなっているクレジットカード会社もある中、「JCBザ・クラス」のコンシェルジュでは新幹線チケットの発券もできた。
他社のプラチナカードではオンライン特典を追加する動きもあるが、「JCBザ・クラス」では会員制や紹介制の飲食店を利用できる特典「一匙(ひとさじ)」や、コンシェルジュデスクで紹介実績のある店舗などを簡単にオンラインで手配できる特典「グルメルジュ powered by TABLE REQUEST(JCBゴールド ザ・プレミア以上で利用可)」を追加するなど、積極的にグルメ特典を追加しているのも特徴だ。
「JCBザ・クラス」の「殿堂入り」後、菊地さんは3年連続で「プラチナカード部門」に「ラグジュアリーカード」を選出していたが、2021年には新たに「三井住友カード プラチナプリファード」を選出した。「三井住友カード プラチナプリファード」は2020年に発行が始まったプラチナカードで、「三井住友カード プラチナ」よりも年会費が安く、付帯特典よりもポイント還元に注力しているのが特徴。コロナ禍で旅行や外食を楽しむ機会が減り、空港ラウンジやレストラン特典が利用しづらい状況を反映した結果、「ラグジュアリーカード」ではなく「三井住友カード プラチナプリファード」を選出したとのこと。
【※関連記事はこちら!】
⇒「三井住友カード プラチナプリファード」のメリットとデメリットを解説! 年会費や特典、付帯保険などを「三井住友カード プラチナ」と比較して魅力を検証!
■三井住友カード プラチナプリファード | ||
還元率 | 1.0~3.0% (※セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドなどでは還元率3.0%) |
![]() |
発行元 | 三井住友カード | |
国際ブランド | VISA | |
年会費(税抜) | 3万円 | |
家族カード(税抜) | あり(年会費無料) | |
おすすめポイント | 2020年9月に新規発行された“ポイント特化型”のプラチナカード。通常還元率が1.0%、セブン-イレブンやファミリーマート、ローソン、マクドナルドでは2%分が上乗せされて還元率3%になるうえ、年間利用額100万円ごとに1万ポイント(上限は4万ポイント)がもらえる。国際線の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」は付帯せず、レストラン特典も限定的だが、コロナ禍で利用困難な特典よりもポイント還元に注力しているという意味では、2021年の現状に合ったプラチナカードと言える。 | |
関連記事 | ◆「三井住友カード プラチナプリファード」のメリットとデメリットを解説! 年会費や特典、付帯保険などを「三井住友カード プラチナ」と比較して魅力を検証! ◆「三井住友カード プラチナプリファード」は還元率1%の高還元プラチナカード! 年会費やボーナスポイントの獲得方法、コンシェルジュなどの特典を詳しく解説 |
|
【菊地さんが「三井住友カード プラチナプリファード」をおすすめする理由】
前回は「ラグジュアリーカード」だったが、今回は2020年9月に新たに発行が始まった「三井住友カード プラチナプリファード」を選出した。
2020~2021年にプラチナカードを選ぶ際に考慮すべきことは、新型コロナウイルスの影響で、プラチナカードの付帯特典がほぼ使えなくなった点だ。海外旅行に行く際に国際線の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」や「ラウンジ・キー」を使える機会はほぼなくなり、「コンシェルジュデスク」に電話してもチケットの発券ができなかったり、レジャー施設などに独自に用意されている「ラウンジ」も閉鎖されていたりと、従来なら付帯特典を使えば年会費が回収できると考えられていたプラチナカードだが、そもそも付帯特典が使えずに高い年会費だけが引き落とされる状況となった。
そんな状況で新たに発行が開始された「三井住友カード プラチナプリファード」は“ポイント特化型プラチナカード”となっており、ポイント還元率が非常に高いのが特徴。プラチナ特典として付帯するのは「Visaプラチナ」の特典のみで、一般的なプラチナカードに付帯している国際線の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」、2人以上でコース料理を予約すれば1人分が無料になるレストラン特典「招待日和」などは付帯しない。しかし、通常還元率は1%で、入会後3カ月以内に40万円以上を利用すると4万ポイントがボーナスポイントで獲得できるほか、年間利用額100万円ごとに1万ポイント(400万円利用分までで、上限は4万ポイント)が獲得できるので、年会費は3万円(税抜)だが、年間400万円以上をカード決済する人には年会費無料の還元率1%のクレジットカードを利用するよりもお得になる。さらに、特約店で利用すると最大10%還元にもなり、旅行やコンビニ、スーパーなどで利用すると、さらにポイントを貯めることが可能だ。
2021年以降、どれくらい新型コロナウイルスの影響が続くかは不明で、以前のように気軽に国内旅行や海外旅行、レストラン、レジャー施設などに行ける日はいつになるかわからない状況なので、「三井住友カード プラチナプリファード」のように付帯特典を見直すプラチナカードが多く出てくることも考えられそうだ。
続いて発表するのは「年会費無料カード部門」。いまや高還元でも年会費無料のクレジットカードが増えているので、クレジットカードの利用金額が比較的少なめのライトユーザーだけでなく、クレジットカードの利用額が多い人も注目だ。
▼(1)メインカード部門
【楽天カード】
▼(2)マイル系カード部門
【アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード、
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード】
▼(3)ゴールドカード部門
【イオンゴールドカードセレクト、エポスゴールドカード】
▼(4)プラチナカード部門
【スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード、
三井住友カード プラチナプリファード】
▼(5)年会費無料カード部門
▼(6)法人カード・ビジネスカード部門
▼(7)ニューカマー部門
▼(8)スマホ決済+クレジットカード部門
▼【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2021】 まとめ
▲ページトップへ |
「年会費無料カード部門」の最優秀クレジットカードは
還元率が最大3%でポイント交換も楽な「OricoCard THE POINT」と
請求額が自動的に“1%割引”される「Booking.comカード」に決定!
