「つみたてNISA」(積立NISA)は、本来、投資で得られた利益(運用益)にかかる約20%の税金がゼロになるお得な制度です。この連載では、「つみたてNISA」の特徴を紹介しています。
みなさんは「つみたてNISA」で、毎月いくら積み立てしようと思っていますか? また、すでに「つみたてNISA」を始めている人は、毎月いくら積み立てていますか? 今回は、「つみたてNISA」で積み立てる金額について、「つみたてNISA」の基本の解説と、自分に合った投資金額の考え方をお伝えしたいと思います。
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⇒つみたてNISAが投資の初心者におすすめな理由とは? 積み立て投資だから簡単で損しにくく、対象商品は低コスト&売買手数料無料、そのうえ節税もできる!
「つみたてNISA」の運用益が非課税になる
投資金額の上限は毎年40万円!
投資の運用益が非課税になる「つみたてNISA」ですが、非課税にできる投資金額(投資枠)の上限は、年40万円までと決められています。
「つみたてNISA」で毎月積み立てる場合、40万円÷12カ月≒3万3333円なので、毎月3万3333円まで、積み立てられることになります。
しかし、実際には、金融機関によって多少違いがあります。
例えば、SBI証券や楽天証券といったネット証券の場合、「100円以上1円単位」で積み立てができるので、毎月3万3333円まで投資できます。一方、多くの銀行では「1000円以上1000円単位」で積み立てをするルール。この場合は、毎月3万3000円までとなります。
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⇒「つみたてNISA」口座は、商品数や積み立てる頻度、最低積立額など、5つのポイントを比較して選ぼう!後悔しない金融機関の選び方と変更する方法を伝授
「投資枠は年40万円あるのに、これでは投資枠を使い切れない」そう気づいたあなたは鋭いですね。3万3333円ずつ12カ月投資すると、投資金額の合計は39万9996円。3万3000円ずつの場合は39万6000円となります。
そこで、年40万円ピッタリ投資したいなら、「ボーナス月の増額設定」を活用するといいでしょう。「ボーナス月の増額設定」を活用すれば、年に2回まで、一時的に投資金額を増やすことができます。例えば、ふだんは毎月3万円、それに加えてボーナス月(6月と12月)は、5万円ずつ投資金額を増額する設定にすれば、「つみたてNISA」の投資枠の上限である40万円、ピッタリ投資できる、というわけです。
また、「つみたてNISA」を年の途中で始めた場合も、この「ボーナス月の増額設定」を利用すれば、その年の「つみたてNISA」の投資枠を使い切ることができます。
なお、「つみたてNISA」の投資期間は今のところ2018年から2037年までの20年間、非課税投資枠の20年間の合計は800万円までとなっています。各年の非課税投資枠は翌年以降に引き継げませんから、2019年に「つみたてNISA」を始めた人の2037年までの投資枠は760万円、2020年に「つみたてNISA」を始める人の2037年までの投資枠は720万円……と、2037年までの投資枠は年々、減っていくことになります。
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「つみたてNISA」は100円から投資できるが
投資資金は多い方が非課税メリットも多くなる
さて、ここまで「つみたてNISA」の投資枠の上限についてお話ししてきました。というのも、お金を増やすということを考えた場合、できるだけ多くの資金で投資をしたほうがいいからです。
例えば、毎月1000円、毎月5000円、毎月1万円ずつ、20年間投資を続け、年利4%の利益が得られたとします。このとき、資産の合計額は、下のグラフのようになります。毎月1000円の場合に比べて、投資金額が5倍(5000円)・10倍(1万円)になれば、当然ながら、利益の額も5倍・10倍になります。
さらに、「つみたてNISA」の場合、本来は運用益に対して課税される約20%(厳密には、20.315%)の税金が非課税になります。そこで、同じ期間、同じ商品を積み立てて運用益が出た場合、「つみたてNISA」への投資額が多いほど非課税になる額も増えることになります。
・毎月1000円・20年間・年利4%で投資した場合
⇒非課税になる税金額2万5754円
・毎月5000円・20年間・年利4%で投資した場合
⇒非課税になる税金額12万8771円
・毎月1万円・20年間・年利4%で投資した場合
⇒非課税になる税金額25万7542円
仮に、毎月3万3333円を20年間積み立て投資し、年利4%の利益が得られたとすると、資産の合計は1222万5699円です。そのうち利益は422万5699円、非課税になった税金の額は85万8450円にもなります。
「つみたてNISA」は無理のない積立金額でスタートして
慣れてきたら少しずつ積立金額を増やしていこう!
