最下層からの成り上がり投資術!

新たな株のテーマ「AR/VR」の関連銘柄に
株式市場の資金が集まり始めた!
サン電子、ピクセラなど注目の6銘柄を紹介!

【第197回】 2016年1月26日公開(2017年11月14日更新)
藤井 英敏
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 2015年12月から続き、年初から一気に下落に拍車の掛かった日経平均株価は、一応、1月21日の1万6017.26円で止まりました。

日経平均株価チャート(日足・1年)*チャート画像をクリックすると最新のチャートがご覧になれます。SBI証券HPより

 翌22日は前日比941.27円高、23日は同152.25円高と、今年に入り初めて続伸しました。また、日経平均株価ボラティリティー・インデックスは21日が42.78、22日が41.14と連日40を上回っていましたが、25日には36.03に低下しています。しかし、依然として30を上回っており、投資家が依然として今後、相場が大きく変動すると見込んでいることを示唆しています。これまでの相場急落で、多くの投資家の心、手の内が傷つき、不安が一切収まっていないからなのでしょう。

 また、テクニカル的にも、日経平均株価は25日移動平均線(25日現在1万7998.08円)や75日移動平均線(同1万8716.70円)など、短期・中期の重要なラインを下回っています。基本的には、最低でも25日移動平均線を日経平均株価が上抜き、その後、同線が上向きに転じてこないと、多くの投資家が安心して株を持ち続けることは難しいですね。ただし、これは主力株に関してのことです。

個人投資家はAR/VR銘柄に関心を寄せ
投資資金の流入を加速させ始めた

 足元では、アクティブ個人は、AR(拡張現実)/VR(仮想現実)への関心を高め、実際、同関連銘柄への短期資金の流入が加速しています。2015年12月以降の人気テーマは、「フィンテック、「自動運転」「民泊」「ドローン」「インバウンド」「IoT」「人工知能」「有機EL」「電力小売自由化」などでしたが、ここにきて新たに、「AR/VR」というテーマが加わった感じです。

AR(拡張現実)は、Augmented Realityの略で、人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術です。一方、VR(仮想現実)は、Virtual Realityの略で、コンピューターの中に作られた仮想的な世界を、あたかも現実のように体験させる技術のことです。

 そこで、今回は、その関連銘柄をピックアップしておきたいと思います(銘柄名をクリックすると最新の株価チャートがご覧になれます)。

◎サイバネットシステム(4312)
 2015年10月、比較的安価かつ容易にARコンテンツの作成・配布が可能なARポータルサービス「cybARnet(サイバーエーアール)」の提供を開始。さらに2016年1月より、ソニー(6758)が開発した高機能・高精度なARエンジン「SmartAR(スマートエーアール)」のソフトウェア開発キットの販売を開始した。これにより、エントリーユーザーからハイエンドユーザーまで、幅広いニーズに応える商品・サービスの提供が可能となった。

◎テクノホライズン・ホールディングス(6629)
 2015年10月15日、連結子会社のエルモ社が、Virtual Reality 360°(全天球パノラマ)撮影用カメラシステムにおいて、フランスのVideoStitch社と両社製品の開発及びシステムサポート、グローバル販売での協業を行うことを発表。両社の業務提携により、プロフェッショナル向け新製品開発の相互協力、カメラとソフトウエアの最適化、グローバル市場における相互製品販売を行っていく。

◎サン電子(6736)
 2015年10月13日に業務の効率化を実現する企業向け現実拡張システム「AceReal(エースリアル)」(AR技術を応用した企業向けの業務効率化システム)の開発に着手したことを発表。「AceReal」では出資先の「Infinity AR社」のAR技術と、サン電子と業務提携を行う「Lumus社」から提供される、眼の近くで使用できる透明なディスプレイ装置を応用することで、空間や物体を認識し、使用者の目の前で現実世界とコンピュータ映像を融合させることが可能となる。

◎ピクセラ(6731)
 国内市場向けにコンテンツの撮影からVRシステムの提供までのトータルサービスの開発・拡販を進めることにしており、360度カメラの開発、販売を手掛ける米Sphericam社の間で日本国内におけるSphericam社製品の販売に関する業務提携を2015年10月28日に締結。Sphericam社のカメラソリューションを日本国内で販売展開することで、ピクセラのVRシステムサービスの普及が加速できるとしている。

◎スターティア(3393)
 スターティアの子会社、スターティアラボが2015年12月18日に企業向けAR制作ソフト「COCOAR」のサービス拡充として、3Dコンテツが作れる「studio Safari(スタジオサファリ」を開設。「studio Safari」は、専用の機材や撮影スペースに加え、1つの3Dコンテンツ制作に費やす時開として、ゆとりのある4時開体制(完全予約制)で専任の担当者が付き添いサポート、ARコンテンツを制作する際の最も難しいとされる、3Dコンテンツの制作を支援する。

◎ジグソー(3914)
 ジグソーと資本・提携をするAR技術のリーディングカンパニーである英Kudan Limited.が、「AR/VR エンジン+Unity 3D」を日本国内でリリース、新たにウェアラブル向けAR/VRモジュール分野で共同研究を開始。AR/VRエンジンの超小型軽量化およびLTE通信チップへのモジュール組み込みを行い、メディカル・医療分野のオペサポート、製造業における機器のメンテナンスでの活用を見込んだ取組みを行なう。

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