「年会費無料カード部門」では、クレジットカードの利用金額が比較的少ない、ライトユーザーにもおすすめの「年会費無料」で、高還元のお得なクレジットカードを選んでもらった。
【※関連記事はこちら!】
⇒年会費無料のクレジットカードから選ぶ!高還元率で年会費無料のおすすめクレジットカード!
2人の専門家が選んだ「年会費無料カード部門」のおすすめクレジットカードはコレだ!
![]() |
![]() おすすめの 「年会費無料カード」 |
![]() おすすめの 「年会費無料カード」 |
|
カード名 | OricoCard THE POINT | Booking.comカード |
カードフェイス | ||
関連記事 | ◆「Orico Card THE POINT」は、還元率1.0%、年会費が永年無料のお得な高還元率カード。入会6カ月間は最大還元率がなんと3.0%に! | ◆クレジットカードで節約するなら、ポイントが自動でキャッシュバックされる年会費無料カードを使おう!貯めたポイントで無駄なく節約&増やす時代が到来! |
岩田さんが「年会費無料カード部門」で選んだのは、7年連続でオリコの年会費無料&超高還元カード「Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)」となった。通常還元率1.0%、「オリコモール」を活用すれば「Amazon」でも常時2.0%、「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」などでは2.5~15.0%にも。入会後6カ月は還元率2.0%なので、大きな買い物が決まっている人は注目だ。
■Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント) | ||
還元率 | 1.0~3.0% |
![]() |
発行元 | オリコカード | |
国際ブランド | Master、JCB | |
年会費 | 無料 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の電子マネー | モバイルSuica、ICOCA、iD、QUICPay、 au WALLET(MasterCardのみ) | |
関連記事 | 「Orico Card THE POINT」は、還元率1.0%、年会費が永年無料のお得な高還元率カード。入会6カ月間は最大還元率がなんと3.0%に! | |
【岩田さんが「Orico Card THE POINT」をおすすめする理由】
「Orico Card THE POINT」の魅力は、年会費無料にもかかわらず、どこで利用しても100円で1オリコポイントが貯まるので還元率1.0%、入会後6カ月間は還元率が2倍の2.0%にアップするという高い還元率。ネットショッピングサイト「オリコモール」を経由すると常時0.5%の特別加算があるほか、「Amazon」では+0.5%で還元率が2.0%に、「Yahoo!ショッピング」では最低でも+1.5%で還元率3.0%以上にもなる。また、「iD」と「QUICPay」の2つの電子マネーが搭載されているので、コンビニなどでの少額決済もクレジット利用額と合算されてポイントが貯まるのでかなりお得だ。
しかも「Orico Card THE POINT」は、高還元率カードであると同時に、利便性にも優れている点が見逃せない。というのも、貯めたポイントを「Amazonギフト券」や「iTunesギフトコード」などとリアルタイムで交換できるからだ。クレジットカードでは最も注目されるのは還元率だが、利用者にとってはポイントの交換のしやすさも、クレジットカードを選ぶうえで重要なこと。ちなみに「Orico Card THE POINT」のポイントは「Tポイント」「楽天ポイント」、航空会社のマイルなどへも移行ができる。
もちろん、「Apple Pay」にも対応しているので、近くのコンビニ、スーパー、ドラッグストアから、レジャー・エンターテイメント施設、タクシー、自動販売機など、全国のQUICPay加盟店で使えてポイントも貯まるので、リアル・ネット、あらゆるシーンで活躍するクレジットカードといえる。
一方、菊地さんが「年会費無料カード部門」で選出したのは、2年連続で「Booking.comカード」。2017年4月に新登場した際には「クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2018年版」の「ニューカマー部門」に選出されたこともあるクレジットカードだ。キャッシュバック型のクレジットカードで、カード利用額が請求時に1.0%オフになるというわかりやすさが特徴。ポイントを無駄なく使えるので、ポイントの管理が苦手な人にはおすすめだ。
■Booking.comカード | ||
還元率 | 1.0% |
![]() |
発行元 | 三井住友カード | |
国際ブランド | VISA | |
年会費 | 無料 | |
家族カード(税抜) | なし | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
iD | |
関連記事 | クレジットカードで節約するなら、ポイントが自動でキャッシュバックされる年会費無料カードを使おう!貯めたポイントで無駄なく節約&増やす時代が到来! | |
【菊地さんが「Booking.comカード」をおすすめする理由】
2020年は「ポイ活」も流行して、積極的にポイントを貯める人も増えてきた。やはり、2020年6月末まで実施していた「キャッシュレス・消費者還元事業」の影響は大きく、「ポイントって意外と重要なんだな」と感じた人も多いだろう。
それでも「ポイントはよくわからない」「ポイントを貯めるのは面倒」という人も多く、そんな人に最適なカードが「Booking.comカード」だ。
「Booking.comカード」は年会費が無料、カード決済の1%分のポイントが貯まり、自動的にカード代金にキャッシュバックで充当される。従って、積極的にポイントを貯めなくても、ポイントが失効することもない。継続的に「Booking.comカード」を利用しているだけで自動的に「ポイ活」ができてしまうのだ。ほかのクレジットカードのように上手に使って最大還元率をアップさせることはできないが、1%分は確実に得できるため、ポイ活初心者やポイ活には興味があるが面倒という人に最適なクレジットカードと言えるだろう。
もちろん、宿泊予約サイト「Booking.com」を利用すると+5%のポイントも貯まるため、旅行好きな人にもメリットがある。先着5万人限定でホテル宿泊料金などが10%オフとなる「Booking.genius会員」にアップグレードできるコードがもらえる特典も魅力的だ。
続いては、自営業者やフリーランスの人、もしくは起業して法人の代表者となった人が経費を決済する際に便利に使える「法人カード・ビジネスカード部門」を発表。フリーランスで働く人も増える中で注目を集める「法人カード・ビジネスカード部門」で選出された「最強の法人カード」とは?