しかし、「お金を増やしたいなら、積立金額は大きいほうがいい」と言われても、さっと投資資金を出せるならいいのですが、収入状況、家族の状況、性格などいろいろな要因で簡単ではない人も多いと思います。では、自分なりの積立金額は、どうやって決めればいいのでしょうか。
まず、大前提として、現状まったく貯金がないという人は、投資より前に家計を見直して、毎月お金を貯められるようにすることが先決です。「つみたてNISA」は、一般的な投資と比べると堅実な投資だとは言えますが、それでも投資ですから、元本が減る局面もあります。そんなところに、なけなしのお金を使ってしまっては、もし減ってしまったときに困りますし、投資していても落ち着かないでしょう。何か不測の事態があっても困らないよう、「つみたてNISA」は、給料の3カ月〜6カ月分くらいのお金を貯めた上でスタートするのがいいでしょう。
(それでも筆者としては、使える時間は有限ですから、まったくお金が貯まっていないという人でも、100円、1000円と少額でもいいので「つみたてNISA」を始めて欲しいと思っています)
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そこがクリアできたら、ようやくスタートラインです。毎月の収入から支出を引いた残りの金額から、どの程度を「つみたてNISA」に配分していくかを検討します。
配分の考え方は、人によっていろいろです。基本はお伝えしたとおり、できるだけ投資に振り向けていただきたいのですが、生活費を極限まで切り詰めるほど無理はしても長続きはしないので、最初はできる範囲でいいでしょう。
そして、「つみたてNISA」での投資がどんなものかがわかったら、今度は少し戦略的に、毎月の積立金額を目標金額から逆算してみましょう。
金融庁の「資産運用シミュレーション」や、各金融機関のウェブサイトなどでは、「積立期間」「想定する利回り(利率)」「目標金額」を入力することで、毎月の必要な積立金額を計算することができるツールがありますので、それを使って計算するのが簡単です。
金融庁の「つみたてNISA」の資料によると、20年間の積み立て投資で得られる利益は、年利2〜8%の中に収まるとされています。
そこで、例えば、積立期間を「20年」、想定する利回り(利率)を「3%」、目標金額を「500万円」として、金融庁の「資産運用シミュレーション」で計算すると、毎月1万5230円ずつ積み立てる必要があることがわかりました。
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お金は貯金だけでは増えない
お金を増やしたいなら積極的に“投資”しよう!
ところで、日本人は貯蓄が大好きだとよく言われます。
日本銀行の『資金循環の日米欧比較』では、日本・米国・ユーロエリアの家計に占める金融資産の構成割合が示されています。
これによると、日本の金融資産は50%以上が「現金・預金」。「株式等」「投資信託」「債務証券(債券)」といった金融商品の割合は15%ほどとなっています。それと正反対なのが米国で、金融商品の割合が50%、「現金・預金」は12.9%となっています。
過去20年間、日本の金融資産は約1.5倍に増えたそうです。これだけ聞くとすごいのですが、同じ期間で、米国の金融資産は約3.3倍になっているといいます。それはなにより、投資に振り向けるお金の額が多かったからにほかなりません。
もちろん、単純に米国の真似をしなさい、とまで言う気はありません。しかし、これからお金を増やしていくことを考えるのであれば、もう少し投資にお金を振り向けたほうがいい、ということは言えると思います。
人によって老後資金、教育資金、余暇資金など、貯める目的・目標金額は違いますが、早いうちから準備するか、ギリギリになってから準備するかで、毎月の必要積立額、必要利回りはまったく異なります。人間には寿命がありますから、積み立て投資を「長くやる」ためには「早くやる」しかありません。時間を味方につけて、お金が勝手に増えていく生活を楽しみましょう。
「つみたてNISA」は、投資の初心者が投資デビューするのにピッタリな制度です。ぜひ取り組んでみてください。
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(株)Money&You代表取締役、ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本証券アナリスト協会検定会員。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職。女性向けWEBメディア「FP Cafe」や「Mocha(モカ)」を運営。著書は『投資信託 勝ちたいならこの7本!』『やってみたらこんなにおトク! 税制優遇のおいしいいただき方』 『入門仮想通貨のしくみ』『つみたてNISAでお金は勝手に増えていく』など多数。
【2019年12月4日更新】
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売買手数料 | 購入可能なつみたてNISA対象商品数 | |||
投資信託 | ETF | インデックス型投信 | アクティブ型投信 | ETF |
◆SBI証券 | ||||
無料 | ― | 139本 | 14本 | ― |
【SBI証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】 ネット証券で口座開設数がNo.1の最大手。つみたてNISA対象商品のうち、そのほとんどの投資信託を取り扱っており、投資信託のラインナップは153本と最多。100円から投資信託の積み立てが可能で、少額でもつみたてNISAを始められる。「毎月積立」だけでなく、「毎週積立」「毎日積立」も選べ、きめ細かい時間分散投資を行える。スマホアプリ「かんたん積立アプリ」は、つみたてNISAに対応しており、投資信託をスマホで管理可能。さらに、おすすめのファンドや金額配分まで提案してくれる。 |
