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2020年7月27日 ザイ編集部

10年超の「連続増配」&業績面も安定している3銘柄!
19年連続増配で配当利回り3.7%と高利回りのKDDI、
利回り低めも業績堅調のユニ・チャームは安定感抜群!

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10年以上も連続増配&業績も安定している注目の「10年増配株」を3銘柄紹介!「連続増配株」に投資する3つのメリットもわかりやすく解説!

発売中のダイヤモンド・ザイ9月号は、大特集「継続こそ企業の実力!【10年連続株】」を掲載! この特集では、10年以上にわたって「高配当を継続」「増配を継続」「増収を継続」「現金の保有割合が高い状態を継続」という条件を一つでも満たす銘柄を「10年連続株」と命名。これまで日本株市場はさまざまな国難に翻弄されてきたが、「10年連続株」には危機を乗り越える“底力”を持った銘柄が多い。そこで、特集では「10年連続株」の条件を満たす注目銘柄を、先の4条件の下に分類してピックアップ。ダイヤモンド・ザイ独自の基準でスコアを付け、ランキング形式で紹介している。

今回はこの特集から、「増配」を10年以上続ける「10年増配株」に関する記事を抜粋! ダイヤモンド・ザイ9月号の誌面では、全部で52銘柄の「10年増配株」を対象として、連続増配年数の長い順にランキングを作成している。ここでは、ランキングの上位に入っている(=連続増配年数が長い)だけでなく、過去10年にわたって業績も安定的に成長している3銘柄をピックアップする
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「連続増配株」には3つのメリットがある!
ほったらかしておくだけで、利回りがじわじわ上昇するのが魅力

10年増配株をチェック!

 「連続増配株」とは、その名のとおり、“毎年連続して、配当を前年よりも増やしている銘柄”のこと。ザイ・オンラインの人気連載「『夢の配当金生活』実現メソッド」でも紹介しているが、「連続増配株」には3つの大きなメリットがある。
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 1つ目のメリットは、業績にそれなりの安定感がある点。長期にわたって増配し続けているということは、配当の源泉となる売上や利益を、しっかり稼ぎ出す力を持った企業であると考えられる。そのような銘柄であれば、安心して長期投資がしやすい。
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 2つ目のメリットは、連続増配を続ける銘柄の場合、その後も増配し続ける可能性が高い点。増配は株主還元を重視する姿勢の表れだが、長期で連続増配している企業は、増配を投資家との一種の“約束”と認識しており、簡単にやめないケースが多い。もっとも、今回のコロナ禍のような想定外の危機に見舞われた場合はこの限りではないが、少なくとも、減配のリスクは低いと見ていいだろう。

 3つ目のメリットは、持っているだけで利回りが上がる点。たとえば、株価1000円で1株配当金が15円、配当利回り1.5%の株を買ったとする。この銘柄の配当金が毎年2円ずつ増えたとすると、10年後に1株配当金は35円まで増え、購入時の株価で見た配当利回りは3.5%までアップする。足元の利回りが低くても、長期で保有し続ければ「高配当株」に化けるのだ。
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コロナ禍で連続増配記録がストップした銘柄も多いが、
リーマン・ショックを乗り越えた銘柄はやっぱり強かった!

 ダイヤモンド・ザイ9月号では、10年以上にわたって連続増配を続ける「10年増配株」にスポットを当てている。まずは、約1年前(2019年6月)時点の「10年増配株」が、コロナ禍の直撃を受けた今期、どのような配当予想を出しているかを検証した。その結果が以下だ。

 市場全体を見たときに、増配予想を出した銘柄は11.0%にとどまっているが、「10年増配株」に対象を絞ると、今期も増配予想の銘柄が46.3%にも及んでいる。今期は新型コロナウイルスの影響で、連続増配記録がストップする銘柄が続出したが、それでも市場平均と比較するとかなり強い。

 さらに「10年増配株」の中でも、リーマン・ショック時にも増配していた“14年以上連続増配”の31銘柄(※2008年に起きたリーマン・ショックは、前年に噴出したサブプライム問題が引き金となっているため、2007年からの連続増配銘柄を抽出)に限ってみると、今期増配予想の銘柄は6割近くに達した一方、減配予想の銘柄はゼロだった。厳しい状況下でも増配予想を出している「10年増配株」は、底力があることを裏付ける結果と言っていいだろう。
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連続増配記録が長いだけでなく、業績面も安定した3銘柄とは?
KDDI、ユニ・チャーム、積水化学工業は大崩れのリスクが低い!