▼(1)メインカード部門
【楽天カード】
▼(2)マイル系カード部門
【アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード、
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード】
▼(3)ゴールドカード部門
【イオンゴールドカードセレクト、エポスゴールドカード】
▼(4)プラチナカード部門
【スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード、
三井住友カード プラチナプリファード】
▼(5)年会費無料カード部門
【Orico Card THE POINT、Booking.comカード】
▼(6)法人カード・ビジネスカード部門
▼(7)ニューカマー部門
▼(8)スマホ決済+クレジットカード部門
▼【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2021】 まとめ
▲ページトップへ |
「法人カード・ビジネスカード部門」の最優秀クレジットカードは
年会費の割引特典がある「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス」と
起業直後でも入会可能な「アメックス・ビジネス・ゴールド」に決定!
「法人カード・ビジネスカード部門」では、自営業者やフリーランス、会社経営者が利用できる事業の決済用に利用できる、もっともおすすめのクレジットカードを選んでもらった。
【※関連記事はこちら!】
⇒【法人カードおすすめ比較】還元率、付帯特典などのスペック&ステータスで、法人カード・ビジネスカードを徹底比較!
2人の専門家が選んだ「法人カード・ビジネスカード部門」のおすすめクレジットカードはコレだ!
![]() |
![]() おすすめの 「法人・ビジネスカード」 |
![]() おすすめの 「法人・ビジネスカード」 |
|
カード名 | アメリカン・エキスプレス・ ビジネス・ゴールド・カード |
セゾンプラチナ・ビジネス・ アメリカン・エキスプレス・カード |
カードフェイス | ||
関連記事 | ◆「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード」は付帯特典とステータスが抜群の“最強の法人カード”!経費管理や出張で役立つ充実のサービスを使い倒せ! | ◆法人クレジットカード(法人カード)を保有するならセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスがおすすめ!コンシェルジュを秘書代わりに使えばメリット大! |
岩田さんが「法人カード・ビジネスカード部門」で選んだのは、3年連続で「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」だ。「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」は、プラチナ級の付帯特典が使える“日本初のゴールドカード”だが、「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」は、そのビジネスカード版となる。
【※関連記事はこちら!】
⇒アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、本当は“ゴールド”ではなく“プラチナ”だった!?日本初のゴールドカードの最高水準の付帯特典とは?
■アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード | ||
還元率 | 0.33~1.5% (※年3000円(税抜)の「メンバーシップ・リワード・プラス」加入、ポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算) |
![]() |
発行元 | アメリカン・エキスプレス | |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス | |
年会費(税抜) | 3万1000円 (※初年度無料キャンペーン実施中) |
|
追加カード(税抜) | あり(年会費1万2000円) | |
関連記事 | ◆「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード」は付帯特典とステータスが抜群の“最強の法人カード”!経費管理や出張で役立つ充実のサービスを使い倒せ! ◆【アメリカン・エキスプレス・カードを一覧で比較】アメックスが発行する13枚のカードの年会費や特典、還元率を比較して、自分にピッタリの1枚を探そう! |
|
【岩田さんが「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」をおすすめする理由】
法人カードなら「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」をおすすめする。
法人カードは大企業向けのコーポレートカードよりも個人事業主に向けたビジネスカードに焦点が当たっており、その中で一歩抜きんでているのが「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・ビジネス・カード」だ。一般的な法人カードが「会社設立後3年」などを入会資格とするのに対して、「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」は「会社設立1年未満」でもつくれるのが大きな特徴。会社設立期間が短くても入会できるところには、若いスタートアップの会社を応援しようという「アメックス」の思いが込められている。
もともと「アメックス」は「T&E(Travel & Entertainment・旅行と娯楽」をモットーにする会社で、「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」も旅行関連のサービスで強みを発揮する。格安航空券やホテルの予約を代行してくれるサービスがついていたり、法人カードの中では珍しくショッピングで貯めたポイントをマイルに交換できたりする。また、海外旅行傷害保険も最大1億円が自動付帯、社員が持てる「追加カード」でも最大5000万円の保険が自動付帯しているので、移動や宿泊での安心を担保してくれる。海外への出張が多い自営業者や会社経営者にはぜひおすすめしたい法人カードと言える。
一方、菊地さんが「法人カード・ビジネスカード部門」で選んだのも、3年連続で「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」となった。プラチナカードの付帯特典を使えるにもかかわらず、年間200万円以上を使うと、翌年の年会費が1万円になる割引特典があってお得だ。
■セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | ||
還元率 | 0.5~1.5% (※1.5%は「SAISON MILE CLUB」に加入してJALマイルを貯めた場合。1マイル=1.5円換算) |
![]() |
発行元 | クレディセゾン | |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス | |