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【関連記事】 ◆【SBI証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】「つみたてNISA」対象の投資信託の取扱数が152本と金融機関で最も充実しているのがSBI証券の魅力! ◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社! |
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◆楽天証券 | ||||
無料 | ― | 138本 | 14本 | ― |
【楽天証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】 取り扱う投資信託の本数は152本と、つみたてNISAを扱う金融機関の中でも多い。投資信託の最低購入金額が「100円」のため、少額からつみたてNISAを始められる。「毎月積立」だけでなく、「毎日積立」も可能だ。また、積立代金の引き落としは、証券口座や「楽天銀行」、その他金融機関に加え、「楽天カード」も選択できて便利。積立代金を「楽天スーパーポイント」で支払うこともできる。さらに、「楽天カード」のクレジット決済にすれば、毎月の積立額に応じて「楽天スーパーポイント」が付与される。 |
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【関連記事】 ◆【楽天証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】 「つみたてNISA」対象の投資信託が152本と豊富! 積立額に応じポイント還元&ポイントで投資も可能! ◆楽天証券が投資信託の積立時の「楽天カード」決済&積立額の1%分のポイント還元を開始! ポイントの再投資も可能で、最強の「つみたてNISA」口座が誕生 |
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◆松井証券 | ||||
無料 | ― | 135本 | 13本 | ― |
【松井証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】 株主優待名人の桐谷さんもおすすめするネット証券の1つ。つみたてNISA対象の投資信託は148本と豊富なラインナップ。ロボアドバイザーが投資信託のポートフォリオの提案から運用をサポートする「投信工房」(利用無料)をはじめ、情報ツールが豊富でサポート体制も充実。100円から投資信託を購入することができるため、投資初心者も始めやすい。 |
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【関連記事】 ◆【松井証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】 「つみたてNISA」対象の投資信託を146本も用意! ロボアドバイザーが投資初心者の資産設計をサポート ◆松井証券はどうして投資信託の取扱数が少ないのか? あえて取扱数で勝負せず、松井証券が「顧客に無駄なコストを使わせない」という理念にこだわる理由とは ◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社! |
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◆マネックス証券 | ||||
無料 | ― | 136本 | 13本 | ― |
【マネックス証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】 つみたてNISA対象の投資信託のラインナップは149本と豊富。最低購入金額が原則100円と、少額からつみたてNISAを始めることができる。また、独自の資産設計アドバイスツール<MONEX VISION β>が、おすすめの投資信託を紹介してくれる。「つみたてNISA」と「iDeCo」、どちらの制度が各個人の投資目的に適しているか、アドバイスが受けられる「つみたてNISA・iDeCoシミュレーション」が便利。つみたてNISA口座内の投信保有で年率0.03%の投信マネックスポイントが付くのも嬉しい。総合口座での取引でも、約定金額の低い価格帯で特に手数料が安いため、将来少額からでも株式投資を始めたい初心者にもおすすめ。 |
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【関連記事】 ◆【マネックス証券「つみたてNISA」のメリットは?】 「つみたてNISA」対象の投資信託が147本もあり、 初心者も安心の資産設計アドバイスツールが使える! ◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得!国内株は無料、外国株も買付が無料のうえ、外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者におすすめ! |
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◆auカブコム証券(旧:カブドットコム証券) | ||||