 ダイヤモンド・ザイ9月号では、全部で52銘柄の「10年増配株」を対象として、連続増配年数の長い順にランキングを作成しているが、以下では連続増配年数が長いだけでなく、過去10年の間に増収や増益となった回数が多い3銘柄をピックアップする。連続増配年数が長いだけでも、長期投資に適した銘柄と言うことはできるが、直近で増収や増益の回数が多ければ、ますます安心感がある投資対象と考えられるはずだ。

 なお、以下の表中の「10年配当度」とは、過去に長期間減配しておらず、今後も配当が維持される可能性が高い銘柄を割り出すための指標で、ダイヤモンド・ザイが独自に算出。スコアは100点満点で、得点が高いほど減配リスクが低く、安心して長期投資ができる可能性が高くなる。
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「連続増配年数」が長く、業績も安定している
注目の「10年増配株」を3銘柄ピックアップ!

  連続増配年数 最低投資額 配当利回り 10年配当度 最新の株価
5位 KDDI(9433・東1)
19年 32万円 3.70% 74点
最新の株価情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
【コメント】今後は5Gの拡大で新たなビジネスチャンスを探る局面。金融事業も強化中。業績が大崩れするリスクは低く、安定高配当株として魅力的な存在。
9位 ユニ・チャーム(8113・東1)
19年 47万円 0.69% 82点
最新の株価情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
【コメント】紙おむつの最大手。業績は非常に堅調。早くから海外に進出し、世界的な人口増加で今後も成長の確度は高い。長期的な目線で株価下落時は積極的に狙いたい。
31位 積水化学工業(4204・東1)
11年 16万円 3.00% 71点
最新の株価情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
【コメント】樹脂加工の大手。今期は減益見込みも、自動車関連などの多くの分野で世界首位級のシェア。3年連続、世界で持続可能性の高い100社に選ばれている。
 ※データは2020年7月6日時点。連続増配年数は今期予想を含む。
 ※順位は連続増配年数と配当利回りによるランキングの結果。
 ※銘柄コメントはマネックス証券の益嶋裕さん。

 上の表で紹介した3銘柄は、業種などは異なるが、いずれも事業に成長性がある点が共通している。ユニ・チャームは最低投資額が47万円、KDDIも最低投資額が32万円とやや高めだが、今後「コロナ・ショック」の二番底のような下落局面が到来したときには、積極的に狙ってみてもよさそうだ。

 さて、ここまで発売中のダイヤモンド・ザイ9月号の大特集「継続こそ企業の実力!【10年連続株】」から、「10年増配株」のランキングを一部抜粋した。誌面では、「10年増配株」全52銘柄のランキング結果を公開。今回紹介した3銘柄以外にも、業績面の安定感があり、特に注目すべき「10年増配株」をあと4銘柄挙げているので、ぜひ誌面も併せてチェックしてほしい!
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コロナ禍で不透明な相場環境の中でも注目すべき株とは?
ダイヤモンド・ザイ9月号をチェック!

ザイ9月号

 今回は、発売中のダイヤモンド・ザイ9月号の大特集「継続こそ企業の実力!【10年連続株】」から、一部を抜粋してお届けした。

 ダイヤモンド・ザイ9月号では、ほかにも読みごたえのある特集を多数掲載! 有名個人投資家の座談会や、注目の株主優待株をカタログ形式で紹介する「ウィズコロナ時代の【株主優待】新常識&カタログ47」、10年間好成績をキープする投資信託をセレクトした「10年ずっと成績がいい投資信託ベスト15」は必見だ。

 さらに、コロナ禍の中で開催された株主総会のレポートをまとめた「2020年【株主総会】事件簿」、「村上ファンド」としてその名を知られた村上世彰さんに聞く「コロナ禍での投資の心構え」も見逃せない!

 また、ザイ・ニュース・チャンネルでは「夫婦のおかね、2人に1人は隠し事あり!」「人気加速中のダブルインバースETFって?」をピックアップ! 連載のノンフィクション・マンガのテーマは「【事故物件サイト】大島てるが語るちょっとコワイ話」と、盛りだくさんな内容となっているので、ぜひチェックを!