年会費(税抜) | 2万円 (年間200万円以上の利用で次年度1万円) |
|
追加カード(税抜) | あり(年3000円) | |
関連記事 | ◆法人クレジットカード(法人カード)を保有するならセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスがおすすめ!コンシェルジュを秘書代わりに使えばメリット大! ◆法人カードやビジネスカードのメリットを解説!社員に持たせるビジネスカードに、年会費の高いプラチナカードをおすすめする理由とは? |
|
【菊地さんが「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」をおすすめする理由】
3年連続で「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」を選んだ。「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」は、年会費が2万円(税抜)と、プラチナカードとしては年会費が安いうえに、年間200万円以上の利用があれば年会費が半額の1万円(税抜)になる割引特典があるのでさらにお得になる。
しかも、「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」のプラチナカード特典を利用でき、世界1300カ所以上の空港ラウンジが無料で使える「プライオリティ・パス」の申し込みも可能。「JALマイル」が貯められる「SAISON MILE CLUB」への登録も無料で、ショッピング1000円につき10マイルを獲得できるだけでなく、2000円につき永久不滅ポイントが1ポイント貯まる。つまり、一度の利用でマイルと永久不滅ポイントをダブルで貯めることができるのも大きな魅力だ。
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」の国際ブランドは「American Express」のため、アメックスが提供する優待サービス「アメリカン・エキスプレス・コネクト」を利用することもできる。
また、「資金繰りは悪くないのに限度額が上がらない」という人には、クラウド会計ソフト「freee」の2000円割引特典などが付いた「freeeセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」もおすすめ。
基本的な特典は「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」と同じだが、「freeeセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」の場合はクラウド会計ソフト「freee」を利用することで「限度額」が自動的に増減するのが特徴。「freee」の「資金繰り改善ナビ」を通じ、資金推移と将来予測を自動でクレディセゾンに連携することで、決算書などを提出することなく、限度額が自動で変更される。限度額不足のため、他のビジネスカードを複数保有している事業主も多いと思うが、限度額を自動で調整してくれるカードはなかなか珍しい。ただし、資金推移次第で限度額は上がることもあれば下がることもある。コロナ禍で収益が下がっている場合は注意する必要もありそうだ。
次に発表するのは、2020年に新しく登場したクレジットカード、もしくは2020年にスペックを大幅にリニューアルしたクレジットカードが対象の「ニューカマー部門」。今回は岩田さん、菊地さんともに「大幅にリニューアルしたクレジットカード」を選出。知らないと損する、最新のおすすめクレジットカード情報を見逃すな!
▼(1)メインカード部門
【楽天カード】
▼(2)マイル系カード部門
【アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード、
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード】
▼(3)ゴールドカード部門
【イオンゴールドカードセレクト、エポスゴールドカード】
▼(4)プラチナカード部門
【スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード、
三井住友カード プラチナプリファード】
▼(5)年会費無料カード部門
【Orico Card THE POINT、Booking.comカード】
▼(6)法人カード・ビジネスカード部門
【アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード、
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード】
▼(7)ニューカマー部門
▼(8)スマホ決済+クレジットカード部門
▼【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2021】 まとめ
▲ページトップへ |
「ニューカマー部門」の最優秀クレジットカードは
「QUICPay」利用時は還元率3%の「セゾンパール・アメックス」と、
通常還元率が0.5%⇒1%にアップした「ローソンPontaプラス」に決定!
「ニューカマー部門」では、2020年に新しく発行されたクレジットカード、もしくは2020年にスペックを大幅にリニューアルしたクレジットカードに限定し、その中でも還元率や付帯サービスが充実した、注目に値するおすすめクレジットカードを選んでもらった。
【※関連記事はこちら!】
⇒クレジットカードおすすめ最新ニュース[2021年]
2021年に2人が選出したのは、それぞれ従来のスペックを大幅に変更して、お得なクレジットカードに生まれ変わったクレジットカードとなった。2人の専門家が選んだ2021年の「ニューカマー部門」のおすすめクレジットカードはコレだ!
![]() |
![]() おすすめの 「新登場カード」 |
![]() おすすめの 「新登場カード」 |
|
カード名 | ローソンPontaプラス | セゾンパール・アメリカン・ エキスプレス・カード Digital |
カードフェイス | ||
関連記事 | ◆「ローソンPontaプラス」が還元率1.0%の高還元クレジットカードに!「楽天カード」や「dカード」に匹敵する“年会費無料&還元率1.0%”のお得なカードに進化! | ◆「セゾンパール・アメックス・カード Digital」は、QUICPayで3%還元と超お得! 最短5分で発行できる「SAISON CARD Digital」の申し込み方法も解説! |
岩田さんが「ニューカマー部門」で選んだのは、2020年に続き、ローソン銀行が発行する「ローソンPontaプラス」。2019年1月に誕生した年会費無料のクレジットカードだが、2020年11月1日から通常還元率が0.5%⇒1%にアップする“リニューアル”を実施。また、「ローソン」や「ローソンストア100」「ナチュラルローソン」で16時~23時59分に利用した分は「200円(税抜)につき2 Pontaポイント」が加算されて還元率が2%にアップするのも特徴だ。
【※関連記事はこちら!】
⇒Pontaポイントが貯まりやすいクレジットカードは?「ローソンPontaプラス」や「au PAYカード」「リクルートカード」など4枚の年会費や還元率を比較して検証!