無料 | ― | 137本 | 13本 | ― |
【auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)のつみたてNISA口座のおすすめポイント】 つみたてNISA対象の投資信託は150本と充実のラインナップ。積み立ては100円から可能で、投資初心者や資金に余裕のない人でも始めやすい。NISA口座(つみたてNISAを含む)の開設者は通常の現物株式の取引手数料が最大5%割引になるのもメリットだ。投資初心者にも、すでに投資を行っている中上級者にもおすすめできる。 |
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【関連記事】 【カブドットコム証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】「つみたてNISA」対象の投資信託は149本と豊富で、現物株の取引手数料が最大5%割引になる特典もあり! ◆「日経新聞」「会社四季報」を無料で読める証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
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◆大和証券 | ||||
無料 | 1.242%以下 | 11本 | 2本 | 7本 |
【大和証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】 投資信託は信託報酬の低いインデックス型投信を中心に絞り込んだ計13本。低コストのバランス型投信もしっかりラインナップされているので、投資初心者でも始めやすい。アクティブ型は「年金積立 Jグロース」など2本。また、つみたてNISAでETFを豊富に取り扱う貴重な金融機関となっている。積立頻度を毎月、隔月、3カ月ごと、4カ月ごと、6カ月ごとから選択可能。 |
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◆野村證券 | ||||
無料 | ― | 4本 | 2本 | ― |
【野村證券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】 つみたてNISAで取り扱う投資信託は厳選された6本だけで、投資初心者でも迷わず選べる。インデックス型は日本株1本、外国株(日本を除く全世界)1本、バランス型2本の計4本で、いずれも信託報酬は最安に近い低コストの投信が用意されている。アクティブ型は好成績で人気の「ひふみプラス」と、ユニークな運用哲学の「コモンズ30ファンド」をラインナップ。 |
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※掲載情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。 |
【2019年12月2日更新!】 ◆NISA口座の株式売買手数料や取扱商品、キャンペーンを徹底比較! NISA投資で利用すると得する、おすすめネット証券はココだ! |
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株式売買手数料 (税抜) |
取扱商品 | NISAでのIPO対応 (昨年の取扱数/うち主幹事数) |
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国内株 | 海外株 | 投資信託 ※1 | ||
◆SBI証券 | ||||
無料 | ○ | ○ 米国株 中国株 韓国株 ロシア株 アセアン株 |
2600本以上 (12月16日より 販売手数料無料) |
○ (88社/11社) |
【SBI証券のNISA口座のおすすめポイント】 ネット証券で口座開設数がNo.1の最大手で、NISA口座では日本株の売買手数料が無料、かつ海外ETFの買付手数料も無料!(売却時の手数料は必要)。米国、中国(香港)、アセアン各国、韓国、ロシアなど、NISA口座対応の海外株が豊富! IPOの取扱が多いのも魅力だ。2019年1月開始の「簡易NISA口座開設」制度に対応、証券総合口座がない状態からの申込でも最短2営業日程度で取引が始められる。2019年からNISAロールオーバーの手続きがWEBで完結できるようになった。 |
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【関連記事】 ◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社! ◆SBI証券のおすすめポイントはココだ!~IPOの多さ&夜間取引、銀行との連携など独自サービスも充実のネット証券最大手 |
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◆マネックス証券 | ||||
無料 | ○ | ○ 米国株 中国株 |
1100本以上 (2020年1月より 販売手数料実質無料) |
○ (50社/0社) |
【マネックス証券のNISA口座のおすすめポイント】 NISA口座では日本株の売買手数料が無料なのに加えて、海外株(海外ETF含む)も購入時の手数料が全額キャッシュバックされる(=実質無料)。NISA口座で国内株の売買手数料が無料になるネット証券会社は複数あるが、海外株(海外ETF含む)の買付手数料が無料になるのはマネックス証券だけ! 他の証券会社と比べてNISA口座での外国株の取り扱い銘柄数が圧倒的に多いのも魅力! また、NISA口座内の投信保有で年率0.03%の投信マネックスポイントが付くのも嬉しい。 |