■ローソンPontaプラス | ||
還元率 | 1.0~2.0% |
![]() |
発行元 | ローソン銀行 | |
国際ブランド | Mastercard | |
年会費 | 無料 | |
家族カード | ― | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
― | |
関連記事 | 「ローソンPontaプラス」が還元率1.0%の高還元クレジットカードに!「楽天カード」や「dカード」に匹敵する“年会費無料&還元率1.0%”のお得なカードに進化! | |
【岩田さんが「ローソンPontaプラス」をおすすめする理由】
「ローソンPontaプラス」は2019年に登場した年会費無料のクレジットカードだが、2020年11月1日に大幅にスペックが“改善”されたため、昨年に続いて選出した。
従来は「200円(税込)につき1 Pontaポイント」が付与されて還元率0.5%だったが、2020年11月1日からは「200円(税込)につき2 Pontaポイント」が付与されることになり、還元率は1.0%にアップ。しかも、ローソンやローソンストア100、ナチュラルローソンでは「16~23時59分までは200円(税抜)ごとに2 Pontaポイントが加算」されて、還元率は合計2.0%にアップするという高還元も維持されている。複雑な手間や手続きをしなくても、ただカード決済をするだけで、通常でも1.0%、ローソンなら時間帯によって2.0%の高還元で、加盟店の店舗数が多い共通ポイント「Pontaポイント」を貯められるのが「ローソンPontaプラス」の大きなメリットだ。
さらに、2020年は「au」の各種サービスで貯まったり、使えたりするポイントが「au WALLETポイント」から「Pontaポイント」に変更されたこともあり、「au」ユーザーであれば「ローソンPontaプラス」で貯めた「Pontaポイント」を「au」のサービスで利用できるので利便性やお得度がアップしている点にも注目だ。
一方、菊地さんが「ニューカマー部門」で選んだのは「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital」。従来からある「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」の“ナンバーレス デジタルカード”で、申し込んで「最短5分」でアプリにカード番号が発行されて、すぐに利用できるようになる仕組み。最大の特徴は、iPhoneなら「Apple Pay」、Androidなら「Google Pay」に登録してポストペイ(後払型)電子マネー「QUICPay」で利用すると還元率が3%にアップするようにリニューアルされた点。「QUICPay」はコンビニやドラッグストア、ファストフード、タクシーなど、全国121万カ所で利用できる電子マネーなので、さまざまな場所で「年会費無料&還元率3%」の高還元クレジットカードとして利用できるようになったので、もともと「QUICPay」を利用していた人が「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital」に乗り換えるのはもちろん、「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital」への入会を機に新たに「QUICPay」を利用し始めるのもおすすめだ。
【※関連記事はこちら!】
⇒「セゾンパール・アメックス・カード Digital」は、QUICPayで3%還元と超お得! 最短5分で発行できる「SAISON CARD Digital」の申し込み方法も解説!
■セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital | ||
還元率 | 0.5~3.0% (※「Apple Pay」または「Google Pay」の「QUICPay」で支払った場合は還元率3.0%) |
![]() |
発行元 | クレディセゾン | |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス | |
年会費(税抜) | 初年度無料、2年目以降1000円 (年に1回でもクレジットカードの利用があれば次年度以降も無料) |
|
家族カード(税抜) | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、ICOCA | |
関連記事 | 「セゾンパール・アメックス・カード Digital」は、QUICPayで3%還元と超お得! 最短5分で発行できる「SAISON CARD Digital」の申し込み方法も解説! | |
【菊地さんが「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital」をおすすめする理由】
2020年は特徴的なクレジットカードがいくつか誕生していて非常に悩んだが、「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital」を選んだ。年会費は初年度無料、2年目以降は前年に1円以上の利用があれば無料と、年会費“実質”無料のクレジットカードとして使い続けることができる。
また、「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital」はオンラインで申し込むことができ、「最短5分」でカード番号が発行される。プリペイドカードのような感覚で申し込めて、最短5分でアプリにカード番号が表示されるため、オンラインですぐにクレジットカードを利用することができる。また、「Apple Pay」に登録すると、コンビニなどでもすぐに利用可能となる。
そして、最大の特徴は、iPhoneなら「Apple Pay」に登録した「QUICPay(クイックペイ)」、Androidなら「Google Pay」に登録して決済すると、3%還元(1000円につき6ポイント)になることだ。「QUICPay」はコンビニだけでなく、ドラッグストアやスーパーマーケット、家電量販店、飲食店、タクシーなどで利用することができるので、「QUICPay」を使うことでリアル店舗ではほぼ「還元率3%」の年会費“実質”無料のクレジットカードとして利用できる。
ここ数年はクレジットカードの還元率競争も落ち着き、付帯サービスの充実による差別化が行われてきたが、新型コロナウイルスの影響で付帯サービスを使う機会が減っている中、再び還元率競争がさかんになるのかが注目される。
最後に発表するのは、昨年からスタートして、今回が2年目となる「『スマホ決済+クレジットカード』最強の組み合わせ部門」。2019年10月~2020年6月でに実施された「キャッシュレス・消費者還元事業(ポイント還元事業)」や2020年9月~2021年3月まで実施される「マイナポイント事業」の影響で、「PayPay」や「楽天ペイ」「d払い」などの“コード決済”が脚光を浴びたが、はたしてもっともお得な「スマホ決済+クレジットカード」の組み合わせは何なのか? 還元率や利便性をもとに専門家が下した決断は?
【※関連記事はこちら!】
⇒キャッシュレス決済を“手段”と“決済タイミング”別に9種類に分け、種類別にメリット・デメリットを解説! 初心者におすすめのコード決済の選び方なども紹介!
▼(1)メインカード部門
【楽天カード】
▼(2)マイル系カード部門
【アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード、
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード】
▼(3)ゴールドカード部門
【イオンゴールドカードセレクト、エポスゴールドカード】
▼(4)プラチナカード部門
【スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード、
三井住友カード プラチナプリファード】
▼(5)年会費無料カード部門
【Orico Card THE POINT、Booking.comカード】
▼(6)法人カード・ビジネスカード部門
【アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード、
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード】
▼(7)ニューカマー部門
【ローソンPontaプラス、
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital】
▼(8)スマホ決済+クレジットカード部門
▼【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2021】 まとめ
▲ページトップへ |
「スマホ決済+クレジットカード部門」の最強の組み合わせは
安定感抜群の交通系電子マネー「Suica+ビックカメラSuicaカード」と、
ローソンで4%還元になる「au PAY+au PAYカード」に決定!
「『スマホ決済+クレジットカード』最強の組み合わせ部門」では、「スマホ決済」と相性が抜群の「クレジットカード」という“最強の組み合わせ”を選んでもらった。
【※関連記事はこちら!】
⇒「キャッシュレス決済」おすすめ比較!「PayPay」や「LINE Pay」「楽天ペイ」など、主要な「スマホ決済」の還元率や利用可能なコンビニ、最新のキャンペーン情報を紹介!
2021年にお得&便利な「『スマホ決済+クレジットカード』最強の組み合わせ部門」で2人の専門家が選んだ組み合わせはコレだ!
![]() |
![]() 「スマホ決済+クレジットカード」 最強の組み合わせ |
![]() 「スマホ決済+クレジットカード」 最強の組み合わせ |
|
カード名 | Suica+ビックカメラSuicaカード | au PAY+au PAYカード |
カードフェイス | ||
関連記事 | ◆「ビックカメラSuicaカード」をクレジットカード専門家がおすすめする理由とは? 還元率1.0%超、年1回利用で年会費無料、Suica搭載など、そのメリットを解説! | ◆Pontaポイントが貯まりやすいクレジットカードは?「ローソンPontaプラス」や「au PAYカード」「リクルートカード」など4枚の年会費や還元率を比較して検証! |
岩田さんが「『スマホ決済+クレジットカード』最強の組み合わせ部門」で選んだのは、2年連続で交通系電子マネー「Suica」と「ビックカメラSuicaカード」の組み合わせだ。
「Suica」は2001年にJR東日本が導入した電子マネーで、Android端末では「モバイルSuica」もしくは「Google Pay」、Apple社製端末(iPhone/Apple Watch)では「Apple pay」で利用可能。他のスマホ決済同様、コンビニやスーパー、ドラッグストア、自販機など、さまざまな場所で利用ができるだけでなく、電車に乗車する際に利用ができるのが大きなメリット。
また、「Suica」と組み合わせる最強クレジットカードとして選ばれた「ビックカメラSuicaカード」は、JR東日本グループの「ビューカード」が発行するクレジットカードで、初年度の年会費は無料で、2年目以降も前年に1回でも利用していれば次年度の年会費も無料になるうえ、通常還元率1.0%、ビックカメラでは還元率10%と高還元で、さらに「Suicaを」や「モバイルSuica」にチャージをした場合は還元率が1.5%にアップする。「Suica」チャージ分の還元率が1.5%になる「ビューカード」の中で、2年目以降も年会費が無料になるのは「ビックカメラSuicaカード」だけで、まさに「Suica」と組み合わせる“最強のクレジットカード”となっている。
【※関連記事はこちら!】
⇒【2021年版】Suicaチャージでポイントが貯まる、お得なクレジットカードをまとめて紹介!【電子マネーで得するクレジットカード比較】
■ビックカメラSuicaカード | ||
還元率 | 1.0~10% (通常還元率1.0%、JR東日本の切符や定期券、「Suica」チャージなどは1.5%。ビックカメラでは10%) |
![]() |
発行元 | ビューカード | |
国際ブランド | VISA、JCB | |
年会費(税抜) | 初年度無料、2年目以降477円 (ただし、年1回でも利用すれば、次年度以降も年会費無料) |
|
家族カード(税抜) | なし | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
Suica、モバイルSuica | |
関連記事 | ◆「ビックカメラSuicaカード」をクレジットカード専門家がおすすめする理由とは? 還元率1.0%超、年1回利用で年会費無料、Suica搭載など、そのメリットを解説! ◆【2021年版】Suicaチャージでポイントが貯まる、お得なクレジットカードをまとめて紹介!【電子マネーで得するクレジットカード比較】 |
|
【岩田さんが「Suica+ビックカメラSuicaカード」をおすすめする理由】
さまざまな「○○ペイ」が登場しているが、「スマホ決済」の便利さを実感するのは交通機関で利用するときなので、やはり「Suica」が最強の「スマホ決済」だと感じている。「Suica」は画面に「バーコード」を表示させたり、「バーコード」を読み込んだりする手間が必要ない非接触ICカードなので、利便性でも「○○ペイ」を上回る。
「Suica」と相性抜群なクレジットカードは「ビューカード」だ。「ビューカード」なら「Suica」に「オートチャージ」ができるので、「『Suica』の残高が足りずに改札前で立ち往生」ということもなくなる。オートチャージは自動改札機にタッチする際に「Suica」の残額が設定金額以下になっていたら自動でチャージしてくれる優れた機能で、初期設定はチャージ残高が1000円以下になると自動的に3000円チャージされるという設定で、1000円から1万円まで1000円単位で自分でも設定が可能。
また、「ビューカード」なら「Suica」チャージ金額の「1.5%」分のJRE POINTが貯まり、エキナカなどのSuica加盟店で利用すれば、0.5~1.0%のポイントが貯まるので還元率は2.0~2.5%まで上昇する。「Suica」を利用するだけで、特に意識しなくてもいつの間にかポイントが貯まり、貯まったポイントは「1ポイント=1円」で「Suica」にチャージして現金同様に使えるほか、JRE POINT加盟店での利用やグリーン車利用券や会員限定のさまざまな商品に交換することもできるのも大きなメリットだ。
「ビューカード」の中でおすすめなのは「ビックカメラSuicaカード」。年会費は初年度無料で、年1回の利用で次年度の年会費が無料になるので年会費は“実質”無料。ほかの「ビューカード」同様に「Suica」チャージは還元率1.5%になり、さらに通常利用分は「1000円(税込)につき5ビックポイント+5JRE POINT」がもらえて還元率1.0%になるのもお得。