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【関連記事】 ◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得!国内株は無料、外国株も買付が無料のうえ、外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者におすすめ! ◆AKB48の4人が株式投資とNISAにチャレンジ!「株」&「投資信託」で資産倍増を目指せ!~第1回 証券会社を選ぼう~ ◆マネックス証券おすすめのポイントはココだ!~日本株手数料の低さ、ユニークな投資ツールが充実しているネット証券大手 |
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◆楽天証券 | ||||
無料 | ○ | ○ 米国株 中国株 アセアン株 |
2600本以上 (12月16日より 販売手数料無料) |
× |
【楽天証券のNISA口座のおすすめポイント】 日本株の売買手数料が無料で、海外ETFの買付手数料も無料!(売却時の手数料は必要)。海外株は米国、中国(香港)、アセアン各国と、幅広い銘柄が揃っている。さらに投資信託も2500本以上と充実しており、12月16日から全ての投資信託の販売手数料が無料に。2019年1月開始の「NISA口座開設申込時における即日買付制度」に対応。申込から取引(商品買付)までを、最短で当日中に行える。 |
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【関連記事】 ◆楽天証券おすすめのポイントはココだ!~使いやすいトレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ! ◆【楽天証券の株アプリ/iSPEEDを徹底研究!】ログインなしでも利用可能。個別銘柄情報が詳細で見やすい! ◆スマホでNISAの取引、株と投資信託などを売買できるネット証券のランキングを発表!~主要ネット証券のNISA取引スマホ対応状況~ |
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株式売買手数料 (税抜) |
取扱商品 | NISAでのIPO対応 (昨年の取扱数/うち主幹事数) |
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国内株 | 海外株 | 投資信託 ※1 | ||
◆松井証券 | ||||
無料 | ○ | × | 1100本以上 (12月9日より 販売手数料無料) |
○ (9社/0社) |
【松井証券のNISA口座のおすすめポイント】 日本株の売買手数料が無料で、取り扱っている全ての投資信託の販売手数料も12月9日より無料! 海外株の取扱はないが、強力な銘柄スクリーニング機能を持つ「QUICK情報」や高機能ロボアドバイザー「投信工房」が無料で利用できるなど、情報ツール類が充実。2019年6月から投信ページリニューアル。人気の投信や好成績の投信がすぐにわかる各種ランキング装備、スマホの見やすさ、直接発注など機能が向上した。サポート体制も万全なので、NISAで投資を始める初心者にもおすすめだ。その使い勝手の良さは折り紙つき! |
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【関連記事】 ◆松井証券はどうして投資信託の取扱数が少ないのか? あえて取扱数で勝負せず、松井証券が「顧客に無駄なコストを使わせない」という理念にこだわる理由とは ◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社! ◆松井証券のおすすめポイントはココだ!~松井証券の無料サービスと個性派投資情報を使いこなそう! |
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◆GMOクリック証券 | ||||
無料 | ○ | × | 100本以上 (90本以上は 販売手数料無料) |
○ (1社/0社) |
【GMOクリック証券のNISA口座のおすすめポイント】 NISA口座なら日本株の売買手数料が無料! 投資信託の取扱本数は多くないもののノーロード投信や信託報酬の低い投信が豊富だ。100円から積立が可能なのも魅力。ここ数年、急激に株式市場での売買代金シェアを増やし、個人投資家の支持を集めている。NISA対応ではないがFXやCFDなど商品ラインアップが豊富なので、NISAを入口にさまざまな投資に挑戦したい人におすすめ! |
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◆auカブコム証券(旧:カブドットコム証券) | ||||
無料 | ○ | × | 1100本以上 (700本以上は 販売手数料無料) |
○ (23社/0社) |
【auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)のNISA口座のおすすめポイント】 NISA口座なら国内株の売買手数料が無料、8銘柄のETFも売買手数料が無料! 投資信託は100円から購入が可能。500円から個別株が買える「プチ株」、プチ株や投資信託を毎月積立投資できる「プレミアム積立」もある。NISA口座を保有していると一般口座(と特定口座)の現物株式売買手数料が最大5%割引になる「NISA割」もお得(ただし「プチ株」「プレミアム積立」の場合は通常の手数料が必要)。2019年1月からNISA口座、つみたてNISA口座の「スピード開設」を開始。すぐに取引を始められる。 |