一方、菊地さんが「『スマホ決済+クレジットカード』最強の組み合わせ部門」で選んだのは、「au PAY」と「au PAYカード」の組み合わせだ。
「au PAYカード」は年会費が初年度無料、2年目以降も前年に1回でも利用していれば次年度の年会費が無料になる年会費“実質”無料のクレジットカードで、通常還元率は1%。また、「au PAYカード」で「au PAY」にチャージして利用すれば還元率1.5%、ローソンなら還元率4%に達し、「Pontaカード」を併用すると合計還元率は4.5~5%と驚異的な高還元になる。「d払い」や「dカード」がNTTドコモユーザー以外もお得に利用できるのと同様、「au PAY」と「au PAYカード」もauユーザー以外でも利用できるので、ローソンをよく利用する人なら使う価値があるだろう。
■au PAYカード | ||
還元率 | 1.0~1.5% |
![]() |
発行元 | au フィナンシャルサービス | |
国際ブランド | VISA、Mastercard | |
年会費(税抜) | 初年度無料、2年目以降1250円 (ただし、年1回でも利用すれば、次年度以降も年会費無料) |
|
家族カード(税抜) | あり(年会費無料。ただし、本会員に年会費が発生する場合は年400円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
― |
【菊地さんが「au PAY+au PAYカード」をおすすめする理由】
数多くのサービスが乱立している「○○ペイ」は、数カ月単位で「サービス内容の見直し(という名の『改悪』)」があり、なかなかサービスが安定しない。そんな中で今回選んだのは「au PAY+au PAYカード」の組み合わせだ。「au PAYカード」で「au PAY」にチャージすると、1%分のPontaポイントが貯まり、決済時には0.5%分のPontaポイントが貯まる。他社サービスでも還元率1.5%までアップさせる仕組みを用意できるが、実際に利用するには複雑すぎる。その点、「au PAYカード」で「au PAY」にチャージして利用すれば、それだけで還元率は1.5%になるので初心者にも使いやすい。
ローソンでも「au PAYカード」からチャージした「au PAY」で支払うと4%還元、ローソンで「Pontaカード」を提示すると、さらに0.5~1%のPontaポイントを獲得できるので、合計で4.5~5%還元となる。
もちろん、「au PAY+au PAYカード」の組み合わせも「改悪」されないとは限らないので、「スマホ決済×クレジットカード」の組み合わせは、あまりコロコロと変更せずに、自分にとって使い勝手のいいサービスを使うのがいいだろう。
以上が、岩田昭男さんと菊地崇仁さんの2人の専門家が「クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2021」に選出した、全8部門、合計16枚のおすすめクレジットカードだ。ここで改めて8部門で選出された、全16枚のクレジットカードをまとめてみよう。
◆メインカード部門 | |||
カード名 | カードフェイス | 公式サイト | |
岩田昭男さん | 楽天カード | ||
菊地崇仁さん | 楽天カード | ||
◆マイル系カード部門 | |||
カード名 | カードフェイス | 公式サイト | |
岩田昭男さん | アメリカン・エキスプレス・ スカイ・トラベラー・カード |
||
菊地崇仁さん | スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード (SPGアメックス) |
||
◆ゴールドカード部門 | |||
カード名 | カードフェイス | 公式サイト | |
岩田昭男さん | イオンゴールドカードセレクト | ||
菊地崇仁さん | エポスゴールドカード | ||
◆プラチナカード部門 | |||
カード名 | カードフェイス | 公式サイト | |
岩田昭男さん | スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(SPGアメックス) |
||
菊地崇仁さん | 三井住友カード プラチナプリファード | ||
◆年会費無料カード部門 | |||
カード名 | カードフェイス | 公式サイト | |
岩田昭男さん | OricoCard THE POINT (オリコカード ザ ポイント) |
||
菊地崇仁さん | Booking.comカード | ||
◆法人カード・ビジネスカード部門 | |||
カード名 | カードフェイス | 公式サイト | |
岩田昭男さん | アメリカン・エキスプレス・ ビジネス・ゴールド・カード |
||
菊地崇仁さん | セゾンプラチナ・ビジネス・ アメリカン・エキスプレス・カード |
||
◆ニューカマー部門 | |||
カード名 | カードフェイス | 公式サイト | |
岩田昭男さん | ローソンPontaプラス | ||
菊地崇仁さん | セゾンパール・アメリカン・ エキスプレス・カード Digital |
||
◆スマホ決済+クレジットカード最強の組み合わせ部門 | |||
カード名 | カードフェイス | 公式サイト | |
岩田昭男さん | Suica+ビックカメラSuicaカード | ||
菊地崇仁さん | au PAY+au PAYカード |
![]() |
これらのクレジットカードが2021年の年初時点で、2人の専門家がさまざまなクレジットカードを比較して見つけた、各部門のおすすめのクレジットカードとなる。岩田さん、菊地さんという日本を代表する「クレジットカードの専門家」の意見を参考に、2021年はお得なクレジットカード生活を始めよう!
(ザイ・オンライン「クレジットカードおすすめ比較」トップページはこちら⇒「クレジットカードおすすめ比較」)
▼(1)メインカード部門
【楽天カード】
▼(2)マイル系カード部門
【アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード、
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード】
▼(3)ゴールドカード部門
【イオンゴールドカードセレクト、エポスゴールドカード】
▼(4)プラチナカード部門
【スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード、
三井住友カード プラチナプリファード】
▼(5)年会費無料カード部門
【Orico Card THE POINT、Booking.comカード】
▼(6)法人カード・ビジネスカード部門
【アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード、
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード】
▼(7)ニューカマー部門
【ローソンPontaプラス、
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital】
▼(8)スマホ決済+クレジットカード部門
【Suica+ビックカメラSuicaカード、au PAY+au PAYカード】
▼【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2021】 まとめ
▲ページトップへ |
※クレジットカードの専門家2人が選んだ、2021年の最強カードは?
⇒【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2021年版】
「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!
全8部門の“2021年の最優秀カード”を詳しく解説!
【2021年1月1日時点・最新情報】
|
||||
還元率 | 年会費 (税抜) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆OricoCard THE POINT (オリコカード・ザ・ポイント) |
||||
1.0~2.5% | 永年無料 | JCB Master |
Suica ICOCA |
![]() |
【OricoCard THE POINTのおすすめポイント】 年会費無料ながら新規入会後6カ月は2.0%の高還元率で、7カ月以降も通常還元率が1.0%の高還元クレジットカード。「オリコモール」活用で「Amazon」では還元率2%になるほか、各サイトで貯まるポイントも含めれば「楽天市場」では還元率2.5%、「Yahoo!ショッピング」では還元率3.0%、サイトによっては還元率15%以上に達するなど、ネットショッピングでは最強レベル。また、「iD」と「QUICPay」を搭載しているので少額決済でも便利。貯めたポイントは「Amazonギフト券」「iTunesギフトコード」なら即時交換ができるので、ポイントの使い勝手も◎! |
||||
【関連記事】 ◆【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2021年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2021年の最優秀カード”を詳しく解説!(最優秀年会費無料カード部門) ◆年会費無料カードの還元率競争が激化!「Orico Card THE POINT」はネット通販に強く、還元率1.5~2.5%も狙える注目の新登場カード! ◆「Orico Card THE POINT」は、還元率1.0%、年会費が永年無料のお得な高還元率カード。入会6カ月間は最大還元率がなんと3.0%に! |
||||
◆dカード | ||||
1.0~3.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD |
![]() |
【dカードのおすすめポイント】 テレビCMでもおなじみの「NTTドコモ」のカードだが、auやソフトバンク利用者でもお得! 通常還元率1%と高還元で、2019年9月16日以降の申し込み分から年会費が永年無料になり、ますますお得なカードに進化! さらに「dカード」で貯まる「dポイント」は携帯電話料金に充当できるほか、JALのマイルなどにも交換可能で、ドコモユーザー以外でもお得なクレジットカードだ。 |
||||
【関連記事】 ◆「dカード」は「dポイント」を貯める最強カード! ドコモ利用者以外は年会費実質無料の「dカード」、ドコモ利用者は「dカード GOLD」がおすすめ! ◆「dカード」はドコモユーザー以外にもおすすめの「高還元+実質年会費無料」クレジットカード!ドコモユーザーなら「dカード GOLD」を使い倒せ! |
||||
◆アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード |
||||
1.5%~ | 1万円 | AMEX | Suica ICOCA |
![]() |
【アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードのおすすめポイント】 「マイル系最強カード」との呼び名が高いクレジットカード。対象航空会社・旅行会社28社で航空券代金やツアー代金を決済すると通常の3倍のポイントが貯まるので、航空会社発行のカードよりもマイルが貯まりやすいのが魅力。さらに、貯まったポイントは提携航空会社15社のマイルに自由に交換可能で、しかもポイントは無期限で貯められるのも大きなメリット! 「長距離+ビジネスクラス」の特典航空券に交換すれば、還元率は1.5%よりも高くなる! |
||||
【関連記事】 ◆【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2021年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2021年の最優秀カード”を詳しく解説!(マイル系カード部門) ◆航空・旅行アナリストがおすすめ!貯めたポイントを航空会社15社で自由に使える万能型のマイル系クレジットカードとは? |
||||
◆楽天カード |
||||
1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
![]() |
【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
||||
【関連記事】 ◆【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2021年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2021年の最優秀カード”を詳しく解説!(最優秀メインカード部門) ◆「楽天カード」よりも「楽天ゴールドカード」を使ったほうが確実に得をする“損益分岐点”が判明!楽天市場での利用額次第で「楽天カード」よりお得! ◆「楽天カード」にメリット追加で還元率もアップ!さらに「楽天カード」と「楽天モバイル」の兼用でスマホ代の節約+楽天ポイントがザクザク貯まる! |
||||
◆JCB CARD W(ダブル) |
||||
1.0~3.0% | 永年無料 | JCB | QUICPay |
![]() |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 年会費無料で通常還元率は1.0%、「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」のセブン-イレブンやAmazonなどでは還元率2.0%、スターバックスでは還元率3.0%になるお得なカード。しかも、大手カード会社のクレジットカードだけあって、ポイントの汎用性も抜群! |
||||
【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~3%のJCBの入門用カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
||||
◆イオンカードセレクト | ||||
0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
Suica ICOCA WAON |
![]() |
【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利が通常の30倍=0.03%になる(こちらの記事を参照)。メガバンクの定期預金金利が0.002%の今、普通預金金利が0.03%になるのはお得!「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! |
||||
【関連記事】 ◆イオンカードを作るなら「イオンカードセレクト」が一番お得! WAONチャージでのポイント2重取り&イオン銀行で預金金利が優遇されやすくなる特典も! ◆【イオン銀行の金利・手数料・メリットは?】イオン銀行利用者は「イオンカードセレクト」が必須!簡単に普通預金が定期預金並みの金利0.05%にアップ! |
||||