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株式売買手数料 (税抜) |
取扱商品 | NISAでのIPO対応 (昨年の取扱数/うち主幹事数) |
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国内株 | 海外株 | 投資信託 ※1 | ||
◆野村證券 | ||||
139~1905円 (約定代金による) |
○ | × | 1000本以上 (40本以上は 販売手数料無料) |
○ (37社/23社) |
【野村證券のNISA口座のおすすめポイント】 国内最大手の証券会社で、口座数とNISA申込口座数はともに国内ナンバーワン! NISA口座でも一般口座と同じ売買手数料が必要となるが、インターネット取引用の口座「野村ネット&コール」は、店頭での窓口取引にくらべて売買手数料が大幅にお得になっている。また大手証券会社だけあって、投資情報や銘柄分析レポートが豊富で、専門家による数多くの調査レポート動画も視聴可能。さらに、IPOの主幹事数が多いので、本気でIPO投資を狙うならぜひ口座を持っておきたい証券会社だ。 |
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【関連記事】 ◆IPO(新規公開株)の主幹事数・取扱銘柄数で選ぶ! より多くの当選が期待できるおすすめ証券会社 ◆野村證券のおすすめポイントや詳細情報のまとめはコチラ! |
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◆SMBC日興証券 | ||||
125~1500円 (約定代金による) |
○ | × | 1000本以上 (500本以上は 販売手数料無料) |
○ (66社/21社) |
【SMBC日興証券のNISA口座のおすすめポイント】 証券会社でトップクラスのIPO取扱実績を誇る。NISA口座でもIPOに参加できるので、公募価格の数倍になることもあるIPO投資で非課税のメリットを生かしたいなら、口座を開いておきたい証券会社だ。また、500円から株式投資ができる独自サービス「キンカブ(金額・株数指定取引)」があり、NISAの限度額120万円をムダなく使えるのが魅力!サポートツール 「fund eye Plus」も便利だ。 |
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【関連記事】 ◆SMBC日興証券のおススメポイントはココだ!~信用完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」が利用できる |
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◆岡三オンライン証券 | ||||
99~1000円 (約定代金による) |
○ | × | 500本以上 (350本以上は販売手数料を キャッシュバックで実質無料) |
○ (45社/0社) |
【岡三オンライン証券のNISA口座のおすすめポイント】 購入手数料(税込)相当額をキャッシュバックする「ZEROファンド」プログラムにより、実質ほぼすべての投資信託が購入手数料無料となっているのは大きな魅力! NISA口座の株式売買手数料は有料だが、そもそも一般口座(と特定口座)の手数料はネット証券でも割安。NISA対応ではないがFXやCFD(くりっく株365)などの商品ラインナップも充実している。 |
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【関連記事】 ◆「岡三オンライン証券」は1日最大40万円の取引まで「売買手数料が無料」! 資金の少ない投資初心者や株主優待狙いの投資家には、圧倒的にお得! ◆岡三オンライン証券のおすすめポイントはココだ!~個性的な「クライアント型」トレードツールと充実の投資情報が魅力! |
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◆ライブスター証券 | ||||
80~400円 (約定代金による) |
○ | × | 1本 (ひふみプラスのみ。 販売手数料無料) |
○ (5社/0社) |
【ライブスター証券のNISA口座のおすすめポイント】 顧客満足度調査の「ネット証券 手数料部門」で1位を獲得するなど、売買手数料の安さはネット証券でもピカイチ! NISAの場合、売買手数料が無料の証券会社もあるのでNISA口座しか利用しない株式投資初心者にはさほどメリットはないが、NISAをきっかけに長期的に投資を始めたいなら、手数料が安いライブスター証券はおすすめ! |
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【関連記事】 ◆ライブスター証券のおすすめポイントはココだ!~日本株現物手数料はあらゆる価格帯で最安値 ◆【ライブスター証券の株アプリ/livestar Sを徹底研究!】特殊注文&長期間の注文に対応。手数料の安さも魅力! |
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。※1 投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託サーチ機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。 |